立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花、そして目を合わせれば恐怖の大王。
絶世の美少女の素質を持ちながらも、その目付きと気配から周囲に恐怖される少女が異世界に強制転移。
特典として願いを叶えてくれるという言葉に彼女は願う──「目と気配を普通に
して」
唯一の弱点を克服し完璧となった(筈だった)少女の思い通りにはいかない異世界生活。
魔法あり、ダンジョンあり、勇者や魔王(候補)も巻き込んでのファンタジーコメディー。
しかし彼女は呪われていた。
【宝島社様より書籍化し三巻まで発売中です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-22 19:00:00
321062文字
会話率:34%