昔、『千年王国』と言われる、一人の王の治世が千年も続いた伝説がある国があった。女王の名を睡蓮(すいれん)。彼女の時代の幕切れは自害だと言われている。
その王が倒れ、二百年経ち、一人の少女が平民としてその国に生を受けた。名を花鈴(かりん)。
花鈴は、母の死をきっかけに、二年前に連れていかれてしまった弟の様子を見に行く決意をする。
目指すは──宮殿!
しかし決意をしたばかりの道端で。
「人違いです」
千年の付き合いだった神子に見つかるし、遊びに行っていた国の王とも再会するし……転生の意味が感じられなくなってくる始末……?
千年の側近と、名もつけられぬ関係だった隣国の王が、『彼女』を見つけ、捕まえる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 19:48:32
121825文字
会話率:39%
親が死んで借金を背負った村本は、ギャンブルに手を出して、到底払えないほどに借金を育ててしまった。ついに借金取りに捕まって、知らぬ場所へと連れていかれた村本は、妙なじじいに「現世で稼げねぇなら、別の世界にいってもらわんとなぁ」と異世界へ飛ばさ
れてしまう。異世界へと飛ばされた村本は、そこで生死をかけたギャンブルをすることに……。
※二話から一人称にかわります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-27 05:00:00
620文字
会話率:50%