「ヘロイーゼ・プランゲ公爵令嬢! 私は令嬢との婚約を破棄することを宣言する!!」王太子の言葉が夜会で賑わうホールに響き渡る。ヘロイーゼはため息を一つついてホール中央に進み出た。こうなることは事前にわかっていた。一週間前、アーベル王太子と〝真
実の愛〟の相手ベティーナとの密談を偶然聞いてしまったのだから。こちらの反撃の用意は整っている。ーーしかし事態はヘロイーゼが思っていた方向とは別の方向に転がっていく。夜会での婚約破棄という茶番劇の真相は?
六話完結です。魔術、魔道具、魔法薬など出てきますが設定に甘い部分があってもご容赦ください。
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 14:10:00
30655文字
会話率:52%
クラウン王国の王女リリアーベルは、勇者として魔王を倒しに単独魔王城へと乗り込んだが、歴代最強と言われる魔王に叶うはずもなく、さらに、助けに来た護衛騎士ジークを無事王国に帰すことと引き換えに魔王城に滞在することになってしまう。
でも、魔王城は
思ったよりも快適で、魔王も優しく、よく見たらかっこいい。「ねぇ、リリーって呼んでいい?リリー、可愛い」
魔王を倒しに来ただけなのに、気がついたら彼に溺愛されていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 22:11:01
81397文字
会話率:64%
両思いになったらしい二人の何のことのない日常の一コマ。もしくは、彼女が大好き過ぎる男の騒がしい脳内。
人物像ブレていたら申し訳ないです。前作読まなくてもイケると思います……多分。
最終更新:2025-04-16 09:00:00
1927文字
会話率:50%
ぼくの名は、アーベル。
両親はいない。つい最近まで父子家庭の子供だったけれど、父が他界したばかりだ。そして父がいなくなったことで、家の税金を払えなくなったから、ぼくには住む家もない。
けれど、悲観してはいない。
ぼくはもともと探検家
気質で、市街で過ごすよりも原野に出ている時間の方が多い子供だったからだ。狩りの心得もあるし、テントなんかも持っている。帰る家なんかなくても、夜を明かすことはいくらでもできた。
それよりも、ぼくは気兼ねなく草原や森、山などを目指せることにわくわくしていた。誰に迷惑をかけることもない。これからは、どこを探検するのも自由だからだ。
そんなとき、ぼくはふしぎな霧をみつけた。というより、気が付いたら霧の中にいた。さっきまで霞んでさえいなかった視界が、いきなり真白になって、そのことに初めて気が付いた。
それが始まりだった。ふしぎな体験へ、ぼくを誘う霧だったのだろう。ぼくは戻るということも考えず、霧の中を進み、一軒の家に辿り着く。その家の中では、見えない女の子の声が、ぼくを待っていた。
彼女は言った。
「一緒に住んで」
ぼくは頷いた。こんなふしぎな体験を、逃すつもりには慣れなかったから。女の子の声はヒノと名乗り、ぼくをふしぎな冒険へと誘ってくれると言った。
普通に聞けば、こんなに怪しい話はない。でもぼくはその話に乗った。
ぼくは、ヒノを信じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:00:00
116136文字
会話率:43%
お金がなくなった実家のため、フィリス王子に嫁いだ公爵令嬢の私。
だけどフィリスは強大な魔力を持っていた私を婚約者として扱う気はなかった。高価なポーションの作り手として働かせたいだけだったのだ。
フィリスの愛人クーデリアにも馬鹿にされ、こき
使われる日々。
ついに過労から倒れた私はそのショックで前世の記憶を思い出す。
「このままだと私は死ぬ」
この世界は某悪役令嬢物の異世界で、本編開始前に死んでしまう幸薄い錬金術師が私だった。
しかも死因は過労死。
もちろんそんな未来なんて受け入れらない。
死の運命から逃れるためなら、なんだってやってやる。
絶対に婚約破棄して、自由な生活を手に入れてやるんだから!
で、人嫌い皇帝のアーベル様に妻として拾われたんですが……知っていますよ、あなたが大のモフ好きだってことを。
アーベル様に拾われた私は、新天地で自由を満喫しながら錬金術師として充実した日々を送ることになるのだった。
あれ? にしてもなんだかアーベル様が甘やかしてくれるような……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 18:05:19
109819文字
会話率:33%
レーナは、婚約者であるアーベルと妹のマイリスから書類にサインを求められていた。
その書類は見る限り婚約解消と罪の自白が目的に見える。
ただの婚約解消ならばまだしも、後者は意味がわからない。覚えもないし、やってもいない。
しか
し彼らは「名前すら書けないわけじゃないだろう?」とおちょくってくる。
それを今までは当然のこととして受け入れていたが、レーナはこうして歳を重ねて変わった。
彼らに馬鹿にされていることもちゃんとわかる。しかし、変わったということを示す方法がわからないので、一般貴族に解放されている図書館に向かうことにしたのだった。
連載版です。短編版の合間にも話を追加してあります。短編版と変わっていない場所には*のマークを入れてあります。ご活用ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 17:50:10
104996文字
会話率:40%
レーナは、婚約者であるアーベルと妹のマイリスから書類にサインを求められていた。
その書類は見る限り婚約解消と罪の自白が目的に見える。
ただの婚約解消ならばまだしも、後者は意味がわからない。覚えもないし、やってもいない。
しか
し彼らは「名前すら書けないわけじゃないだろう?」とおちょくってくる。
それは今までは当然のこととして受け入れていたが、レーナはこうして歳を重ねて変わった。
彼らに馬鹿にされていることもちゃんとわかる。しかし、変わったことを示す方法がわからないので、一般貴族に解放されている図書館に向かうことにしたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 20:11:26
11452文字
会話率:48%
異世界アルトナ大陸で起きる戦記物語。
人の魔力を燃料にする人型起動兵器”エンジェル”を用いて戦が行われる世界で、アルデンフォーフェン王国の騎士アーベル・グラッツェとバルトロメオ・ディアスは戦乱に巻き込まれ、遺跡の発掘兵器”ナフタリ”に搭乗す
ることで数奇な運命へと導かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 03:30:00
125177文字
会話率:37%
アルトナ大陸では500年の間、いくつもの国が興り戦が続いていた。
この大陸の戦争では“エンジェル”と呼ばれる兵器が主力兵器として扱われている。
アルトナ大陸西部に位置するアルデンフォーフェン王国。
その東部国境警備隊第六小隊に所属していたア
ーベル・グラッツェは従者にして友人であるバルトロメオ・ディアスと共に国境の警備にあたっていた。
ある夜、隣国フレンスべルク帝国のものと思われる漆黒の“アークエンジェル”が二人の所属する第六小隊に夜襲を仕掛けてきた。
アークエンジェルは通常のエンジェルの三倍以上の性能を誇る最新鋭の兵器である。
瞬く間に第六小隊はアーベルとバルトロメオの両名を残して壊滅させられる。
アーベルは自機を囮にさせて敵を引き付けている間に、機体を捨てたバルトロメオと共にヴァーダーンの森の中に逃げ込んだ。
二人が森を彷徨っていると、謎の金属でできた構造物、“遺跡”を発見する。
まるで導かれるように遺跡の中を進むアーベルたちの前に、銀色の機体が姿を現した。
それは姿かたちこそエンジェルを連想させるものの、それは構造から武装まで一線を画す別物の機体だった。
システムを起動させると、この機体が第三世代型アイオーン機体名“ナフタリ”という機体であることが判明する。
ナフタリを操縦することに成功したアーベルたちは、自分たちが所属していた基地“国境の砦ヴローム”に帰還したナフタリに対し帝国軍は二十機近くエンジェルをもって制圧にかかるが、ナフタリはそれらをたった一機で殲滅してみせた。
次にナフタリの前に姿を現したのは、アーベルたちを壊滅寸前に追い込んだあの漆黒のアークエンジェルだった。
自身が黒太子の異名をもつ皇子トバルカイン・ウィル・バウル・フレンスべルクである事を名乗り、ナフタリに襲い掛かってきた。
一度は為す術なく倒された相手であったがナフタリの性能はそれをはるかに圧倒していた。
黒太子の駆るアークエンジェルを撤退まで追い込んだアーベルたちは、改めてナフタリの危険性について考えを巡らせる。
帝国のエンジェルやアークエンジェルを圧倒し中隊規模の戦力を一機で殲滅しうるこの機体は、王国の一騎士に過ぎない彼らの手には余る代物だったのだ。
有力諸侯がナフタリの所有を求めて自分たちの争奪戦が繰り広げられることが容易に想像できた。
そこで二人が取った選択は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 23:47:23
9590文字
会話率:3%
ある異世界で生きるアーベル。アーベルにはある秘密があった。何故か彼は地球での記憶をそのままに転生していたのだ。
彼の地球での一生は、仕事ばかりで家族を顧みず、そのせいで彼の周りからは人が離れていき。最後は1人きりで寿命を終えるという寂しいも
ので。
そのため新たな人生は、家族のために生きようと誓い、そしてできるならばまったりと暮らしたいと思っていた。
そんなマーベルは5歳の誕生日を迎え、神からの贈り物を授かるために教会へ。しかし同じ歳の子供達が、さまざまな素晴らしい力を授かる中、何故かアーベルが授かった力はあまりにも弱く。
だがアーベルはまったく気にならなかった。何故なら授かった力は、彼にとっては素晴らしい物だったからだ。
その力を使い、家族にもふもふ魔獣達を迎え、充実した生活を送っていたアーベル。
しかし変化の時は突然訪れた。そしてその変化により、彼ともふもふ魔獣達の理想としている生活から徐々に離れ始め?
これはアーベルの成長物語、いやいや彼のもふもふ達の成長物語である。
※こちらの作品はアルファポリスにて先行して書いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 20:16:31
167484文字
会話率:49%
魔法が尊ばれる国アーベル王国の五大魔導爵家に生まれたエリザベートは、その魔力の多さから王太子の婚約者に選ばれる。横暴で自分勝手な王太子フランツに冷遇されながらも、憧れの天才魔術師ジュール・ポワティエに近づきたいと日々魔法の訓練を重ねること
がエリザベートの楽しみだった。
しかしエリザベートの人生は、ある一人の少女の登場によって大きく変わっていく。
「私が世界を滅ぼす邪悪な魔女だなんて、冗談じゃないわ!こんな国、今すぐ出て行ってやる!!」
王太子フランツから魔女の疑いをかけられて投獄されそうになったエリザベートは、神出鬼没の魔術師ジュール・ポワティエの足跡を辿る旅に出ることを決意。そんなエリザベートには、西暦2000年代初頭の日本から聖女として召喚された前世の記憶があった。
「僕の気持ちを知っているくせに……悪い女だね、君は」
「……僕は、思ったより君のことが気に入ったみたいだ。もう一度キスしたいんだけど……いい?」
自由気ままな一人旅になるはずが、同じく王太子に命を狙われて一緒に旅をする年下の第二王子、そして何故か行く先々で出会う謎多き魔術師ジュールからも迫られて、エリザベートの旅は前途多難……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 19:32:42
67891文字
会話率:57%
ヴィム・アーベルはサイラス王国に仕える宮廷魔術師だった。
しかし、ヴィムの圧倒的な魔術に恐れた帝国はヴィムを幽閉することにした。
幽閉された迷宮は脱出不可能と言われる結界が張られ、最高レベルの迷宮だった。
そんな迷宮でもヴィムは暇つぶ
しに最深部まで攻略してしまった。
すると、ヴィムの体はいつの間にか不老不死という最強の力を手に入れていた。
それから1年結界が綻びた場所を発見したヴィムは迷宮を脱出した。
そして、隣国であるレオリア王国へ向かう。
そこで、皇女様に気に入られてしまいSランク冒険者として成り上がった。
そこからヴィムはこの世界の世直しを決意する。
一方、帝国はヴィムが居なくなったことにより魔法技術が低迷して他国に侵略を許していた。
これは、『深淵の魔術師』と呼ばれる最強の魔術師が無双して成り上がり、世界の理不尽と戦う物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 12:00:00
203349文字
会話率:44%
ルル・アーベルは悩み多き貧しい貴族の令嬢。
十二歳の時、王都の学院で“銀狼の若君”と呼ばれる公爵家の跡取りであるミカドラと出会う。
そして彼から非常識な取引を持ちかけられて……。
最終更新:2022-09-27 18:23:21
306059文字
会話率:35%
古くに大魔導師と呼ばれる人物が存在した。そんな彼、アーベル・ジャルディノは1万年後の世界に転生。そこで、庶民の息子として生まれ変わり、アルベール・デイヴィスという名で。
やりたいことがあった。それは魔術学院に通うこと。自分の作った学院がど
のような形で生まれ変わっているのか———。はたまた、そのままになっているのか。それを彼は知りたい。長い年月をかけ、今やどうなっているのか。
彼は、好奇心旺盛だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 22:17:27
213175文字
会話率:44%
オタク女子高生、織部市夏は16歳の夏に病死した。異世界に転生した姿は、世界を滅ぼす伝説の炎竜グラナティス。炎竜を崇拝する悪の組織に育てられ、甘やかされ、わりと平和に暮らしていたが、正義の魔術師の襲撃を受け、気がつくと森のなかにひとりぼっち。
「みんなが迎えにくるまで、ひとりでやっていくしかない」魔法で人間になった市夏は、正体を隠して暮らし始める。
【二部から】衣食住のあてを探していたイチカは、国境の守備隊にもぐりこむことに成功する。この世界では魔術師は希少であるようだ。顔はいいが性格の悪いアーベル、強いが頼りにならないシュルツの元で魔法修行を始めるも、巡回任務の途中でイチカは森の精霊にさらわれてしまう。イチカの正体を知った森の精は、イチカに助けを求めてきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 12:26:09
521011文字
会話率:48%
「いいか!ある。この『始まりの鍵』は、『一回しか使えない貴重なものだ。それゆえいざという時にしか使うでない。そのいざというのは己で見極めろ。助けたいものを救いたい。死にたくない。そういった芯なる願いを叶えたいと願った時、その鍵を上に掲げ空を
回すがよい。そうしたならば、その願い叶える扉が現れよう』」そう言って七色の光を渡された。
それは、主人公アーベルト(アル)が冒険者になる日のことだった。
その日から6年。
冒険者となったアルは、『魔導士』のベストジョブという冒険者で金食い虫と蔑まれているジョブでありながらも日々必死に頑張っていた。
そんなある日、アルは所属しているパーティーから「金食い虫は出ていけ!」と追放されてしまう。
アルにとってはこれで3回目。追放されるのは辛いもうこんな思いはしたくない。とアルは自分でパーティーを作ることを決意する。
そして、最初のパーティーメンバーとなったのは、同じく追放されてしまった『魔導士』のベストジョブと『回復士』ジョブを持つルカという、とても可愛らしい貧乳少女。
そして、次に今では使い手がいないと言われている『魔術』を使うシューという青年。
最後は、英雄として、異世界から呼ばれて来たという『魔導士、鑑定以外』がワーストジョブのヨウコという少女。
その4人は『特異点』と呼ばれる伝説の希望でいずれ魔王を倒す最強のパーティーとなる。
それに至るまでは、アルたちには、様々な困難や敵、かつての追放パーティーが立ちはだかる。
さぁ!4人で乗り越えてゆけ最強パーティー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 06:15:52
45950文字
会話率:28%
「エリス、大事な話があるッ!」
「――!」
私の婚約者であるアーベル第二王子が、夜会の最中に突如声を荒げた。
こ、この雰囲気……、これはもしや――!
「今この時をもって――僕は君との婚約を破棄するッ!!」
「――!!!」
婚約破棄キターーー
!!!!(大歓喜)
ふおおおおお、日頃ロマンス小説を読み漁っている私だけど、まさか自分の身に大人気ジャンルである『婚約破棄』イベントが降ってくるとは……!
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 21:09:10
2250文字
会話率:48%
オプライトス王国副騎士長アーベル・サンチェス。村育ちで剣に生きた彼は実力を買われ念願の王国騎士団に入団。ぶっちゃけ剣に生きてきた彼は人生で一度も恋人が出来たことがなかった。当然性交渉もない。そんな彼にも恋人が出来た。オプライトス王国第一王女
エマ・オプライトスと付き合うことになったアーベル。エマとの恋愛は王国の誰にもバレてはいけない。騎士と姫の身分差異世界ラブコメが此処に爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 08:00:00
6938文字
会話率:30%
「さよなら、私の愛しい人。」
マリアーベルは、17歳という若さで自らの命を絶った。
失恋物語。悲しい系が読めない方は読まないほうがいいと思います。
たくさんの方に読んでいただけたら嬉しいです!
最終更新:2018-12-09 18:06:11
5531文字
会話率:16%
古代の都市国家。闘争を国是に掲げる国があった。
主人公アーベルは、所属する少年隊で最も人を殺しその実績を認められつつも、好戦的な性格から周囲に恐れられていた。
殺して奪うだけの日常に飽きつつもあったある夜、離れた村を襲撃した際に、エレオノー
レという美しい少女と対峙することになる。小さな賭けの負け、そこから始まる戦いの日々の中で手傷を負い、ほんの僅かにエレオノーレに感化されていく。国を抜ける最後の関所でのかつての師との戦いと、知られた秘密。旅路の果ての港町にて、アーベルとエレオノーレは再び剣を向け合った。新しく、二人で進むために。
主人公アーベルの一人称視点でおくる、成長と変化の物語です。
ファンタジー、転生、チートなどの要素の無い、古代西洋世界の時代小説。
注1:歴史上の出来事を参考にしている部分もありますが、史実に則った形ではなく、あくまでその時代の架空の物語です。その時代の神話や国体の一部は、物語の関係上、独自解釈や、若干手を加えている部分があります。
注2:ギリシア文字のタイトルは、通常とは異なる構成。また、タイトルが[]で囲ってある場合は、番外編となっております。
旧題:Iστoρι´α ενo´στ νε´oυ βασιλια´ -ελευθε´ρωαη- 【新たなる王の物語 -解放偏-】
小説家になろう復帰に伴い、改稿版を再連載いたします(ちなみに、以前書きあがっていた部分は第一部のGeminiだけで、それで完結の予定でした)。
第七部【Corona Borealis/Austrina】開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 19:26:04
1223965文字
会話率:28%
「(-1)×(-1)=1ってどう証明するの?」
そう訊かれたら、あなたは答えることができますか? 中1で習う事実でも案外難しいかもしれません。
本小説では、『道徳の解答の作り方 ー文芸部による攻略ー』に登場する蒼井陸斗とその妹の美
月がただそれについて雑談しているだけのお話です(陸斗が高1、美月が中3ということだけわかっていれば、『道徳』を読んでいなくても問題なく読めると思います)。
数学に詳しい方向けに注意です。
本小説は、整数全体が環であることに基づいて、その乗法に関する単位元1の加法に関する逆元である(-1)の2乗が1となることを証明しようという方針で進んでいます。そのため、分配則や結合則、単位元や零元の存在など、環の定義にある部分は認めて議論をしています。
また、アーベル性を使うまいとして変な書き方になっているところがあるくせに、証明の中で右側や左側だけを示しているところがあります。まったく同様にできるので省略していると考えてください。
感想、ご意見、ご指摘は広く求めております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 18:30:04
4929文字
会話率:54%
獣人達が暮らす、科学も魔法も存在する世界。
伊藤ハナを始めとする高校の魔術部の部員達は、強制的にアーベル魔術大学へ入学する事になった。
熱心に勉強をする中、仲間達はそれぞれの目標を見つけ、ハナは「魔法でみんなを救うヒーロー」になる事を目
標にし始めた。
しかし、それを邪魔するかのように様々な困難が彼女らの前に立ちふさがる。
青春SFファンタジー群像劇!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-27 19:00:00
347206文字
会話率:36%