魔王出現の報を受け、王は最善の対策を練る。
王族や家臣の協力を得て、勇者をうまく育てて、最小の被害で魔王を討伐する。
次の目標は、勇者を王女と娶せて手懐け、世界に覇を唱えること。
王の目論見は順調で成功間違い無しと思うが、他の思惑を持つ者が
現れ、事態は思わぬ方向へ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 21:02:18
22933文字
会話率:19%
【勇者】
そう言われればどのような者を想像するだろうか。きっと多くの者が、悪を倒し人々に称賛される者を思い浮かべるだろう。この世界の今回の【勇者】も悪を倒すまではそう思っていた。
悪を、【魔王】を倒した先に待っていたのは人々からの称
賛ではなく、人々からの罵倒だった。……今まで、本当に【魔王】を倒せた【勇者】はおらず、最高でも数百年間の封印だけだった。故に人々は恐れたのだ。【魔王】すらも倒す【勇者】の力を。
・・・・・・・・・・・
己がどんな扱いをされようと信じていた、守っていた人間たちに裏切られた。それは、【勇者】の心身が崩壊するのには充分な理由だった。
ーーこれは、心身共に疲れてしまった、論理感などが1部崩壊している勇者を、勇者の価値観が好きだった吸血鬼の青年が狂気的な愛情を注ぎながら、己のものにしようとする話ーー
注意
・R15は念のため
・題名の「誰々は~」の誰々に入ってる人がその話のメイン
・登場人物だいたいどこか狂ってる
・同じ作品を「小説家になろう」でもあげてます
・3話くらいまでは読んでくださいお願いします2話からが本番なんです!!後4話までだいぶ前に書いたので5話からちょっと文章力上がってます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 21:32:00
20667文字
会話率:44%
かつて、俺は勇者だった。世界を滅ぼそうする魔神を討伐し、俺は金持ちになった。
だが、俺は見事に有り金を競馬に使って負け、一瞬で無一文に、俺は死を覚悟した。
だが俺は決意した。
冒険者になって、金を稼ぎ、絶対に生き残ってやる。
魔神も居な
くなって勇者の価値が無くなったこの世界で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-08 18:51:47
15115文字
会話率:29%
魔王とは魔物を統べる王であり、人に仇なす悪の象徴。
そのはずだった。
魔王の口から語られた彼の過去。それは勇者の価値観を根底から揺さぶるほどの衝撃を彼女に与えた。
そこへ畳みかけるように行われた魔王の選択。青年の命をかけて行われたそれは、少
女に対する残酷で優しい賭け。
何が正しく、何が悪なのか。
これは人の心の物語。
さあ、「昔話をしよう」
魔王と勇者となっておりますが、正義と悪の象徴として使っただけなので、ほぼ飾りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 12:11:02
5386文字
会話率:33%