なんか先日盛り上がってた「ホラーは小説と相性が悪い」についてをそのまま語ったら多分熊は焼け死ぬので、もうちょい限定的に「ホラーは小説と相性が悪い」と語ってみたエッセイです。果たして熊は生き残ることが出来るのか! 結局感想欄で焼け死ぬのか!
そんな、いかにして危険牌を無難に通すかにこだわって書いたチキンレース的エッセイ、どうぞご覧ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 11:03:47
2038文字
会話率:0%
夏の暑い日盛り、一人の少年が氷を売りにやってくる。そこへ身分の高そうな女(貴女)とその侍女が現れる。貴女は少年に氷を求めるが、少年の削り落とした氷は、真っ黒である。貴女は少年に綺麗な氷をと催促するが、削る氷はどうしても黒くなってしまう。貴女
はそんな少年を責める。と、少年は何事かを決意したように貴女の手を引いて走り出した。紫陽花が川沿いに咲く場所へ。
泉鏡花が愛した紫陽花をモチーフにした色鮮やかで清冽な小品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 09:11:13
3201文字
会話率:11%
日盛りの道端に男が倒れている。私はそれに声を掛けた。生きているのか、死んでいるのか。男はおもむろに顔を上げ、私の目を見てこう言った。「悪いが、君には無理だ」それっきり動かない。何が無理だと言うのだろう。なぜ無理だと言うのだろう――。夢オチ
に終わる短編です。流血にご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 13:25:48
1467文字
会話率:20%