正体不明の異生物によって浸食され、地球を放棄しなくてはならなくなった人類。
だが外宇宙へ行く船に乗れるのは限られた者だけ。
せめて自分の遺伝子を伝えるだけでも――― と受精卵を届ける人々が居た。
そんな一人である「私」は、何とか調達した車で
自分と妻の受精卵を届ける途中、噂になっている凶悪犯の男女に乗り込まれてしまった。
さて「私」は無事届けることができるのか。
「ポニー&クライド」な人達を書いてみたい+ロードムービー的世界+世界の終末で中編、ということで書いたおはなしです。
遠い昔投稿はしたけど、ウイングスので二次どまりじゃなかったかなー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-20 22:38:13
34754文字
会話率:44%