魔王軍と神の使いである人類が戦争している『ありふれた』世界。
パートナーであり、相棒であり、片想い中の彼女に「こんな世界がありふれてもらっては困る」と小突かれる。
それもそうだ。
同時にこうも言った「アナタが何度もしてくれた与太話も本当
なら、……羨ましい話ね」
羨ましい?──それは欲しているモノを手に入れることが困難な場合に出る感情。
きっと彼女は諦めてしまっている。平和な世界が訪れることを。
それならば俺のやることはたった一つ。
世界を救う。ただそれだけのことだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 19:00:00
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会話率:59%