角川スニーカー文庫から3月1日発売
――――
再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。
「久しぶりですね、隼人」
「はるき、なのか?」
かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思っていたガキ
大将然とした姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。隼人の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。接してくる距離感も変わりやしない。
「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」
「見たいの?」
「見たくねーの!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」
「くそっ、そんなんじゃねーっての!」
「ふひひ」
そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が……
田舎と都会。
少年と少女。
変わってしまった心と身体。
されど変わらぬ想いと約束。
更には田舎で別れた妹の親友、野菜を育てる園芸部員の女の子、彼女達との再会と出会い。そして――
これはそんな幼馴染と、離れていた距離と時間をちょっとずつ埋めていく、とある夏から始まるお話。
ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位、総合日間2位、週間5位 ありがとうございます。
R15は保険です。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 19:00:00
916490文字
会話率:43%
「そのタブレット、会う時はいつも食べてるよね」
最終更新:2025-07-09 08:00:46
212文字
会話率:0%
「ひろきは、僕の裸見たい?」
突然の言葉に驚いて、動揺する。
いくら女の子みたいな男子とはいえど、同性の言葉に動揺するなんて、俺は一体どうしたんだ。
高校二年生の夏、男の娘とイチャイチャしてえっす
最終更新:2024-07-16 01:04:00
2953文字
会話率:49%
「私は壁を這うナメクジになりたい」
「何いってんの?」
学校に向かう通学路で、私は友人に言った。しかし、怪訝な顔をされてしまう。
もう付き合いも長くなってきた。何も言わずとも察してほしいというのはわがままだろうか。
私はやや憮然として言った
。
「塩対応…。ナメクジだけに」
突き刺さる冷たい視線と沈黙。ややあって友人は口を開く
「で、つまりどういうこと?」
「私の推しが女子高生を見守る壁になりたいって言ってたの!だから私は壁になった推しの上を這い回り体液をこすりつける…」
「やめなさい!花も恥じらう女子高生が体液なんて言うんじゃないわよ。しかもこすりつけるとか」
「ふ、ふひひ」
「ちょっとー?叱ってるんですけどー?」
私の言葉に彼女が反応する。ただそれだけのことが嬉しい。
女子高校生二人の関係についての物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 15:17:15
11118文字
会話率:41%
深夜に創作したりすると、ふと忍び寄る胃袋からの欲望。
抗いきれぬそれに身を任せる快感。
ああ!なんて夜中に隠れて食べるメシは美味いのだろう!
……読む度に体重が100g増えるかもしれない、恐るべき真夜中メシレポート。
最近ちょっ
と太ってしまったので、軽く減量していたのですが、深夜に食事の妄想が暴走して、思わず書いてしまいましてね……深夜に食べるって、背徳的で美味しいですよね……あなたもさあこちらへ。ふひひ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 21:50:36
6513文字
会話率:2%
「…ふひひっ…」
(ーーーっ!?)
その瞬間、どこかのトムやジェリーのように脚をピーンと伸ばして飛び上がる。
待て、落ち着け!大丈夫だ!これは寝言…驚いて飛んでしまったが、幸い床が軋む程度の音で済んだ。
ぶっちゃけ心臓が飛び出るかと思
ったが起き上がってくる様子はない。
かいてもいない汗を拭う動作をしながら開きかけの扉を押す。
するとまた、
「…ふひ…すぴー…ついに…使う時が…むにゃ…すぅ…エリー特性の…色々爆発しちゃうポーション…んん…」
(っ!?いや、落ち着け…寝言だ寝言。ていうかなんだ色々爆発しちゃうって、ドーンで終わりだろ)
「ドーンで終わりだと思った…そこのあなたぁ…すぅ…笑茸と泣茸のエキスを…ふんだんに使ったぁ…このポーションはぁ…」
(…あれ、心読まれてるかな?)
「鬼毒茸を…すぅ…混ぜ合わせることでぇ…すぅ…すぅ…」
(鬼毒茸!?…想像通りの字面だと急にヤバ過ぎる物が出てきたんですがそれは)
「……………ふひっ……すぅ…」
(……えっ、そこまで説明して放置するの!?どこがどう爆発するんだよそれ!あとふひっはやめなさい!)
「…あ…これ…風邪薬ですぅ…お大事にぃ……すやぁ…」
(処方すんじゃねええ!あれ、もしかして俺それ飲んでんの?処方されちゃってんの?)
すでに処方されているなら何かしら問題が起きているはず、今の所異常が見られないから自分は大丈夫、大丈夫。
と、言い聞かせるように心の中で唱えながら青年は扉をそっと閉めた。
あ、異世界転移モノでマイナススタート主人公がちょっとずつ化けの皮剝がれていく感じです。予定では。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 11:23:53
64654文字
会話率:24%
ある日後継者を探す魔王の手違いにより、優の彼女である智夏がスライムの姿に変えられてしまう。
それでも智夏と一緒にいることを選んだ優は試行錯誤をしながら生活をするが、天使ミルフィに智夏を元に戻す手がかりを教えてもらい、異世界に行くことを決意す
る。
しかしそこからが問題の始まりだった――
魔物からも人間からも気持ち悪がられ、嫌われているスライムに居場所はない。
そんなアウェイな世界で生活を開始した優と智夏は、騙され、騙され、騙された挙句、追放され、殺されかけ、もう信じることの出来るものは――
そこで優は一つの真意に確信を持った――
「人は見た目で判断しちゃいけない……か、分かってたつもりだったんだが……」
怪物か人間か、悪いやつか良い奴か、そんなモノ、初対面で決められるものでは無いのだ――
気持ち悪い見た目のやつが良い奴で、超絶美少女は極悪人……。
そんな何もかも信用出来ない世界で、優は智夏を助けるために冒険者として駆け回る!
「ふひひ、今あんたが食べたゼリー……お前が好きで好きで仕方ない、彼女だぞ? ふひひひひ!」
「はぁぁぁあ!?!?!?」
タイトル通り、俺、騙されて彼女を食べちまうんだけどね――
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
命と向き合い、モンスターを殺せない主人公にどのような道があるのか。命とは何か、偽善者は何を守ることが出来るのか。一方的に人間の都合で敵と判断されるモンスター達に心は無いのか。
そんな疑問をぶつけたちょっと考え深い作品です――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 14:08:15
14334文字
会話率:31%
修行として、無一文で、女子修道院を放り出された私。
お金のため冒険者をはじめたのですが、うまくいかず。五日間、食料も買えずに空腹で死にそうになってしまいます。
解決方法も思いつかず、私は、僧侶としての最終手段に出ます。そう、神様に「助けて
!」と、お祈りしたのです!
その結果……なのでしょうか? 翌日、私に『触手』が生えていました。――なんですか、これーッ!?
背中にある、勝手に動く触手。
軽くパニックになりかけたものの、この複数の触手が、意外に『使える』ことに私は気づきます。
魔物を一撃で倒してくれたり、いろいろなポーションを作れたり。
仲間になった女の子に、からみつきたがるクセは困るものの、その子たちも嬉しがるため問題は無さそうで。
この触手さんは、私の祈りに答えてくれた、神様からの贈り物かもしれませんね……。
神様! 私は、この触手さんの力で冒険者として成功し、さらには一流の僧侶にもなってみせます!
人助けもいっぱいできそうで、ゆくゆくは貞淑で清楚なスゴい聖女さまと、伝説になっちゃったりするかもしれませんよ! ふひひー。
※これはそんな触手さんにある、女の子の愛人を引き寄せる能力に気づかず、たくさんの「妻」と、たくさんの子どもをもうけることになる、未来の(ある意味でも『伝説』となる)聖女様の物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 23:38:44
46343文字
会話率:44%
末期ガンを患った高校生、坂本優希。死を迎えるまでの時間を自宅で過ごしていた彼は、いつものように愛猫の黒猫と一緒にベッドでTVゲームをしていた。死の気配を感じつつ床に就いた彼が次に目を覚ますと、そこは異世界だった!? 瀕死ゲーマーの冒険が今、
ここに幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 19:43:10
75885文字
会話率:32%
14歳、中学二年生の女の子『御前崎私』。
気が付けば異世界に来ていた彼女。
持ち前の能天気さとアホの子成分とラノベからの知識、そして想像した物事を創造するというチート能力を武器に? 異世界をなんとなーく渡ってゆく。
「……ふひひ……
異世界チート……ふひひひひ……」
※2月12日完結しました。
※第三者視点ですが、荒ぶります。
※能天気7:アクション1:シリアス1:その他1の成分です。多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-12 07:00:00
225148文字
会話率:57%
大型トラックにひかれそうなるー。
目を覚ますと、ここはどこー?
僕は、僕ー。
あー、轢かれそうになって、やっぱ轢かれてたー。
んー、そうかー天使さんが教えてくれるんだねー。ありがとー。
あれ、続きは??
それはー、まだだよー。
みたいな
?ふひひひ、すいやせん(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-02 23:47:00
1281文字
会話率:27%
君が自伝を書いたら、
あたしにも読ませてくれる?
読書の秋ですね。ふひひ。
最終更新:2013-10-13 18:55:30
549文字
会話率:25%
街はカーチャンで溢れかえっていた……。
最終更新:2011-07-19 09:57:37
1984文字
会話率:17%