ーー昔から僕、平谷和也は、人にどう思われているのかが怖くて仕方がなかった。
いつも人にどう思われているのかを恐れて自分を上手く出せない主人公和也。そんな彼は、流星群の夜、人の気持ちをわかるようにしてほしいと願いを込める。すると翌日、和也
は、自分の腕に、傷跡として、他者の気持ちが刻まれるようになっていらことに気づく。和也は、その傷跡で、人の気持ちを読み取りながら、自分を極力出さない平凡な生活を送っていた。
そして、親友の東根海斗ともに高校に進んだ和也。高校でも平穏な暮らしを望んだ彼だったが、ひょんなことから、クラスメイトである金髪でピアスの美少女。星見京子に傷跡を見られてしまう。
ああ、これは気持ち悪がられる、和也はそう考えたが、意外にも星見は、それを機に、和也と関わりを持つようになる。
これは自分を出せない少年、和也が、星見と関わり、少しずつ、殻を破り、自分自身を解放していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 18:29:15
135681文字
会話率:39%
図書室のシモン先生を慕う女生徒クレア。
先生の夢を見るようになった彼女は、そのことを親友のメグに打ち明ける。
だけどこの国には夢を見る自由すらなく、クレアの見た夢もメグによって密告されてしまう。
近未来のディストピアを舞台にした、先生と女
生徒の命がけラブストーリー。
※「覆面作家企画8」参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-20 18:21:56
5297文字
会話率:32%
傷ついた女を放っておけなかった男が交錯する場面
最終更新:2015-12-03 07:48:18
2377文字
会話率:55%
個人HP「Blacktact」より転載
「キズアト」「Move」「ヒトリゴト」
最終更新:2015-09-11 16:05:17
272文字
会話率:0%
「本当のことって、知ってなきゃいけないの?」神崎あいはカラダを売っていた。「…もうここには来るな。あいにも近づくな。お前は望まれたお前にピッタリの世界が、ここじゃない場所にあるだろ」綾瀬シンは拳を振るいながら、あいとカラダを重ねながら、世界
を隔絶し…守り続けたものがあった。そして俺はその花がたまらなく――欲しかった。
学校の人気者ラン、援助交際の噂を持つあい、あい以外を拒絶するシン。出会ったのは“ひとり”と“ふたり”。閉じていた“ふたりの世界”が、大きく揺れて動き出す――(野いちごおよびにBerry's cafeにて同一作品掲載中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-13 02:14:38
37009文字
会話率:24%