リストラ候補になって、職場のレストランでいじめに遭っている綾子は、おばあちゃんと話すことで心に整理をつける。心に整理をつけた途端、良い方向へと物事が動き出した。一生懸命生きていれば、必ずおてんとうさまは見ていてくれます。
以前掲載した「火鉢
の前で」https://ncode.syosetu.com/n5997hq/のロングバージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 17:15:41
6038文字
会話率:43%
ハンターギルドに勤めるウケツケ・スルコはいたってまじめに働いていました。しかし、悪いギルドマスターはウケツケ・スルコのその才能と美貌に嫉妬し、閑職へと、リストラ候補へと扱いました。それに憤慨はしたスルコですが、持ち前の才能と美貌、そして、幸
運と、素晴らしい人脈を生かし、ギルドの利益を超えるほどの金銭的資産を蓄えることに成功したのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 01:06:48
2980文字
会話率:54%
「わたしの前世を悪霊呼ばわりしないでくださいっ」
少女エレーナは幼い頃に目覚めた前世の記憶のせいで「悪霊憑きのエレーナ」と呼ばれていた。
前世の記憶といっても日本という国の平凡な会社員のおっさんが、毎日一人暮らしのアパートと職場を行っ
たりきたりするだけ。スマホ、漫画、ゲーム、コンビニ。
何の役にも立たない記憶であった。
しかも前世の話をしたら周囲からはまるで相手にされず挙句に悪霊憑き扱いされてしまう不遇の日々。
なお転生に際して神様土下座されたり特別な能力を授かったりはしていない。
(転生しただけかよっ)
やがて月日が流れ、現在はしがない勇者を名乗る一行の下でアイテム管理という地味な能力で華々しい活躍もなく、旅の日々を送っていた。
どうせ途中リストラ必至の凡庸職。ほどほどに頑張ればよい。神や魔王なんて遠い存在。
だがts転生娘エレーナは、その前世の記憶があることにより神々や魔王その他やばい連中に狙われていることを知らない。
自分が世界を揺るがす戦いのど真ん中に立っていることもまだ知らない。
「わたしが世界の運命を握ってる? 冗談でしょ」
※世界観、設定は非常に適当です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 12:00:00
192690文字
会話率:28%
世紀の投資家が考案した企業法人限定VRMMO『トゥルーライフ』は、なんとプレイ中に獲得した金を現実で換金できるという。
「私が保有する仮想通貨すべてをゲーム内にバラ撒いた。諸君、ふるって冒険してくれたまえ」
それが鬨の声となり、ゲーム内にあ
る膨大な資産を回収すべく世界中の企業がゲーム筐体を購入した――のだが、それはバランス調整ガン無視の、世紀のクソゲーだったのだ!
そんな悪評から数ヶ月、すっかり過疎ゲーと化した『トゥルーライフ』に四人のオッサンが降り立った。
いずれも中小企業の窓際族、リストラ候補のクセモノ揃い。
これは、彼らがどうにか会社を見返してやろうと奮闘する、中年たちの哀の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 18:00:00
81713文字
会話率:46%