グログラーム王国の唯一の聖女、ヴィヴィアン・ラームシルドは王太子の婚約者として忙しい日々を送っていた。
元平民ということもあり、肩身の狭い思いをしていたが、大好きな婚約ジェラールと親友の公爵令嬢、ベルナデットがいたから頑張れた。
「計画通り
、ヴィヴィアンを消すことができた。これで全てが白紙に戻るはずだ」
「馬鹿女を騙せて面白かったわ」
ヴィヴィアンはアンデッドに襲われた二人を守って命を落とした……と思いきや『裏の顔』を目の当たりにする。本当はジェラールとベルナデットに騙されて殺されたことに気づいてしまう。
「僕がお前を愛しているわけがないだろうが。僕は昔からずっとベルナデットだけを愛している」
「クソ女からわたくしのものを全て取り返してやったわ!ああ長かった……この国に〝聖女〟なんていらないのよ」
「ヴィヴィアン・ラームシルドを死の森に捨てろ」
アンデッドが住む死の森と呼ばれ恐れられる場所でヴィヴィアンを救ってくれたのは『冥王』と呼ばれる怖いくらいに美しい男性、サミュエルだった。
「お前はアンデッドになったんだ」
「…………へ?」
ヴィヴィアンが死の森で暮らすうちに様々なことが明らかになっていく。
不思議な黒猫の謎、サミュエルの正体、ヴィヴィアンの事故死した両親……複雑に絡み合うそれぞれの物語の結末は!?
「ウフフ、わたしはあの人達に復讐したいのです」
「ほう……奇遇だな。俺もあの国の王族に恨みがある。協力しよう」
最期にベルナデットとジェラールを追い詰めるのは恐怖か絶望か……。
「わたしはあなたを許さないわ。絶対に」
(アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェ掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 18:11:30
110374文字
会話率:31%
宮廷魔術師のユリウスは、平然と転移魔法を連発する天才中の天才だった。
しかし戦争で濡れ衣を着せられて以来、現在はポーション工場の仕込みを手伝わされている。
そんな彼を、とあるエルフの姉妹が拉致したことで物語が動き出す。
「ククク……残念
だったな、俺は錬金術師じゃない。ただの超エリート魔術師だ!」
「別に間違えてない……。これで、あの国のポーションは、ジ・エンド……」
彼女たちは言う。この国のポーションはユリウスあっての品質で、それを失った今や終わり。ユリウスこそが最も優れた錬金術師。だから拉致した。
どうかお願い、私たちを助けて、と。
かくして、砂漠の国シャンバラでの新生活が始まった。
エルフの長が嫁をくれると言うので、断り文句で選んだはずの、姉妹たちと共に。
仕込みの経験しかないというのに、ユリウスが作ったポーションはなんと試作早々に、完全回復薬エリクサーとなった。
その一方で母国では、ポーションが急激に劣化し、彼を冷遇した者たちにピンチが訪れようとしていた。
国への忠誠心は尽き果てた。オアシスと嫁が眩しくて、帰る気なんてもう起きない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 17:15:26
753364文字
会話率:53%
インド東部の貧しい村ジャドゥタゴの近くのため池で、ブシュカは、白装束のカワシマと出会った。
日頃から生活を変えたいと願っていたブシュカは、カワシマのことを自分を迎えに来た白馬の王子ではないかと期待する。
だが、カワシマは取材と称して、
村内を撮影してまわったり、兄のルドラに執拗に質問攻めをしたりと、不愉快な行動をとる。家にも泊めてあげたが、部屋に籠るだけで、一緒に食事をとろうともしない。
そんなカワシマに一度は愛想を尽かしたが、次の日に鉱山から帰ってきたカワシマは一変し、ブシュカは胸をときめかせた。
やはり、カワシマはブシュカの待ち焦がれた救世主なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 09:37:45
7411文字
会話率:19%
あの国の彼奴のための反戦の詩です。
最終更新:2022-04-29 20:31:32
478文字
会話率:0%
ある日、王座を狙う貴族により暗殺された国王
その国王が転生したのは弱小敵国の王子だった。
「あの国のことはなんでも知っている」
復讐を果たすための物語が始まる。
最終更新:2019-10-28 23:39:19
3611文字
会話率:46%
僕の妹が処刑されて僕は山間の村に一族の子供と共に向かったその先に待ち構えているのは幸福か不幸か………………。
※このお話しはこの国が滅ぶとき、唯一信頼できる兄様への続編になります。もし、読んでいないようであれば、先にそちらを読んでくださ
るとより世界観が伝わるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 11:00:00
2447文字
会話率:62%
あの国のかたちについて、宦官と纏足から一枚にも満たない一文をおこしました。
最終更新:2019-05-01 05:58:15
280文字
会話率:0%
とある国の兵士「あの国の兵は何かおかしいんだ・・・。戦いの最中も常に不気味な薄ら笑いを浮かべていたんだ・・・。」
この物語はとある世界において戦いに役割論理が用いられた設定の話なのですなwwwwww。
ロジカル語法や論者が苦手な方々はブラウ
ザバック以外ありえないwwwwww。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 16:34:07
2827文字
会話率:84%
いつまで追いかけてくるんだよあの化け物、くそこんな目に会うのもこの世界に召喚されたせいだそのうえ俺を囮にした勇者達と俺は死んでいいなんて命令を出しやがったあの国のせいだ、ここを出たら俺が味わった苦しみをあいつらにも味わらせてやる‼
異世界召喚 復讐 チート ハーレム クラス転位
小説を書くのは初めてなので読みにくいとは思いますが読んで貰えたら嬉しいです。
字の間違いなどきずいたら教えて下さい。
感想等くれたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-19 16:42:48
1247文字
会話率:47%
--知らなくて損をしている不都合な現実--
そんな問題に僕らは直面している。
知りたいと思ってる人はたくさんいる。でも、聞くチャンスがないんだ。
ヤクザや裏マネー、心理テストみたいな話は面白い。
だけど、政治の話、経済の話、学問の話、そう
いった話になると面白い話がぐっとつまらなくなってしまう。
だから、つまらない面を排除して面白いとこだけ選んだものがあればいいなと思ったんだ。
「あいのり」で、話題をさらったあの国のお話。
中国に人類史上最大のバブル崩壊をもたらそうとしている闇の金融システムのお話。
心理学者スタンレー・ミルグラムが行った全米を震撼させた伝説的な実験のお話。
知らなければそれだけあなたは損をしている。
それはただ、話を聞いた事がないから。
【この作品の書き出し】
あなたは、ある高名な大学の心理学実験に協力することになりました。
※本作品は「FC2小説」様でも若干内容を変えて同時掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-08 23:55:23
24414文字
会話率:9%
気になるあの国の話。
最終更新:2011-01-06 11:30:52
420文字
会話率:0%
日本の女性に惚れている外国人である主人公-[フィリックス]はある日日本へ出張する時、電車でずっと恋しい女の子とそっくりしている女子高生であるヒロイン-[マナミ]と出会った。その後遠隔地にいるフィリックスは度々の偶然に同じ路線の列車でマナミに
会って、彼女のことが好きになった。二人の間に文化の差異はあまりないが、14歳の年差がある。しかし、周りの人に期待されない二人の恋の行方は気まぐれな偶然のお陰で、意外な展開となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-23 09:37:36
49935文字
会話率:9%