人の命というのは、儚く美しいモノだと、私は思います。
それはまるで途切れ途切れに紡がれる心の音。
今から語られる物語は、2人の少年少女のお話―――...。
それは小さな物語。
誰も気付かない様な些細な出来事。
少女「ねえ、」
公園の
ベンチに腰掛けている少女は自身の“隣”に話しかける。
少女「今日も、良い天気ね。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 03:00:46
4965文字
会話率:61%
「今日は転校生を紹介する。さあ、みんなに自己紹介してくれ」
「は、はい。江洲場彩果(えすばさいか)といいます。よ、よろしくお願いします」
――!!
たどたどしくも自己紹介する転校生に、僕の目は釘付けになった。
サラサラの流れる黒髪に
、銀河が詰まっているのではないかというくらい、吸い込まれるような輝かしい瞳。
プルンとした甘そうな唇に、陶器のようにシミ一つない肌。
神様が生み出した芸術品とも言えるそのご尊顔に、僕は一目で恋に落ちた。
……美しい。
「えっ!!?」
……ん?
江洲場さんが、顔を真っ赤にしながら僕のほうをガン見してきた。
お、おや?
僕の顔に何か付いてますか?
「どうかしたか江洲場?」
「い、いえ! な、何でもない、です」
「そうか。江洲場の席は久留米(くるめ)の隣だ。久留米、今日は江洲場に教科書を見せてやってくれ」
「は、はい!」
うおおおおおお!!!!
これは何という役得!!
僕の今日までの人生は、江洲場さんに教科書を見せるためにあったと言っても過言ではない!
「よ、よろしくね、久留米、くん?」
「こ、こちらこそ!」
隣に江洲場さんが座った瞬間、そこがまるで神域かの如く神々しい空間になった。
嗚呼、天使や……!
僕の隣には今、天使が舞い降りておる……!
「はううぅ……」
「??」
またしても江洲場さんは耳まで真っ赤にしながら、両手で顔を覆ってしまった。
いったい江洲場さんの身に何が!???
「あ、あのこれ、よかったら一緒に見よ」
僕はそそくさと机を寄せ、江洲場さんに教科書を差し出す。
「うん、ありがとう、久留米くん」
そんな僕に、江洲場さんは天使の笑みを向けてくれた。
天国かなここは???
「はううぅ……」
「??」
江洲場さん???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 21:10:48
4722文字
会話率:43%
ここは大都市セレメント
新暦25年、呪物と呼ばれる怪物が現れ人間達を恐怖に陥れた
そんな中人間達は無知な頭脳を駆使し呪物に対抗できる武器を作り出した
その事件「赤の地面」から34年
主人公 西条蓮也(さいじょうれんや)が記憶喪失の美少女ヒナ
と出会い
彼が最強と言われるまでの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 16:51:43
75985文字
会話率:72%
僕の隣におねぇがいる。
※カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/users/Tamago-atama
※ノベリズムにも掲載しています。
https://novelism.jp/user/104194/
※アルファポリスにも掲載しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/531914663/396438665折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 01:09:22
999文字
会話率:64%
中学時代、僕は一度フラれた。その理由は言われていないが分かっている。僕が『ヲタク』だからだ。ヲタクとは自分の趣味や興味があることにまっすぐで、そのためならば、悪い意味でも良い意味でも何でもする人種だと僕は思っている。ヲタクは一般人から見
ると、すごく嫌われているのだ。それ故に同じ人種のヲタクとしか活動が出来ない可哀想な人種だ。だが、これをきっかけにヲタクをやめることは出来ない。それなりのプライドを持ってヲタクになっているからだ。
高校でもまだヲタクをしている。それ故に教室ではいつも一人であった。昼休みには図書室でラノベを読み漁る。クラスのムードメーカーとは別の意味で、図書室の主と有名だった。だが、図書室では一人ではない。本たちと一緒だからとかそんな意味じゃない。そう、いつも僕の隣には奴がいるのだ。そいつと出会い、昼休みは一人で過ごせなくなってしまったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 03:21:39
30624文字
会話率:48%
家族も、友人も、未来もない僕。そんな僕の隣には今年引っ越してきた女性が座っている。彼女は自分の容姿のせいで他の女子生徒からいじめを受ける。
最終更新:2020-05-10 20:02:09
2381文字
会話率:24%
僕、雨宮 日向には幼馴染がいる。
一ノ瀬 涼香
明るい性格と幼馴染という身内補正を差し引いても可愛いと断言できる容姿で、男女問わずいつも友達に囲まれている人気者だ。
僕と涼香は家族ぐるみで付き合いがあり、小さな頃からいつも一緒で、高校生
になった今もそれは変わらない。一緒にいるのが当たり前でこれからもずっと、僕の隣には涼香がいる。そう思っていた。
そう思っていたのは僕だけだった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 22:46:08
32326文字
会話率:40%
僕の隣にはいつも、黒髪の長い人がいる。
僕の名前は 『美園 有英』23歳、お笑い芸人を目指して日々頑張っている!
僕の相方は、慎太朗と言って、根暗だけど良くしゃべる男だ、、、!
慎太朗の見た目の特徴は、、、?
細長く背もまあまあ高い、顔
は骸骨のようにやせ細って出っ歯。
それと、、、黒髪の長い髪が特徴だ、、、!
後ろからみると、、、?
スタイルのイイ女性に見えるけど、振り返るとだたのブサイクな男。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 03:00:00
1230文字
会話率:53%
僕は君の隣がいい!
僕の隣には、いつも君がいた。
自然と僕の隣に座る事が多くなった君。
最終更新:2019-06-26 03:00:00
1376文字
会話率:17%
超絶ぼっちの僕は、今日もいつも通り休み時間を寝たふりをして過ごす。そんな僕の隣には超絶美少女佐々木さんがいる。そんな超絶美少女佐々木さんには誰も知らない秘密があって……
最終更新:2019-06-16 23:05:51
5823文字
会話率:55%
友達と呼べる人がいなかった僕の目の前に突如現れた彼女。同じ境遇だった彼女と付き合うことになった。入学から何も変わらない学園生活を送ってきた僕に何か変化は訪れるのであろうか。
最終更新:2018-02-08 12:05:43
11029文字
会話率:39%
僕の隣には学年……、
いや…………学校中の人気者の
『神宮くん』が居る。
元:不登校児な僕は神宮くんとは真反対な存在。
人と接する事が恐ろしくて、大の苦手。
何時も隣は沢山の人が集まってて
僕は、その度に迷惑している。
どうせ、たった
の3年間だけじゃないか。
高校の3年間だけ同じ空間に一緒に生活する
それだけの話だ。
高校卒業後は皆がみんな周りの事なんて忘れ去ってしまうに決まってる。
友達とか親友とか……
言ってる奴らも同様。
良いよう利用されて
挙句の果てはポイっと捨てられて裏切られる。
それが落ちだ。
なのに……
なのに……
何で、そんなにヘラヘラしているんだよ。
怖くないのかよ……。
なぁ……神宮くん。
君の性で、ボクは迷惑しているんだ。
だから、責めて……
僕の世界を壊さないでおくれよ……。
そんな神宮くんをボクは
秘かにこう呼んでいる
【大魔王】と…………。
そんな事を心に秘める鏡(かがみ)燐(りん)。
そんな彼にある日突然、
思いもよらぬ出来事が起きた!?
事件発生!?
神宮(かみや)くんと鏡(かがみ)の運命は如何に?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 17:18:30
2868文字
会話率:20%
僕には大切な妹、天蒔(てんま)がいる。物心ついたころから、僕のそばにはいつも天蒔がいた。何をするにもふたりでひとりだった。
でも、天蒔は突然僕の前から姿を消した。僕は天蒔の帰りを信じて待ち続けた。でも、帰ってこなかった。だから僕は、自分
の足で天蒔を迎えに行った。
そして今、僕の隣にはこうして天蒔がいる―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 18:46:30
4396文字
会話率:11%
僕の隣にはいつもごみばこがあった。
いつからあるのかはわからない。
だけどそれはずっとあって、それは大人になっても、ずっといることに
何も違和感は感じなかった。
最終更新:2015-04-02 17:35:29
5343文字
会話率:33%
「来るぞ!」見張り番の叫び声とともに、戦いがはじまる。僕の隣には、いつもすました顔のアリスがいた。
「勝てば負けない。負ければ勝てない。クイーンは貴方。勝利と敗北。あなたはどちらを望むかしら?」
最終更新:2014-05-06 10:36:49
1900文字
会話率:18%
高校に入学した僕。
中学の仲間たちとわかれ、新たに始まる高校生活はバラ色とかは・・・
僕にはまったく関係ない(いらない要素)。
なのに・・・
なのに、なぜかこんなことになってしまった。
それはある1人の女性が、僕にいきなり告白。
断って
も何度もやってくる。
僕はただ楽しければそれでよかったのに・・・
いつしか僕の隣にはいつも彼女がいるようになっていた・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-07 20:09:51
826759文字
会話率:39%
僕の隣にはいつも嘘つきがいる。
そう、それは狼少年のような悪質な嘘つき。きっと、本当に狼が来るというような事件が起きていて叫んだとしても誰も来ない。そんなかわいそうな少女が僕の隣にいるのだ。
最終更新:2012-12-09 22:17:54
3389文字
会話率:41%
旧『隣の勇者一家』。『勇者と魔王はお隣同士~勇者の娘、下校中~』の次期魔王・勇司視点。僕の隣には勇者一家が住んでいる。幼馴染の明良と楽しい下校中の話。ルンルン気分で帰りながら、明良との将来図を描いて頭に花が咲いている状態。ほのぼのとした感じ
の話です。若干、腹黒出没注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-20 23:19:16
5753文字
会話率:34%
僕の隣にはいつも彼女がいた。
兄妹のように育った僕たちだけれど……。
1000文字小説です。
「恋したくなるお題(配布)」様の「恋 に気づいた友愛のお題」を使用させて頂きました。
最終更新:2011-09-09 06:07:32
934文字
会話率:0%