大陸北部に現れた『魔王軍』を名乗る勢力。
『魔王軍』は大陸を荒廃するまで、暴虐の限りを尽くした。
しかし勝利の女神は人類側につく。
民を守護する王子として立ち上がった『勇者』
王子の婚約者として癒しを与えた『聖女』
田舎の街か
ら神童として現れた『剣聖』
膨大な魔法と知識で人々を導いた『賢者』
この四人は数多の魔物を倒し、厄災に怯える人々を守った。魔王軍を指揮する魔族を次々に倒していき、魔王軍の最高指導者『魔王』を倒すまでに至る。
それぞれが守護する国は、荒れ果てた北部の大地を一変させた。腐った土地を農地に変え、汚染さえた水源を浄化し、崩壊した建造物を修復した。
だがしかし、伝承に残る逸話には決して綺麗な話だけでは無い。
数ある忘れ去られた古き伝承の一つに、
『剣聖と賢者の性格は正反対であり、非常に仲が悪かった』という話がある。
この逸話が後世にどの様な影響を与えるのか、まだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 08:42:42
10988文字
会話率:29%
冒険者ギルドで働いていたヨロズは突然ギルド長フレイドからクビを言い渡されたのだった。しかもその理由がヨロズの給料をキャッシュバック(ギルド長への支払い)しなかったからであった。理不尽な理由でギルドをクビになったヨロズは途方に暮れながら家路に
ついていた。その帰り道で不思議な植物の種を拾い家の庭で育ててみると世界を支える存在である世界樹が生えてきたのだった。さらに大聖女のセリーヌと大賢者のミルティがヨロズの家におしかけてきて妻にしてくれと頼まれるのだった。一方のギルド長のフレイドはヨロズをクビにして満足していたがヨロズがいなくなった穴を埋められずに、どんどん没落していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 15:28:07
16926文字
会話率:70%
最強と名高いパーティにおいて、役立たずの自覚のあるレノン。幼馴染の勇者に大魔法使い。聖女に拳王・大賢者。肩身の狭さに今日も雑事をこなしながらパーティを盛り立てている…つもり…だが。
「レセル、これがパーティの総意だよ」
勇者アランの言葉に
、レセルは絶望するしかない。
お願いだから!俺の話を聞いてくれ!!
レセルの言葉は仲間たちには届かない…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 17:57:26
7069文字
会話率:35%
10万に1人しか魔法が使えない世界で、かつて大賢者が使ったと言われる「そうぞうまほう」を授かった侯爵令嬢は、その力を見込まれて王太子の婚約者になった。しかしその能力は想定されたものと違う力で、その事を理由にクリスマスパーティーで王太子は婚約
破棄を告げ聖魔法をつかう聖女と婚約すると言われてしまう。しかし侯爵令嬢の魔法の真の力を知った時世界は大きく動き出す。
これは無能の呼ばれた魔法使いの少女が魔法使いの女王と呼ばれるようになった軌跡とその治世の物語である。
かるいBL要素があるので苦手な方は撤退を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 06:00:00
8922文字
会話率:55%
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチ
に陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 12:07:32
308614文字
会話率:46%
「道具に心は不要だ」
父である国王に、そう言われて育った聖女。
彼女の周囲には、彼女を心を持つ人間として扱う人は、ほとんどいなくなっていた。
聖女自身も、自分の心の動きを無視して、聖女という治癒道具になりきり何も考えず、言われた事をた
だやり、ただ生きているだけの日々を過ごしていた。
そんな日々が10年過ぎた後、勇者と賢者と魔法使いと共に聖女は魔王討伐の旅に出ることになる。
旅の中で心をとり戻し、勇者に恋をする聖女。
しかし、勇者の本音を聞いてしまった聖女は絶望するのだった·····。
ネガティブ思考系聖女の恋愛ストーリー!
※注意※真面目なあらすじに反して、コメディ多めです。あらすじ詐欺に注意!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 20:05:25
24644文字
会話率:28%
この世界には大きな大陸が2つと島が1つだけだった。
西の大陸をヒューマンの王国が東の大陸は魔族の王国があり、争っていた。
長い戦いの末、両国は疲弊し、このままでは全てか死滅すると判断。
不戦協定を結んだ。
一番被害に有ったのは両国に挟
まれた小さな島だ、全てが焼け野原だった。
両国はここに不戦の誓いの印して町と学園を創設した。
その学園の名前は。
王国は聖魔学園
魔国は魔聖学園
両国は毎年100人の優秀な生徒送った。
そう、学園とは名ばかりの子供による代理戦争が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 09:00:00
56459文字
会話率:49%
幼い時から両親がおらず、拾ってくれた人々や幼馴染と
同い年の妹に恵まれた主人公シオン・シークリアは
十六歳を迎える。幼馴染や妹、周りの同い年の少年少女は
国の偉い人から特別な儀式により様々な才能を与えられ、まるで
御伽噺の『勇者』、『聖女
』あるいは『賢者』など極めて特別な
才能に目覚めていく周りの中、シオンの才能は『大喰』
食べた物をより効果的に摂取することが出来る、という
ただの食いしん坊ということで周りに見下されることになる。
妹を奪われ、密かに思いを寄せていた幼馴染を奪われ、そして
人としての身分すら奪われ、遂には強い魔物が居ると噂される
場所へと落とされて命まで奪われる。
その時、シオンは地獄の底で―――全てを喰らい始める。
「僕はもう何も奪われたくない。――――奪うのはこの俺だッ!」
『大喰』の真の能力に目覚め、シオンは奪われた全てを取り戻すために歩き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 01:00:00
710文字
会話率:0%
勇者パーティー四人は長きに渡る旅の果てに、最終目的地である魔王城へとたどり着いた。標的の魔王を倒そうとするが、その魔王から部下にならないかと勧誘され――いろいろあって彼らは部下になることにした。
最終更新:2021-09-27 20:26:41
7145文字
会話率:57%
ある日、僕は無能扱いされて勇者パーティーから追放された。その後、僕は追放された悔しさを紛らわすために、研究に明け暮れた。そんなとき、『魔王と勇者パーティーが相打ちになった』という情報を僕は知った。そこへ王国の兵士長がやってきて、勇者パーティ
ーの遺品である記録結晶を渡された。それを再生してみると……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 18:05:11
3022文字
会話率:38%
魔王を討伐した勇者パーティーは、用済みだと国王に殺されそうになるが、王女の嘆願によって国外追放処分となる。その後、魔王が復活して窮地になった国王は、勇者パーティーを王国に呼び戻そうとするが……。(軽い内容です)
最終更新:2021-07-14 20:03:23
6094文字
会話率:46%
努力は報われる。デスループを続ける悲劇の王妃が、幸福へと至るまでの物語。
王妃ミレニアは、十五歳で断頭台で処刑され再び六歳時に戻るという、死に戻り(デスループ)を繰り返していた。嫁ぎ先の隣国の王に邪険にされ、無実の罪に問われ、断罪されるのだ
。王との間には愛はなく、白い結婚だった。
そうして五回目の六歳に戻ったとき、彼女はふと思いつく。「何度結婚を嫌だといっても、それを放棄しようとしても駄目だった。他人は自分の思うようには動かない。けれど、自分ならば変えられるのでは?」と。
そしてミレニアが行動を変えたことによって、運命の歯車は過去四回のいずれとも違う方向へと回り出す。
義理の兄エドワルドや、宰相フィレス、聖騎士ルーク、そして彼女の夫となる運命の隣国の王太子カイン。彼らとの関係も、今までとは違うものになっていく。
努力は報われ、やがて彼女には奇跡の力が開花する。そして、その力を伸ばし人々のためにその力を使い、その結果聖女と認定されるに至る。
ミレニアは、周囲の男性たちに愛され、そして国民からの支持を得ていく。
そんな彼女が最後に選ぶ男性は誰か。
そしてなぜ彼女は死に戻りを繰り返しているのか?
これは愛憎渦巻く王家で、必死に生き延びようとするミレニアが、自分の手で運命を切り開いていく物語である。
本作はカクヨムで完結まで先行公開後、小説家になろうで公開しています。無断転載、翻訳等の一切を禁じます。©︎yocco2021折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 20:00:00
103953文字
会話率:32%
私はリリー。Sランクパーティ「赤い連撃」の回復師をしている。
リーダーは、長剣使いのハヤト。彼の放つ連撃について行ける者は居ない。
攻撃魔術の使い手のスノウ。彼女は一度にたくさんの氷の刃を展開し、敵を殲滅する。
弓使いのフォリン。美しいエル
フであり、その弓の速さと正確さは神業だ。
そして、昨日新しく聖女のアスカさんが加わった。
嫌な予感は当たって、私は次の日のダンジョン攻略の最中に、石橋から突き落とされ奈落へと続く穴に落ちた。
そんな時、女剣士のエルミーナのパーティーと、ポーターのデイジーのパーティーも同じく追放劇が繰り広げられていた。そして同じように奈落に落とされる。
奈落で出会った三人は、リリーの回復魔法で回復し、一緒にダンジョンを出ることになったのだった。
ところで、奈落で頭を打ったせいか、
【貴女はキャリアアップのギフトを手に入れました】って頭の中に響いたんだけど、コレって何!?
リリーは頭を打った衝撃で、ひとつのジョブを極めると、別のジョブも選べるようになったのだ!
末は聖女か大賢者か!?
追放ものが流行りだけど、ハーレムがちょっと苦手とか、女の子PTいいよね、って方に見ていただければいいなぁとおもいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 15:02:28
101433文字
会話率:42%
神谷晴華――ハルカは普通の女子高生だった。学校の友達と勉強して、バカなことやって、時々恋バナで盛り上がって。ただ、巫女の血筋を引いていて、近所の神社の「神様」や「精霊たち」とお喋り出来るんだけど――
ある日、「神様」は結界を守っていた
。それはこの世と異世界を隔てるもの。ついつい惹かれてしまったハルカは、それに手を伸ばしてしまう。
それが、全ての始まりだった。
降り立ったのは、剣と魔法の異世界。転移早々、運良くレイドボスを単独討伐したことをきっかけに、魔法科学校に入れてもらうことが出来た。
そこで仲間と出会いながら、沢山のことを学んでいく。
魔力を持たず、初めは文句なく最弱だった。けれど、いつか――
――彼女は最強になるだけではない。巫女が、いや、巫女の血を引くだけのひとりの女子高生が、ひとつの世界を救う。そんなことが本当になるのだ。だが、彼女は――いや、まだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 12:57:33
319294文字
会話率:40%
【毎日昼12時更新】
甲斐性無し勇者ヤクルと魔法以外味噌っかす賢者ニール、棚ぼた聖女エスカの三人は、毎日鬱々と過ごしていた。
愛想笑いを振りまき、一日の終わりに酒場で愚痴る。
そんな日々の中、ついにニールがブチ切れた。
「やってられっか
英雄家業!」
屈託した毎日から飛び出し、三人が現実逃避に選んだ場所は……ん? どこだここ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 18:00:00
100214文字
会話率:36%
魔王討伐の祝勝祭。その宴にて高らかに婚約解消を求める声を上げた勇者。婚約解消を求められた聖女。嘗て旅を共にした仲間たちのお話。
最終更新:2021-08-31 21:09:56
8481文字
会話率:33%
――魔王が|流星《ほし》を降らせた。
その日、その時……人類が詰み、敗北が決定した瞬間だった。
世界最強の軍事国家の大軍も、世界最高の魔法王国の究極呪文も、世界最大の宗教国家の至上法術も魔王を滅ぼせず。
最速の剣聖の刃も、最狂の
賢者の最大呪文も、最優の聖女の神聖術も魔王には届かず。
そんな絶望に抗うべく異界から喚んだ勇者さえも、魔王は止められなかった。
ただただ世界に絶望し、最愛のヒトを奪った世界に破壊のみを齎さんと魔王が放ったその究極呪文は十三の流星を生み出した――否、落とした。
夜になると明るく地上を照らす、至高神の象徴であった十三の月を自らの場所まで引きずり落としたのだ。
中心の至高月に先んじて、その眷属たる十二の流星が大地に触れた時点で……もはや地上に文明というモノは残されてはいなかった。
生き残った人々はただ絶望し、ゆっくりと迫る最期の星を見上げては自らの終わりを指折り数えるしかない。
――どうして自分達はこんな目に遭っているのか?
……その疑問に答えてくれる神は、もう居ない。
ただ生き残った人々はしきりにこう口にする――〝勇者が逃げたせいだ〟と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 21:05:26
9037文字
会話率:50%
気がついたら学生の頃流行ってた乙女RPG、マリア=クエストの世界に転生していたわたし久能貴子。アラサー事務員してたはずなのにどうして!?
いえ、今のわたくしは公爵令嬢クローディア・フーデンベルク。
フーデンベルク公爵家の長女として蝶よ
花よとかしずかれ末は王妃になるのだと王子マクシミリアンと結ばれるのを夢見ていましたのに……。
って、階段から落ちて前世の記憶を取り戻したわたし、気がついちゃいました。
クローディアって確か悪役令嬢じゃなかったっけ?
まあちょい役だったしマクシミリアンルートでしか出てこないキャラだから印象も薄いけど確かそう。主人公を虐めまくるイジワル令嬢だよ……。
断罪され、幽閉されるのは嫌。
無惨に殺される未来なんてまっぴらだ。
クローディアはもう十五歳。社交界にデビューしたての御令嬢でそろそろ結婚とか考えなきゃいけない時期。
いとこのマリアンヌとマクシミリアンの婚約が解消された今なら、わたくしがマクシミリアン王子の妃《きさき》におさまるのも可能だってそう思っていた筈だった。そう、あの時までは。
前世の記憶が戻るあの時まではマクシミリアンと結婚する事がわたくしの幸せ。そう1ミリも疑っていなかったのに。
今ではそれが、怖い。
マクシミリアンに近づくことが怖いのだ。
いつか現れる主人公に恋するマクシミリアンに、断罪されるのが怖い、のだ……。
異世界で猫になった公爵令嬢は王子様から婚約破棄されましたが、実は聖女だったのでまったりもふもふ優しく騎士様に愛されます。の世界。その後のおはなしなのです♬
新年二月中くらいで終わります。
よろしくおねがいしますにゃぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 12:19:21
63999文字
会話率:24%
聖女と聞いて、みんなはどんな人を想像するだろうか?
優しい人? 聖魔法使い? 美人? 乙女?
俺が召喚した聖女様は、血まみれ幼女様だった。
賢者ルークは国王の願いであった聖女召喚を行い、時間はかかったが、ついにそれを成功させるのだった。
だが、ルークが召喚した聖女はなんと、血まみれの幼女様。
ここから、ルークの運命は大きく変わるのだった。
司祭に幼女を鑑定してもらうも、幼女が聖女か司祭にもわからない。
現国王の判断により、偽物と判断された幼女。
聖女とは何か。
彼女の意味を求めて、二人は旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 23:57:58
8371文字
会話率:19%
サイヒ・レイラン・フワーラはカカン王国の公爵令嬢であり国の安寧を護る【聖女】であった。
婚約者はカカン国の王太子ローズ。
だがローズが愛しているのはサイヒの双子の姉のマーガレットであった。
そしてマーガレットもまたローズに恋心を抱いていた。
シスコンのサイヒは自らの【聖女】の能力をマーガレットに授け、自らはローズとの婚約を白紙に戻し、マーガレットとローズとの婚約を結ばせる。
慈愛溢れるマーガレットと妹の様に大切にしてくれたローズが自分の存在のせいで苦しまないよう、サイヒは自ら国を出る事を決意する。
そしてサイヒが第2の人生を送ろうと決めた場所は隣国の皇太子の後宮であった。
【聖女】の力を渡したと言ってもサイヒの法力は0.5%程減っただけ。
法力だけでなく魔力も宿す【賢者】としての能力をこれからは隠すことなく気のままに生きる事を決めたサイヒ。
自国じゃないならはっちゃけても良いですよね?
サイヒは【賢者】としての能力を思う存分奮ってこれからの生活をエンジョイすると意気込むのであった。
※世界観は大陸の西が中世ヨーロッパ風・東がアジア風です。
舞台となる帝国は大陸のど真ん中なのでどっちの要素も良い感じに混じっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 16:55:06
8279文字
会話率:29%
深海(フカミ)と鳴海(ナルミ)の双子の兄妹は最近の小説などでよく見る異世界召喚をされてしまう。
召喚を行った姫によると国が傾いた時に聖女を召喚すると国が立ち直るということらしい。
しかし召喚するのは聖女である妹の方だけであったため、深
海は姫や取り巻きの貴族からから迫害されてしまう。
異世界召喚特有の特殊能力もなく無力な深海は冷遇を受けるる事となるが、母親が奴隷であったがために王位に就いたものの貴族からは疎まれていた国王であるカグウ王にその知力を買われカグウ王の小姓となる。
小姓として働くことになるものの、城に居た時には気付かなかったが王都に出てみると悪臭が漂う汚物まみれの町並み。
ゴミも汚物も死体も平然と町の道に捨ててある、中世ヨーロッパ並みの文明であった。
いつ帰れるか分からないこの国で暮らすために深海は文明開化を起こすことを決心した。
主人公の深海はファンタジーの裏側ともいえる衛生問題に徹底的に突っ込んで行く。
聖女の『オマケ』は果たして国の復興を導くことが出来るのか?
中世ヨーロッパの蘊蓄も合わせてどうぞ。
長すぎるウンチクは斜め読みで十分ストーリーの内容は分かります。
『聖女の力を姉に譲渡し国を出て行った元聖女は実は賢者でした~隣国の後宮で自重せずに生きていこうと思います~』の1000年前のお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 16:52:32
7286文字
会話率:30%
「お前のような平民が聖女であるはずがない! こいつは聖女を偽った大罪人である!」
聖女としてガーラウド皇国の皇太子と婚約させられていたアリスフィア・ヴァレンタインは突然の叱責を受け、地下牢へと幽閉されてしまう。屈辱と恐怖の中、絶望へと堕
ちていくアリスフィア。だがそこに希望の光が舞い降りる。それは金髪碧眼の美しい三兄弟の騎士たち。彼らは前世でアリスフィアとともに青春を過ごした親友たちだった。これは婚約破棄され大罪人となった少女が、前世の仲間たちに愛され、幸せな日々を取り戻す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 21:24:03
19544文字
会話率:44%
聖女がいない我が国、もう十七年不在でした。
なのでこれはまずいと、国の上の人が話し合い、私も殿下に頼まれ、異世界に転生したという聖女を召喚することになったのですが……。私と同い年に見えた黒髪黒目の少女で、聖女で間違いないということでしたが、
イケメン、ラッキーと殿下を見たり何かおかしいなと私は思ったのですが口に出せずにおりました。賢者様曰く、元の世界に帰せとあの聖女様は言わないなということでしたが……。
しかし聖女としての仕事をするでもなく、殿下や取り巻きに囲まれて、乙女ゲームの世界ってラッキーとか、悪役令嬢とか私のことを噂しているみたいで…。
そして数か月後、なぜか殿下が私が聖女様を殺そうとした罪により婚約破棄する! と宣言をしたのですが…。辺境行の馬車に乗せられた私を助けてくれた人がいて?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 16:17:09
2836文字
会話率:49%
「出て行きなさい。あなたは不要です」
賢者セリシオにそう告げられ、失意のまま魔法剣士レオダスは勇者パーティーから追放された。
彼のスキル“早熟”は初期こそレベルアップが早かったが頭打ちも早く、成長の見込みがなかったのだ。
だが、
彼は諦めず、あがき続けると誓い、ダンジョンへと潜る。
ダンジョンに潜り、遂にレオダスはレベルアップした。
しかし、上がったステータスは幸運がたったの5ポイント。
絶望したレオダスだったが、その後にスキル“キャリアオーバー”を取得。
「なんだこりゃ、『レベル補正プラス50』!?」
一気に人類未踏の領域にまで達したレオダスは、王都へ向かい、人生をやり直すべく冒険者になろうと決めた。
そこでレオダスは驚くべき再開を果たす。
「久しぶりねレオダス。アティよ」
「貴方はアティシア王女!」
かつて王宮で親しくしていたアティシアとの出会いがレオダスの運命を更に加速させていく。
一方、レオダスは死んだと偽って報告したセリシオ。
愉快と笑う戦士アルトス。
悲しみに暮れる勇者アトスと聖女クレア。
彼らはレオダス抜きにダンジョンへ潜るが、まるで噛み合わず上手くいかない。
新規メンバー、ステラを加えてもそれは変わらなかった。
「何が、何がいけないというのです!?」
狂い始めた賢者セリシオのシナリオ。
そして、彼は次第に孤立していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 21:00:00
257171文字
会話率:37%