飛び降り自殺を強要された僕。だがそのストレスにより、僕の心の中に眠る裏人格が覚醒した! 気弱で無力な僕とは対照的に、ドSで俺様系の裏人格は、僕をいじめていた奴をボコボコにし、女子を虜にしていく。これは僕の……いいや俺の。復讐と青春の物語だ。
最終更新:2022-03-14 09:04:34
22255文字
会話率:56%
幼い頃から、いじめを受けていた僕ロアは、ひ弱な14歳の男の子だった。
村にいた頃は村長の娘である姉妹から、ビンタをされてたし、裸足で踏まれていたし、おままごとでいつも赤ちゃん役を強制されていた。
まるで地獄だった。
だけど、幼馴染のラフィ
ネがそんな僕をいつも助けてくれて、守ってくれていたのだ。
彼女は僕にとってお姉ちゃんのような存在で、黄金の髪を持つ彼女は王女様のように綺麗で可愛い女の子だった。
僕のスキルがないと分かった時も、彼女は言ってくれたのだ。『大丈夫だよ! 私があなたを強くしてあげるから!!』と。
それから、数年が経ち……。
今の僕は、ラフィネに熱々に熱された蝋燭のロウを、ぽたりぽたりと垂らされていた。
「あ、あつい”よぉ……! 許してよぉ……”!」
「我慢よ?? これも強くなるための、大事なことなんだからっ」
そう……。
王女様のように可愛らしかった彼女は、今や嬢王様のようになってしまっていたのだ。
実は歪んでいた彼女は、斜め上の鍛え方で僕を強くしようとしていて、毎日僕にきついお仕置きをしてくるんだ。無力な僕は情けない声をあげることしかできない.…。
そして、終いには僕はダンジョンに置いていかれる始末。「これも強くなるための試練よ!」とまるで捨てられるかのように、僕は一人、暗いダンジョンに放置されてしまった……。
そんな時、その場で出会った少女が僕のことを助けてくれて、その後、僕は彼女のお家でお世話されることになる。
一方その頃、ラフィネはというと……僕が死んだと思い、虚な目をして僕の亡霊を追い求めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 00:12:04
25321文字
会話率:40%
『わたしの周りで、最もこの世から消えるべきものは何でしょうか。一番汚いものは、何でしょうか』
綺麗なものがひとつ生み出されるたび、汚いものがひとつ失われていく。そんな<法則>が現れた世界。
クラスメイトの本浄瑠璃は、勉強も運動
もできず、教室でも孤立していた。
何の取り柄もない彼女には一つだけ趣味があった。写真を撮る時だけ、彼女は自分の存在を実感できる。僕は写真を撮る彼女を見るのが好きで、彼女と一緒に出かけるようになった。
しかし、そんな彼女が綺麗な写真を撮るたび、<法則>によってひとつ汚いものが失われていく。
初め、彼女が何を失っているか知らなかった。どうせ要らないものだから、考えなくてもいいと思ったんだ。けれどそれは僕にとって、見過ごすことのできないものだった。
失うことを望む彼女と、彼女に寄り添う無力な僕。
世界に見放された少女の逃避行、その果てには何が待っているのだろう。
(この作品は
https://kakuyomu.jp/works/16816452220116100477
https://note.com/summer_lights/n/n932c21c99921
にも掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 21:00:00
102889文字
会話率:35%
13年前、悪い能力者で溢れかえっている世界を救うために形成された聖騎士という九人の人々がいた。しかし、この13年間で九人の聖騎士は行方を立ってしまった。
今、新たにザーラ・キシマという一人の影の能力者が聖騎士を結成しようとしている。
この1
3年間で生まれた子どもたちを、平和な世界に生まれた第二世代の子と言う。
しかし、本当に悪に染まったのはある転生者がこの世界にやってきてからだった..それを知るのはまだ先だ。
主人公、ゲンは生まれた時から無能力だが、聖騎士になるために悪を倒すことを誓っているが。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 16:34:49
2683文字
会話率:64%
"普通に生きて、普通に死んでみたかった"未練とも言えない思いを抱えたまま。世界が暗転する。
まだ、音が聞こえる。ありがちな会話が。すすり泣きの声が。諭すような優しい響きが。
見ず知らずの誰かの、英雄譚の始まりの音が聞こ
える。
病弱な少年は、他者の転生に巻き込まれ、人知れず、生きあがく。
これは誰かの英雄譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 00:37:37
58023文字
会話率:19%
ある日、子供を庇って死んでしまったリキヤは、不思議な空間で出会った女性に導かれ、ワールドと呼ばれる異世界へ転移する。
その異世界は、多くの転生又は転移した人間や元々存在した他種族の者が蔓延り、そこでリキヤは魔王討伐とモンスター排除の為に冒
険者になる。だが、そこで待ち受けていたのは彼の思いとは裏腹なものだった。
奴隷制度、種族間抗争、裏切り、それを目の当たりにするリキヤは何を思い、どう行動するのか?人間の醜さや種族間の葛藤。様々な思いが幾つにも交差する。
最初に見つけた村に入ったことが全ての始まり。ただそこにあったから、転生したばかりだったから、入っただけだった。それが全ての間違いだった。
そしてリキヤは、与えられたステータスと血のにじむような努力で成長し、異世界を救う主人公成長ファンタジー!
優しいリキヤは強くなり、世界を知り、何を思うのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 23:23:05
11643文字
会話率:1%
高校生を卒業する僕は三年続けてきた居酒屋のアルバイトから晴れてバイトリーダーに昇進する。その日は張り切って出勤する。でも今日は通常営業なのに何もしていないのに突然店長に呼び出しを食らう。呼ばれた先にはこの街並みと似合わない小学生くらいの女
の子がいた。
行き場のなかった女の子に対し店長命令でそのお世話役を命じられる。何も無かった僕と少女との出会いに何の意味があるのだろうか。情けないくてちっぽけで無力な僕が少女を通じて成長する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 18:12:50
72362文字
会話率:40%
アルフォンスはエルザに密かに想いを寄せていた。しかし、レジタリア王国の第二王子であるアルフォンスが、花涙人であるエルザと結ばれることは不可能に近い。なぜなら、レジタリア王国では、花涙人は彼らの特殊な身体のせいもあって、見つかれば奴隷のような
扱いを受けてる可能性がある。それほど、レジタリア王国の人達の花涙人に対する扱いは酷かった。
そんな中、レジタリア王国第一王子の成人式の日に事件が起きて…
これは、愛する人を守るため、そして、平和な国を作るために奮闘する、アルフォンスとエルザの物語
◇◆◇◆◇◆
※これは異世界物ではありますが、転生者ではありません。
※アルフォンスとエルザの二人主人公のつもりで書いております。
※内容がシリアスそうなので、作者的にはアルフォンスとエルザをいちゃいちゃさせたいなと思っております。
※これは作者の処女作です。良ければ温かい目で見守っていただけると…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 19:33:22
2296文字
会話率:24%
図書室で出会った彼女は少しだけ変わった人だった。僕は別に気にしてないし、ちょっと羨ましいとすら思っている。だって彼女の世界は光にあふれていたから。
でもそんな彼女を異常と思う奴もいて嵐のように暴れるんだ。
無力な僕に出来る事はあるのかな。
最終更新:2018-03-03 19:02:37
11259文字
会話率:35%
見事にプロポーズを成功させた絋(ひろ)は彼女を幸せにすると約束をする。プロポーズを決行したその日、絋と彼女は不運にも死んでしまった。謎の場所へやって来た絋は彼女が転生したと聞き、自らもその世界へ転生を果たした。絋はもう一度彼女との幸せを掴
む為に異世界で旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-29 06:15:58
85020文字
会話率:64%
NPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)である僕らの生きるゲーム世界を襲った未曾有の危機が去った。
相変わらず僕の右隣には闇の魔女ミランダがいて、左隣には光の聖女ジェネットがいる。
平和になった僕らの世界では女子キャラがその衣装美を競
い合うコンテストが開催されることとなり、ゲーム内でも屈指の美少女キャラであるミランダとジェネットも参加が決定。
だけど彼女らの衣装チェンジのために送られてきた装置が不具合を起こして、見るも恥ずかしい珍騒動が巻き起こる。
無力な僕に出来ることはあるのか!
脇役であるはずのNPCたちの活躍を描いた『だって僕はNPCだから』の後日譚・短編。
相も変わらぬ馬鹿騒ぎをお楽しみ下さい。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-16 23:33:44
6892文字
会話率:25%
無力な僕と魔法使い。
最終更新:2016-10-20 05:24:11
267文字
会話率:0%
人なんて助けられない。無力な僕には助けられない。ごめんなさい。某日の夕陽に、懺悔。
最終更新:2015-08-13 21:09:00
683文字
会話率:0%
異世界に迷い込んだ、二人の男女。
流転する運命に弄ばれ――彼らは――
「お前、自分の女を助けたいんだろ? なら俺がお前を助けてやる」
「唯笑(ゆえ)、笑ってくれ。な? 唯笑は、笑ってなくちゃいけない? そうだろ?」
「ユウちゃん……教えて
よ。狂ってるのは、私なの? それとも、この世界なの?」
ただ一つ、出来ることがあった。
狂ってしまった彼女に対して、無力な僕にも出来ることが。
*異世転移ものですが、ファンタジー要素の少ない世界観となっております。
*直接的な残酷描写は控えておりますが、暗い物語が苦手な方は御注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-03 07:13:08
49808文字
会話率:26%
僕は友達の前島くんと、突然異世界へ。
そして気がつくと目の前には「食人鬼(オーガ)」の群れ。
武器は前島くんの持つ棒っきれが一本。どうする気、前島くんっ!?
って、どうしてここで君は「食人鬼」に向かっていくんだっ!?
そんなことしたら僕が
死んじゃうよ!!僕には武器も何もないんだよっ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-18 19:28:10
3431文字
会話率:32%
「生きている意味がない」
死崎レイはいつもその言葉を言っていた。そんな彼に生きている意味が生まれた。
その夢はまるで魔王のような夢であった。
最終更新:2011-08-18 14:23:50
3059文字
会話率:52%
彼女の部屋で、彼女と向き合う僕。彼女を前にして、どうしようもなく無力な僕。すべてをさらけ出すことで、自分という人間を見つめる。
キーワード:
最終更新:2006-01-25 13:34:04
867文字
会話率:43%