久しぶりに小説を書いていたK氏の家に友人のSが、やってきた。S氏の話によると、最近ネットでプチブームが沸き起こっているという。K氏は最初信じられなかったが、実際にネットを見てみると、S氏のいうことは本当だった。K氏は歓喜した。「やった、つい
に自分の時代がやってきたんだ・・」その様子を少し白けた雰囲気でうかがっていたS氏、S氏は普段から、K氏のこの短絡的な情動をあまり心よく思っていなかった、このさい言った方が良いのでは・・彼の脳裏にK氏の行く末を案じる親心のような心理が働いたのであろうか?S氏は彼を諌めた、一度は改心したようなK氏であったが、その実は・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 16:53:24
2170文字
会話率:95%