半世紀の内乱後、三十年続いた平和が失われ、ラキュス湖南地方が戦禍に沈む。
唐突に全てを失い、途方に暮れる普通の人の群像劇。
◆
【現在】◆第五十四章 旧染
退院した魔装兵ルベルは、アーテル領での情報収集任務に復帰する。
終戦の兆
しが見えない中、難民キャンプでは自助の取り組みが進む。
移動放送局プラエテルミッサは、旧ラキュス・ネーニア家直轄領、シェラタン当主の村を経由し、マチャジーナ市方面へ移動する。
首都クレーヴェルでは、新しい国造りが進行する。
◆
人種、民族、宗教、魔力の有無……境遇の異なる者が、状況に翻弄されて偶然、仲間になった。
それぞれの思いを胸に秘め、恩讐を超えて手を取り合い、共に生きてゆく。
平和への道程は遠い。
※ 前から順番に校正中。自分で見た校正済みページと2018/12/29以降の新規投稿はサブタイトルの数字を四桁表示にしています。
見落としがあった場合、お知らせいただけますと助かります。最近低浮上なので対応は少し後になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 12:00:00
9148365文字
会話率:35%
夜間の空襲で、全てを失った普通の人の話。
幼い頃、空襲で生き別れになった家族を避難先で待ち続ける少年の半生記。
「いいか。もし、はぐれても探すんじゃない。神殿で落ち合うんだ」
「迷子になっても、家族みんな、水の縁で繋がってるからね
」
「生きていれば、いつか、どこかで会えるからね」
ぽつんと取り残された明けの明星を見て、あの夜、街を包んだ炎を思い出したが、涸れ果てた涙は戻らなかった。
「すべて ひとしい ひとつの花」の外伝。
半世紀の内乱中から本編の三年前までの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-25 20:00:00
9518文字
会話率:31%
全体的に猫飼いあるある。にゃ~ん。猫はこたつで丸くならない!
執事風の男性「黒江」は、巴准教授に研究室の留守番を頼まれた。
ゼミ生の三田、和坂、国包はいい機会なので、黒江に質問するが、なんとなく話の流れで、普通の猫の生態を説明するこ
とになった。
帝国大学魔道学部で、魔術を学ぶ学生たちと使い魔が織り成す、お堅いけどゆるい日常のひとコマ。
巴准教授の使い魔「黒江」の秘密と、猫飼いの現実が明らかになるお話。
「野茨の環シリーズ」のスピンオフですが、猫がお好きなら楽しめる仕様になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-14 12:00:00
67020文字
会話率:44%
「セ界の白星配給所」ことプロ野球史上屈指の最弱球団、東京新宿イディオッツ。
大便秘打線&爆炎投手陣がガッチリすれ違い、今日も今日とてファンを怒り狂わせるのであった。
※一話完結ですので、どっから読んでも大丈夫です。
※作者的には、最新
話から遡って読んで頂くのがオススメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 06:01:08
2478473文字
会話率:42%
"痕印者(スティグマータ)"――それは身体の一部に幾何学模様の傷痕を刻まれた異能力者たちの呼び名。何事にも熱くなれない男子高校生・赤坂秀彰は『痕印者』と出会い、次第にその強大な力に魅せられていく。退屈だった日常を捨て、自
らも痕印者になりたいと望んだ彼に待ち受けていたのは、壮絶な戦いの運命だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 23:00:00
189503文字
会話率:49%
転校生の山田くんは超イケメン男子。
男女問わず人気者の彼の正体はタコ宇宙人。
そんな事実を知っている地味系女子と、イケメン宇宙人の学園ラブコメディー。
最終更新:2024-12-12 12:00:00
226306文字
会話率:46%
人の心を見て、人の悪意を好み、人ごと食らう化物。
遠い昔に人々は化物を恐れ、とある社へと封印した。
だが、時は流れ――人々は徐々に忘れ、社も古ぼけ本来の意味を知る者はほとんどいなくなった。
そんな折、何も知らない幼子が封印を解く。
人の悪
意を食らう化物と愛情に飢えた幼女のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-05 11:14:55
11863文字
会話率:43%
ご主人様とわたくしはきっと前世で結ばれている……!
と信じている恋する猫。
想いを伝えるか伝えないか、悶々と日々生活しているのでした。
※
今作品は私の作品『月明りの下で~擬人化した同居人~』という作品に関連した作品です。
ですが、内容
を知らなくてもお楽しみいただける内容となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 18:17:56
1884文字
会話率:20%
とある地方都市から上京してきた女子大生、裏見香子。ひょんなことから、廃部寸前の将棋サークルを立て直すハメになってしまう。そこで目をつけたのは、元奨励会員の上級生。将棋に勝てば入部してやると言われたのだが──81マスを巡る大学将棋物語。原則、
木曜の午前7時に更新します。
※前作『こちら、駒桜高校将棋部』(https://ncode.syosetu.com/n8275bv/)の続編になります。
※番外編→『こちら、駒桜高校将棋部〜Outsiders』(https://ncode.syosetu.com/n2363cp/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 07:00:00
1689192文字
会話率:34%
将棋が盛んな瀬戸内海の地方都市、駒桜。そこで繰り広げられる高校生将棋指したちの青春ドラマです。メインの舞台になる駒桜市立高校、県大会の常連、升風、ちょっと落ち目な駒桜北、お嬢様が通う藤花女学園、カトリック系の私立、清心、不良が集う危険地帯、
天堂の6校に、忍者、ロボット、宇宙人、妖怪、魔法使いまで加わって、みんなで楽しく将棋ライフ。群像劇形式で、笑いあり涙ありの本格的な将棋をお届けします。現在、原則月曜更新。朝7時を予定。※前作『こちら、駒桜高校将棋部』(https://ncode.syosetu.com/n8275bv/)の番外編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 07:00:00
2554164文字
会話率:40%
放課後の新聞部に集まった七人の高校生たち。校内新聞の怪談特集だ。夕暮れどきに始まる、学校の七不思議。語り手が六人、聞き手はひとり。七人目の話は無しにしよう。そう決めた彼らは、不思議な物語を紡ぎ始める。
最終更新:2021-03-31 07:00:00
30354文字
会話率:21%
※現在大幅修正中。(最終更新日:2016/5/18)
現在第二章まで修正済みです。そのため、第二章以降の話が繋がっておりません。
大変申し訳ありません。
修正完了時期は現在未定です。
最後に勝利を手にするのは「正義」
カル
ト教団「ビルガム」によるデパート爆破テロ事件。
数千人にも上る被害者を生み出したその事件は、10年の月日を経た今日であっても、人々の心に印象付けられている。
涙ながらにデパート跡地に花を添える者。
ぼんやりと連日テレビで放送されているテロ事件の特集を眺める者。
16時30分。
多くの国民がその瞬間に犠牲者を悼み黙祷を捧げる。
そんな中、とある事件が密かに幕を開け始めていた。
「青薔薇連続殺人事件」
残虐な遺体の傍に手向けられる青い薔薇の花束。
次々と殺されていく権力者達。
浮かび上がる20年前の女児殺害事件と10年前のテロ事件。
一体、誰の陰謀によって青薔薇連続殺人事件は起こっているのか。その真相を暴くことは、一体何を意味するのか。
20年前に殺された当時5歳の少女「緒方倫子」と、その犯人として逮捕された当時15歳の少年「峰村帝」。
事件を追う中で幾度となくその名が登場する彼らは、一体ーーー?
アメーバブログでは連載打ち切り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 07:00:00
461051文字
会話率:33%
2001.9.11アメリカ同時多発テロ以降、書き綴った詩
最終更新:2024-12-10 22:42:03
21024文字
会話率:6%
僕の出会う世界はそのときどきに姿を変える。変転し続ける世界の中で、僕たちはどんな風景を見ているのだろう?
最終更新:2023-12-29 10:56:51
39155文字
会話率:5%
僕は日常生活の中で、様々な風景に出会う。それは寒々としたものだったり、胸が温まるものだったり、怒りに満ちたものだったりする。それら、ひとつひとうを集めて、僕と言う総体があるのだ。だが、その僕自身である総体も常に移動し変転する。だから世界の風
景も相対的なものだ・・・・・・僕はそう思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-20 17:30:47
29759文字
会話率:4%
優しい少年山川渡海雄とアクティブな少女明星悠宇は夏の日に出会った。すぐ友達になった二人だが、いくつかの偶然が重なった結果はるか宇宙の彼方より訪れた侵略者から地球と人類を守るために頑張らないといけなくなった。敵が襲来した時、二人は勇気を具現化
したエメラルド色の瞳を持つ戦士となり主に徒手空拳で、時には心身を一つにして巨大ロボットを操縦するなどしてこれと戦う。長く辛く苦しい戦いのさなか、二人は互いに愛を語りながら心を支え合う。
ワールドカップを前にしてラグビー熱の高まりに乗じて執筆された明朗学園4コマ漫画『1 or 8』も2019年4月頃から連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 20:17:19
2139137文字
会話率:85%
始まりは2012年。備後尾道を本拠地とするサッカークラブに一人の男が入団した。彼の名は荒川秀吉。ボールひとつを道連れに世界中で戦ってきた幻のストライカーが日本への帰還を果たしたのだ。そこから色々あって2015年からは1部リーグに昇格し、新た
なる戦いが始まる。
かつては1ヶ月に1回のペースでまったり投稿していましたが今は不定期更新となっています。更新出来ると思ったら積極的に更新していきます。それなりに長く続けてきただけあって話数はかなり多いですが基本的には短編が連なっている形式なので読みたいところから読めるようになっています。登場人物に関してはその年ごとに名鑑という形であらかた網羅されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 21:30:51
1236016文字
会話率:44%
近所で相撲大会が開かれるので暇な大学生の私は見物することにした。ほとんど名前も知らない小学1年生たちの取組が延々と続き、いつしか私はそれに熱中していく。なろう界初、ではないものの極めて珍しいであろうと自負している相撲を主題に据えた小説。
最終更新:2012-10-06 21:10:24
16541文字
会話率:5%
気弱で冷めている故か、学校でも存在が薄く目立たない黒沼乃有真(くろぬまのありま)
密かに憧れを抱いている人はいるも片隅で眺めるだけ、高校生になったものの何も変わらない、変われる訳がない...... 陰鬱とした思いで毎日を過ごしていたそんな
折、ある転機が。
放課後、教室で一人居残りで宿題をしていたのち一段落がついた所で顔を上げると辺りは薄暗くなっていた。さすがに誰もいないか、と薄暗い教室内を見渡せば男子の注目の的、もとい自分の憧れである女子生徒(芽森文音)が居残っていたことに気づく。彼女は気持ち良さそうに寝ているが時間が時間だ、起こした方が良いのかどうか迷うものの......
『――明日の昼休みに理科室にきて――』
主人公にならざる者、黒く滞っていた彼の日常にある変化が訪れゆく。
(雰囲気に重きを置き執筆しています。ラブコメの主人公ではなく、その友人でもなく、クラスで目立たない男の子による恋愛物語です)
#投稿は未定で不定期更新です
PS、ブックマーク(pt評価)して下さった方ありがとうございます。
指摘感想を受けました故、誤解を招かないようタグ内にアンチテーゼと追記。
詳細は活動報告にて記載いたしました。
目を通して頂けますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 15:34:34
674546文字
会話率:31%
十三歳で剣術の名門の家督を継いだ女当主シェルシェ・マントノンの道場経営記です。彼女の謀略に巻き込まれたり便乗したりした剣士達も含めて群像劇の形式で物語は進みます。
「勝負はまだまだこれからです。逆にマントノン家がフィットネスクラブの存続を
脅かす様になるまで頑張りましょう」
※シェルシェとその二人の妹は「逃げ足道場 ~私を面倒事に巻き込まないでください~」、「逃げ足道場 外伝 ~昔々、山奥の道場で~」にも登場します。これらの物語を読んでいなくても大丈夫ですが、読んでおいた方が早く理解出来ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 09:08:58
703596文字
会話率:54%
娘のアリッサ・スルーに丸投げして事実上の託児所になる前、国家的英雄ヴォーン・スルーが(何もしない)道場主だった頃の「逃げ足道場」は無職ニート、もとい武芸者達の楽園だった。
道場経営に多大な貢献をした老武芸者曰く、
「ここは武芸に夢を見る
者達の現実逃避の場じゃよ」
「しかし、ただの現実逃避の場ではない」
「どの様に使うかは、自分で決めればいい」
「一番大切なのは、自分で考えて選択し、それに邁進する事じゃ」
そんな夢の様な約二十年間のハートフルな物語。
もしくは、そんな問題のある大人達の中で育ってしまったアリッサの成長記録。
※本編「逃げ足道場 ~私を面倒事に巻き込まないでください~」の前日譚に当たりますが、本編を読んでいなくても大丈夫です。
※※「逃げ足道場」はフィクションです。太極拳、八極拳、ムエタイ、カラリパヤット、空手、柔道、ブラジリアン柔術、システマ、合気道、剣道、フェンシング、スポーツチャンバラ、パルクールなどとは一切関係ありません(震え声)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-12 19:09:19
596297文字
会話率:45%
「逃げ」をモットーとする武芸者の娘アリッサが、様々な面倒事から逃げるだけの為に戦う、後向きバトルコメディーです。
「相手を倒すことはただの手段で、あくまでも第一の目的は、『逃げること』だと言うのですか?」
「そうです。身に迫る危険から、全
力で逃げて逃げて逃げまくるのが基本です」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-02 19:36:15
100811文字
会話率:60%
和希(かずき)は今は女の子だが、前世の記憶を持っている
その前世の記憶をうまく折り合って生きている少女だったが、一人の少女に詰め寄られて、自分がどうやら前世の自分が乙女ゲームと呼ばれる世界のキャラだった事を知る
しかし、それを知ったところで
彼女はもう攻略キャラではないのだが、しつこい自称ヒロインによって無理やり思わぬ展開のストーリーが進み始めるのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 00:00:00
331649文字
会話率:63%
現在、アルファポリスにて連載中の作品です。
私の名前は高田友梨(たかだゆうり)ごくごく普通の高校三年の女子高生です。
そんな私はある日を境にある事件へと巻き込まれてしまう。
そこで、私は三人の異性と高校一年の性格のきつい妹と中学二年の天然
の妹共に日常を取り戻すゲームが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 00:00:00
170108文字
会話率:64%
大人になり切れない高校生の時に双子の片割れを失う涼也だったが、成人してそして、社会人となってから一つの本とその作者と出会う。
片割れの死の原因を知った涼也はショックのまま帰路に着く中、幼き命を守って亡くなってしまう。
しかし、何の因果か彼は
中学生まで若返る+α(TS)。
その時…彼の運命は大きく変わってしまう。
今度こそ双子の片割れを失わないためにも、涼也は理を歪める覚悟を決めるのだった。
アルファポリスで同じ話を載せておりますが、あちらはBLもので、こちらはNLになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-15 00:00:00
4043文字
会話率:52%
〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真
に受けないでください。とくに年配の方。この物語の登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 12:26:11
5715902文字
会話率:2%
『私』やその友人達が体験した百この怖い物語。※前書きと後書き含めて百二話予定。
最終更新:2024-11-09 09:12:39
81273文字
会話率:10%
とある観音寺のお膝元の商店街。そこに彼女・佐伯雪乃はいた。アラサーで無職ではないが、不規則な生活をしている彼女は、所謂、職業・霊能者ではない。が、人ではない“彼ら”を見ることが出来るそんな女性である。そんな彼女の日常の物語。※不定期連載です
。※実在の場所は出てきますが、細かい点は創作です。※例えば、佐伯雪乃の住む雑居ビルのモデルは作者の地元だったりします。※また、某ジャンプ漫画の魔法律程度には、霊能者は認知されてる状態な現代モノです。※ピクシブで別名義でアップ中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 18:00:00
19313文字
会話率:20%
当たり前なことが、それも一つの『青い月』。少々、歳の差がある幼馴染の佐々木由貴と沢水咲良。お互いが、お互いのことがそう言う意味で好きなのだけれど、今の関係も壊したくない二人。そんな二人のお話。 ※真麻一花様『大団円ハピエン企画』参加作品。
最終更新:2016-02-19 13:00:00
6157文字
会話率:18%
俺の学校には加藤来音先輩という、読モをやっている超絶美人のギャルがいる。
オタクの俺からすれば加藤先輩は別次元の存在で、俺と加藤先輩の人生が交わることなど、一生ないと思っていた。
――だが、まさか親の再婚で、加藤先輩が義理の姉になるとは……
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 21:00:00
7590文字
会話率:44%
俺は持ちネタである「ブイブイヤッホー!」というギャグで、いつもクラスを沸かせている。
そんなある日の放課後。
廊下でこちらに向かって歩いて来る友達に、曲がり角の陰から不意打ちでブイブイヤッホーを放ったところ、そこにいたのは、氷の女王の異名を
持つ氷川さんだった――!
――だが。
「私を、熱森君の弟子にしてもらいたいの! 私に、ブイブイヤッホーを伝授してくださいッ!」
「……なっ」
それがキッカケで、何故か氷川さんは俺の弟子になりたいと言い出し……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 21:01:35
6797文字
会話率:50%
「えー、今日は転校生を紹介する。さあ、自己紹介して」
「は、はい、田中実といいます。よろしくお願いします」
「「「よろしくー!」」」
ホッ、よかった。
みんなイイ人っぽくて。
初めての転校で内心凄く不安だったけど、これならやっていけ
そうだ。
「田中の席は窓際の一番後ろの席だ」
「あ、は……い!?」
その時だった。
僕の目は、僕の席の隣に座っている、一人の女の子に釘付けになった。
その子がまるで絵画に描かれている女神みたいに綺麗だったのもあるが、それ以上に僕を驚かせたのは、その子が鋭い二本の角が生えた兜を被り、背中には真っ赤なマントを羽織っていることだ。
どこの覇王様ですか!?!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 21:07:39
5001文字
会話率:36%
中学三年生の男の子・怜と、その恋人・環の日常を描いたラブ・ストーリー。ただし、ご注意ください。ラブ・ストーリーではありますが、この物語のヒロイン(ズ)は、難病に侵されたり、記憶を失ったり、身ごもったり、兄に道ならぬ恋心を抱いたり、異世界出身
だったりはしません。つまり、非日常的な要素はほぼゼロです。それでも良いという方だけお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 23:00:00
1193799文字
会話率:58%
中学三年生の小宮山結子には、同い年で幼なじみの男の子が一人いる。岩瀬大和。結子にとって、大和は単なる幼なじみで、恋愛感情などは微塵もない。結子にはちゃんとカレシもいる。しかし、二人の仲を疑う向きも多く、その一人が大和のカノジョである片桐明日
香だった。ある日、結子は、ひょんなことから明日香に対して、「大和のことなんか何とも思っていない」と弁明することになるが、それに対する明日香の答えは平手打ちだった。そこで、結子は、決心する。「大和との仲をこれ以上疑われないようにするために、大和とは絶交しよう!」と。そうして、いざ絶交してみたところ、返って大和のことを想っている自分が意識されて、結子は苦しむことになる。結子のカレシである本田恭介も巻き込んだ、四角関係の結末やいかに。
※幼なじみへの微妙な感情を、ビミョーに描いた物語。「幼なじみ」という言葉からしばしば立ち昇る甘やかなものは、このお話ではかなり奥床しく香っています。紳士淑女にオススメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-05 11:00:00
178375文字
会話率:43%
満月の浮かぶ静かな夜。久遠かなたは音を聞いた。普段の生活からは聞きなれない不思議な音だった。よしておけば、いいのに。僕はその音が気になった。
ふらふらと導かれるように公園の中に入るとそこには――――
――刀を持った女の子とそれと戦う小さな女
の子の姿が。
刀を持った女の子は僕を見て、逃げ。小さな女の子は自らを“吸血鬼”と名乗る。
彼女曰く、彼女は記憶がなくて。けれどもとても優しく、とても強い。……だけど子供。
僕の危機を救うため、彼女は僕の血を吸い、力を振るう。
それは“本物”の“吸血鬼”の力だった。
そして、僕もまた“本物”の“吸血鬼”へと――。
吸血鬼になってからかなたの毎日は変わった。
変態シスター。ヤンデレクラスメイト。天然吸血鬼。
色んな異常に振り回されながら、日常を生きる学園ラブ・コメディー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 08:05:52
812113文字
会話率:31%
僕と照れ屋さんな彼女の話。
最終更新:2015-08-13 11:02:39
825文字
会話率:4%
退屈な日々を過ごしていた高坂慶介。バイトをしてコンビニ弁当と酒を喰らうだけの生活をしていた高坂が家に帰ると一人の少女が汚い自宅ですやすやと寝息を立てていた。
出て行けと言うとその少女はおもむろにハンドガンを手にした。ただのメンヘラ女かと思っ
たのに、その少女は自分のことを天使だと言って「あなた、生き返りたくないですか?」と続けた。
天使曰く、生き返るための試練とは“生き返りたい”と強く望むこと。試練を望んだ俺は走馬灯のように思い出す。それは26の俺が18の少女と過ごした日々。女子高生の売春婦と過ごした大切な日々の想い出。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-31 08:02:16
114501文字
会話率:39%
主人公は化物に襲われ、
魔法少女に命を救われる。
魔法少女の実在を知り、化物の自主警戒を開始する。
主人公に義務はなかったが、それでも監視を続けた。
そして、ある夜。
美味そうにツバを飲み込み魔法少女を眺める黒幕が現れる。
化物をワザ
と倒させ、レベルの上がった魔法少女を狩ると黒幕は語る。
経験値は心臓が止まるだけで取得可。だから少女は何度も殺される。
レベリングに退屈したなら、少女の体を壊して楽しむもよし。
太ったガチョウの肝の味を思い浮かべるように、魔法少女の結末を語る黒幕に恐怖した。
何故、魔法少女を助けるのか。
これがあらすじである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:41:42
529810文字
会話率:38%
甘莉 丈太郎はある日《神》と呼ばれる存在に招聘された
ゾンビウィルスによるパンデミックを終息させるワクチンを開発する者を支援してパンデミックを終息させる事を依頼されたのだ
その為に5つの願いを叶えるのを引換に彼は了承した
金と技術、魔法
を武器にゾンビパンデミック所か世界の歴史まで俺は変えてやる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 22:48:17
966869文字
会話率:32%
『早く陽季の家でデートしたいから、炬燵と蜜柑と干し芋と日本茶と昼ドラを用意してよね』
『なかなかの渋いチョイス…………了解です、お姫様』
『姫じゃない。あと、陽季の膝枕は必需品だからね』
♪2018/12/8 PV130,452アクセス
ユニーク18,638人
ありがとうございます\(^o^)/
『用心棒貸し出します』
首都圏から外れた閑静な住宅街に紛れるようにしてその店はある。
しかし、程々に治安の保たれたこの現代に『用心屋』に用心棒目当てで来る客は殆どおらず、来るのは雑事の依頼ばかり。
そして、その雑事を今日もまたロリコン店長及び魔獣の幼女、多分常識人である店長の弟、自称ドSの金髪美青年、見た目は子供で中身はおじいちゃんの悪魔少年がこなしていた。
※何よりもまず、がっつりBLが入りますのでご注意
※日常:シリアス=6:4
※一応、章ごとに完結
※幼女を愛でる、ノロケを聞かされる、魔法使ったり斬ったり撃ったり流血沙汰になったり、にご注意
※ハッピーエンド推奨してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 06:17:27
1593269文字
会話率:45%
『あ、傘忘れた……って先輩、何ですか?……嫌ですよ!相合傘なんか!絶対にっ!!』
♪2016/06/11 pv31,826アクセス ユニーク7,538人
ありがとうございますm(__)m
『曲がったことが許せないのは分かるよ。だけど、だ
からって無闇に首を突っ込んだら危ない』
と、言われたことがある。
あの事件で僕はやっとこさその意味を理解したはずだった。
だけど、今、僕は怖い兄ちゃんに囲まれている。なぜだろうね。
この不幸な1日から僕はあいつに出会ったんだ。この出会いが幸運になるか不幸になるかは分からない。
いや、でもさ、絶対に不幸だと思う。だって、初対面であんな…あんなことをするやつなんて…!!
*この作品はBLです。拙い文章で誤字脱字があると思いますが、温かい目で見守ってくださると嬉しいです。「啼く鳥の謳う物語」と若干コラボしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-24 02:11:23
196091文字
会話率:38%
七夕といえば、『恋人同士には欠かせないラブラブイベント!』なんだけど……――
今回は蓮が中心となります。
*連載中作品『啼く鳥の謳う物語』の番外編です。阿呆と変態がBLワールドを微かに作っているので注意!
最終更新:2013-07-07 10:29:13
4486文字
会話率:69%
ヒメ「むかーしむかし、ある所に」
ヨル「唐突になにかはじまった!?」
ヒメ「おじいさんと、莉乃さんがおりました。おじいさんは布団で仰向けに。莉乃さんはおじいさんの股ぐらを――」
莉乃「なあああ――――っ! あたしを勝手を穢すなあああ――っ!
」
冬葉「ねえねえ夜夏くん、莉乃ちゃんはまたぐら? になにをしようとしたんだろう。わかる? 夜夏くんは」
ヨル「え? ああ、まあ夫婦だし、全身マッサージでもしようとしたんじゃないか。股間節は血流が溜まりやすいし」
冬葉「なるほどー。夜夏くんはくわしいね」
南雲「そうなんだぁ~。莉乃ちゃんはやさしいんだねぇ~」
莉乃「あれ? あたしのイメージよくなってね? あれ?」
ヒメ「ふふふ、さすがヨル。侮れんわ! 続く!」
ヨル「続かせねぇよ?」
屋敷の庭あるいは屋敷内で僕ら五人は毎日のようにいろんなことをして遊ぶ。つまんないことでも誰もが羨むことでも。でもそれは一人じゃ楽しくない。みんながいて、初めて成立するもの。さて、今日はなにをするのやら。これは僕らにとっての当たり前な日常で在り続けていた平凡記の続編である。
※キャラクター紹介は前作でやっているので、手間がかかると思いますがそちらをご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 23:27:34
152752文字
会話率:51%
『十年間ボタンを押してはいけない』
ひょんなできごとから地球を破壊するボタンを託された大のおっぱい好きの主人公――里仲晰(さとなかあきら)。
報酬は莫大な富。
八歳でありながら、お金目当てで引き受けたのはいいものの、やっぱりそう簡単に
はいかなくて――。
十年目の節目を迎え、約束の期限まで一ヶ月と迫ったある日。対策万全の晰の前に最大にして最後の試練が待っていたのだった。
誤字や率直な感想があれば、ぜひお願いします。
2020年7月20日追記。
元からの削除は致しません。応募次第、タイトル本文の差し替えを行います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 00:01:11
130697文字
会話率:43%
中学三年の冬。受験や卒業式を控えた学校に「第二手芸部」なる部活が存在した。
そこに属する部員は三人――
金髪が煌びやかな、ハーフでツンデレロリの金色イヴ。たれ目で見た目のとおりおっとりした、世間知らずの巨乳お嬢さまの大和緩。
そして、部長
で赤毛が特徴的な少年、境心一。彼は、大をとおりこしているほどの「パンツ信仰者」で、スカートめくりや覗き、胸やお尻を揉んだり、好き放題する男だった。
他にも正義感の塊で、心一の幼なじみの生徒会長、淡瀬護流。純真無垢の心一の妹、心愛(小五)。
そんな日常に心一は、満足していて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-24 17:34:46
43832文字
会話率:52%