侯爵令嬢グロリアは、最近ひどく元気がない。
それというのも婚約者のロバート王子と隣国からの留学生・アレクサ嬢がべったりだから。
グロリア嬢がやんわりいさめても、ロバート王子はアレクサ嬢を庇ってばかり。
面白くないのが、グロリアの父侯爵。アレ
クサ嬢の排除を図って、陰謀を巡らせる。
実家への援助を盾に、貧乏伯爵令嬢レイチェルに令嬢いびりを命令する。
――人は、なぜいびるのか。
なぜ、人の世からいびりがなくならないのか。
人が人である限り、いびりを捨て去ることはできないのか――
といいつつ、本音は
『相手が『ちょっとヤダな』と思う程度でお茶を濁してどうにかしたい……
わたしに与えられた選択肢は、絶妙にして微妙ないびりの境界線《ライン》ぎりぎりを目指す――
そう、いびりの道をきわめること――!』
と斜め向こうに必死のレイチェル。
一方、ヒロイン=アレクサ嬢はいびりなんてどこ吹く風。なぜだか距離をつめてくる。そのうえ、周囲がキナ臭い……。
いびりの道は険しく厳しいいばら道。
崖っぷち令嬢の明日はどっち!?
――そして、誰かがざまぁする――?
ムーンライトノベルズに投稿したバージョンからR指定描写を省きました。
R付きはアルファポリスとカクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 09:00:00
30611文字
会話率:22%
私立抄美女学園には『薔薇姫』という麗しい不思議話が伝わっていた。
学園には薔薇姫なる魔女が棲みついており、彼女のお眼鏡に叶った女生徒を連れ去って一輪の薔薇へと変化させてしまう。永遠の命を与えられたかぐわしい花は、薔薇姫の膝元で、終わらない蜜
月を享受する。
学園のアイドル・カオルとナオミ、その寵愛を受ける一年生・雪風。ある日雪風に届いた一通の手紙から、三人は学園に伝わる御伽噺の「回答」を探し始めることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 18:31:59
25320文字
会話率:61%
『俺君剣聖、御年八十八歳。剣の道のみに生きた一生、偶然ながらも両手に花の人生をやり直す機会を得る……ホントだよ?』
ある日突然俺を襲ったハプニング。慌てふためく弟子は俺の想像を通り越し、全身全霊で俺の状況を楽しんで! 弟子たちが俺を見る
目が滅茶苦茶怪しい!
なんだよ俺こそ、お前達の師匠だぞ!
──「ぐぉば、フガフガ(ああ! 俺の入れ歯が、総入れ歯。いやいや入れ歯なんてこの際関係ない!)」
この歳となっても俺を師匠と師事してくれる素晴らしい弟子二人。この二人も充分に育った。二人は俺の宝物である。
それでも俺は剣の腕を極めんと、この弟子二人を侍らして全国を旅して回ることに十年。
世界は広かった。俺は世界に挑んだ。がが、俺が味わった世界各地の強豪との試合は俺が仕込んだ弟子らの一太刀が片付けた。
弟子の手に余り、俺が手出しをするほど強い強豪は、ここ数年出会っていない。
──果たして俺は最強だったか。今思えば、老人の懐古と懺悔である。
この物語はとある老人の回顧録、であるわけが無い。シルバー人材がどこ吹く風。年齢は不要とばかりに老骨に鞭打ちつつ、蝶よ花よと両手に可憐な可愛い弟子二人。今日も三人で世界を旅し渡り行く物語。
俺君剣聖八十八歳、俺が俺の人生に、もう一度輝ける日が来るのだろうか!? いや、咲かして見せる、この命、散らせるものなら散らして見ろ! とばかりに俺君、爆炎の剣聖。未だ現役、いざ尋常に勝負だ天下の|兵《つわもの》よ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 19:00:00
447769文字
会話率:29%
高校生3年生の相川疾風が交通事故にあい死亡してしまった。目を開けてみると真っ白の空間へと移動していた。そこで出会ったのは女神アテナ。女神アテナから「かわいそうだから、転生させます」といわれ
大興奮。数々のスキルをもらい二度目の人生を異世界へ
と過ごすことになった相川疾風。その異世界には魔法のファンタジー世界であり強力な魔物もたくさんいる。疾風はもらったスキルを駆使し異世界を救うために冒険者となる。美女とパーティーを組んだりしてたくさんの魔物と戦う。ときにはつらいこと、ときには楽しいことのあるこの世界で俺、相川疾風は本気で出して異世界を救う物語。
主人公チート、ハーレム無双する物語です。自分はハーレムが大好きなのでたくさんのヒロインときゃっきゃ、うふふします。ハーレム好きな人集まれ~~w折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 14:44:19
39104文字
会話率:40%
その日、セシルは酔っていた。
ツイてないことが重なったので、ふらりと入った店で独りでお酒を呑んでいた。ふとカウンター席の隣に座った男の人をチラ見すると、自分好みのイケオジ風。これはきっと運命だ!酔いに任せて逆ナンしたは良いけれど、それは小さ
い頃セシルに意地悪ばかりしてきた近所のお兄ちゃんのマティアスだった!まずいと思ってお持ち帰りされた部屋を逃げるように出たが、休み明けに職場に行くとマティアスと私が婚約していた!?なにこれ悪質な嫌がらせ!?運命の再会なんて信じない!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 21:19:00
8222文字
会話率:30%
櫻井 王雅(さくらいおうが)二十三歳。
今まで金で買えなかったものなんかない。
櫻井グループの御曹司。
成績優秀。
容姿端麗。
性格王様。
女はすぐポイ捨て。
そんな男が初めて欲しいと思ったものは・・・・
――コロッケ三個百円の
特売セールに微笑みを零す女
名を、真崎 美羽(まさき みう)。
なあ、美羽。
お前の心は、一体幾らで買い占められる?
一億? 二億?
欲しけりゃ俺が持ってる金、幾らでも払ってやるよ。
総資産、何兆円もある。
全部使ってもいい。
今まで、金で買えないものなんて無かった。
だから
お前のコロッケ笑顔を手に入れる方法が解らなくて
こんなにも――・・・・苦しい。
俺様大魔神・王雅×強烈最強貧乏娘・美羽の
ラブコメ大魔神ぶれが描く、ひどくありきたりな少女漫画風ラブコメディー!
あくまでもあきりたりだけど、味付けはさぶれ風。
飽きさせないスパイスがふんだんに詰まったこの物語!
どうぞ楽しんで下さい。
気に入ったら、応援・ご感想を頂けると、大変励みになります。
是非応援してください!
◆表紙・挿絵イラスト◆
https://36707.mitemin.net/i562207/
紗蔵蒼様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 18:00:00
345261文字
会話率:27%
突如吹き荒れる風。床に突然現れた魔法陣。まばゆい光に目をつぶった先に待っていた世界は、自分の部屋だった!?
現代日本に召喚されてきた魔法使い(おっさん)と、海を乗り越え山を乗り越え。
恐怖に打ち勝ち掴んだ光とは。
異世界に行けなかったへっぽ
こ勇者の、現代冒険譚が今始まる。
勇気を出せば人生はいつだって冒険と感動に満ちている。
異世界は実はすぐそばにある。自分が見る目を持っていればね。
そう、これは僕の異世界転移譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 04:22:14
11377文字
会話率:31%
竜王都のヒラ女官アイヴィの実家・下町の錠前屋に、魔法で外見を変えられ窮地に陥った親友が転がり込んで来た。宮廷陰謀のとばっちりを受けた親友を救うため、アイヴィは秘密裏に行動を開始する。
一方、エリート文官セフィルは、王都雑多トラブル対応のため
下町娘アイヴィとバディを組まされたのが気に入らないようで、常に不機嫌そうな顔。上流社交界の方で忙しそうだし、身分の高い綺麗な恋人も居るし。分かってはいるけどモヤモヤする。親友のピンチの件も胸に収めておいた方が…
ところが、余計な事に気付いたセフィルが、単身『毒ムカデの尖塔』へ乗り込もうとするアイヴィを追って来て…!?
青春ラブコメ風。ハラハラ&ドキドキ、高速アクション。
【ゴキブリ・ムカデ苦手な方はブラウザバック推奨!壮絶な大群に襲われる描写あり】
秋月忍様主催『男女バディ祭』参加作品/文字数:3万字まで/内容:男女がバディで活躍、焦れ必須、両片思い、ハッピーエンド、恋愛エンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 12:00:00
29180文字
会話率:37%
大陸最北端にある、光射さぬ森の奥深く、漆黒の大理石で作られた城があった。
幾星霜、そこでは勇者と魔王が相対し、死力を尽くし戦いが繰り広げられていた。
「勇者よ、よく来た」
けだるげに魔王が腰かけている玉座。それこそが、自分である。……まじで
?
知性はあるけれど口がないので突っ込めない玉座の、魔王城謁見の間で行われているあれこれについて書かれた日記風です。
手がないから文字もかけない。
コミカライズされるなら四コマ風。
詳細な描写はありませんが、詳細な描写を想像してしまうとグロなのでは、という描写がたまにあります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 14:00:00
18232文字
会話率:32%
夢枕獏風。
ホラー的なのが、ドラゴンボール的になりました。
最終更新:2021-05-01 17:40:44
2299文字
会話率:0%
もしも、生まれ変わるときに神さまから一つだけ、なにか特別な力をもらえるなら?
女の子は「なにもいりません」と、答えましたがーー
なぜか猫になったり、また転生して猫になったり(作中でもさらっと割愛)
やがて、“ヨルナ”という公爵令嬢に生まれ
変わった女の子が、ちゃんと人としての幸せを掴みとるまで。
プロローグは童話風。
〈つづく〉以降、転生ほんわかファンタジーで本人も回り(神様含む)も納得のゆくハッピーエンドを目指してみます。
◆第一章「今生の出会い」
王城で、主に王家の方々に巻き込まれます。
◆第二章「動き出す歯車」
舞台は街から……? 主に王女に巻き込まれています。
※タイトルがほぼほぼ、あらすじでした!
(サブタイトルに※がつく頁には挿絵やイラストがあります。表示調整機能でON/OFFの設定をお選びください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 17:22:51
145325文字
会話率:37%
花咲いて、散っていくその刹那に、人はそれぞれ何かを重ねる。
”わたしの初桜は、先生でした。”
―――望みのない片恋。
”願わくば、彼女との出会いは 刹那 ではありませんように……”
―――芽吹きかけの恋心。
”あなたが葉桜なら、オレは
満開の桜なんか目もくれないのに………”
―――諦めきれない恋着。
”ね?一緒に、頑張ろう!”
―――人生の行き先を変更するときに感じる恋風。
いくつかの痛みを知って、
また、それぞれに花咲く日を迎える―――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 18:00:00
27459文字
会話率:29%
大災厄によって人類が絶滅の危機に陥った世界。
地下シェルターで医師として生きてきたはずの主人公エーリは、ある日500年のコールドスリープを経て目覚める。
しかし外は既に人類が生き絶え、亜人の支配する世界へと変貌していた。
武の心得の無い主人
公エーリは、持ち前の頭脳で策を練り、信頼を得て部下を持ち、やがて一国の王へと成り上がっていく。
世界中でたった一人の人間である主人公エーリ。亜人よりずっと非力で魔力の耐性もない人間だが、彼にのみ使いこなせる切り札があって…
科学の廃れた近未来における原始的な戦争建国ストーリー。立ち位置的にはSFとローファンタジーの中間みたいな作品になると思います。
亜人という名の獣人がわんさか出てきますから感覚は異世界ものと変わりません。
リアルではあり得ない魔術的概念やご都合主義SFもありますが悪しからず。
文化、雰囲気は封建時代の日本風。
ごちゃごちゃ難しそうな事書いてある時はサラッと読み飛ばしてもらって問題ないかなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 16:41:31
167038文字
会話率:30%
なんか、間違ってたらゴメンなさい。
最近の新作って、やたら、蛇の詩が多くない?
で、これって、下書きのうえなぞるみたいなもんやから、も、もしかして、オレ、詩想、尽きたか?
こ、このあたしがだよ?
その詩想、無尽蔵、と言ってはばからなか
ったあたしが、だよ?
『ゴメン、あたし、無尽蔵なもんで』なんて詩まで書いてる、あたしが、だよ?
やっぱ、忙しすぎるのが、いけないのかなぁ?
でも、お仕事も、こなさなきゃいけないから。
まぁ、なら、当分、蛇の詩、書いていくかもしれません。
悪しからず。
って、なんの宣言、やねん!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 23:35:18
416文字
会話率:0%
嵐、が終わって、ちょっと静かだ。
キーワード:
最終更新:2020-12-25 07:45:06
205文字
会話率:8%
以心伝心というコンビでのネタ風。
最終更新:2021-03-15 17:15:21
1112文字
会話率:100%
ざまぁ無し。姉妹仲良好の姉大好きヒロイン。世界観は近世~近代西洋ベースで作者が好きな部分のみ掻い摘んだ架空ナーロッパ風。目指すはほんわかハピエンですが、自信なし。作中は心理描写と日常的やり取りが多めなので、ややヒューマン寄り。※全20話程の
予定で更新は不定期ですが三日に一回はします。
【あらすじ】15歳のアデレード家の子爵令嬢シャーロットは、久しぶりにお気に入りの絵本を手に取った際、自分の左手の小指に赤い糸が結ばれている事に驚く。その糸は何故か自分にしか見えず、その先もどこに繋がっているのか分からない。そんなシャーロットには、二つ年上の自慢の姉セルフィーユがいる。シャーロットは物心付いた頃から優しく美しいその姉が大好きで、いつも後ろをくっ付いていた。しかし二人にある伯爵家からの縁談の話が舞い込む。先方からは政略的な意味合いで、姉か妹のどちらかに次男を婿養子にどうかという内容だった。父親からは姉とその次男の仲を取り持つように指示された妹のシャーロット。しかし二人で伯爵家を訪れると、何故かシャーロットの赤い糸が、その次男の左手の小指に結ばれていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 15:54:07
108623文字
会話率:38%
つむじ風のアッシ。
一箇所の町に根を下ろさず、町から町へと渡る冒険者。
擦り切れたマントの下は風雨に晒され、土に汚れて黒くささくれた皮鎧。
何度も継ぎ接ぎを重ねた革の長靴も泥水を吸っては吐いてを繰り返す。
ただ、腰に吊るした短剣だ
けは、その柄飾りも見事な業物を備えており、こればかりがアッシの財産であろうと思われた。
流れ者の冒険者が生業とするのは、根を張った連中が嫌う泥仕事。すなわち、悪所の掃除に、狩っては増える小鬼退治、そして市内の勢力争いの鉄砲玉と相場が決まっていた。
アッシがなぜ、そのような臭い仕事で口に糊する境遇に至ったかは誰にも分からない。だが、その剣の煌き一つ、己一つに身を任せ、町から町へと流れていく。
その姿はまるで一陣のつむじ風。
故に人は彼をつむじ風のアッシと呼んだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 22:43:58
22303文字
会話率:55%
いなくなってしまった先輩と、憧憬と、春風。
最終更新:2021-01-14 15:02:10
1843文字
会話率:64%
おいらは、スズメ。
えっ名前?そんなのないない。
そんなことよりよりも、今のおいらの状況を説明しよう。天気、快晴。風、微風。よし。いい感じだ。ついにこの日がやって来た。スズメ人生最初で最後のビックイべント、巣立ちの時だ。今日、おいらはこの巣
を飛び出し、真の漢(スズメ)になる、、、、。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 18:00:00
1962文字
会話率:4%
ここは世界の中心にある、能力を持った者たちが生まれるナタリア国。
昔、ナタリア国が大災害に見舞われた時のことだった。
炎を操る火魔法を持った者。
雪や氷も操る水魔法を持った者。
大地を操る地魔法を持った者。
風などを使える風魔法を持った者
の4人が協力し、国の平和を取り戻した。
そこでナタリア国では、火、水、地、風。
それぞれの魔法を持ったものが生まれてくる。
だが時に例外が生まれる事もある。
それは神の気まぐれなのか、それとも__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 14:44:03
4758文字
会話率:40%