キャサリン・エクレア・スカーレットは、エクレア王国国王スティーブンと、王妃エリザベスとの間に生まれた、ただ一人の御子である。
12人の魔法使いを招き、誕生記念パーティーが行われた。
しかし8人目の魔法使いが祝福を贈った直後に、呼ばれな
かった13人目の魔法使いが、呪いを掛けた。
「王女はとても淫乱で、毎日のように男を枯れるまで搾り取る女に育つだろう。相手は一人では足りず、何十何百の男と交わり、父親の分からない子供を産むことだろう」
解除することはできない呪いに、残りの4人の魔法使いは、祝福で上書きする事により対応するも、重大な問題が残ったままだった。
童話『眠れる森の美女』のパロディの筈が、全然別物になってしまったのは、ナイショですよ?
※『童話パロ企画』がキッカケですが、本作はGLが含まれるため、参加作品ではありません。
この企画が無ければ思いつかなかったネタなので、不参加作品ではありますが、企画に感謝感謝、です(^^)/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-13 18:00:00
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会話率:3%