キャッツランド王国第二王子・アレク・オーウェン・キャッツランドは、陰で「銀糸のスパダリ」と称される上級魔術師、第一級魔道具師のライセンスを持つ将来有望な銀髪美少年。そんなアレクは留学中の皇立学園高等部の創立記念パーティーで、婚約破棄されて断
罪される公爵令嬢――アリスン・コールリッジを目撃する。留学先の国の皇子にギロチンにかけられそうになる可憐な令嬢を救うべく、アレクは動きだす。
「あんな可愛い令嬢をギロチンにかけさせてたまるか! カチコミかけるぜ!
アレクの章では婚約破棄からの馬鹿王子ざまぁ、前世の因果応報、アリスンの章では姉妹格差からのおかんざまぁ、その他ざまぁが入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 18:34:28
47958文字
会話率:39%
グリティア王国の第一王女――ベアトリス・クレア・グレイス。
火焔の姫騎士と呼ばれたベアトリスは魔女が棲むという【黒雪の森】への遠征中、部下であり親友のライルに裏切られ、深い傷を負ってしまう。
死にかけの彼女を救ったのは桃色髪の【悪
魔】メフィストだった。
甲斐甲斐しく世話を焼かれるうちに回復したベアトリスは、この国が抱える歪みに気付き、行動を開始。
天然鈍感王女×世話焼き男子のバディが国を揺るがす大きな事件を起こしていく。
❖ベアトリス(アリス)
姫騎士として騎士団長を務めた傑物。言葉が足りない、表情がかたいなどの理由で友人はほとんどおらず、怖がられがちだが心優しい。鈍感で思い切りがよい性格。食欲が旺盛。
❖メフィスト
黒雪の森で暮らしていた【悪魔】。めんどくさがりやを自称しているが実際はかなりの世話焼きで尽くすタイプ。好きになると一途なので、いまだにかつての恋を引きずっている。
❖ライル・コールリッジ
ベアトリスの幼馴染。同じ王立第一騎士団に所属する騎士。人当たりがよく、男女問わず慕われるが……。
❖イェーツ辺境伯
グリティア王国北部地域の領主。隣国、神聖帝国との領土争いに晒される危険な領地の管理を行っている。弟が大好き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 18:00:00
60007文字
会話率:45%
サミュエル・テイラー・コールリッジ(Samuel Taylor Coleridge, 1772年10月21日 - 1834年7月25日)の幻想詩『クリスタベル姫(Christabel)』を翻訳だけして放置していたところ、当時の本(の影印)が
出てきたので移動する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 09:21:55
54947文字
会話率:2%
コールリッジ最長のバラッド、『老水夫行』として知られる長詩の翻訳。
「さまよえるオランダ人」関連として進行中の『吸血鬼譚』に入れるつもりだったが、「オランダ人」が最後まで出てこないため、別の連載とする。
この詩は Lyrical Ball
ads 初版(1798)、2版(1800)、Sibylline Leaves (1817)と複数の版が存在する。先ず1817年版により翻訳する。いずれにしても著作権は既にない。訳文については GNU FDL に拠る Free Document とする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 09:53:30
24643文字
会話率:3%
俺は訳アリの何でも屋。食うためだったら殺し以外はなんでもやる。今回の依頼はアンドロイドの事故調査。巨大企業が究明に失敗した困難な案件だがメシのために引き受けた。事故を起こしたのは最新型の共感機能を持つ教育用アンドロイド。これが断崖絶壁から真
っ逆さまに落ちて壊れた。本体からちぎれた手には青い薔薇が握られていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 00:12:16
21881文字
会話率:40%
ある満月の夜、死の闇から目覚めた女、ジェラルダイン。当てもなく森の中を彷徨う彼女は、そこでクリスタベルという名の少女に助けられ、彼女の城に匿われる。だが死から蘇ったジェラルダインの中には、何かが潜んでいた。とある森の中の城を舞台とした、原
初の吸血鬼の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-11 18:30:26
32094文字
会話率:29%