ある大国は、西と東領域に大きく勢力を分け、争っていた。どちらかに傾けば、世界情勢は大きくひっくり返る。それを危険視した領主たちは、西と東の復縁を願った。
西領主の息子エキシトを東領主の娘と結婚させることで、確固たる結びつきを約束しようと試
みる。しかし、当のエキシトは全く乗り気ではない。
いざ、東領土へ旅立つエキシトを迎え入れたのは、ひとりの幼女。俺さまなエキシトと幼女をとりまく、事件アリ、萌えあり! はちゃめちゃ恋愛ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-23 21:14:52
39171文字
会話率:65%
※最終話まで予約投稿しているので、サイトによっては読了時間や文字数が過大に表示されているかもしれません。1日2〜3話更新で、1話3、4000文字程度です。こころの一部をあげた作品なので、読んでもらえたら嬉しいです。
──……その五文字の
中に、彼は何かを隠していて、私は何かを見落としている。
物語の中のような錬金術師になることを夢見て、名門魔法学園に通う純真な少女、シェルタ。ひょんなことから騎士科の先輩である剣の天才、レクスと知り合い、彼が時折見せる寂し気な表情に惹かれていく。
「綺麗だとか、見え透いたお世辞はいーよ。魔法科の連中が見たら鼻で笑うようなもんでしょ。……言っとくけど、俺は騎士科で本分は剣だし、さっきのは気まぐれでやっただけだから。俺にとって魔法なんて、……何にも価値のあるものじゃ、ないし」
「え? ま、魔法、大好きなんじゃないんですか?」
「──、……なんで、」
やがて念願叶い、レクスの恋人になることができたシェルタ。夢心地な日々を過ごしていたけれど、どうして彼が自分を選んでくれたのか分からず、徐々に不安が降り積もっていく。
「レ、レクス先輩……ぁ、あい、してる」
「ふ、耳まで真っ赤。すげぇ可愛い、……俺のシェルタ」
レクスはシェルタにばかり言葉を求めるけれど、決して好きだとも、愛してるとも言ってはくれないし、触れようともしない。
彼からの言葉が欲しいと、作戦を立てたシェルタは奮闘する。けれどそんなシェルタに、彼の様子は徐々におかしくなって──……
「……シェルちゃんに、触んないで」
「嫌だ、シェルちゃん……言ってよ、いつもみたいに、お願いだから……っ」
たったの五文字を巡って、二人の想いはすれ違い、やがてその恋は思いもしない方向に転がり落ちていく。
「俺さ、ほんとの魔法使いには、なれなかったけど。……でも、俺だって、シェルちゃんのこと……ちゃんと、守れるよ。……だから」
叶った恋と、置いてきた夢と、その裏側の誰かの痛みの話。
恋と夢と謎が絡まる学園ファンタジーです。
以前途中まで投稿して、手直しのため引き下げたものになります。公開が済んでいた部分に関して変更はありません。
アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しています。どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 20:10:00
183987文字
会話率:30%
日和の国の首都・東塔。世界でも有数の近代文明の先端にあるこの都雅に、茶柱 梅吉はいた。
彼はしばしば常人とは異なっていた。身体能力に優れ、直感で嘘を見抜くことが出来、そして人の発する『言霊のトゲ』が見る事が出来る。希な能力を持っていた。
「俺さトゲが見えるんだ、人の発するトゲのある言葉が。それは『言霊のトゲ』なんだ。」
人の心を操作し、時に蝕んでいく『言霊のトゲ』それを生まれた時から、梅吉は肉眼で捉える事が出来た。
そして、結女子と言う幸薄な女に梅吉が出会った事を引き金に、様々な事件に関わっていく事となる。
※この作品に過度な性的表現や残虐表現は出ませんが、中絶・胎児についての話が度々出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 00:22:28
187527文字
会話率:32%
俺さ! これからずっと君を支えていく準備をしてるから、何時でも君がいい時に言って!
キーワード:
最終更新:2024-07-28 03:00:00
1343文字
会話率:38%
俺さ、君の事が好きだったんだ! 君は知ってた?
最終更新:2022-12-26 03:00:00
1389文字
会話率:52%
私の彼は1週間に一回、“俺さ浮気していい?”と訊いてくる彼氏だった!
最終更新:2022-12-10 03:00:00
1198文字
会話率:46%
死ね、とカップに口をつけた瞬間に呟いたせいで、そのあとに口に含んだコーヒーがやけにドロッと粘りがあった気がした。しかし、それは砂糖を多めに入れたせいだろう。だいぶ甘くなっ――
「と、いうわけで、いやぁ、ほんっと甘い生活っていうのぉ? い
やー、悪いな! 結局、俺の方が先に彼女作っちゃってさぁ。わりっ!」
殺すぞ。"結局"ってなんだ。まるでどちらが先に彼女を作るかを競い合っていて、しかもおれが先に作ると豪語していたみたいじゃないか。
……してたか? いや、なんにせよ、確かにおれの方が先に彼女ができると思ってはいた。共に、まったく春も色もない高校生活を過ごし、おれは大学に進学。こいつはフリーター。おれの方が有利だと。しかし、この夜、近況報告会ということでファミレスで落ち合ってみたら、これだ。惚気話を聞かされて胃がムカムカしてきた。
「いやぁ、できるもんなんだぁ。正直、俺さ、なんていうのかなぁ、そういう星の下に生まれてこなかったというかさ。諦めかけてたんだよねぇ……幸せな人生ってのをさぁ……」
友人のやつはそう言い、どこか遠い目をした。先ほどまでこのクソが、と思っていたのに、そんな声で言われたら、しんみりしてきた。
こいつは父も母も知らない、養護施設育ちだ。事件など問題を起こしたことがない、いいやつなのだが、施設側にも年齢や人数制限など都合があるのだろう。転校を繰り返し、友人が少ないらしい。やつ自身も、どこか自分の環境は普通ではないという意識があるようで、またそれが人を遠ざけている節があった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-21 11:00:00
2915文字
会話率:69%
「なあなあ」
「ん?」
「少年漫画とかでさ、あるだろ、必殺技」
「ああ、あるな。それが?」
「……俺さ、できるようになっちった」
最終更新:2023-08-31 15:00:00
2584文字
会話率:66%
第4回集英社WEB小説大賞にて大賞を受賞しました
【彼女は、自分が義妹だということを知らない】
俺――三条六郎はマッチングアプリで妹に“いいね”を送ってしまった。
幸か不幸か、向こうは俺だと気がついていないらしいから会話を続けている
が……。
なんかあいつ、不登校になってるっぽくない?
◆
くしゃみというのは恐ろしいもので、私――三条悠羽は、兄とメッセージを送り会う関係になってしまった。
運がいいことに、向こうは私だと気がついてないみたいだけど……。
あいつ、なんで一人暮らしなんか始めたんだろ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 09:22:59
409238文字
会話率:49%
俺さ、死ぬんだって。余命はあと六日。
でもこのまま死ぬのも癪じゃん?ってことで俺は今からここを逃げ出す。誰にも愛されずに生きてきた。この病室には俺以外誰もいない。親も友達も、恋人なんてもってのほかだ。でも俺はいる。まだ何かできるってことじゃ
ね?そしたら楽しいが待ってる方に俺は走り出すさ。
「さて、始めよう。死を完成させに」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 01:07:28
16793文字
会話率:56%
唐突に異世界へ転移された「俺」さん。(名前は後々付けます)
ステータス画面は出ない。チート能力は持ってない。装備も無い。能力は元のまま。
よくあるファンタジーな異世界に来た俺さんが唯一所持(?)していたのは…常夏のリゾート地…えっ、何それは
…?
この物語は俺さんが異世界でいろんな人と関わり、楽しくも辛いリゾート地開発を進めようとする話です。
ハワイに行ったことは無いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 16:16:36
10933文字
会話率:39%
休憩中、会社の先輩が「異世界転生したいから自殺がしたい」と言い出した。なんでも純粋に異世界で無双してハーレムを築きたいらしい。
そんな先輩の真剣な話に、後輩はどうしたものかと苦悩するのであった。
最終更新:2023-09-25 23:08:18
5402文字
会話率:50%
母と俺さんとの会話です。小説の練習群です。
俺君良くない子ですね。
敬具
この作品はpixivに挙げてます。お許しください。
最終更新:2023-07-28 14:34:47
1815文字
会話率:27%
俺は竹下和貴(たけしたかずたか)。平凡な社会人4年生で年齢は26歳。そろそろ「アラサー」と言わなければいけない、そんな年齢。最近は新卒社員への指導なんかも任されるようになってきた。
そんな俺は今、かなり緊張していた。今日は、幼馴染にし
て最近入籍したかよちゃんこと松下佳代子(まつしたかよこ)……いや、苗字が変わったので竹下佳代子(たけしたかよこ)、か。その佳代子との結婚お披露目パーティーなのだ。
まだまだ世の中は新型コロナ禍の真っ只中。5類移行といえど大々的な式や披露宴をできる雰囲気じゃなかったので、結婚披露宴じゃなくてお披露目パーティー。
「かよちゃん、俺さ。すっごくやらかしそうな気がしてきたんだけどさ」
「うう……私も。かずちゃん、スピーチのカンペの準備はちゃんとしてきた?」
「一応。かよちゃんは?」
「あ。忘れてた」
朝から夫婦揃ってこんな有様だ。新郎新婦、合わせて呼んだ友人は40人程度のこじんまりとしたパーティーだけど、なんだかんだで準備に半年以上、
あいつとかこいつとか、なんか隙を見つけては弄り倒してきそうな友人たちの顔が思い浮かぶ。
でも、まあ、なんとかなるか。
これはとっても疲れる、でも一生に一度だけの、二人の大切な一日の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 16:32:56
8843文字
会話率:47%
知ってる?世の中には化け物が多いんだ〜。それを倒してあげるのが俺さ!
もちろん、報酬は貰います。
不定期更新にさせていただきます。ご了承ください。
最終更新:2023-05-16 19:06:11
76647文字
会話率:69%
なんか異世界に転生したらしいです。
転生したら僕はどうやら勇者だったらしいです。
なんかめちゃくちゃ強いらしいです。
俺さっきまで普通の陰キャ高校生でしたよ!?!?!?!?!?
正直困惑してるけど
最強スキル「ゲーム」を使って絶対に妹とハ
ッピーエンドを迎えてみせる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 23:35:56
542文字
会話率:38%
フレデリック王子に婚約破棄を申し出られた、美しき蜂蜜色の髪の悪役令嬢ヴィクトリア。その彼女がめちゃくちゃ偉そうすぎるせいで開始一分で話が右斜め上にすっ飛ぶラブコメ。「婚約を破棄する!」「我は許しておらぬ」あれっ、悪役令嬢ってこんなんだったっ
け。雰囲気はさながら女帝にして覇王。世界一偉そう、私こそが世界みたいなヴィクトリア・ウィナー・グローリアご令嬢は王妃となり、今日もあちこちの人を陥落させながら覇道を行く。
女帝にして覇王みたいな雰囲気の王妃が、王様に溺愛されたり王様を壁ドンしたり、周りの人を惚れさせたりしながら俺さま何さま王妃さま街道を突っ走る話です。世界で一番偉そうな王妃様の物語、ここに開幕。
/短編、【ヴィクトリア・ウィナー・グローリア公爵令嬢は世界で一番偉そうである】の、短編連作連載版。1/20日、あらすじを変更、短編を本作の冒頭に収録。日刊異世界恋愛3位、総合13位ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 21:00:00
186195文字
会話率:38%
不細工を通り越して不気味な見た目の面子が揃っているため『人外部隊』なんて呼ばれている……それが傭兵の十三隊だ。そんな奴らに、妙な仕事が舞い込んだ。怪しいおっさんと天然な少女の護衛だ。楽勝かと思いきや、このアホの子は世界の情勢を一変させるほ
どの存在だった。しかし、そんなことで手を引くような連中じゃない。人外部隊は、筋が通らなくても金次第で何でもやってのける命知らずだ。不可能を可能にゃ出来ないけど、巨大な国家が相手でも引かない特攻野郎たちさ。
「あたしは、隊長のザフィー。魔術の実験中に事故が起きちまったおかげで、今じゃ妖怪みたいな面さ。でも腕の方は超一流だよ。あたしみたいな天才魔女じゃなきゃ、人外部隊の隊長は務まらないね」
「私はカーロフです。自慢のルックスで、野盗や山賊くらいなら争うことなく追い払えます。戦うことは嫌いですが、隊長のためなら身体を張って守ります」
「あたしはミレーナ、敵地潜入はお手の物。盗賊時代にヘマして罠が作動し大爆発。おかげで両手両足をなくしちまった。でも、ザフィーの姐御のおかげで動けるようになったってわけ」
「アオーン! 俺さまこそマルク! 戦いの腕は天下一品! どんな奴でも丸かじりいィィ! 奇人? 獣人? だから何?」
「ジョニー・メリック、武術の使い手だ。国王陛下でもぶっ倒して見せるが、ガキの御守は勘弁な」
人外部隊のメンバーは、まっとうな道を歩めなくなり、戦いの中でしか生きていけない連中だ。しかし、人の誇りと意地は捨てていない。この道理の通らぬ任務に、命を懸けて挑戦する。頼りになる一騎当千の人外部隊。その生き様、とくと御覧あれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 00:27:36
122142文字
会話率:38%
「俺さ、100年前に結婚を約束したお姫様がいるんだよ」
魔王討伐の暁には姫と結婚するという約束をしていた勇者は、魔王との戦いに敗れ死んでしまい、100年の時を越えて現代日本に転生してしまう。前世の記憶や姫との約束について家族や友人に話
してもバカにされるばかりだった。
しかしある日、彼が通っていた高校に妙に見覚えのある少女が転校してくる。彼女は自己紹介で、衝撃の一言を放つ。
「私には、100年前に結婚を約束していた方がいます」
彼は現代日本で、100年前の約束を果たすことが出来るのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 22:26:13
9742文字
会話率:62%
転生してしまった・・・・いや、転生させられてしまった主人公。
彼が、転生して最初に見た光景はノックダウンしている男。そこから始まる、学園無双物語。
突然、主人公の体の中から聞こえてくる声の主は味方なのか、はたまた邪魔をする存在なのか?
何はともあれ、転生した主人公。彼が転生したことによって失われた魂はどこへ?
それに、元の体の持ち主は自分の顔に魔法をかけて学校に行っていたとか・・・・。その魔法のしたにある素顔はいったいどんなものなのか。
なぜ主人公が転生させられたのか?
なぜ、元の体の持ち主は顔を変えていたのか?
元の体の持ち主にはいったい何が見えているのか?
謎の多い始まりだが、徐々に解き明かされていく秘密。
このことも、もしかして誰かの計算通り?
『最後にハッピーエンドになるのは俺さえいれば良い』と、言っている主人公はこの異世界でもハッピーエンドを掴み取ることはできるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 19:00:00
18799文字
会話率:32%
「俺さ、中学の時からずっと白羽さんの事好きだったんだ。だから付き合って欲しい」
どうも27歳白羽果穂と言います。
現在同窓会真っ只中、赤い薔薇を持ったスーツ姿の元王子様に告白されています。
これは現代版ざまぁを書きたくて勢いで書いちゃ
ったけどヒロインの口も性格もかなーり悪いし、王子様結構酷い目に遭っちゃう感じだしアレ?アレレ?って書きながら作者も意味わかんない感じになっちゃったアレです。
初投稿なのでどうか許してほしい。
御意見は甘んじて受け入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 01:30:20
8398文字
会話率:40%
ソイツは突然やってきた。 「俺さ、前世で殺されたんだ」 と柔らかなハスキーボイスな声を出すその犬は、僕を驚きでひっくり返すのには十分すぎる出来事だった。 犬が人語を話すうえに前世の死因は殺人だと言う。 しかも漫画でよくある殺人の理由は分から
ないといベタな展開。 だがそれは「子犬」である事を除けばの話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 15:29:14
5904文字
会話率:39%
主人公の林太郎は幼稚園からの仲である里騎太に今日もカフェで相談を受けていた。
「俺さ、またやっちゃったんだよね。」
普通じゃ有り得ない里騎太と普通の林太郎が繰り広げる日常物語。
里騎太に普通の生活を送って貰うべく林太郎は今日も頭を悩ませ
る!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 00:00:00
10670文字
会話率:42%