人ではないモノの力と感性を持つ少年少女が、何のために生きて力を振るうのか、逃れられない性質と理想に葛藤しながら、人間らしく変わるために何をすればいいのかを探す物語。
花街の自警団に所属する少女、志乃は妖雛(ようすう)――人間でありなが
ら、妖怪でもある希少な存在。人外由来の能力を持つが、共通して興味索然とした部分を持つ彼ら彼女らは将来、道具として都に徴兵され、〈物の怪〉と呼ばれる異形と戦わなければならなかった。
畏怖も忌避も、道具と見なされることも笑ってあっさり受け入れ、徴兵の日を待っていた志乃だが、他者から「先生」と仰がれる初老の男性、直武の旅に同行することが急遽決まる。その旅は、彼女ともう一人の妖雛を育てるための旅だった。
「君たちは、意思なく志も無い道具ではない。人間だ。だからこそ、灯火を得て進まなければならない。掴みとりたいものと、そこまでの道を照らす灯火を見つけなさい」
――進む道を照らす火は、自分で灯さなければならない。
これは心の灯火を得るまでの、そして、空虚な半妖の少年少女が、人間らしくなるまでの物語。黄昏と灯明の和風ファンタジー成長譚。
※第九章以降は仄めかす程度ながら性描写を含みます。
※舞台や登場人物の紹介、用語一覧もありますが、別作品として掲載しております。シリーズ一覧からご覧ください。
※「!?」などの半文字表記は横読みでの見栄えを個人的に考慮して「!?」と大文字表記にしております。
※この小説は「カクヨム」「ノベルアッププラス」でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 21:00:00
466803文字
会話率:50%
物語に出て来る登場人物が、よく言うセリフがあると思います。
『なるべくなら戦いたくない。よし、戦闘をかわして進もう』的なセリフが。
このセリフ表記が『戦闘を交わして進もう』になっているのを見たら、このエッセイを書いてる奴はツッコミた
いワケですよ。
戦闘を避けたいのか、交戦したいのか……
「どっちやねんっ!?」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 10:37:13
2386文字
会話率:4%
※こちらは他サイト様に投稿したものをこちらで再アップしております。
ホステスをするショウはある日一組のカップルに出会う。綺麗な顔立ちにして腕っ節のあるショウは実は二重人格であり、男の人格と女の人格を持ち合わせていた。
;注意;
※
この作品は小説や文芸としては私の若気の至りからくる文法の乱れがございます。
「!」の多用、「♪」使用、小文字表記などがあり、通常の文法表現に慣れた方々からは多々お見苦しいものとなっております。ご了承ください。
これも十年以上も昔の私が若かったハイテンション時代の名残として、そのままで投稿しようと思います。というか、この作品以外にこのような書き方をしているのは後にも先にもございませんが……。
あらかじめ、元のサイト様にいた時代に顔文字だけは流石に消しておきました。何故顔文字をつけたり乱れた文法を使用したかは、その時代私の知りえなかったケータイ小説で女の子らが絵文字や♪など、いろいろ多用していたので、そういうものを取り入れてみたからです。結果勢いは出ましたが、見づらいことこの上なかったですね……。すぐにその後の作品は元の書き方に戻しました。
今回、そのままだった「・・・・・」は「………」に変換し、「!、?」の後ろに空けていなかったスペースは空けました。見落としがありましたら申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 10:59:19
29773文字
会話率:40%
「安土露伊道は猫の額で電気小説の夢を見る」のネット公開用スマホPCレイアウト版です。
※「安土露~」は単行本用のレイアウトです。私が思うに単行本をそのまま、その文字表記面積が約半分しかないスマホ画面で読むには文字が縮小されて非常に読みにくく
なります。単行本より大きな漫画ではさらに縮小されるので文字が読みにくくなりますよね。ただ漫画の場合、文字数がそれほどでもないし、最近ではスマホに縮小されることを想定して不愉快なほど巨大な文字を使ってそれに対処していますが、
文字列が主な小説系単行本の場合、文字を不要に大きくするわけには行きません。
では、どうするか・・・スマホ画面は単行本の表記面積の約半分、なので単行本1ページの文字列をスマホ2ページ分割して表記するようにすれば、文字の大きさが単行本とほぼ同じになります。
文字列だけであれば、流し込むだけで簡単にそれができますが、文字列の中に挿絵が随所に入っているとそれをするのに非常に手間が掛かります。
(スマート本)は挿絵入りの文章でも簡単に単行本1ページをスマホ2ページにできるように考えられたレイアウトで作成されています。※文字列と挿絵の配置を固定するために各ページ《文章挿絵一括画像化形式》にして全部jpegでアップしています。
但し、これは初期の発想で、挿絵の配置場所の自由度とスマホ画面で文字をさらに読みやすくするため大きくしたため、現在は単行本見開き2ページがスマホ3ページになるようにレイアウト変更しています。
さて、本文のあらすじですが、単行本版の「安土露~」を参照してください。
ついでに単行本用レイアウトにおける文字の大きさと比較してみてください。本作は改訂ついでにどうせなら、単行本版とスマホ版を実際に見比べていただこうかなと思ってスマホ版で投稿することにしました。
※尚、スマホバージョンを単行本化する場合、ページ数を三分の二に圧縮されるので、紙書籍化の場合のコストダウンにもなります。
※短編集のうち、世界中で問題になっている使用済み核燃料および核汚染物質の最終処理方法について今の人類の技術力で可能な手段について提案もしている作品もあります。お急ぎの方は単行本版でお確かめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 20:01:54
5347文字
会話率:0%
石油が出ず、超貧乏なサンドランドの砂漠の下から発見された神像はイワトデブ王にそっくりで、古文書によれば、イワトデブ王の真似をして国難を救うとあった。
※この超短編は文章も画像データ化して絵と一体にしたスマホ型挿絵10枚で構成されています。な
ので小説家になろうの文字表記及び読了時間とはまるで違います。画面1巣画最大で約250字なので概算では2500字となります。
ただ挿絵の部分も文字ブロックとしてカウントしているので、読了時間は表示の半分以下だと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-03 11:55:00
234文字
会話率:0%