私のバディ――なんて言うと偉そうで恐れ多いので言わない。でも――ほんとうは言いたい。誰よりも尊敬する男性が、私のことを「相棒」と認めてくれているのだから――って、それが気のせいだったら私は陰でめそめそ泣いてしまう自信がある。だけど、たぶん、
同じ部署の先輩であれば、「彼はきみのことを大切に思っているよ」と言ってくれる。私はその言葉を信じて、いまのところ、いまの職場で生きている。生きようとも考えている。ほんとうに生き甲斐のある人生なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 08:23:10
6607文字
会話率:63%
7年前に別れた幼馴染のお兄ちゃん。別れる間際に告白したものの「同性は結婚できない」と断られてしまった。女の子として見て貰えてなかった私は、次会った時こそ異性として見て貰えるように女磨きをした。そして7年後に再会したお兄ちゃんは何故かスカート
を履いていた。しかもだらしないダメ人間だった。全く、私が何とかしないと...まぁいい所も多いんだけどね!!
※この小説はお兄ちゃんが女性と発覚後もお兄ちゃんと呼び続けますが、仕様であり作者の性癖です。お許しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 23:13:13
11362文字
会話率:34%
とある学園の卒業パーティーで、私――エリカ・レームクールは、婚約者である第一王子ダニエル殿下に
「エリカ、きみとの婚約破棄を宣言する!」
と、言われた。彼の隣にはアデーレ・ボルク男爵令嬢がいて、勝ち誇ったような表情を浮かべていた。
「かしこまりました、お幸せに!」
私の祝福の言葉は、彼らにとってとても意外なものだったらしい。
ありがとう、アデーレ・ボルク男爵令嬢。この人の心を奪ってくれて!
毎年一回は浮気相手といちゃいちゃしているところを見せつける男性なんて、私は必要としていませんので!
笑顔でそう言うと、アデーレがわなわなと震えていたのが見えた。
とりあえず、婚約破棄イベントは終わったのだから、次の婚約者を探さないとね。今度は浮気をしない、一途な人が良いわ。
――そう考えていたら、お父さまに紹介された男性がなんと私の好みにぴったり当てはまっていて、一目惚れをしてしまった。
さらには、彼も私のことを一目見て気になっていたようで……?
あれ? もしかして、私……幸せになれるんじゃないの?
※アルファポリス様、カクヨム様、ツギクル様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 19:00:00
77142文字
会話率:49%
「鏡よ鏡、真実を教えてくれ。好いてもない相手と結婚させられたら、人は一体どうなってしまうのだろうか……」
『魔法の鏡』に向かって話しかけているのは、辺境伯ユアン・ジークリッド。
ユアンが最愛の婚約者に逃げられて致し方なく私と婚約したのは重
々承知だけど、私のことを「好いてもない相手」呼ばわりだなんて酷すぎる。
しかも貴方が恋愛相談しているその『魔法の鏡』、裏で喋ってるの私ですからーっ!
*短編(前編・後編)の予定です。
*ベリーズカフェ様にも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 00:01:47
9106文字
会話率:36%
引きこもりの私のことを両親はどう思っているのだろう。親不孝者でごめんなさい。これは、最後の親孝行であり贖罪です。
最終更新:2023-04-12 06:00:00
4192文字
会話率:19%
西野千波、17歳。高校3年生。
5年前に起きた交通事故から、幼馴染みの東田恭介に負い目を感じながら生きている。
その呪縛から逃れるためだけに、地元を離れて地方の大学に受験をもくろんでいる。
彼女の夢は、動物のお医者さん。その夢を抱いた時、確
かに恭介のためだった。
しかし今は、その夢を心の支えにして、恭介から離れようとしている矛盾に本当は気付いていた。
「愛佳ちゃんの好きなものってなんだろうな?」
無邪気にそう尋ねる彼は、私の親友に恋をしている。
彼は私のことを決して許してなんかいない
そんな中、図書室で出会った年下の男子生徒、おさむ。
「東田先輩に苦しめられてますよね?」
欲しい言葉をくれるおさむに少しだけ惹かれていく『私』の邪魔をするのは、恭介だった。
『私』、恭介、愛佳の三角関係。
『私』、おさむ、恭介の三角関係。
それぞれの思いが交差するとき、想いが本当につながっていたのは誰と誰?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 11:40:45
41319文字
会話率:44%
私は、ある少女に突然会った。その少女は、私のことをよく知っていた。彼女の正体は誰なのか?
最終更新:2023-04-08 22:14:14
1405文字
会話率:12%
『私が癒しの力を使うと、相手は私のことを忘れてしまう……』
聖女エマの「癒しの力」には代償があった。癒しを与えた相手は、彼女のことを忘れ去り、生きている限り記憶にとどめることはない。
それでも教会は彼女に「癒しの力」の行使を強いる。
エマの心はすり減り、感情は失われていく。
そんな中、彼女の暮らす王国は帝国から侵攻を受け劣勢に立たされる。国家存亡の危機。
国王は武神の加護を受けた第一王子アルベールと聖女エマを最前線に送ることにした。
その道中、エマはアルベールと心を通わせていくのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 14:42:43
6603文字
会話率:33%
「私のことを誰も知らない土地に旅に出たい」
恋愛という人間を狂わす存在により、サークルクラッシャーとなった大学二年生の有間千紘。
冷静になったころには、人間関係を破壊しつくしていた。
恥ずかしくなった千紘は、自分のことを誰も知らない土地
へと、旅行という名の逃避行を考えた。
旅行サイトを見ていると、
”行先自由””移動も即日””サポートも充実””初めての登録0円”
惹かれる言葉のオンパレードに、すぐに千紘は登録ボタンをタップする。
すると光に包まれて、気が付くと見たこともない景色が広がっていた。
そこでちょっと変わった旅行会社と関わっていくことに。
新たに出会うヒトたちと関わりながらの異世界旅行ライフ。
自分探しの旅って、やっぱりイイヨネ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 07:00:00
1595723文字
会話率:42%
カーティス伯爵と婚約が決まったフランチェスカ。
だが、ある一件からフランチェスカには不安なことがあった。
ーー彼は本当に私のことを愛してるの?
言葉足らずの伯爵と、すぐに早とちりするフランチェスカは勘違いからすれ違いばかり。その主たる
原因は、陽気で話好きな従者デヴィンによる"余計な情報"だ。おまけに、行間を読み過ぎる彼の元婚約者や、裏表という概念の無いフランチェスカの弟がさらに引っ掻き回すからさらに厄介なことに……。
誰か、勘違いに気付いたらその都度訂正してください!
※アルファポリス、ツギクルにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 18:33:50
20861文字
会話率:55%
ローアル王国の王子は「天使」だと絶賛されている。人形のように整った顔立ちと、民衆に寄り添うような笑顔。
妹のシャロンは幼い頃から、そんな兄を見て育ってきた。
「王女」としての振る舞いを求められる一方で、兄が自由に馬に乗ったり、剣術を習っ
ているのが羨ましいと思っていた。女性にしては背が高いこともコンプレックスだったシャロンは、いつも「弟」だったら良かったのにと思っていた。
そうすれば、あのお方ともっと親しくなれたかもしれないのに。
兄の婚約発表を兼ねた晩餐会、義姉の勧めもあって渋々ドレスアップすることになったシャロン。
いくらお酒が入っているからといって、あのお方が「君と結婚したい」なんて言うなんて。
少し前に私のことを"弟にしか見えない"と言ったくせに……!
挙句に「君はどこのお嬢さんかな? 」なんて聞く始末……もしかして、別人だと思ってる!?
※ 『その恋は解釈違いにつき、お断りします〜推しの王子が私に求婚!? 貴方にはもっと相応しいお方がいます!〜』の、登場人物のお話です。どちらかだけでもお楽しみいただけると思いますが、そちらも読んで頂けたら嬉しいです。
※アルファポリス、カクヨム、ツギクルにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 20:00:00
12822文字
会話率:55%
授業中、突如として目の前に現れた金髪イケメンは主人公、花山みどりのことを知っているという。彼以外にも異世界からの来訪者が続々とみどりの元へやってくる。初対面からグイグイくるイケメンたちに漫画やアニメなら良いが、現実の出来事となると怯えるみど
り。金髪イケメンを始め、髭の生えた黒人ワイルドイケメンや、ふわふわなパステルグリーン頭の可愛い少年などなど。皆、本や神話などでみどりのことを全て知っていて、みどりの性格や考え方、好きなものなど全部を把握している。そんな彼らの中で、ある者がみどりには七人の婚約者がいると言ったせいで、七人の異世界からやってきたイケメンたちに口説かれる日々が始まってしまうお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 20:00:00
6338文字
会話率:51%
大学2年生の私・倉持桃華。
厳格な両親がいる実家で夏休みを過ごす。なんて耐えられない私は目的も決めずに夏休みすべてを使い旅行をすることを決意。
新幹線で出会った美人女子高生・天宮灯里ちゃんに連れられて(拾われて?)やってきたのは、熊本のと
ある古びた喫茶店。
そこにいたのは、なんと!幼なじみの佐倉彩楓ちゃん!
中学校を卒業して以来の再開に喜ぶ私たち。
夏休みの間、彩楓ちゃんと灯里ちゃんと三人で暮らすことになった!
だけど、なんだか彩楓ちゃんの様子がおかしい……?
「私は桃華ちゃんのことが好き……。恋人になってほしい」
「え……?」
「桃華ちゃんが私のことを好きになるようにする」
「はぁ……」
突然始まる彩楓ちゃんのアプローチ。確かに私も彩楓ちゃんのことは好きだけど、あくまで友達でいたい!
けど、私もなんだか灯里ちゃんのことが気になってしまい……。
こうして、それぞれが胸に抱える想いや恋が交錯する短いようで長い夏休みが幕を開けたのだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 09:00:00
31938文字
会話率:46%
ただずっと弱音吐いてるだけです。ネガティブなのが嫌いな人と、私のことが嫌いな人と、私のことが好きな人と、私のことを知らない人は読まない方がいいです。今日明太子食べた人だけ読んでください。
最終更新:2023-03-31 01:27:29
4295文字
会話率:0%
私には、幼い頃から婚約者がいます。
彼は可愛くて、優しくて、とっても素敵なのですが……
最終更新:2023-03-23 06:28:00
14026文字
会話率:45%
私、花島 可乃子は最近困っていることがある。
隣の席の柏崎 凛也君が、事あるごとに私のことを「可愛い」と言ってくるのだ。
私はどこにでもいる普通の女子である。
いや、普通よりも地味な女子と言えるだろう。
化粧もせず、何の飾りっ気もない黒髪
ロング、趣味は読書。完全な地味子だ。
そんな私が「可愛い」ハズもなく、柏崎君は間違いなく私のことをからかっている。
だというのに、悪い気がしていない自分がいる。
いやいや、でもやっぱり「可愛い」と言われるのは恥ずかしい。
ああ、どうしたらいいのか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 13:10:44
3565文字
会話率:35%
おかしい、どう考えてもおかしい。
どうしてこうなった。
可愛い笑顔で私に抱きついてくるエルフの見た目15歳ぐらいの女の子。
見た目は白い髪に耳が尖っている。
いや、私も年齢15歳なのを考えれば微笑ましい感じに見えるのかもしれない。
ただこの女の子が私と結婚しようとしていると考えると色々と変わってくる。
神様もなんでこんな所に私を転移させるのよ......
※カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 18:20:28
58945文字
会話率:54%
私のことを好きだと思っていた後輩に彼女が出来た。
あんなに懐いてきていたのに、私の勘違いだった。
もう、穴に埋まってしまいたい………。
最終更新:2023-03-07 16:05:15
4515文字
会話率:32%
好きな人が私のことを仲良くない、気難しいと話しているのを聞いてしまった。
よくあるすれ違いものです。
こういう設定が好物なので読んでいただけると嬉しいです。
最終更新:2022-12-23 19:20:19
9548文字
会話率:27%
「私は次期国王となるケイン王子と婚約するから、しつこく言い寄ってくる伯爵はお姉様にあげるわ」
「え? それは一体どういうこと?」
素敵な笑顔で微笑む女性こそ最高に美しいとされる国で、笑顔どころか表情をその顔に現すことが出来ない無愛想令嬢
と呼ばれるイリヤ・クェンティン。
父親の再婚相手との間に生まれた妹アイリは、天使のような微笑みから毎年国で開催されている最高の美の称号『スマイルレディ』に選ばれた。そして更には第一王子との婚約を発表すると言い出す。
婚約発表がされるパーティー会場に、アイリの引き立て役として同行させられたイリヤは、そこでワンコ伯爵と称されるリオン・パルデアノス伯爵と出会う。無愛想な自分の顔を気にしているイリヤに、リオン伯爵は爽やかな笑顔でこう告げた。
「俺には素敵な笑顔に見えるし、悲しい時には泣いている顔にも見えますよ」
あどけなく笑うリオン伯爵はコロコロと喜怒哀楽が変わる為、イリヤとは正反対の感情表現豊かな男性だった。
これは感情を表情に出すことを忘れてしまった無愛想令嬢イリヤと、ワンコ伯爵と揶揄されてもなお笑い飛ばしてしまう子犬のように人懐こいリオンとの、ちぐはぐな関係を描いた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 18:18:13
9893文字
会話率:42%
以下の作品の連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n4961ib/
ある日突然、妹に全てを奪われてしまった。
地位も、家も、婚約者も、これまでも功績さえも失った。
宮廷と屋敷すら追い出された私は途方にくれる……
。
なんて、計画通りはこっちも同じ。
ずっと待っていた。私を見限り、全てを奪い追い出される日を。お父様が王子や妹を使い、私を利用していることも理解していた。だから私は、私のことを信じてくれる友人の国に味方する。
ここから始めましょう。
奪ってきた者たちが、奪われる側になってしまう爽快な物語を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 11:11:03
100071文字
会話率:38%
ある日突然、妹に全てを奪われてしまった。
地位も、家も、婚約者も、これまでも功績さえも失った。
宮廷と屋敷すら追い出された私は途方にくれる……。
なんて、計画通りはこっちも同じ。
ずっと待っていた。私を見限り、全てを奪い追い出される日を
。お父様が王子や妹を使い、私を利用していることも理解していた。だから私は、私のことを信じてくれる友人の国に味方する。
ここから始めましょう。
奪ってきた者たちが、奪われる側になってしまう爽快な物語を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 19:00:00
11135文字
会話率:28%
彼のすべてを否定して差し上げることにした。
最終更新:2023-02-26 12:04:44
4695文字
会話率:41%
王立学園の試験に準備もやる気もなく参加した私は不思議な体験をした。試験の内容がバッチリわかってしまうのだ。そして、解答用紙がまるでスローモーションのように回収されるのを見ながら、自分が成り上がり伯爵家の悪役令嬢ルルーシアであることを思い出す
。
ファンタジー世界に来たなら、悪役令嬢より冒険者になりたい。そして、婚約者の第一王子やヒロインがいる特待クラスに入りたくない。
私は、冒険者クラスを選択すべく貴族令嬢は免除される実技試験に臨む。しかし、初戦から対戦相手が第一王子なのだった。
いや、令嬢の鑑とかいいので! 私、冒険者になりますから! そう決意したものの、なぜか第一王子は冒険者クラスに在籍した上に、今まで興味のなかった私のことをやたらと構い出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 00:00:00
175348文字
会話率:39%
年頃になり、私、リアスティアにも婚約者が決まった。親が決めた婚約者というやつだ。
貧乏伯爵家の私には不釣り合いな、侯爵家次男の若き騎士。親には決して逃すなと言明されている優良物件だ。
しかし、現在私は友人たちに憐れみの目を向け
られている。婚約者は、冷酷騎士として名を馳せるお方なのだ。
もう、何回かお会いしたけれど、婚約者のお茶会ですら、私のことを冷たく見据えるばかりで一向に距離が縮まる様子なし。
「あっ、あの。ゼフィー様?」
「……なんだ」
わぁ。やっぱり無理ぃ……。鋼メンタルとか言われる私ですら、会話が続かない。
こうなったら、嫌われて婚約破棄してもらおう!
私は、そんな安易な考えで冷酷騎士に決闘を挑むことにするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 01:45:53
61862文字
会話率:39%
落ちこぼれ錬金術師の私は、今日も錬金術で作り上げた意思のある植物のツタに絡みつかれ、逆さづりにされていた。
そして、お約束のように私のことを助けてくれる上司は、乙女ゲームの序盤でヒロインをかばって死んでしまう私の推しの上級錬金術師様だ。
「とりあえず、報告書を出せ」
13回目の実験失敗により、物語は動き始める。
それは、隠しヒーローの新しいシナリオの始まりなのかもしれないのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 17:40:51
3864文字
会話率:34%