「俺はどうすればよかったんだ……?」
ブリテンの第二皇子であるアーサー=ペンドラゴンはギロチンにかけられながら己の運命を嘆く。度重なる重税や貴族の横暴に激怒した民衆の革命によって彼はその命を落としたはずだった。
だが、次に目が覚め
た場所は自室のベッドだった。しかも、自分の姿は五年前の少年だったころに戻っていることに気づく。
処刑から逃れるのはどうすればいいのか……?
悩んでいた彼が何とはなしに、メイドに親切にすると脳内に不思議な声が響く。
『善行ポイントが加算されました。未来がわずかに変動したします』
その声を救いと知ったアーサーは己の命のために人々に優しく接し、善行をつくしていった結果、歴代最高の王……『聖王』とまで呼ばれるようになる。
これは世間知らずで人の心がわからなかった少年が己の命のためにがんばっているうちに様々なことを知り成長するやりなおしの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 12:10:00
293373文字
会話率:47%
主人の怒りを買って屋敷を追い出された浦須という名の少年。『持たざる』彼が唯一手にしていたのは、奇妙な模様をした植物の種だった。
『希望』と『絶望』、そして『生』と『死』。
その種が齎すものとはーーーー。
このお話は童話「さるかに合
戦」から、作者がこういう話でもよかったんじゃないかなと色々想像してみたものです。
皆さんが想う「さるかに合戦」とはイメージが離れてしまうかもしれませんが、それはそれで楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 01:00:00
117133文字
会話率:37%
浦島亀太郎が、帝都に降り立ったのは十六の春である。
これから魔法を学ぶ為、帝都聖魔法学園に入学するのである。
何せ、故郷の村からただ一人の選ばれし者として選抜(スカウト)を受けた身である。がっぺ、胸を張っていかねばなるまい。
聖魔法よ、永遠
なれ(マジカルセイント・フォーエバー)!
が、帝都に着くなり、掏りに遭う、警官に怒られる、詐欺に遭う、その挙句、鬼に襲われての絶体絶命である。
が、そこで天霧花乃に命を救われる。訊けば、魔法使いでなく、鬼狩りの魔道士だという。
帝都へ来た初日に全財産を失った亀太郎は、遥々帝都へ来た理由を打ち明けるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:06:05
52857文字
会話率:45%
水泳が大好きな私は、プールの監視員のバイト中、溺れる子を救助する際に死んでしまう。異世界で転生した私は、泳ぎたくてもプールが無い。川で泳ぐと、女子が肌を晒すなどけしからん!と怒られる始末。結果、家を追い出されることに……
なろうラジオ大
賞6 参加作品。テーマは「プール」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 19:27:59
1000文字
会話率:25%
ディオザニア帝国の皇女ルナフレーナは、誰もが驚くほどの天真爛漫な女性だった。
彼女の世界は、常識や規則とは無縁の場所で、何をするにも突飛で自由奔放。
皇宮の中で食事のマナーを全く無視してみたり、時には堂々と暴言を繰り出し、周囲を困惑されるこ
とが日常茶飯事。
彼女の一日の行動は、帝国中の人々にとって予測不可能の連続だ。
この無邪気で奇抜な皇女に振り回されるのが、彼女の友人であり忠実な輔導役のアイリス。
彼女はルナフレーナの突拍子もない行動が引き起こす様々な騒動を、時に激怒し、時に笑いながら対応する日々を送っている。
しかし、ルナフレーナの自由奔放な行動は、トラブルを巻き起こしながらも、彼女らしいやり方でみんなを幸せにしていく。
果たして、予測不能な彼女は、今日もまたどんな大騒動を引き起こすのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 19:18:08
70612文字
会話率:32%
主人公、さやが生まれる前までは人類は平和に暮らしていた。
しかし、怒りが爆発した裏切り者たちは、現在の地底人にあたる人間と戦争を始めた。地底人にあたる人たちは諦めて地上を手放し、地底に住むことにした。裏切り者たちから勝つために、20になるさ
やと仲間が動き出します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:58:10
674文字
会話率:30%
死を克服した永遠の街リリカポリス。
8人の女王が統べるこの街は”一番楽しかったあの頃”をいつまでも繰り返す。
筆頭女王フラウタの膝枕で目を覚ましたつむじは、何も成すことができなかった無為な青春を取り戻すがごとく、学生として新たな人生を踏み出
した。
転校生と持て囃され、この街が忘れていた流行を振りまいて、一躍脚光を浴びる。
しかしその行いが女王の一人フレオの怒りを買い、決闘を申し込まれてしまう。
失うもののないはずの勝負だったが、つむじに芽生えたささやかな野心が大きな賭けに挑ませる。
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初出は百合展2018です。
連載予定でネームも完成していましたが、諸々の事情で執筆に時間を割く余裕がなくなり、長い事塩漬けになっていたものです。
ですが時間が経つ間に風化してしまうネタも多くなってきたことで、今回プロットを大幅に補綴して小説としてまとめてみました。
内容はカクヨムで先に公開しているのと同じものです。
投稿のタイミングは合わせられないので、ご了承ください。
それでは本編をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:00:00
260462文字
会話率:50%
主人公は精神病で、親に家を追い出されホームレスになった。そして、ホームレスとして野宿している場所も追い出された。
その後ナマポを申請するのだが…。
いきなり最後の場面から始まります。
最終更新:2024-12-03 16:12:41
523文字
会話率:0%
1999年、高校卒業後にフリーターとして過ごしてきた阿山聡は派遣社員として働き始めた。派遣先の職場では毎日のように怒鳴られ、自己嫌悪に陥りながらも、聡は耐え続け、自分の生きる道を模索する。
最終更新:2024-12-03 13:10:28
3889文字
会話率:0%
人々の生活を見てみたい!
そんな好奇心旺盛な女神・エレニ
やんちゃをしすぎてお父様に怒られます。
そんなに気になるんだったら体験すればいい
その一言で天界から人界へ下ろされます。
地上にいる女神を書いてみたいなと思い書き始めました。
白い部屋だけが女神様の居住区じゃないはず!
→短編から連載にしてみましたよ。
そして、本来なら土地神として見守るはずだった場所を荒らされ怒りをかった為いることができなくなった佐久(さく)も人を知る為、修行をしに留学することになる。
追加の設定も盛り込みました。
設定は色々ふんわりです。
神様の設定もふんわりです。
投稿頻度もふんわりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 02:34:20
23956文字
会話率:44%
人々の生活を見てみたい!
そんな好奇心旺盛な女神・エレニ
やんちゃをしすぎてお父様に怒られます。
そんなに気になるんだったら体験すればいい
その一言で天界から人界へ下ろされます。
地上にいる女神を書いてみたいなと思い入り口だけ書いてみ
ました。
白い部屋だけが女神様の居住区じゃないはず!
設定は色々ふんわりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 02:40:09
3875文字
会話率:48%
少しダークな詩集です。
日頃感じている怒りや不満を表現したものが多いです。
黒魔法は攻撃的です。読まれる際はお気をつけて。
fc2ブログにも掲載しています。
最終更新:2024-12-02 22:53:05
2850文字
会話率:0%
7歳の時。私、リルフィはとある理由で元いた家を追い出された。
頼れる存在たちの先導のもと、国の端っこの田舎町の孤児院に身を寄せる。
そんなこんなで、かれこれあの日から早10年。
もう少しで18歳。成人で、一人立ちだ。
1人で生きていくた
めの知識も力もずっと勉強してきた。成長した今なら何だってできるよね!
でも、とある者たちの断罪が決まったことで、止まっていた “何か” が動き出す。
公爵家の正当な後継者。
母様の死の真相。
私の、力について。
なんで、こうなるの?
私は普通に、ゆっくり、穏やかに、暮らしたいんです!
あんまりしつこいと私の友達が怒るからね!
***
以前投稿した短編『公爵家に戻れと言われてもお断りいたします』を長編化したものになります。
R15は今後の展開次第ではどうなるか分からないので、一応の保険として付けています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 19:00:00
467048文字
会話率:37%
狐神に恋した人間がいた。
人間に恋した狐神がいた。
愛し合う2人を引き裂く悲しい別れ。
恋人を奪われ、怒り狂う狐神。人間など、信じられなくなった。
時はたち、千年後。
独りでいた狐神の前に、1人の少女が現れる。
その少女は、かつて狐神
が愛した人間でもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 00:00:00
199037文字
会話率:33%
とある事情で元いた家を追い出され、辺境の街にある教会に併設されている孤児院で過ごしてきたリルフィ。
平民であるリルフィは一人立ちする時のためにと、冒険者にもなり多くのことを学んでいた。
親よりも頼れる存在に守られながら。
ある日、リルフ
ィは王都の騎士団所属のラーティ・ロトレイと出会う。
そこで知った。とある公爵家の者たちが断罪されることを。
元の家。父親。義母。異母妹。
元家族に対する感情などなく、心底どうでもよかったリルフィだったが、明らかになった事実に激怒。
頼れる存在と共に、一言言いに行きますか!
なんなら1発ずつ殴りましょうか!
え? 公爵家の正当な後継者?
精霊の愛し子? 公爵家に戻れ?
今さら何を言われても知ったことではない。全てお断りします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 21:00:00
25707文字
会話率:34%
私と君、いろいろと違う。
私は静かで友達もいない。なのに君は明るい。活発的で友達も数えきれないほどいる。
私は運動が苦手。なのに君は運動抜群、全く疲れない。
私はテストが苦手だ。大体は50点ほどしか取れない。なのに君はいつも90点以上だ。
私は遅刻することがある。欠席になったこともある。なのに君は遅刻したり欠席をしたことがない。
私は感情を持たない。悲しく思ったことなどない。なのに君は感情を持つ。たいてい笑っているが泣くことだって怒ることだってある。心配することだってある。
私はクラスで発言したことがない。なのに君はたくさん発言している。質問や回答、コメントなどをたくさん。
私は昼休み、だれとも話さず自分の席で本を読んでいる。なのに君は外で遊んだりほかの生徒と話したりしている。
私|+《と》君は違う。何もかもが違う。君が人間ならば私は何?宇宙人?ただの生き物?それとも人工知能?
私|+《と》君。何かと人間。暗い私と明るい君。何の関係もない私|+《と》君。なのになんで君が気になる?君に恋をしているから?君が好きだから?君が有名だから?
私は君が憎い?君を殺したい?君に殺されたい?わからない。でも私は君が気になる。気になってたまらない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-02 12:59:08
47266文字
会話率:6%
夜、入ろうとしたコンビニの自動ドアが開いた瞬間、おれは驚いた。
「ボタンを押してください? 押さないよ!」
一人の男がレジの前で店員に怒鳴り散らしていたのだ。店内には他に誰もおらず、店員は困惑した様子。おれはとりあえず棚の陰から様子
を伺うことにした。
「ちょっと買い物するだけで、なんでいちいちボタンを押さなきゃならないんだ!」
「私の年齢は六十五歳だ!」
「大嫌いだ! ボタンも、この国も!」
「馬鹿なルールだよ!」
「なんで、みんなもっと頭を使わないんだ!」
「おかしいよ!」
「国が定めたルール? じゃあ、国から死ねって言われたら死ぬのか!?」
「ロボットかよ、お前たちは!」
……どうやらレジの確認ボタンを押すことを拒んでいるらしい。まったく、馬鹿なのはあんただ、と言いたくなる。たかが数秒で済むことに、何分かけるつもりなんだ。
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最終更新:2024-12-02 11:00:00
1545文字
会話率:79%
「なんなのよ、もおおおおおおう!」
夜、とある家。母親の怒声を聞いた息子は部屋を飛び出し、リビングへ急いだ。彼がそこで目にしたのは、正座する父親と、それを見下ろす母親の姿だった。母親は父親のスマートフォンを手に、顔を怒りで赤く染めていた
。
「あの、母さん。どうしたの? 大きな声を出してさ……」
息子はおそるおそる尋ねた。
「お、お父さんが、不倫したのよ!」
「え、不倫!? それ本当なの、父さん……」
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最終更新:2024-11-03 11:00:00
2079文字
会話率:94%
「えっ!」
朝、いつものように満員電車の中、立っていたおれは、驚いて思わず声を上げてしまった。ごまかすように咳払いすると、波が引くように周りの人々の関心が薄れていくのを感じた。
でも、あれは何だったのだろう……。おれの斜め前にいた男が
突然消えたのだ。
この混雑の中だ。二、三人を挟んで男の後頭部しか見えていなかったが、確かに、フッと消えた。しゃがもうにも、スペースさえない。
しかし、人が急に消えるなんてことがあり得るのだろうか。よくある髪型だった。見渡せば、似たような乗客が何人かいる。やっぱり見間違いだったのかもしれない。最近おれはミスが多い。この前も、怒られてしまったんだ。ああ、思い出すと朝から憂鬱だ……。
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最終更新:2024-10-01 11:00:00
2753文字
会話率:76%
全寮制の高校生である健二は、楽しみに取っておいた限定プリンをルームメイトに食べられてしまう。ただでさえイケメン、スポーツ万能、おまけに憧れている女子とも仲が良いルームメイトに思うところがあるのだ。簡単に怒りは収まらない。果たしてその結末はい
かに。
こちらは第6回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞参加作品、キーワードは『ルームメイト』です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 10:00:00
1000文字
会話率:50%
某大物新人たたかうエッセイストから情報を入手した私は、早速真相を暴くべく、アジトへの潜入を試みるのだが……。
最終更新:2022-04-17 17:12:41
1596文字
会話率:43%
絶対に正しいって思っても、思い込み、知らなかっただけということもよくあります。
恥をかくのも悪くないですが、一呼吸置いて調べてみるクセをつけるのも良いですよ。
最終更新:2022-01-12 18:09:03
944文字
会話率:0%
アパレル店で働く主人公、猿渡基子。
日常に疲れた基子は、夏休みの連休を利用して兼ねてより気になっていた秘島「藍ヶ島」に一人旅に出る。
藍ヶ島に着いた基子。
目の前に広がるその雄大な自然に感動する。
夕方まで、村の周りを観光して楽し
み、その日の夜は地元唯一の居酒屋へと繰り出した。
そして、藤井と言う男から面白い話を聞く。
——昔、名主の息子に浅之助という少々気の強い青年がいた。そして、彼にはおつなという幼馴染の美しい恋人がいて、毎日楽しく過ごしていた。
そんなある日、村の掟によって二人の仲は島民に引き裂かれてしまう。
怒り狂った浅之助。
七日七晩斧を研ぎ、その斧で島民七人を切り殺し、四人に大怪我を負わせた。
しかし、押し入った家の家主が大事にしていた観音様により、斧が使い物にならなくなる。
そして逃げ場を失った浅之助は、自ら海に身を投げ自殺したという。その後、おつなも浅之助の後を追うように自害した。
島民は凶悪事件を起こした浅之助の無念と怒りを鎮めるべく「南台所神社」に祀った。
浅之助とおつなの仲が良かったことからか、今では縁結びの神様として信仰されている。
翌日、基子は神社に向かった。
社に着くと不思議な感覚に襲われ意識を失った。
気がつくと、基子は血塗れになって倒れた男を抱き、泣きながら『浅之助!』と泣き叫んでいる。
抱きしめられた男は笑顔で抱きしめ返そうとするが、あえなく力尽きてしまう。
ふっと目が覚めたように現実に戻ると、基子の手にはしっかりとその温もりが残っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 06:00:00
134646文字
会話率:36%
二〇XX年。突如として原因不明の大疫病が東京二十三区を襲うと、都内二十三区の住民は皆角を生やし、血液を紫色に染めた、攻撃性の強い紫血鬼へと変化を遂げる。日本政府はすぐさま二十三区を覆う巨大なコンクリートドームを建設し紫血鬼を隔離する。様々な
国がワクチン開発に乗り出し、ごく少数しか作成できないことが判明するや、いち早く経済主軸である東京を取り戻したい政府は「東京再興計画」と題し、軍を使った紫血鬼たちの殲滅を決行する。が、全身を銃弾も通さぬ鋼鉄の硬さへと変え、紫血をあらゆる物に変える攻撃能力があった紫血鬼たちは、次々と軍人たちを返り討ちにしていった。なすすべがなくなったかのように思われたが、ある研究所が紫血でコード(文字)を書くことで、紫血鬼の具現化能力と同じ効力を発揮できることを発見し、対紫血鬼用兵器『創筆(バース)』を開発すると、政府はそれらを携えた「語創者(エクセラー)」たちを全世界から招集し、狩った人数に応じて報酬を支払う狩猟システムを作り出し、紫血鬼の殲滅を図った。
主人公ノアは難病の手術のため訪日し、大疫病に襲われた妹ルナを救出するため、日々ドーム内で情報収集を行っていた。そこへ、ルナの情報を知る少年、矢吹ケン翔と出会う。一方、大疫病の真相を探るため、国から派遣されたララとニーナは、重要人物ロメロを追いかけている途中、ロメロの元部下であるザイラと、ワクチンなしで紫血鬼から人間に戻った少女、御影に遭遇。そこへノアと矢吹も合流し一堂に会した場で、御影の口から、自身の中にある「怒り」を許すことが唯一の人間に戻る方法であると告げられる。
ロメロとルナの居場所が同じ都庁であることが判明し、共に訪れる一同。そこで待ち構えていた強敵たちと熾烈な戦いを繰り広げ、何とか勝利を収める中、そこでウイルス開発者である猿金尊の母、弥生と出会い、完全無欠のウイルスが開発されたことを知った一同は、尊に立ち向かい、何とか阻止することに成功する。
その後、ドーム内で生き残った紫血鬼たちは、次々と怒りが取り除かれ人間へと戻り、同時にドームは取り壊され、東京は従来の平和を取り戻したのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 04:58:26
77694文字
会話率:53%
アメリカ大陸に派遣された私が最初に目にしたのは、駐屯地を囲むデモ隊だった。
怒号を飛ばし、プラカードを持った群衆が車両を取り囲む最中、自分がこの地に降り立ったことを不思議に思った。
1948年、日本はアメリカに勝利し、アメリカ大陸の
西海岸を手に入れた。
植民地というシステムが形骸化しつつある時代、傀儡政権という形で樹立した西アメリカ帝国は、安定とは程遠い国家であった。
武装勢力との飽くなき戦闘、現地政府との軋轢、仕留め損なった隣国との拗れが、我々兵士に降り注ぐ。
イデオロギーが人の信念を強固なものに変え、狂乱へと誘うことは歴史が証明していた。
我々は繰り返すことしかできないのだから、また繰り返す為に殺すのだ。
資本主義も共産主義も民主主義も社会主義も、皆滅んだ後に何が残ると言うのだろう。
アナーキスト達の楽園だろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 01:40:18
234517文字
会話率:34%
20xx年世界は核の炎に包まれなかった。
だが荒廃した。
廃れた町
寂れたショッピングモール
苔の生えたビル
放棄された軍用車両
ならず者の拠点に成り果てた旧政府機関の建物
この世界は荒廃していた。
生きる為に偽善を捨て獣に
なる者
怒りそして狂い理性を失う者
偶像にすがり、信仰に酔いしれる者
過去の使命をただ守り続ける者
新たな秩序を見出ださんとする者
様々な欲と思想が渦巻いていた。
彼女もまた、生存という欲に取りつかれた、その1人だった。
善良なる敵を殺め、盗み、苦痛を与えた罪人だった。
だが彼女は、それでも進まなければ成らなかった。
死ぬことは許されない。
歩き続けろ。
まだ一度も見たことがない故郷を目指し、大陸を横断するのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 02:20:27
143313文字
会話率:43%
喜怒哀楽、出会い、絆、そんな思いを詰め込んだ作品です。
キーワード:
最終更新:2024-12-02 00:28:19
3591文字
会話率:1%
異世界に派遣してから約150年。人々は平穏に暮らしていた。
異世界にありがちな戦争は100%ではないがあまりない(但し内戦はある)。
各国は国の維持のため戦争をしたいが出来ない。なぜなら最強で最恐で最凶の日本自衛隊が常にいるからだ。
各
国は自衛隊に喧嘩を売る(怒らせる)ことは出来ない。売った瞬間破滅するからだ。
なので各国は自衛隊を怒らせることは出来ない。
人々は自衛隊のことをこう口を揃える。「お人よし軍隊だが怒らせるともの凄く怖い 怒らせると物理的に消される。」 今後どうなるかは本編で。
基本的に多人数の主人公がいます。
あらすじでは自衛隊のことを書きましたが外務省などの行政機関もいます。
基本的に「自衛隊最強!」や「日本国最強」であります。 例えるなら、水戸黄門でラストの「この紋所が目に入らぬか!」となり皆をひれ伏すのが近いかと思われます。そうイメージして頂ければ幸いです。
初投稿です。 至らない部分がありますが大目に見ていただければ幸いです。
(主はオタクまでではありませんがアニメ好きです。次いでに多少のゲームも嗜む程度には)
※この作品はほぼフィクションです。自分の妄想をそのまま反映する形ですので賛否は必ず出ますがご了承下さい。
誤字脱字や訂正なども多数ありますがそちらもご了承下さい
それでも構わない方のみご覧下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 23:00:00
1228585文字
会話率:92%