高校生の美月は早朝の枝垂桜が咲く上賀茂神社で、変わった絵かきに出会う。
彼に惹かれる美月だが、自分は恋をしないと呪文のようにとなえる。
美大を目指す美月は、新任美術教師に進学相談をすることに。しかし、その新任教師は神社であった絵かきだった。
女子高の新任美術教師になった真壁は、早朝の上賀茂神社で一人の少女に一目ぼれする。もう一度会いたいと願っていたら、彼の前に生徒として彼女はあらわれた。
京都の四季のうつろいとともに、ふたりの距離も生徒と教師の関係からうつろっていくが、美月にはどうしても越えなければならない過去のトラウマがあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 08:08:38
112422文字
会話率:38%
今日も今日とて、社畜として生きて日付をまたいでの帰路の途中。
高校の時に両親を事故で亡くして以降、何かとお世話になっている叔母の深夜食堂に寄ろうとした俺。
いつものようにドアに手をかけて、暖簾をぐぐりかけた瞬間のこと。
足元に目を開けてい
られないほどの眩しい光とともに、見たことがない円形の文様が現れる。
声をあげる間もなく、ぎゅっと閉じていた目を開けば、目の前にはさっきまであった叔母の食堂の入り口などない。
代わりにあったのは、洞窟の入り口。
手にしていたはずの鞄もなく、近くにあった泉を覗きこむとさっきまで見知っていた自分の姿はそこになかった。
泉の近くには、一冊の本が落ちている。
『ようこそ、社畜さん。アナタの心と体を癒す世界へ』
降り出した雨をよけて、ひとまずこの場にたどり着いた時に目の前にあった洞窟へと本を抱えながら雨宿りをすることにした主人公・水兎(ミト)
日記らしきそれを開くと見たことがない文字の羅列に戸惑い、本を閉じる。
その後、その物の背表紙側から出てきた文字表を見つつ、文字を認識していく。
時が過ぎ、日記らしきそれが淡く光り出す。
警戒しつつ開いた日記らしきそれから文字たちが浮かび上がって、光の中へ。そして、その光は自分の中へと吸い込まれていった。
急に脳内にいろんな情報が増えてきて、知恵熱のように頭が熱くなってきて。
自分には名字があったはずなのに、ここに来てからなぜか思い出せない。
そしてさっき泉で見た自分の姿は、自分が知っている姿ではなかった。
25の姿ではなく、どう見ても10代半ばにしか見えず。
熱にうなされながら、一晩を過ごし、目を覚ました目の前にはやたらとおしゃべりな猫が二本足で立っていた。
異世界転移をした水兎。
その世界でまわりに自分の姿がどう見えているのかを知らないまま、本が導くままにのんびりと旅に出る水兎のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 00:45:02
443783文字
会話率:40%
設定が上手くいかず、時①の続きとなります。カクヨムで載せた短編小説のリメイク作品となります。よろしくお願いします。
キーワード:
最終更新:2024-04-09 22:28:01
3150文字
会話率:3%
ある晴れた日、四季のうつろいとともに、静かな町の中に佇む壮大な図書館で、二つの運命が交錯する瞬間がやってきました。彼女は知識と情熱を交差させる魅力的な本の愛好家であり、彼は創造性と才能を秘めた文学の世界への憧れを抱く作家志望だった。
最終更新:2024-04-07 10:32:51
777文字
会話率:0%
学生時代の記憶が夢によみがえった男性の小話。
最終更新:2024-03-21 12:00:00
848文字
会話率:0%
七十二候のうつろいゆく季節の中でみつけた
小さなしあわせが数珠繋ぎ・・・。
最終更新:2024-01-30 08:00:00
17339文字
会話率:7%
数百年前、暴虐の限りを尽くしたという竜が、二十年ほど前に死んだ。竜ははるか過去に生きた姫巫女により眠らされ、それよりずっと国境近くで眠り続けていた。
竜が死んだことでにわかに活動範囲を広げた獣たちの対処に当たるため、国の騎士団は不眠不休も
かくやという様相で討伐に当たり続けていた。
騎士団の第三部隊を任された年若き隊長、シリウスは、大変な、それはもう大変な、過労の中にあった。
そんな折、彼の元に、神殿から部隊の手伝いがしたいとの申し出がなされる。やってきたのは、神官見習いを名乗るスゥという不思議な少女だった。
少女はシリウスに言う。
「いけません。死にますよ」
これは、過労で死にかけた騎士を、謎の少女が寝かせたり休ませたりする果てに、なんやかんやあってうまいこといい感じにまとまるまでの、日常に寄り添ったお話である。
※全て一人称視点ですが、語り部はころころうつろいます。
※悪い人が出てきたりという山場はありません。
※恋愛的にも大人っぽいことは本編中には特に起きません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 18:00:00
101688文字
会話率:45%
季節のうつろいを表す二十四節気。
二十四節気にいくつかの雑気を加えて、
時期のテーマに関する雑記と
その時期に思い起こす楽曲を紹介していきます。
最終更新:2023-01-20 12:00:00
24657文字
会話率:10%
リヴァイスという、ほどほどに剣と魔法の異世界。
独り暮らしの狩人は、森の中では狩り上手。
助けたヨメに連れられて、着いた王都を賑やかす。
すったもんだの揉め事も、らぶらぶすれば無問題。
ぼっち狩人騒動記、生真面目人生転換期
。
- お知らせ -
短編集の予定でしたが、いつのまにか連作となってしまいました。
初見の方はリヴァイス50から(出来れば01から)お読みいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 10:00:00
28629文字
会話率:26%
きれいな葉っぱをたくさん集めて
色とりどりの季節を贈る。
あなたといっしょにいられないけど
あなたの隣にずっと在りたい。
うつろいゆくものの使者として。
最終更新:2022-11-05 00:00:00
1622文字
会話率:36%
今ではこんなことはない気がします。
まるで田舎の青春日記。
最終更新:2022-08-23 23:03:12
200文字
会話率:0%
いまの気分に似つかわしい詩です。外に向かうことをやめて、内向きに施行を巡らせています。意味のないことなので、これも、遊びなのかもしれんせん。
最終更新:2022-03-14 14:00:00
327文字
会話率:0%
夏休みのある日、俺は意味もなく歩いていた。やがて到着した集落の地名が目に付き興味を持つが…
最終更新:2022-01-28 17:10:20
3413文字
会話率:52%
わたしの精神を表現してみました。
キーワード:
最終更新:2021-07-23 13:42:28
230文字
会話率:0%
ひとのこころはうつろいゆくもの
でも変わらないものだってあるよね
最終更新:2021-03-10 17:06:48
266文字
会話率:0%
残された余命は残り四年……。
僕に<普通>なんて言葉は似合わない。
はるか昔、不治の病がその国を蝕み滅ぼした。その呪われた地に現在、ハイジシェンロウ王国はあった。
その呪われた地で、何も無いはずはなく<呪い持ち>と呼ばれる<悪魔>が生まれ
、<悪魔>は<人間>を喰らい殺す。その<悪魔>を殺せるのは、ただ1人……。
「神様」
「もしもあなた様が本当にいらっしゃるのなら」
「どうか……」
「僕たちを殺してください……」
うつろい にも序章のみ掲載しています。
http://blog.livedoor.jp/hitotose_utsuroi11/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 19:18:38
13408文字
会話率:50%
複雑な心を抱えてきた自分へ、振り返って見つめ見ました。
最終更新:2019-09-25 11:25:34
252文字
会話率:0%
六年前、突如この世界に飛ばされた私には、“癒しの能力”がある。
その能力を隠してとても美しい少年、フェレイアと共に穏やかに暮らしていた。
そんな折、王都からやってきた監査官アレクシスとの接触を機に、穏やかな日常は消え去っていく。
傲慢な王家
の所業、それに巻き込まれた様々な人々の運命。
時のうつろいを見つめながら、それでも生きていくために、今日も私はもがき続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 20:20:51
36388文字
会話率:36%
小さな頃に見た世界は、変わってしまった。
本作は「春の詩企画」参加作品です。
企画の概要については下記URLをご覧ください。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/142384
5/blogkey/2230859/(志茂塚ゆり活動報告)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 11:18:52
208文字
会話率:0%
すこしだけ気温が下がってきた今日この頃
最終更新:2018-09-19 04:17:13
204文字
会話率:0%