『彼女』にだけ設定している着信音が鳴り響くとき、俺の心は舞い踊る。
携帯をスリープモードから戻して、表示名が彼女の名前だと確認できた瞬間から、気分が良くなってしまうほど、俺は彼女を――。
どう、思っているのだろう?
最終更新:2016-06-26 19:30:03
2984文字
会話率:23%
『よいでの根城(ねじろ)』この地方に伝わる民話がある。土着信仰とも言える風習になぞらえた伝承。物心つく前から繰り返し聞かされる。
畏おそれを持つ様に。畏かしこめとも。けして、根城を越えてはならん。禁域を侵すな
最終更新:2016-05-25 00:23:27
669文字
会話率:4%
幸せなカップルに訪れた突然の別れ。悲痛な思いを胸に苦しみ続ける男に聞き覚えのある着信音が鳴り響く。決してなるはずのない人からの着信音が聞こえた時、止まっていたはずの時が動き出し歯車が狂ったままに加速していく。
最終更新:2016-04-09 23:16:10
20217文字
会話率:9%
ブー__ブー__
表向きの仕事が休みの日、俺はベッド横に置いたスマホのメール着信音で目を覚ました。
隣ではすぐ近くでなっている音に気付かずもう1人男が寝ている。見た目は俺と同年代だけど、実を言うと年齢不詳。本人が覚えていないから俺がわから
ないのも仕方ない。彼が持っている自分の情報は、名前が、「ルイ」であることだけ。誕生日も出身も、自分の身内の名前一つも思い出せない。本人には、「ルイは記憶喪失って病気なんだよ」って教えてるけど、本当は多分そうじゃないことを俺は知っている。…信じにくいけど。
ちなみに、隣で寝ていると言っても俺たちはそういう関係じゃない。
ルイに、その気はない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 22:39:21
2521文字
会話率:61%
新宿の外れ、古ぼけたビルの4階にあるiPhone修理屋。そこで働く「俺」が客から預かったiPhoneに、かつて行方しれずになった「みらい」から着信が来たことで、思わぬトラブルに巻き込まれることに……。
一台のiPhoneをめぐって、追う者と
逃げる者、助ける者、謎を知る者たちが、新宿の夜に入り乱れる、ハードボイルド風ミステリー。
喫茶マリエール『東京ノワール』収録作品<第19回文学フリマ東京(2015.5.4)出展>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 23:00:00
17892文字
会話率:48%
知らない番号からの着信だった。
その着信は妙なことに日付が明日の着信になっていた。
最終更新:2015-12-05 14:06:23
780文字
会話率:12%
とある大学病院の救急部で働く残念系オタク医師・大国健那。
彼は自身のPHSにかかってきた謎の非通知着信を取った瞬間、
見知らぬ森の中で一人たたずんでいた。
そこは地球を捨てた7柱の忘れられし神々が自らの魂を癒すべく創造した、
亜人を新人類と
する仮初の楽園。
神々と亜人、そして召喚された地球人らの陰謀が渦巻く中、
QQ医健那は帰還の術を求め異世界の旅に出る!!
武器は現代医学……と、無駄に豊富なオタ知識!!
★出血、傷害、死体など、一部刺激的な描写があります。
苦手な方はご注意下さい。
150407.プロローグ追加、一章一話改稿
150416.一章二話改稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-30 02:12:03
356324文字
会話率:38%
真夜中に電話の着信。
もちろん、愛しの彼からだよね!やっほい!
そんなテンションで携帯確認する私の物語。
最終更新:2015-11-12 20:00:00
4350文字
会話率:38%
ホラー要素はないはず。あと、『着信アリ』は見たことないです。
最終更新:2015-11-07 17:16:49
856文字
会話率:27%
普段、勤務先の会社で主に雑務をこなす俺は、その日も繁華街を歩いていた。辺りが沸騰するように暑いのを感じる。駅で電車を降り、街の中枢部を歩く。人が大勢行き交う中を抜けてカフェに入り、窓際の席に陣取った。アイスコーヒーを頼み、飲みながらしばらく
読書する。スマホの着信を見て、上司の黒沢社長からと分かり、電話に出たのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 15:50:12
1175文字
会話率:16%
夏の夜の午前一時半過ぎにあたしのスマホが鳴り出し、充電器から抜き取って手に取る。着信窓を見ると、彼氏の政孝からで、受信ボタンを押して出た。その日の午後一時に部屋に来るから、待っていてほしいという連絡だったのである。三十代半ばで、普段職場では
部下が数名いて、使う立場にいた。そしてその日、午前八時過ぎに起き出し、彼が来ることを見計らって部屋の掃除などをしたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 15:46:14
2525文字
会話率:50%
お盆休みの日、会社員のあたしは午前五時半に目が覚めてベッドから出、キッチンでアイスコーヒーを一杯淹れる。そして充電器に差し込んでいたスマホを手に取ってから、着信やメールなどをチェックしていた。彼氏の卓哉からメールが届いていて、今日遊びに来て
いいかどうか、打ってある。午後二時過ぎに来るよう打ち、返信したのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-14 10:06:52
2210文字
会話率:52%
仕事帰りに見知らぬ世界に来てしまった俺。
圏外のはずなのに、なぜか保険のおばちゃんの着信だけは残ってた。
……こう書くとホラーみたいですね。いいえいつもの益体もないお話です。
普通の社会人がトリップしたら。保険のおばちゃんって逞しい
よねってとこからできました。主人公はかなり愚痴っぽい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 08:24:59
4380文字
会話率:12%
携帯電話の着信音が鳴った。その瞬間、女子高生の新堂咲は何者かによって斬りつけられる。振り下ろされた凶器は日本刀。訳も分からないまま襲われそうになった咲を助けたのは、自分の名を呼ぶ見知らぬ男だった。
奥津慎太郎と名乗る男に救われた咲。しかし奥
津が助けようとした人間は同じ名でも新堂咲ではなかった。一方、咲は携帯電話の着信音と共に一変した世界に困惑していた。二本差しの刀、男の袴姿、耳に入る時代錯誤な単語。黒船は来たかと質問する妙な咲の疑問に、奥津も訝しげに答える。十年以上前に黒船は来ただろうと。
現代から幕末に跳ばされてしまったことを確信した咲は、奥津と妙な縁を感じながら元の時代へ戻る方法を模索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-16 23:37:11
7962文字
会話率:43%
作者の友人自身の実話を元に制作しております。
顔はイマイチで勉強もスポーツもできず、中学・高校とかわいい子、タイプな子がいれば、すぐに告白してしまう。主人公石田貴史(20)は無事成人し田舎にある実家の定食屋で日夜青春時代の苦い思い出を思い
だしながら仕事の休憩をしていた、そんな時久し振りに幼馴染みの友人中谷敬介から、着信が入る… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-28 18:04:21
1550文字
会話率:40%
ある日、上杉 蒼のところに一つの着信がくる。それは迷惑な電話で、内容は親友が消えるというものだった。上杉はそれをまともに捉え、詳しく聞くために電話の相手を探すことになった。
最終更新:2015-04-10 01:06:35
15569文字
会話率:45%
坂宮 結子は、スーパーの、お総菜屋で働く29歳の兼業主婦だ。
数年前に結婚をしたものの、主人のマザコンが発覚し、結婚を後悔していた。
パートが休みの日はホテルのケーキバイキングで、思いっきり食べることが唯一のストレス発散方法だった。
あ
る日、パートとして新しく入って来ることになった加賀美 夏実と意気投合する。
夏実は結子より5つも年下だが、しっかりしま面持ちで、落ち着いた所があるためか、いつも年上に見られている。
夏実の夫は堅物で束縛が激しく、いつもパートが終わる頃合いを見て、携帯に着信がかかってきていた。
そんな中…、結子の前に現れた謎の男性、澤口 亮一によって、世界が変わり始めようとする。
夏実も、結子が引き金となって、夫以外の男性に惚れ込んでしまうのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 22:22:10
402文字
会話率:9%
ここ最近変な夢ばかりみているからか、なにかしらダルい。
そいつを見る度やけに覚えているせいで、眠った。
そんな感じにもならず、体調がすこぶるダルいのだ。
なんて思っていると携帯の着信音が鳴った。
ポケットから電話を取り出し、確認する。
液
晶画面には名前が表示されておらず、電話番号の羅列もおおよそ
携帯の番号ではないような並びだ。
なんだいたずらか、と拒否ボタンを押し、ポケットにいれた。
「は?」
そんな第一声が飛び出すのも無理は無かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-02 17:53:51
35217文字
会話率:20%
深夜に突然、携帯の着信音が鳴り響いた。俺は女房に気づかれないよう、携帯を手に階下の応接間に急いだ…
最終更新:2014-12-08 20:30:52
3597文字
会話率:9%
2014.11.14.F。ついさっき起きた実話です。
キーワード:
最終更新:2014-11-14 03:45:14
2142文字
会話率:3%
幸か不幸か、彼女からの着信に応じることは叶わなかった。
メリーさん。着信のたびに近づく彼女に応じないことを原因に殺されることはなく、奇妙にも彼女との生活が始まる。
誤字・脱字・欠陥等ありましたら教えて頂けると嬉しいです。
最終更新:2014-10-08 13:08:32
36103文字
会話率:46%
五月下旬のある日、神戸で暮らす高校一年生の財田修祐(たからだ しゅうすけ)は古文の授業中にうっかりスマホの着信音を鳴らしてしまい、教科を受け持つ三十代後半の女性教師から一週間の謹慎処分を食らってしまう。放課後、修祐は不愉快な気分で帰り道を歩
き進んでいると、背後から幸岡佐奈江(さなえ)という女子高生に声を掛けられ唐突に告白までされた。そのあと修祐は佐奈江に手を引かれ、山あいの旅館らしき所へ連れて行かれ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-30 13:05:57
89218文字
会話率:53%