第1万回聖竜祭前日、少女リーネは婚約者である王太子リックから婚約破棄を宣言される。
それを大人しく受け入れた彼女だったが、王太子は知らなかった。
実は彼女は王国、いや人類とある契約を行っていた。
彼女はその契約を行う直前、王太子
の新たな婚約者である侯爵令嬢に、新たな契約を持ち掛けられた。
本小説は、以前アップした、【婚約破棄された少女は、契約を執行する。】の改訂版になります。
登場人物や設定は同じですが、流れ等かなり変わっていますし、なにより結末が全く違うものになっております。
どちらも読んでいただけると、幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 14:00:00
7330文字
会話率:30%