不良もどきの多い小学校へ通っていた大泉春希。この街にある中学校は不良が居座る学校がほとんどだったが、将来のことも考えて不良のいない平和な中学校はないかと探していると、喜瀬尾中学校という中学校を見つけた。その中学校は校則が他校より厳しいものに
なっており、そこなら真面目に勉強できそうだということでその中学校に入学することになった。
しかし、その中学校は想像以上の厳しさで、わかっているだけでも数百の校則があった。
すると突然、クラスメートの女が僕に声をかけてきた。女は、校則を少しでも破ると教師から生徒への暴言暴行が禁止ではなくなると伝えた。その他にもありえないような現実を言ってくる。
つまり…校則を破るとその後が地獄のようになってしまう、ということか?
僕は教師からの理不尽に耐えることができるのだろうか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-01 17:28:32
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