遥かな未来、太陽系全域で殺し尽くされた人類の最後の末裔は、冥王星のはるか彼方、太陽系外縁を漂流する「大陸」で滅びを待っていた。「大陸」を支配する生命体〈貴族〉に仕える暗殺者の青年と、時を越えて甦った人類殲滅者の少女は、お互いを監視し合いな
がら「大陸」の謎を探っていく。
しかし青年には世界の謎より切実な悩みがあった。二人の生活は傍から見ると、ただの初々しい恋人たちの同棲生活にしか見えなかったのである。これは、とある青年が、少女の正体を隠し通しつつ、義姉・義妹・幼馴染、愛人との関係を維持しながら、停滞していた世界を変革へと導き、神話に謳われる英雄となるまでの物語、の予定です。 ※ 修羅場はラブコメと屍山血河のバランスをとり、ありあまる設定語りには可能な限りの知識を詰め込みました。(真面目な方の題名は「楽園観測者と光の王の物語」です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 00:00:00
443852文字
会話率:12%
「やあやあ! オレの名はアトラン・フェニルシール。通称“ウォーブラー”。自慢の美声に、女はみんなイチコロさ。口八丁かまして、魔導爆裂球からご婦人のネグリジェまで、何でも揃えてみせるぜ!」
トラック交通事故から猫と幼女を助けたら神様転生し
ました。はいはい。
それはともかく、転生した体の能力がたまたま鞄に入れておいたTRPGのキャラクターシート準拠ってどういうことよ?
おいィ、戦闘能力ばつぎゅんな強キャラならまだしも、このキャラはサポート特化型だから一人だと身を守ることもできないんですわ? お?
いくら能力の総計は優れているといっても、ちょっとねぇ神さまこれはないでしょうっていう。
多少の呪歌が使えるほかは、対人交渉系の役回りに特化した能力と技能ばかり。
さて、これでどうしようがあるのか。
悩んで悩んで、とうとう決意できた方針。それは――
「自分で出来ないなら、人を使ってやらせればいいじゃない」
戦いは数だし、世の中は金と組織だよねっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-19 22:50:54
52446文字
会話率:1%
鍛冶の村の少年と魔術師の村の少女が出会ったのは、深い深い森の中。
一度は警戒して刃を突きつけた少年だが、少女の発した言葉を聞き、ある策を練り始める。
資源の枯渇と技術力の低さ。
大きな問題を抱える二つの村が出会ったとき、新しいナニカが生まれ
る。
他の作品とは違う『戦い』を展開していく、ちょっと変わったファンタジーです。
是非、読んでみてくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-07 00:47:53
13616文字
会話率:33%