二畳半の小部屋で、一人腰を掛ける壮年期の男。
自らの半生を振り返る中で、その生涯を音楽に喩える。
「言うなれば俺の人生はきっと、"奏鳴曲"だった。」
数々の"楽章"を振り返るうち、男は最後に
この美し
い人生を一つの作品として昇華させようと考える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 22:28:49
679文字
会話率:0%
「天命」と言われる決して変得られることのない定められた運命を創世の神によって魂に刻まれた世界。神に見離されればその末路は「死」のみ。そんな世界で「天命」に見離された者達の魂を救済する者がいた。同胞を救済するのは同じく「天命」に見離された者
。彼らは「天命」からの解放の能力を持つと共に非情なほどに報われることのない末路を背負う。そして、創世の神の罪を償うためにそれぞれの神も契約者と共にその救済を行う――その結末が、誰かのためにならないことを知りながら。
――これは「天命」に殺された者達への救済と世界終焉への報われることのない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 21:04:58
35972文字
会話率:51%
駆け出しのトランペット奏者、平井由美に恋をした小林彰人。自分とは生きている世界が違うと感じ、そんな彼女への恋は完全に一方的なものだと思っていた。しかし、彼女のコンサートで由美から突然食事に誘われ、挙げ句「同じ高校で共に青春を過ごした」という
話までされる。そんな記憶など一つも無い彰人は、完全に人違いだと思っていた。しかし、由美は言った。「知ってるよ。覚えてないんでしょ? 何もかも」
……由美のその言葉には、その時点で彰人も知る由のない、重大な事実が隠されていたのだった。
※「想人は過去の君」に近いシチュエーションですが、内容は全く違います! むしろ、「平和を創る実験」と深い関わりのある話です。
※カクヨムにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 23:05:35
88717文字
会話率:48%
不幸を秤にかけた話。
キーワード:
最終更新:2019-07-12 15:36:46
2866文字
会話率:17%
16才頃に書いた散文詩のような作品。青春の不安定な心境のなかで無意識に書かれたものなので、これに説明をほどこすのは困難である。ただ、苦労して作ったという記憶がないので、これはわたしの心から生まれたもの。その分、なにか心の深いところに触れて
いるのではないかと思っている。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 22:00:00
5006文字
会話率:2%
18歳、高校卒業したての俺、飯村彦助(いいむらひこすけ)は、春からのキャンパスライフを楽しみにしていた。ある日、神社で素敵なキャンパスライフをお願いしたところ、急に目の前が暗くなり、気付いたときには戦国時代、尾張(おわり)の国に飛ばされてい
た。運よく、俺は、ひでよしと名乗る男に出会い、信長に見初められ、織田家で一兵卒として働くこととなった。俺はこの過酷な時代を生き残ることができるのか。
頼りになる仲間、田中、弥助、ひでよしと共に今日も元気に戦国時代を駆け巡る。そして、新たな仲間に四(よん)さんまで加入したぜ!
本編=馬鹿と殿さまの狂詩曲(ラプソディ)=の舞台を補完する物語であり、一兵卒から始まる、飯村彦助(いいむらひこすけ)の立身出世の物語である。予定であったのだが、未だに出世の機会すら巡ってこないのであった。
2018年4月8日に、無事に完結を迎えました。皆さま、読んでくださり、ありがとうございました。
引き続き、激甘評価、感想、レビューなどなどお待ちしています(*'ω'*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 08:44:58
753073文字
会話率:69%
紺青ラプソディー番外編集です。
日常のなんてことないお話だったり主人公以外視点のお話だったり本編から零れ落ちたものの寄せ集め。
一話完結の短い話ばかりになると思われます。
最終更新:2017-12-23 00:00:00
26063文字
会話率:46%
主人公は事故により大切な人を失い、自らの命を絶つ決意をする。
しかし、自殺決行前夜、偶然聞いた奏鳴曲に心惹かれてしまう。
全3部
キーワード:
最終更新:2016-10-17 04:56:11
1159文字
会話率:0%