ある日、“迷子が多い森”で暮らす少女レイの元に兄ギルが帰ってきた久々の再会を喜ぶレイとは反対に、ギルは顔色も悪く挙動不審。その理由とは───。
「今はその…えっと、王都で、騎士団長、とか、やってたり、します…」
まさかの騎士団長になった
からだった!?
あまりの告白に絶句するレイは、一緒に暮らそうと誘ってくるギルに憤りつつも頷いてしまう。
けれど、その裏には何かが隠されているようで…?
─ずばり、ストレスです!─
─今なんの薬飲んでるの?─
─記憶の覗き見とか禁術なのに年に何回も使ってるみたいなんだよ─
─それだけ優秀な間者が紛れ込んでるって事だ。この国は一体何を隠してるんだろうな─
─たぶん、お兄ちゃんも利用されてる─
「っ、おれ、おれさぁ…もぉやだ…」
家族をここまで追い詰めた相手に湧くのは怒りだけ。
「誰が何を隠してようが関係ない」
──大切な人達が傷つけられた、重要な事実はそれだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 16:00:00
16272文字
会話率:49%
色々な苦難を乗り越えたうえで、姉が妹を溺愛して、妹も姉が大好きってよくないですか?
「私は、あの子のためならきっとなんだってできるわ!」
「おねぇちゃんが、喜んでくれるなら、あのことは内緒にしておかなきゃね。」
お姉ちゃんは妹のため
に頑張り、妹はお姉ちゃんの喜ぶ顔を見るためになんだってやります。
という様な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 05:07:20
7492文字
会話率:41%
憧れだったゲームデザイナーへの夢に破れ、他の会社への就活を始めた由美世。文章を書くことが得意だった彼女は、第二志望だった新聞記者を目指す。
しかしその最中、最愛の母を事故で亡くしてしまう。唯一の肉親だった母と死別した由美世は、大きな喪
失感から失声症を発症してしまう。就活も頓挫し、悲嘆にくれることに。
ある日、気分転換にTVゲームのRPGで遊んでいた彼女は、ゲーム画面内の異変を察知する。魔王と思しき人物が、ディスプレイ内でこちらへ語り掛けてくるのだ。
「ユミヨ。あなたに、私の真意を世界に伝える役割を担ってほしい。この世界に来てはくれまいか?」
画面上に現れる選択肢に戸惑う由美世。震える指で「はい」を選んだ彼女の体が淡い光に包まれる。その場から消え去った彼女は、ディスプレイ内のキャラクターに転生をとげていた。
亡くなったはずの母と再会し、喜ぶ由美世。ゲーム世界の新聞社に入社した彼女は、勇者パーティに同行し魔王との邂逅を目指す。
本当の自分を取り戻すため……。由美世の心の隙間を埋める旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 07:29:57
48862文字
会話率:43%
「ルリアナ・ナキサル!お前との婚約を破棄させてもらう!」
国立高等学校主催のパーティーで私の婚約者であるレンド・リグナー侯爵令息がそう宣言した。クラスメイトのカリナさんがレンドの横でこれ見よがしにふんぞり返っていた。
家同士の強制的な関
係ではなく、少しでも心から婚約者でいてほしいと思ってくれるよう努力をしていたつもりだけど……ただの自己満足だったみたいね。
「よっしゃ〰️!!」
私が不幸な目にあって喜んでいる人もいるわ。人に優しくするよう教わってきたし、自分でも教えの通り振る舞ってきたつもりだけど、結局私は何もできていなかったのね。
「よし!よし!!」
……ちょっと喜びすぎじゃない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 07:10:00
1248文字
会話率:48%
書籍発売中!コミカライズも開始いたしました!
これから始まる高校生活に胸躍らせる主人公、結城幸助(ゆうき・こうすけ)は、人助けの末に命を落とした。
だが、そんな彼の人生はまだ終わらない。
助けたお爺さんは偶然にも神様であり、そ
のお礼として異世界へ転生させてもらう事となったのだ。
大好きな異世界小説のように、チート能力を備えた状態での転生に喜ぶ主人公。しかし、そんな彼が目覚めた場所は、遺体安置所だった。
チート能力をそのままに、現代に蘇生した主人公が平穏に生きていこうとする物語。
……と言いつつも、色々な事件に巻き込まれるため、戦闘シーンも多々あります。
第一章「陰陽術編」、第二章「異能編」、第三章「魔術編」は終了。第四章「一般編」投稿中です。
また、主婦と生活社のPASH!ブックス様から書籍版発売中です!
イラストは夕薙様が描いてくださりました。
第1部分の「キャラクターデザイン(イラスト付き)」にイラストが載っていますので、見ていただけると嬉しいです。
さらに、航島カズト先生によるコミカライズも開始しました!そちらも読んでいただけるとありがたいです!
下記のURLから公式ページへ飛べます。
https://pashbooks.jp/series/saretenee/532/
コミカライズの閲覧はこちらのURLです。
http://comicpash.jp/saretenee/
WEB版、書籍版、コミカライズともに応援よろしくお願いいたします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 00:00:16
438165文字
会話率:53%
侯爵令嬢エリザベスはクラスメイトのアーサーからの交際の申し込みを喜ぶことができなかった。
彼女の周りにいるのは、彼女に貢がせることを当たり前と考えている従兄に、労働力として彼女を使い倒す兄、妻以外にも愛をバラ撒く博愛主義の父。
男運だけを見
るなら、彼女は間違いなく不幸だろう。
アーサーは自分にいったい何を求めるのか疑心暗鬼になってしまうが、彼の真っ直ぐな言葉がエリザベスの胸に響いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 10:22:51
5031文字
会話率:24%
異世界へ転生した主人公は、人生をやり直せると喜ぶがこの世界が魔力の大部分を消失し穏やかに滅びゆくことを知り絶望する。
だが、そんな中でも必死に生きようとする人々と出会い自分を奮い立たせできることを探す物語。
最終更新:2024-04-19 22:47:55
3856文字
会話率:28%
この世界の人間は16歳になると特殊能力を開花させる。特殊能力は、その後の職業を決める上でも欠くことが出来ない特別なもの。勇者を夢見るカイトにっとって今日は特別な日になるはずだった……。しかし、カイトが開花させた能力は”おばさんを惹きつける”
と言うハズレ能力だった。別の意味で特別な日になってしまったカイトはひとり途方にくれる。しかし、勇者に憧れるカイトの決意は変わらない。立派な勇者になるためひとり旅立つのだった。けれど、冒険はそんなに甘いものじゃない。すぐにモンスターに取り囲まれて絶対絶命の状態に追い込まれる。そこへ謎のおばさん、もとい女剣士エレン(36歳)が現れてカイトを助ける。カイトはエレンに気に入られて仲間になることに。しかし、エレンには他におばさんの仲間がいてハーレムが形成される。本来なら喜ぶべきところだが、相手はおばさん。大事な青春をおばさん達と過ごすことになったカイトの運命はいかに。世界初!おばさんあるある毒アリコメディ。『おばクエ』。読んでね。ちなみに、おば禁です。(※おばさんは読まないでね)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 18:20:52
2966606文字
会話率:42%
高等学校で教職に就く三波千晴は誰にも明かせない秘密を持っていた。彼女は同性愛者なのだ。
リホという名前の女性と出会い系アプリのチャットツールを通して仲良くなった千晴は、勇気を出してデートの誘いを切り出す。玉砕覚悟の誘いがあっさり受け入れられ
たことに喜ぶ千晴だったが、そこで大きな問題に直面することになる。
約束の日、そこにいたのは自身が受け持つクラスの生徒・松風里穂であった。
これまで誰にも秘密を悟られることが無かった千晴だったが、自身の生徒にバレてしまう。
この出会いをきっかけに、千晴と里穂の関係は変化していく。
カクヨムにて先行配信中(2024/03/08時点 ジャンル別週間ランキング 37位)
※小説家になろう・ノベルアップ+にて、短編小説として公開したものを長編に作り直した作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 14:10:00
86993文字
会話率:40%
【完結まで予約投稿済み】
高等学校で教職に就く三波千晴は誰にも明かせない秘密を持っていた。彼女は同性愛者なのだ。
リホという名前の女性と出会い系アプリのチャットツールで仲良くなった千晴は、勇気を出してデートの誘いを切り出す。玉砕覚悟の誘いが
あっさり受け入れられたことに喜ぶ千晴だったが、大きな問題に直面することになる。
約束の日、そこにいたのは自身が受け持つクラスの生徒・松風里穂であった。
これまで誰にも秘密を悟られることが無かった千晴だったが、自身の生徒にバレてしまう。
この出会いをきっかけに、千晴と里穂の関係は変化していく。
教師 × 教え子の百合です。
ノベルアップ+にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 19:00:00
9453文字
会話率:35%
「今日をもって、君を解雇する」
(……は?)
王宮勤めの有期雇用者、クリスティン・アンガーミュラーは、ある日突然上司から解雇を言い渡された。
どう考えても理不尽な理由。引継ぎの猶予すら無い当日解雇。
お前の仕事は私が引き継ごう、と上司に自信
満々に言い放たれたクリスティンは──
(それじゃあ、何とかしてもらいましょうか)
すっぱりきっぱり、王宮を見限ることにした。
生意気な有期雇用の部下を切り捨てて喜ぶ上司。
有能な人間が居なくなると知って頭を抱える、さらに上の上司。
阿鼻叫喚の渦に叩き込まれる同僚たち。
様々な人間の思惑をよそに、クリスティン・アンガーミュラーは晴れ晴れと伸びをする。
「さあ、故郷に帰りましょうか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 19:34:24
356298文字
会話率:34%
聖国サルマニア
この国には世界で最高峰の癒やし手と言われ回復魔法のスペシャリストの聖女サリシアがいた。
だが本人は
「後方で回復をするより私が剣で敵を斬った方が早いよ」
剣の帝王が如く敵をなぎ倒し最高峰の癒やし手として自身の傷すら
治して戦い続ける。
現役の剣士達が引くほどに剣の腕も超が付くほどの一流であった。
ゆえに彼女についた名は剣帝聖女
彼女は本日も剣で敵をなぎ倒す。
(作者は★一個でもつくと喜ぶ単純な性格をしています。良ければお願いします。一話だけ読んでいただけるでも凄くうれしいです。1話辺り1000から2000字後はですので気軽に読んでみてください)
※このまま作品はカクヨム様にも掲載しています。
★読者の皆様へ 評価ポイントとブックマークを
していただけると幸いです!
何卒よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 11:22:45
64575文字
会話率:42%
子供の頃の「いつか○○と結婚する」といった約束は、得てして守られないものである。大抵の場合、そういうものは幻想であり、いつの間にか別に好きな人ができるというのが普通であるだろう。無論、例外はあるのかもしれないが、少なくともそれが自分に適用さ
れないことだけはわかっている。
引っ越しによって別れる際、俺は幼馴染である由佳とそんな約束をした。
だが、それから彼女とは一言も話していない。連絡先すら知らなかったため、その約束は決して果たすことができない約束になったのだ。
そんな由佳と再会したのは、俺が高校に進学した時だった。
色々とあってかつて暮らした町に帰って来た俺は、入学式で彼女の姿を認識したのだ。
しかし、由佳は俺が知っていた頃とは大きく変わっていた。年月を経て成長することは当然のことではあるのだが、ピンク色の髪や着崩すされた制服は、彼女が俺とは違う世界の住人になったことを表していた。
だから、俺は彼女に近づかなかった。
今更再会して、いいことはない。そう思っていたからである。
それから一年が経った頃、俺は由佳と同じクラスになった。
その際、由佳は驚くべき反応をしてきた。
「ろーくん?」
「……」
「ろーくんだよね?」
そうやって俺との再会を喜ぶ由佳は、昔とちっとも変わっていなかった。
見た目は派手になったが、彼女はあの時の由佳のままだったのである。
だが、俺の方はあの頃とは大きく変わっていた。外見ではなく中身が、すっかりと捻くれてしまったのだ。
こんな俺と仲良くしても、いいことなんてない。
そう思った俺は、由佳を拒絶するのだった。
しかし、由佳はそんな俺に対してぐいぐい迫ってくる。
彼女の中では、俺はあの頃の俺と変わらないらしい。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
※以前短編で投稿した作品の連載版となります。第1話から第9話までは短編版と同じ内容ですので、短編版を読んでくださった方は第9.5話からお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 20:00:00
457062文字
会話率:55%
子供の頃の「いつか○○と結婚する」といった約束は、得てして守られないものである。大抵の場合、そういうものは幻想であり、いつの間にか別に好きな人ができるというのが普通であるだろう。無論、例外はあるのかもしれないが、少なくともそれが自分に適用さ
れないことだけはわかっている。
引っ越しによって別れる際、俺は幼馴染である由佳とそんな約束をした。
だが、それから彼女とは一言も話していない。連絡先すら知らなかったため、その約束は決して果たすことができない約束になったのだ。
そんな由佳と再会したのは、俺が高校に進学した時だった。
色々とあってかつて暮らした町に帰って来た俺は、入学式で彼女の姿を認識したのだ。
しかし、由佳は俺が知っていた頃とは大きく変わっていた。年月を経て成長することは当然のことではあるのだが、ピンク色の髪や着崩すされた制服は、彼女が俺とは違う世界の住人になったことを表していた。
だから、俺は彼女に近づかなかった。
今更再会して、いいことはない。そう思っていたからである。
それから一年が経った頃、俺は由佳と同じクラスになった。
その際、由佳は驚くべき反応をしてきた。
「ろーくん?」
「……」
「ろーくんだよね?」
そうやって俺との再会を喜ぶ由佳は、昔とちっとも変わっていなかった。
見た目は派手になったが、彼女はあの時の由佳のままだったのである。
だが、俺の方はあの頃とは大きく変わっていた。外見ではなく中身が、すっかりと捻くれてしまったのだ。
こんな俺と仲良くしても、いいことなんてない。
そう思った俺は、由佳を拒絶するのだった。
しかし、由佳はそんな俺に対してぐいぐい迫ってくる。
彼女の中では、俺はあの頃の俺と変わらないらしい。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
※途中まで書いた作品の供養です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 20:12:07
26948文字
会話率:50%
統制学院にこの春に転入した香月伊緒奈は、ただの女子高生だった。しかし、転入二日目の朝、彼女は思い出す――この世界が前世でプレイした大嫌いな乙女ゲー『水面のカルテット』の世界だということを。それだけじゃない、性別は男から女に変わっている。自分
はモブらしく、主人公達が所属する予定のオーケストラ部にまで入ってしまっている。でも主人公じゃないならいくらでもやりようはある。まずは速攻オケ部を退部。オケ部にさえ近づかなければ、普通の学園生活を満喫することだって不可能じゃない。焦りながらも結論を出し、彼女は魑魅魍魎(イケメン)が跋扈する乙女ゲーの舞台、統制学院へと行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 22:57:21
280614文字
会話率:35%
「あああぁぁぁぁ……前世に続いて情報量多いよ!」
突然、上司に解雇を言い渡された木下絵磨。
己のスキルが弱い事が原因だと思い、スキルショップで新しいスキルを買うと、前より格段に強くなる事ができた。喜ぶのも束の間、謎の2人組の襲撃に遭い、な
んだかんだで瀕死に。そしたら白い人がやって来て、言った。
「異世界転生しない?」
転生先ではスキルを鍛えながら気ままに日々を過ごす絵磨。いつか元の世界に戻りたいと考えながら、時々考える。
「一体、何時からスキルなんて有ったんだろうか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 14:01:09
50342文字
会話率:40%
最強の防御魔法を持つ侯爵令嬢リナミリヤ。最強すぎるあまり、魔法が暴走状態で『誰も触れることができない鉄壁令嬢』と言われており、「ならば、なんでも侵蝕する猛毒公爵なら触れられるのではないか?」と実験的な縁談が決まる。
初恋相手でもある猛
毒公爵エドガルドとの、三ヶ月だけの期間限定夫婦にリナミリヤは内心喜ぶが、夫婦生活は気が抜けない。
――何故なら、絶対にバレてはいけない嘘が一つある。
=======================
ほぼギャグのラブコメディです。
12万字ほどで完結予定。
しばらく毎日更新・それ以降は毎週土曜日18時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 21:00:00
211447文字
会話率:45%
うちで開催されているパーティーで、家族に冷遇されている子供を見た。
なんでも、その子が生まれるときに母親が亡くなったそうで。それから、父親と上の兄弟に目の仇にされているのだとか。俺は初めて見たが、噂になる程の家族の言動。
俺、こういうの
大っ嫌いなんだけど? ちょっと前に、親友が突然神学校に入りやがった。それもこういう理由で、だ。
というワケで、大人げなく怒鳴っている見苦しいオッサンと、罵倒されて委縮している子供の間に割って入ることにした。
俺の前で、そんなクソみたいなことしてるそっちが悪い。
罵倒されてる子は親友じゃないし、このオッサンはアイツの父親じゃないのも判ってる。
けど、赦せん。目障りで耳障りだ。
だから――――俺の八つ当たり受けろ? お前らが、その子にやってることと同じだろ。
「あなた方がそうやって、その子を目の仇にする度、冷遇する度、理不尽に叱責する度、『キャー、わたしの仇に仕返ししてくれてありがとう! わたしの産んだ子だけど、そんなの関係ないわ! だって、わたしの命を奪った子だものね! もっと冷遇して、もっとつらい目に遭わせて、追い詰めて思い知らせてやって!』って、そういう、自分の子供を傷付けて喜ぶような性格の悪い女だって、死んだ後も家族に、旦那に喧伝されるって、マジ憐れだわー」
死んだ後も、家族に『自分が死んだことを生まれたばかりの子供のせいにして、仇を討ってほしいと思われてた』なんて、奥さんもマジ浮かばれないぜ。
『母の命を奪った罪人である自分は、誰にも愛されない』だと? そんなワケあるかボケっ!!
設定はふわっと。
【では、なぜ貴方も生きているのですか?】の、主人公の親友の話。そっちを読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 20:23:02
6368文字
会話率:33%
アリシアは食堂の常連客のユウキに惹かれている。しかし、そんなある日、ユウキは勇者でこれから魔王を倒すための戦いにいくと言われてしまう。
彼の無事を祈り続けるアリシア。勇者が帰ってきたと一報があり、喜ぶアリシアだったが、彼が王女と結婚すると噂
を聞く。
失恋したと落ち込むアリシアだったが、彼が店にやってきてーーー
これは、異世界から転移してきた勇者と彼の故郷の料理を作る少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 17:32:38
9984文字
会話率:37%
ただ一人、原隊を脱走して山中を彷徨っていた雁屋祥は、偶然怪しげな施設を発見する。興味のままにその施設に侵入すると、そこにはたった一人の少女がいた。
最終更新:2024-03-22 10:47:48
5410文字
会話率:50%
天界で修行中の若い神が、ふと思い出した。
「そういえば、宗教作ってもらってたっけなぁ~」
200年前、彼は下界に降りた際にある村を助け、その時に自分の宗教『イラナミ教』を作ってもらっていた。
宗教が今どうなっているか見に行くため、サプラ
イズもかねて、彼は“人”となって下界に降りる。“人”としての名前は『ラナイ』となった。
かつて彼が救った村は今もイラナミ教を信仰し、しかも大都市になっており、ラナイは喜ぶ。
しかし、街にあったイラナミ神像が自分に比べあまりにイケメンだったので笑ってしまい、ラナイは投獄されてしまう。
そこでラナイは若く美しい娘レーアと出会い、
「私たちは公開処刑されるんです」
と教えられ、処刑の危機に……。
自分の宗教が独裁者の道具となり果てている現状を知ったラナイは、神として――いや人間として、虐げられている人々を救おうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 21:10:13
51739文字
会話率:34%
恐竜マニアの台奈草太は、近年ティラノサウルスのイメージを壊す新説があれこれ出ていることに憤っていた。
そして独自の研究で日本のある岩山にティラノサウルスの完全な化石があると結論づけ、恋人の亜希と共に発掘に乗り出す。
すると、出てきたのは化
石どころか“本物の生きたティラノサウルス”であった。
食われる恐怖も忘れ、イメージ通りの姿に喜ぶ草太。
ところが――
「ふぁぁ……よう寝たわ。今何時や?」
ティラノサウルスは関西弁を喋り始めるのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 18:37:13
10211文字
会話率:51%
文具メーカー『オケイコ』のダメ社員・若井啓介は課長から社史編纂室への異動を命じられる。社史編纂室にこれといった業務はなく、使えない社員を隔離する部署であった。
啓介が編纂室に行くと、そこには同じ運命をたどったダメ中年社員・尾山次郎がいた。
「働かずに金を貰えるなんて最高!」と喜ぶ啓介とは違い、次郎はいたたまれなくなり、退職を決意する。次郎がどうしようと興味のない啓介であったが、なんとなくこう声をかけてしまう。
「尾山さん、あんたまだ社史を編纂してないでしょ」
これをきっかけに、若手とおっさんのダメコンビは、“ガチ”で社史編纂をすることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 17:36:23
11201文字
会話率:58%
神の手違いから爆発四散し、異世界に転生することになったプロニート、天野鈴音(あまのすずね)。
罪悪感を感じる神は、彼の趣味を聞き、それに関するものを転生先でプレゼントしようと考えた。
「君の趣味を教えてほしいんだ」
「趣味ですか
……。 強いて言えば、実況ですね」
「そうか、任せてくれ!」
神のおかげで、転生後もスローライフを楽しみながら大好きな実況動画が見られると喜ぶ鈴音。
しかし、神の勘違いによって与えられた「実況」道具とはーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 18:00:00
103102文字
会話率:23%