惑星ニックで文明を持った単細胞生物がルールという概念を授かった1000年語の話
最終更新:2020-09-14 16:41:44
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世界にほんの一握りの才能を持ったヤツらがいた。
その能力とは、言葉によって他人を操作できる能力であった。
能力者たちは、それとなく社会に溶け込んで暮らしている。
そして、私たちの社会を牛耳っているのもまた彼らである。
能力者の一人であるラ
ンは、高校2年生の能力者だ。
彼は自らの能力を封印して暮らすため、今までの学生生活で一言も言葉を発することが無かった。
ある日、彼のLINEに見知らぬ友達申請が届いていた。
それは同じく能力者のカインで、同じ高校の1年生カインからのものだった。
カインに出会うことで、ランは自らの居場所を感じ始めていた。
そんなカインは、あることをキッカケに自分の能力の"使い方"に気づいてしまう。
カインの中で、何かが少しずつ変わっていく。
徐々に自らの力に溺れていくカイン。
彼を救うべく、ランはついに自らの能力を使う決心をするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-24 21:54:02
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会話率:4%