誰しもが『ギフト』と呼ばれる、ささやかな能力から一騎当千の能力をも持って生まれるのが『現世』の人間。
だがしかし。 トッティは『忌み児』と呼ばれるほどに何の力もなかった。
それなのに、伯爵夫妻は『トッティであるからこそできる──』と信じ、大
切な大切な……ある意味娘であるパルタよりも大切な少年を引き渡した。
何のギフトも持たない、だが性格的にはとてもかわゆらしい……そんな『麦藁髪のトッティに。』
彼女の雇い主であるレプリオール家に身を隠す為にやってきた第四王子シエル。
そしてあっさりと恋に落ちたトッティはシエルの世話係をたった一人任せられて……
オンラインノベルサイト歌籠(http://utakago.sakura.ne.jp)に掲載されている小説を改稿したものになります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 19:17:48
122104文字
会話率:25%
やさしく、あたたかく、争いごととはまるで無縁。そんなニンフ達の愛し子が今、冒険者として旅立った。十代に入ったばかりと思しきその美しい少年が選んだのはよりにもよってテイマー職で─────?
旅立ちの時点で既に一騎当千、剣も魔法も規格外の強さ
を誇る主人公の出世街道物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 01:04:36
22174文字
会話率:48%
人類は異種族である魔族と敵対し、400年もの間、戦争を続けていた。
両者疲弊と怨嗟を繰り返す終わりの見えない戦い。
そんな中、聖剣に選ばれた勇者は王様の指示を受けて魔王討伐に乗り出した。
邪龍に襲われている村を救い、魔物の侵攻を受けている町
を守り、助けた。
勇者は様々な人の力を借りつつも立派に成長し、世界各地を回ってその名声を広めた。
ある時は四天王の一人、水のカルパッチョに支配されていた精霊の森。勇者は四天王を見事に退け、精霊の長から魔法を反射する鎧を貰った。
ある時は四天王の一人、炎のマーボゥに支配されていたオーガの火山。勇者は四天王と戦い、勝利し、オーガの長から聖剣を鍛えなおした。
ある時は四天王の一人、風のピッツァに支配されていたエルフの里。勇者は四天王とのゲームに勝利し、エルフの長から勇者にしか扱えない魔法を教えてもらった。
ある時は四天王の一人、土のカレェに支配されていたドワーフの村。勇者は四天王と激しい一騎打ちの末勝利し、ドワーフの長から魔王に対抗する武具を貰った。
四天王全てを退けた勇者はいよいよ魔王軍最強と言われた魔王軍元帥ポティトと対峙する。
しかし元帥の卑劣な策略によって王国の名門貴族を人質に取られた勇者。十全の力が発揮できないまま、辛くも元帥に勝利する。
戦い続け、精神を摩耗したまま勇者は遂に魔王城へとやってくる。
物語の最終章が幕を上げた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 12:00:00
1334文字
会話率:44%
完全無欠の冷酷非道な男。皇帝サウザ・リーロンは、ぼろぼろであった帝国をまとめ上げ、一代で大帝国を築き上げた。
それを面白く思わなかった諸外国は、連合国を結成し、邪魔である皇帝を魔王認定し、戦争を開始する。それすら食い止め、あわや帝国の
勝利かと思いきや、勇者と呼ばれる存在が現れ、サウザ・リーロンは一騎打ちの末に敗れることとなった。
やることはやった。自分自身の人生に後悔などみじんもなかったサウザ・リーロンは、地獄へ落ちることを覚悟しながらも、満足していた。
しかし、気づいてみれば見知らぬ身体、環境で生きており、一瞬戸惑いながらも、持ち前の皇帝へと至るまでに築き上げた理論。サウザ理論を用いて逆境を物ともせずに生きていく。
これは、皇帝サウザ・リーロンが歩む覇道の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 00:51:40
15651文字
会話率:59%
第二次世界大戦は、枢軸同盟の勝利で終わった。
ドイツの矢継ぎ早の攻勢と日本の早期参戦により、イギリスは降伏を選び、ソビエト連邦は滅亡した。
そして戦争で一人蚊帳の外だったアメリカは、世界から孤立した。
二度目の大戦後、世界は平穏を取り戻した
かに見えたが、「バスに乗り遅れた」アメリカはなんとか巻き返しを図りたかった。
そしてアメリカは、より与し易い相手として日本を選び、日本も真正面から対抗。
ここに日米海軍の決戦の舞台が整えられていく。
(なお、私どもが随分前に作成した同人誌として発表した作品の転載になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 21:02:55
150101文字
会話率:20%
とある世界で行われた勇者と魔王の一騎討ち。
⋯⋯その決着の後、に続く物語。
最終更新:2020-07-29 20:27:05
3946文字
会話率:44%
世が戦乱に包まれ、数多の国々が滅亡し、遂に混沌に終焉が来ると思いきや、最後の決戦に惜敗した北方の国が置き土産に人類を恐るべき猛毒で滅ぼし尽くす霧を放った。
国家と言える規模の人類の集落はこの日無くなり、霧が蝕みつつある世界の中、まだ命の火を
灯続ける人間は数人。
そんな人類存続の唯一の希望とも言える大陸の端に逃げ込んだ人間の中に、北方の戦士、そして南方の武士が存在した。
これはそんな互いを許しきれず、世界最後の国家間戦争の幕引きに選ばれてしまった二人の若者の勝負である。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 00:00:00
5801文字
会話率:26%
女勇者マルグレーテとの一騎討ちに敗れ、故郷を追放となった、元勇者候補のタンクレディ・デッラ・フォーア・インペラトールは、逃げ込んだ先で前世の記憶を取り戻す
せめてもっと前に思い出せていればなあと思いつつも、故郷へ帰還し、女勇者を追放するこ
とを目指して、現地に住み良い街を建設
アマゾネス、エルフ、ドワーフ、獣人など、今まであまり知られていなかった諸部族と手を組み、配下に取り込んで、勢力を拡大
亡命してきた人物を匿っていくうちに、敵対していたはずの女勇者までやってきてしまった
「女勇者を追放するのではなかったのですか?」
「話してみると結構いい子だよ?」
これは勇者になれなかった男の物語
2020年6月12日 タイトル変更しました 原題 「勇者になれなかった男 追放先で国家を建てる」
(タンクレディの直属の部下達の総称が軍団兵です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 16:04:53
54290文字
会話率:55%
――その日から、俺は『英雄』ではなくなった。
ある日、世界を救うために異世界から五人の男女が召喚された。
勇者として、英雄として、稀代の魔法使いとして……。
与えられた特殊な能力はどれも突出したもので、異世界の魔物にだって負け知らず。
一
騎当千の強者たち――だった。たった一人を除いては。
魔物の軍勢は日に日に力を増していき、英雄達もまた経験を積んで成長していく。
けれど、落ちこぼれの男はただ一人、取り残され、そして勇者のパーティを後にした。
三十歳を超えた自分には伸びしろが無く、足手纏いだと実感したからだ。
そうして、勇者たちは今も魔物の軍勢と戦い続け、
男は戦線から遠い場所で生きている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 20:06:40
23979文字
会話率:28%
隣国から一人の公爵令嬢が追放されてきた。痴情のもつれにより婚約破棄をされ、怪物の住まう国の森に捨てられた娘は”悪役令嬢”というらしい。一騎士でしかないアコニートは危険視しながらも、ただその”悪役令嬢”のことを眺めていた。ただの騎士であるア
コニートには”悪役令嬢”がよくわからない。そして主人である”怪物”のことも理解できなかった。ただ、ダーゲンヘルムという国が”悪役令嬢”という物語に巻き込まれていくその気配だけは感じていた。もし、自分が凡庸な騎士ではなく彼らのような”怪物”であったなら、もっと近づくことができたんじゃないかと思いながら。
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没落しかけた伯爵家から飛び出して王国の騎士になった伯爵令嬢アコニートの物語。疑ったり嫉妬したり不安になったりしながら怪物たちの繰り広げる物語の端でただ見ているだけの話です。
「捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る」のスピンオフ。https://ncode.syosetu.com/n9237dl/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 19:00:00
105046文字
会話率:42%
ときは戦国。
合戦の絶えなかった両大名家の間には、因縁を持つ武将同士がいた。
ついに恵まれた一騎討ちの機会だけど、片方の武者は相手の不調を見て取った。
万全でないなら、時をあらためてもよい。
そう伝えたものの、侮辱ととった相手に打ちか
かられ、やむなく応戦。
だがその不調の根に、潜んでいたものは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 23:10:19
2668文字
会話率:8%
一騎当千の大騎士ヴァルドレッド卿は、自国に反逆をもたらした。
消沈した民草を奮い立たせ、かつての同胞達と剣を交え、やがて王に挑むも、あえなく破れてしまう。
命からがら逃げ延びたヴァルドレッドは、アルビノの少年、ロウに助けられ、一命を取り
留めた。
彼女の反逆の炎はまだ消えていない。
王国に行方不明と扱われている今、再び反逆の意思を示す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 21:43:28
38296文字
会話率:22%
魔法と科学が両立する世界、そこではアルバキュリオ帝国と月宮軍事国家の二国家での戦争が行われていた。その戦争の中、一文無しの戸籍無い系主人公のM(仮名)はチート魔剣(出所不明)を持って身分不問
の軍に入ることにした。
最終更新:2020-04-13 22:19:28
34294文字
会話率:39%
【全104話 完結】
精霊紋章、略して霊紋。
霊紋を持つ者は、超人と呼ぶに相応しい身体能力と異能を併せ持つ。
中原の覇者であるロザン皇国は東都イタミに、ある日ふらりと一人の少年が姿を現す。
カイエンと名乗るその野生児は、常識がなく、金の
持ち合わせもなく、しかし霊紋を持っていた。
イタミに到着するなり巻き込まれた陰謀劇をはじめとして、カイエンの行く手には一騎当千の強者が次から次へと立ちふさがる。
果たしてカイエンは強敵との戦いに打ち勝ち、ひと癖もふた癖もある仲間と共に『世界を見て回る』旅を貫くことができるのだろうか。
「目と耳と鼻と口しかない奴は、どうにも見分けがつき難くてなぁ」
「大抵の人間はそれだけあれば十分よ」
「いや、でも、牙も爪も角も尻尾も無いんだぜ」
「その要素に期待するのは金輪際諦めた方がいいわね」
これは、精霊を宿した野生児が巻き起こす、壮大(になるかもしれない)拳法ファンタジーである。
※注意
この小説は「転移・転生」「チート」「ハーレム」等の成分は含まれておらず、「剣と魔法」の世界でもないため中毒性は非常に低いと考えられますが、万一の場合に備えて、用法・用量を守って正しくお読みください。
(「ノベルアップ+」にも投稿中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 10:10:29
625079文字
会話率:35%
成人の儀式により他の惑星にて戦利品を奪うべく旅に出たヴァルデミアン。
彼が選択した狩場は儀式及び初心者向けの惑星である地球であった。
恵まれた出自による上級装備を持ち、余裕の面持ちで旅立ったが、到着した
その場所は地球ではなく異世界だった。
宇宙クラスのハイエンド装備で中世異世界に降り立つヴァルデミアンを待つ
冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-10 12:25:41
84248文字
会話率:36%
ギリシア神話、トロイア戦争。
アマゾーンの女王であるペンテシレイアはアキレウスの一騎討ちに敗れる。
敗れるだけなら良かった。
戦士として死にたかった彼女であったがアキレウスは彼女の顔を美しさに見とれ『美しい』と口にしてしまう。
それ
を聞いた彼女は戦士として労われなかったことに絶望しそのまま息絶えてしまう。
しかし、それを見ていた父である戦神アレースは娘のためにと第二の人生を与えペンテシレイアほ異世界に転生する。
今度は悔いなく生を全うすることを誓い彼女の第二の人生が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 00:12:11
15300文字
会話率:27%
戦乱の時代に造られし装着したものに一騎当千の力を与える強化外部骨格装甲「ヨロイ」
極東の島国葦原にて国を二分する騒乱から約十年、時代はかわり東郷の地にて英雄を夢見る少年英弌は日常の下に燻る戦火に巻き込まれる。
ヨロイを超える力「超鋼」
を纏った少年の運命はいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 11:05:50
5647文字
会話率:29%
カムナ皇国は7年前の戦を経て、平和な日々を維持していた。第197代カムナ皇国殿皇陛下「イザナ」。若き女性の殿皇として民を慈しみ、祈り続ける。しかし、その平和にも再び変化の兆しが見え始める。
一方、彼女と共に皇国を支えんと志す若き逸材達
がいた。7年前の一騎当千の活躍によって皇国を救った「カエン」。万学鬼(ばんがくき)と呼ばれる博学多才の「シラヌイ」。そして、若き逸材達を山の上から見守る謎多き人物「トウジ」。徐々にあらわれはじめる不可解な事象。彼らは次第にそれらに翻弄され、巻き込まれていく。
カムナ皇国と、彼らに待ち受ける運命やいかに―
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 17:45:06
10037文字
会話率:40%
史上最もレベルが高いと言われた今大会も大詰め。
尻叩きソロの部決勝戦も残る奏者はあと二人となった。
一人はオーストリア代表のプラネルト。他を寄せ付けない圧倒的な表現力で大会を三連覇中の絶対王者。
対するは新星、目の覚めるような強打を誇る日本
代表、高橋賢治。
下馬評はプラネルトが圧倒的に有利とされていた。
ところが二人の戦いは全く予測不可能な展開を見せる――。
さあ刮目せよ。後に「伝説の竜虎尻叩き合戦」と語り継がれる世界最高峰の一騎打ちが今、始まる。
日本代表の高橋が尻叩きを始める事になったきっかけ↓
https://ncode.syosetu.com/n1007fb/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 06:00:00
12183文字
会話率:11%
敗北が確定した中、老いたる魔王をわずかでも安らかに逝かすため、配下の魔物たちはひとり、またひとりと、勇者にむけて絶望的な一騎打ちを挑む。
これは絶滅に至るまでの、魔物たちの戦記。
最終更新:2020-02-01 00:00:00
382文字
会話率:10%