せかい は”みえないかたち”でできている
あらすじ
名門学園に通う主人公、鎮村透華は、社交的で友達も多く、誰もが羨む美貌を持つが、何人もの男子に告白されても、何故か腕相撲で勝負を挑み打ち負かしてしまうジャイアン女子。
しかし、幼馴染の日
向朔だけが、一見悩みの無さそうな彼女の真の姿を知っている。
彼女は五感全ての「歪み」を知覚する特殊な才能を持つ。
周囲の人間には感じられない違和感、音、匂い、味、触感、それらは彼女にとって日常的なノイズであり、その本人の意思とは無関係に発揮される力を持て余し、孤独を抱えていた。
唯一の理解者である日向朔もまた、透華の「五感の歪み」の力に興味を持ち、彼女を支え続けてきた。
そんなある日、学園内で奇妙な事件が起こる。「ありえないはずの場所で、ありえないはずの物が消えた」という噂が広まり、生徒たちは不安に包まれる。
透華は、その事件に「五感の歪み」が関わっていることに気づき、彼女にしか感じられない違和感が事件の真相を解き明かす鍵となる。
事件を追う中で、透華は学園に隠された「秘密」に触れていく。
それは、彼女自身の過去のトラウマや「五感の歪み」の力の起源にも繋がるものだった。「五感の歪み」を操る謎の人物が現れ、透華に挑戦状を叩きつける。
学園を舞台に、「五感の歪み」と「トリック」が入り乱れる壮絶な戦いが始まる。
透華は、事件を解決し、学園の「秘密」を暴き出すことができるのか?
そして、彼女自身の過去のトラウマや正体と向き合い、成長することができるのか。
Profiling
主な重要参考人
鎮村 透華(しずむら とうか)
五感の歪みの才能を持つ少女。学園では浮いた存在ではないが、その力のせいで孤独を抱える。
日向 朔(ひゅうが さく)
透華のクラスの男子で幼馴染。透華を支える。
朝比奈 凛(あさひな りん)
透華のクラスで親友の自称陽キャ(笑)女子生徒。
バルス(草日 両/くさひ りょう)
朔のクラスで良くも悪くも浮世離れした男子。
蜜柑(みかん)朔の妹
普段は容姿端麗で知的でクールな陽キャ優等生ギャル。
しかし、兄の話になると夢中になり延々と喋り出す。
実は極道B級映画マニアで、兄に対してはキツくあたるが、実は誰よりも兄を慕いよく観察している。
甘いモノに弱い。
オンとオフの時で私とボクを使い分ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-09 18:10:00
66281文字
会話率:36%