親不知を抜いた俺だがどうもその大きく空いた穴の様子がおかしい。妙な気配にその穴を覗き込んだ妻が消えた。俺の愛する妻は何処に行ったのか。もう帰ってこないのか。それは残念だ…などと諦めずに俺は妻を救出しようと行動を起こしたのだった。
マルチバー
スの罠に落ちた妻を助けようとする歯を抜いただけの主人公が頑張る愛と勇気の話…になる予定です。ならないかもしれません。ショートサイズを4~5回くらいの短期連載にするつもりです。どうぞ気軽に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 20:40:45
17543文字
会話率:45%
世界は"悪気がない"で溢れている。
派遣社員吉川は毎日悪気がない人たちと静かに戦っている。この世は"センタッキ"だ。
悪気がないと悪くないは本当にイコールなんだろうか。そんなことを考えながら、壊れた腕
時計を身に着け真面目に働く杜若は、神社の裏で「時計直せます」と書かれた喫茶店を見つける。正確に言えば喫茶店のようなものであるが。誘われるように店に入り、そこで少し浮世離れをした神経質眼鏡男、日下部と出会ってしまう。杜若の常識からは考えられない発言ばかりする日下部という男は、自らを死神と名乗り、「オレの仕事を手伝って欲しい」と持ち掛けてくる。
壊れかけの腕時計は、5分間戻ることが出来るというこの世界とは違う仕様にされ返却された。
予期せぬ不思議な力を手に入れた杜若は、死神に協力するふりをし、"悪気がない"ということは"悪くない"とイコールではないことを証明するという私利私欲に塗れた世直しを始めたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 16:05:53
23765文字
会話率:31%
博士と立野くんシリーズ
最終更新:2020-01-26 21:06:05
415文字
会話率:75%
冬の朝の駅、高校一年の男子高生、桐沢縁(きりさわよすが)は不思議な雰囲気を帯びた一人の少女と出会った。彼女の背負う運命とこの世界の行く末が交わる事を知った縁は自分の成すべき行いを決定する。
最終更新:2018-12-31 17:57:14
42133文字
会話率:71%
カケラを紡ごう。
夢から覚めよう。
クラインの壺、メビウスの輪。
僕は悪い夢を見ていた。
僕はそれを打ち砕きに行く。
http://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/395034/の続き
。
http://ncode.syosetu.com/s2116b/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-28 04:20:32
679文字
会話率:3%
朝起きると母親が首をつっている。
極彩色の空。非常識の街。
悪い夢を見た。クラインの壺。メビウスの輪。
僕は悪い夢を見ている。
最終更新:2013-02-16 01:19:03
2585文字
会話率:32%