「ペンは剣より強し」・・・グラノノエールにあることわざ。
最近若者言葉として、「ペン剣」って略されている。
なにせ物書きが少ない世界だから、貴重がられる。
色んな意味で・・・
母は王族の元姫、父は一般人。
王位継承権を持っている者として、
物書きとしての旅をすることになった。
自分らしさの檻の中でもがいている俺を、救ってくれたのはひとりの女だった。
名前はビセラ。
これ以上は冒頭にふさわしいか分からない。
とりあえずハッピーエンドで終わることは知らせておこう。
*(この作品は別の小説サイトにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 12:07:14
26303文字
会話率:6%
もうすぐ「くのめの」王はお隠れになる。
王位継承権を持つ者は王の残した子供にあたるが、その数、約五十。
歴史上その世界の理によって、王子と姫に王命が下った。
「樹海の魔物が生成する赤い石、その一番大きな石を持って登城した者を次の王とする」
王の子供として教育係と暮らしていた双子のきょうだいギリスとマニス。
王の一番の期待はギリスに。
そして頭の弱いマニスは、ギリスの身代わりとしてギリスとの登城を目指す。
教育係のサラヤのふりをするために指名された美男子は、新米兵。
名をアトシと言う。
マニスと共に旅を始めたアトシは、道ならぬ恋をしてしまう。
・・・男性の上に、身分違い?
いいえ、最後までお付き合いいただけたら幸いです。
このお話はハッピーエンドです。
(※この作品は別の小説投稿サイトでも公開されています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 10:47:31
16307文字
会話率:47%
人間の赤ちゃんが最初に笑ったとき、妖精は生まれる。
令和の時代を隠キャの大学生として生活していた俺だが、運悪く歩道橋から落ちて、リパブリック王国第一王子付きの妖精として転生してしまった。
この国では妖精にネバーランドに連れて行ってもらい、
秘宝の欠片を持ち帰らなと王位継承権がないらしい。
第一王子はネバーランドに行きたいらしいが、そんなの知ったこっちゃない。
隠キャの非モテ人生を歩んでいた俺は、陽キャでおモテになる王子を、ネバーランドに連れて行きたくない。
これはそんな王子と俺の奮闘劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 22:08:20
14556文字
会話率:29%
「君は、呪われてなんかいない、特別な子なんだよ」
呪われていると言われる紫色の瞳に生まれてきたせいで、家族に虐げられている、王位継承権8位のイザベラ。
妹の身代わりとして好色だと言われる黒竜の花嫁になるが、そこにいたのは黒髪が魅力的な人間
で!?
「どうせ誰にも愛されない」と考えていたイザベラは
竜族の中でどんどん好感度を上げ、夫の黒竜にも
溺愛されてしまう!?
さらに隣国の王子にも求婚され、逆ハーレム状態に!?
不器用だか真面目な黒竜と、愛されたことのないお姫様が送る、異類婚姻譚。
とくとご覧あれ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 17:57:08
64837文字
会話率:33%
魔女のクレアは、祖母の跡を継いで最果ての森でのんびりと暮らしていた。
ある日、森を散策していると、美しい娘が倒れているのを見つける。
――大公令嬢にして王位継承権を持つアンジェラ。
彼女は王太子に陥れられ、修道院に送られるとこ
ろを逃げ出してきたのだという。
魔女と王国貴族で大昔に取り決められた盟約の元、アンジェラに協力する事を決めたクレアは、アンジェラを追ってやってきた騎士達の有様を見て、王国を滅ぼす事を決意する。
――これは善き魔女がもたらす『破滅の物語』
――けれど、悪のお姫様がもたらす『再生の物語』でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 19:26:54
136287文字
会話率:28%
婚約者である第二王子は立太子を控えているにもかかわらず、神妙な面持ちで目の前に座っている。
「最悪、私の有責で構わないから婚約を破棄してもらえないか?」
ちゃんと、先触れもだして訪れた第二王子の一言の真意は?
このお話にバカ殿下は居ません
。悪役令嬢も、胸糞ヒロインもいません。
ちゃんと、常識がある人たちが、なるべく常識ある行動をもって婚約を取りやめるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 17:05:26
3053文字
会話率:46%
第二王子の婚約者、レイラは婚約破棄をされてしまう。
が、彼女にとってそれは望む所だった。
自分の本当の能力を正しく評価せず、顔の見た目だけで女を選ぶクズ野郎などに王位継承権など不要だろう。
華麗にざまぁしてつぶしてあげる。
それこそ私が真実
の愛とその結果をつかむのだと…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 17:24:03
5247文字
会話率:35%
ヴィリア王国の侯爵令嬢、ディアナ・エミール・フロレンスは「側妃」として王城に入った新参者。不出来な王妃に成り代わって公務をするための存在。右も左も分からない王城では噂通りの国王夫妻の行動に目が白黒……することもなく「ああ、やっぱりね」と達観
していた。瑕疵一つない完璧な令嬢を大勢の前で罵倒して婚約破棄を宣言した現国王と恥知らずにもその座に座っている何も出来ない現王妃。既に王家の権威など地に堕ちているというのに気づかない国王夫妻。国王も何故王妃を「愛妾」にしておかなかったのかとディアナは首をひねる。王家で唯一の跡継ぎだから?バカバカしい。王位継承権を有する者は百人以上いますよ?そういう私も王位継承権18位です!前国王の溺愛と庇護の元で好き勝手してきた現国王には理解出来ないでしょうが貴方の時代は終わりました。その座を明け渡してください。愚かな国王夫妻を辺境の地に幽閉してめでたしめでたし……でも何故私が女王なの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 23:00:00
4547文字
会話率:23%
侯爵家の一人娘であるアリシアには婚約者がいる。
第二王子のジュリアス殿下が。
その殿下から突然の婚約解消。理由は恋人と結婚したいということらしい。相手は、王立大学をスキップで入学した才女として名高い女性だった。
殿下曰く「王子妃として十分な
知識を持ち、自分を支えてくれる存在」とのこと。
それはお目出度いことと、アリシアは喜んで婚約解消を受け入れる。
”婚約解消の解消”、”再婚約”などなどが起こりえないようにと、王命での契約も書面で残す徹底ぶり。
王家の縁組は誉れであり利益もあるはずなのに何故!?
恋に浮かれる第二王子は気付かない。二人の婚約は、彼女の祖父が結んだ縁組だったことを。
新たな婚約者と国王陛下に謁見する第二王子。そこで彼が知らなかった真実が語られる。
側妃の息子に過ぎないジュリアス。
彼は『庶子』である。
当然、王位を継ぐ資格がない。
その前に第二王子の母は貧乏な子爵家出身。
本当なら側妃になれない存在。
第二王子は今まで何も疑問に思うことなく生きてきた。
全ての真実が明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 00:00:00
8303文字
会話率:31%
「実はあなた様に王位継承権があることが判明したのです」
「俺が? そんな馬鹿な」
「本当です。ヴァン様は第102万3,551順位の王位継承者なのです」
「第102万3,551順位て、ちょっと桁数多くない?」
第102万3,551順位の王位継
承者って、それもうただの庶民じゃん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 17:46:40
4747文字
会話率:54%
人型の魔物のはびこる大陸において、人間たちの営む「エイテリオン王国」は少しずつその版図を広げていた。そんな情勢の中、魔法工学者のイル・トーヴァは、なぜか第一位王位継承権を持つ仮面の王女アイナの愛顧を受け、家庭教師を勤めていた。アイナは魔法能
力のサラブレッドで、比肩する者がないと言われている。
ある日イルは、霊人(レイス)の支配する「魂の港」と呼ばれる要衝の攻略において、アイナが軍の指揮権を継承すると本人の口から聞く。そして、アイナは同時に「魂の港」への進軍を拒否したい、と心中を明かす……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 21:04:40
56987文字
会話率:43%
この世界の女性はふた通りの生き方を強要される。
煌びやかな服に身を包み夫に大事にされるアクセサリーか欲望の捌け口として使われる女性のどちらかだ。
そんな私は生まれた時から後者で通称“孕み袋”と呼ばれていた。
孕み袋の子は生まれ
ても孕み袋なのだ。
そんな私は公爵家のメイド兼孕み袋として働いている。
ある日ついに神のお告げがこなくなってしまった。
いわゆる孕み袋としての役割を果たしてしまったのだ。
それは私の死を宣告していた。表では子を産むために去ると言われているが、裏では血筋を広げないように廃棄処分として貴族に殺害される。
そんな私を助けたのは王位継承権第二位の王子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 07:03:17
17611文字
会話率:52%
聖女は次代の王と婚約しなければならない。
しかし、主人公である聖女エロディーの婚約相手となる王子フレデリックはわがままで有名の悪名絶えぬ王子だった。
そんな婚約は納得できないと思った彼女は、小国の王女として内密に王宮に忍び、実際に王子と触れ
合ってその人となりを判断しようとする……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 22:04:33
5616文字
会話率:40%
クロエ・リチャードソン伯爵令嬢には秘密の恋人がいた。この国の王太子だ。
しかし、この国には『王位継承権を持つものは王族の身分の者と結婚しなければならない』という暗黙の了解がある。
つまり王太子が王位継承権を放棄しない限り、クロエは彼とは結婚
できない。
愛妾は認められているけれど……それが嫌なら別れるしか……。
という状況の中、ついに王太子の結婚話が持ち上がり、婚約者候補にそれはそれは立派な近隣の王女様が選ばれた。
王太子もクロエを愛妾として囲うために豪邸を用意してくれた。だけど、クロエにはまだ決心がつかない。
そんな折、なんと、クロエの前に破天荒な女二人組が現れた。
不敵な彼女たちはクロエを王太子と『結婚』させてくれるという。
ほんとにそんなことできるの? どうやって!?
でも、なんだか彼女たち、本当に大暴れしてくれちゃって……?
異世界恋愛物語。設定超ゆるゆるです。
短編にしては長くなってしまったので分けました(全7話の予定です)。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです。
すみませんが、よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 05:00:00
36251文字
会話率:35%
国同士ての国交兼互いの情報探り合い、のために祖国から魔法中心である帝国へ送り出された主人公。学園内では絶賛ぼっちとなっていたところに、王位継承権第1位の王子の婚約者、リノール・フョードル嬢に声をかけられた。なんやかんやあって、彼女からの第
一声は。「最近、私が虐めているという噂があるの」元来関わるはずがなかった人物からの依頼。それは情報収集。送り出されたなりに、誇っていたステータスを使用して、報酬目当てに頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 19:46:26
3291文字
会話率:55%
この世の誰よりも醜く、公の場にヴェールなしで立つことはなかった女王が死んだ。
あまりにも突然の死に、王位継承権を持つ者たちはざわめく。国防の要であった結界を維持するために必要とされる指輪がどこにもなかったからだ。
継承権第一位だった侯爵が暫
定的に王位に就くも、指輪がなければいずれ結界が消滅し、国が脅かされる。
皆が王城で指輪を探す中、王位継承権第二位の主人公は女王の部屋で厳重に隠された鍵を見付ける。
鍵に導かれ、城の地下に存在する迷宮を抜けた先には、美しい森と、一軒の屋敷。屋敷の家令に案内された中庭で、主人公は運命の出会いを果たす。
主人公を迎え入れたのは、この世のものとは思えぬほどに美しい少女。女王を母と慕う少女は、目が見えなかった。
現実世界を知らず、理想の中で貴族令嬢として育てられた少女に請われ、外の世界を少しずつ教えていく主人公。
惹かれあっていく二人を、少女の指にはまる指輪が許さない。
少女の愛でしか抜けない指輪を手に入れるため、現王は主人公の顔の形も分からぬほどに痛め付け、見た目のよく似た男に少女へ愛を囁かせる。
しかし、少女にはもう一つ秘密があった。それは、魔力が視えること。人はそれぞれに異なる魔力を持ち、少女には主人公が目の前にいないことを知っていた。
主人公を探す少女。主人公の友人の助けで牢に繋がれた主人公を見付け、お互いに想いを伝え合う二人。
少女の指から抜けた指輪は、主人公の指にするりとはまり、抜けなくなった。
王位が欲しい訳ではないと、主人公は結界の管理を約束し、少女と共に屋敷で暮らすのだった。
------------------------------
短編『鮮血侯爵と盲目令嬢 〜指輪の繋ぐ運命の恋〜 』を加筆修正した長編版になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 12:00:00
29771文字
会話率:58%
この世の誰よりも醜く、公の場にヴェールなしで立つことはなかった女王が死んだ。
あまりにも突然の死に、王位継承権を持つ者たちはざわめく。国防の要であった結界を維持するために必要とされる指輪がどこにもなかったからだ。
継承権第一位だった侯爵が
暫定的に王位に就くも、指輪がなければいずれ結界が消滅し、国が脅かされる。
皆が王城で指輪を探す中、王位継承権第二位の主人公は女王の部屋で厳重に隠された鍵を見付ける。
鍵に導かれ、城の地下に存在する迷宮を抜けた先には、美しい森と、一軒の屋敷。屋敷の家令に案内された中庭で、主人公は運命の出会いを果たす。
主人公を迎え入れたのは、この世のものとは思えぬほどに美しい少女。女王を母と慕う少女は、目が見えなかった。
現実世界を知らず、理想の中で貴族令嬢として育てられた少女に請われ、外の世界を少しずつ教えていく主人公。
惹かれあっていく二人を、少女の指にはまる指輪が許さない。
少女の愛でしか抜けない指輪を手に入れるため、現王は主人公の顔の形も分からぬほどに痛め付け、見た目のよく似た男に少女へ愛を囁かせる。
しかし、少女にはもう一つ秘密があった。それは、魔力が視えること。人はそれぞれに異なる魔力を持ち、少女には主人公が目の前にいないことを知っていた。
主人公を探す少女。主人公の友人の助けで牢に繋がれた主人公を見付け、お互いに想いを伝え合う二人。
少女の指から抜けた指輪は、主人公の指にするりとはまり、抜けなくなった。
王位が欲しい訳ではないと、主人公は結界の管理を約束し、少女と共に屋敷で暮らすのだった。
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私、南雲 皋がTwitterで呟いた上記のあらすじを、凡仙狼のpeco様、野菜ばたけ様と三者三様形にしてみようではないかということになりました。
同一のあらすじではありますが、盗作等ではございません。
元は同じでも、それぞれの特色が出た作品に仕上がると思いますので、三作共にお楽しみ頂ければ幸いです。
お二人の作品は”三者三様あらすじ共有”のタグで検索できます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 22:05:44
31120文字
会話率:63%
「ノエル兄上……! あなたの王族籍および王位継承権を今、このときより剥奪させていただく!!」
「! なっ、何? なぜだ、ユーリ」
◎とある学園の卒業パーティーで、突如はじまる王家の確執(違)。
婚約破棄ならぬ、ちょっとこじれた兄弟王
子のもろもろです。
(後半は恋愛一色祭りです。タグをご確認ください)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 02:27:22
6430文字
会話率:32%
王位継承権争いに負けたロイアウム王国(元)第六王子ルアン・シクサ・ナシオンは島流し。
その最中船が嵐に遭い見事に難破、ルアンは従者と共に海図にもない島に漂着することになる。
やむなくその島にあった村で暮らすことになったルアンたち。しかし島に
は世界最強最大の種族であるドラゴンが住むという言い伝えがあった……。
人間の少年、獣人の従者、そしてドラゴンの少女が繰り広げる奇妙なスローライフ。
突然ドラゴンと婚約することになった少年の運命や如何に。
種族の壁は乗り越えられるのか。
というかそもそもこの三種族での共同生活が成り立つのか……?
問題は山積みだけどそれなりになんとかなりそうな行き当たりばったり新婚生活、開幕!
※毎週土曜日0時頃更新予定!
※カクヨムにも同時掲載【https://kakuyomu.jp/works/1177354054885279960】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 00:26:03
500495文字
会話率:57%
貴族の集うスカイ国の誉れ高きスカイ貴族学院へ通う2人の空耳ラブコメディー
私が専属騎士として使えているスカイ・ミミ様は、6人兄弟・姉妹の第一子でありこの国の王位継承権1位の尊きお方である。
そして、そんな姫様と仲の良い南の辺境伯次男こ
とサウス・ブリンドリー様は太陽のごとく燃え盛る赤い髪と青い海を思わせる碧い瞳を持つ美形である。
2人の空耳から始まる人生を変えた一日をご紹介しよう
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 10:43:14
2272文字
会話率:44%
セントレア王国のストラーテン侯爵家の娘アドレアは、七年前の自分の行動を後悔している。
第二王子の婚約者を探す茶会で、おもわず第二王子に思ったことを告げたら、それをきっかけに「虫よけ」代わりに婚約者に仕立てられてしまった。
第二王子の婚約者
なんてとんでもない。王位継承権を持った男が未来の夫になるなど、考えただけで面倒事が増える。
そう思ったアドレアは第二王子になんとしても「虫よけ」期間が終わったら婚約破棄をしてもらおうと画策するが、第二王子はなぜかアドレアにすごくかまってきて……?
【レオンサイドの物語はこちら】
https://ncode.syosetu.com/n8541fn/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 22:31:04
73116文字
会話率:48%
この世の誰よりも醜く、公の場にヴェールなしで立つことはなかった女王が死んだ。
あまりにも突然の死に、王位継承権を持つ者たちはざわめく。国防の要であった結界を維持するために必要とされる指輪がどこにもなかったからだ。
継承権第一位だった侯
爵が暫定的に王位に就くも、指輪がなければいずれ結界が消滅し、国が脅かされる。
皆が王城で指輪を探す中、王位継承権第二位の主人公は女王の部屋で厳重に隠された鍵を見付ける。
鍵に導かれ、城の地下に存在する迷宮を抜けた先には、美しい森と、一軒の屋敷。屋敷の家令に案内された中庭で、主人公は運命の出会いを果たす。
主人公を迎え入れたのは、この世のものとは思えぬほどに美しい少女。
女王を母と慕う少女は、目が見えなかった。
現実世界を知らず、理想の中で貴族令嬢として育てられた少女に請われ、外の世界を少しずつ教えていく主人公。
惹かれあっていく二人を、少女の指にはまる指輪が許さない。
少女の愛でしか抜けない指輪を手に入れるため、現王は主人公の顔の形も分からぬほどに痛め付け、見た目のよく似た男に少女へ愛を囁かせる。
しかし、少女にはもう一つ秘密があった。それは、魔力が視えること。人はそれぞれに異なる魔力を持ち、少女には主人公が目の前にいないことを知っていた。
主人公を探す少女。主人公の友人の助けで牢に繋がれた主人公を見付け、お互いに想いを伝え合う二人。
少女の指から抜けた指輪は、主人公の指にするりとはまり、抜けなくなった。
王位が欲しい訳ではないと、主人公は結界の管理を約束し、少女と共に屋敷で暮らすのだった。
※この作品は、上記の南雲 皐さんのあらすじを元に、南雲皐さん、野菜ばたけさん、凡仙狼のpecoの三人が、別々に作品を書き上げるという『三者三様あらすじ共有企画』の作品です。
『三者三様あらすじ共有』のタグで検索出来ます。
南雲 皐さん作品タイトル『鮮血侯爵と盲目令嬢 〜指輪の繋ぐ運命の恋〜』
野菜ばたけさん作品タイトル『 』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 20:00:00
15656文字
会話率:32%
この世の誰よりも醜く、公の場にヴェールなしで立つことはなかった女王が死んだ。
あまりにも突然の死に、王位継承権を持つ者たちはざわめく。国防の要であった結界を維持するために必要とされる指輪がどこにもなかったからだ。
継承権第一位だった侯爵が
暫定的に王位に就くも、指輪がなければいずれ結界が消滅し、国が脅かされる。
皆が王城で指輪を探す中、王位継承権第二位の主人公は女王の部屋で厳重に隠された鍵を見付ける。
鍵に導かれ、城の地下に存在する迷宮を抜けた先には、美しい森と、一軒の屋敷。屋敷の家令に案内された中庭で、主人公は運命の出会いを果たす。
主人公を迎え入れたのは、この世のものとは思えぬほどに美しい少女。女王を母と慕う少女は、目が見えなかった。
現実世界を知らず、理想の中で貴族令嬢として育てられた少女に請われ、外の世界を少しずつ教えていく主人公。
惹かれあっていく二人を、少女の指にはまる指輪が許さない。
少女の愛でしか抜けない指輪を手に入れるため、現王は主人公の顔の形も分からぬほどに痛め付け、見た目のよく似た男に少女へ愛を囁かせる。
しかし、少女にはもう一つ秘密があった。それは、魔力が視えること。人はそれぞれに異なる魔力を持ち、少女には主人公が目の前にいないことを知っていた。
主人公を探す少女。主人公の友人の助けで牢に繋がれた主人公を見付け、お互いに想いを伝え合う二人。
少女の指から抜けた指輪は、主人公の指にするりとはまり、抜けなくなった。
王位が欲しい訳ではないと、主人公は結界の管理を約束し、少女と共に屋敷で暮らすのだった。
※この作品は、上記の原案(『南雲 皋』さんより提供)を元にして書いた『三者三様あらすじ共有企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 20:00:00
22584文字
会話率:26%
ヴェセンテル王国の辺境に領地をもつアリウス男爵家の娘リリア・ディ・アリウス。
王都にある王立ヴェセント学園に入学した彼女だが、入学式前日に王位継承権争いから刺客に襲われたヴェセンテル王国第一王子レオンツィオ・デラ・ヴェセンティーニを
助け、妙に好意を持たれてしまう。
「私は弟に爵位継いでもらって、その下でアリウス家騎士隊の隊長したいんだけど」
そう言いながらも、王子の危機を放っておけなくて何度も救ってしまう(そして、王子の好感度が上がっていく)リリア。
さらには彼女の回復魔法に目をつけた聖堂教会からは聖女に祭り上げられそうになったり。
無難に学生生活を送るつもりだったリリアの明日はどうなる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 08:32:10
8136文字
会話率:26%