「きみに、誰も見た事がない花をあげる。」かつて少年が少女に約束した言葉。大人になった少年はその約束を忘れ、少女は胸の中にそっとしまい込んだ。しかし、忘れられたはずの約束がかなえられた時、起こった出来事とは・・・。そしてかつての少女は、いまは
もう別人となった少年のために、伝言を残す。伝言を運ぶのは、”託言者”と呼ばれる者たち。”託言者”とは?そして彼女はどんな伝言を残したのか?
少年と少女、そして伝言をめぐる物語。(サイトより転載)
※以前別アカウントで連載していた話の、移行版です。
誤字脱字等の修正の他は、殆ど変わりありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-06 15:48:12
57883文字
会話率:34%