平成二十四年八月一日。
俺――前原良祐は、少し可笑しいながらも平凡な日常に別れを告げなければならなくなった。
それは一般的に言う、ゾンビの発生のせいだ。
奴らは人を喰らい、ゾンビに変え、順当に数を増やしていく。
そんな異常事態だというのに、
軍も、警察も、マスコミだって取り上げようとしない。
――俺達はそこまで到って、ようやく一つの結論にたどり着いた。
ひょっとして、ゾンビはこの地域だけで発生しているモノなんじゃないか?と。
それから、俺達の生き残りを掛けた脱出劇が幕を開けた。
※この作品には銃器が多分に登場します。しかし作者も多くを知り得ている訳ではないので、ウィキ調べです。
一人称視点、現実に沿った非現実的行動の数々、有る意味冷酷な主人公、コメディ色強し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-14 00:19:07
264764文字
会話率:35%