「本」から異能の力を引き出し、戦う少女たち=「図書委員」の物語。
最終更新:2023-06-26 21:44:00
44495文字
会話率:45%
「本」から異能の力を引き出し、戦う少女たち=「図書委員」の物語。
最終更新:2023-04-25 08:59:00
49817文字
会話率:46%
「本」から異能の力を引き出し、戦う少女たち=「図書委員」の物語。
最終更新:2023-04-15 12:20:21
23303文字
会話率:28%
成金 望(ナリカネ ノゾム)は改造人間である。
――というのは、嘘です。
本当は貯金が趣味の異世界転移者です。
不運な事故から異世界に行くことになった望。
ステータスも一般人程度だが、唯一のスキル「貯金」は金額に応じて、好きなスキルを取れ
るというチートであった。
金策に喘ぎながら、何故か人間や魔族、はたまた竜にまで狙われる望の明日はどっちだ!?
※あらすじは以上になります。
ここからは注意喚起です。
二次創作……って知ってるかい?
昔、なろうで粋に暴れまわっていたって言うぜ。
おい、馬鹿。やめろ。
えー、本作は何かの作品の二次創作ではありません。
ーーが、『本当にパロネタ多め』の明るい異世界チートを書いていく予定です。
一応、作者は帝王ではないので、何か問題が有れば退きますし、媚びますし、反省します。
どうか温かく見守っていただければ幸いです。
上でも強調させて頂きましたが、数ある異世界ものの中でも、本作は唯一の特徴として、パロネタの引き出しだけはどの作品にも負けないように頑張っていくつもりです!!
ちなみに最終目標は、『誰にも本作に出てくる元ネタの全ては把握できない』です。
もし異世界ものは読み飽きたという方も、よろしければプラウザバックの前に各話タイトルだけでもご覧頂ければと思います。
大体、それで作者の無節操な引き出しが見えてくるはずですので、好きな作品のネタなどがありましたらーー
「べっ、別にこんな小説が読みたい訳じゃ無いんだからね……!! ただ、元ネタのファンだから仕方なく読んであげるんだからねっ!!」
ーーという寛大なお心持ちでもって、お手隙な時にでも本作を読んで頂ければ幸いです。
皆様の熱き闘志(アクセス、ブクマ、評価、感想)が本作にチャージインされる事を心よりお待ちしております。
それでは、皆さん。
デュエルっ!! スタンバイっ!!
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
※ 2018/8/19 より『カクヨム』様へも掲載を始めました。
※ 2018/8/19 より『アルファポリス』様へも掲載を始めました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 23:14:55
677624文字
会話率:40%
イブの逆境超克、第一弾、【シャンドラーの遺書】。
私、ルドルフ・シャンドラーは、ここに遺言を綴る。
私の全財産、つまり、屋敷、宝石、車、美術品、その他の物体たちは、全て子供達に、均等に分けることとする。そして、長男には、私の立ち上げた
会社の経営権を譲る。もし異論がある様なら、社内できちんと話し合ってくれ。詳しい事を書いた紙は、私の机の引き出しに入っている。
さて、本題に入ろう。
もし私が死に、この遺書が家族の手に渡ったのなら、それは私が他殺されたということだ。必ず、誰が私を殺したのか、見つけ出してくれ。
世界一の探偵と名高い日暮隆司探偵、そして私の大学時代の恩師、ジョンソン教授を、私の死の真相を探すため、屋敷に招いてくれ。
健やかなれ。シャンドラーの幸運を、願っている。
三日前、IT企業のCEO、ルドルフ・シャンドラーが死んだ。彼の遺書には、自分は他殺で殺されたと綴られているが、真相は…?
一体、彼の言葉の意味は?彼は本当に殺されたのか?
主人公のアメリカ人女性探偵、イブ・ジョンソンが、若い女性という逆境を乗り越え、事件を追ってゆく!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 10:04:34
51996文字
会話率:56%
「本当に有能な人間がその力を隠し続けることができるわけがない。自分の力を理解し然るべき時に使うからこそ有能なのだ。物凄い力を持っていても然るべき時に出さなければ能無しと言わざるを得ない」
エグズはある日突然、パーティに相応しくないと言われ
片目と片腕を潰されて追放されてしまう。
職と共に体の一部を失い働き先もない。途方に暮れる彼の前に現れたのは、パーティから追放された者だけを集めているという集会所の職員だった。
職員に導かれるまま自分の潜在能力を引き出したエグズは、「無から有を生み出す」というとんでもない力を披露する。
神の如き力を持つ彼は、復讐を誓っていた。必ずこのパーティに復讐してやろうと。
そんな彼を手伝うのは、5人の守護者だった。
何の理由もなくパーティから追放されるわけがない。どうせ追放されるなら円満に行こう。
ただの追放物語ではない、エグズの残虐で悲しい、烈火の如し復讐譚が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 21:44:49
42943文字
会話率:55%
田舎に住む祖母に会いに来た小学生のあゆ。
久しぶりに会ういとこの圭と遊んで楽しい夏休みを過ごすものの、祖母の留守中立ち入りを禁じられた屋敷の北側を探検した際、恐ろしい秘密を知る。
箪笥の引き出しにしまわれた写真には見知らぬ少女が映り、「あ
ぐり」の名が日記に記されていた……。
ホラー短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 08:16:45
7557文字
会話率:54%
ノエル・ハーヴィン……16才、勇者パーティー所属の荷物持ちにして隠れ【聖剣コレクター】である彼は周りには隠しているものの、魔法や奇跡を使えない代わりにこの世のありとあらゆる剣の潜在能力を最大まで引き出し、また自由に扱えるといった唯一無二のス
キル【ツルギノオウ】を持っていた。ある日、実力を隠しているために役立たずと勇者パーティーを追放されてしまうノエルだったが、追放という形なら国王に目を付けられずに夢だった冒険者ができると喜んで承諾する。実は聖剣の力を使い勇者達を助けていたがノエルが抜けた穴は大きく、勇者達は徐々に没落していく事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 10:01:05
50938文字
会話率:47%
冒険者ギルドに所属する催眠術師のスイマ。彼は、仲間たちから役立たずの烙印を押され、仲間のイラトから冒険者パーティーを追放されてしまう。
パーティーから追放されたスイマは、ギルドで雑用する日々を送る。そんなある日、呪われた装備の影響で凶暴な
狼に変化してしまう少女、フミカと出会う。スイマを追放した元パーティーのイラトたちはフミカを狙うが、スイマは新たな力を覚醒させ、フミカを救うことが出来た。
その後、スイマは、フミカとパーティーを組んで新たな日々を送る。ギルドマスターの妹、シエラを魔族から救出したことをきっかけに、シエラとも仲を深めることになる。
順風満帆に見えたスイマだが、ある時、彼に魔の手が迫った。かつてのスイマの仲間、イラトは、スイマへの復讐心を燃やし、魔族の力を得る。イラトは、スイマ以外の街の人間を支配下に置いてしまう。
イラトに対抗出来るのはスイマのみ。そんな追い詰められた状況で、スイマは催眠術師としての力を引き出し、イラトを打ち破ることに成功するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 20:22:54
42622文字
会話率:69%
女神フローラより賜わった華の力を使い戦うローゼシュヴァルツ帝国
その華の力を引き出し付与する調華師シュウ・ヘルネウスは師に代わり帝王の命により帝王の子に適合する華を調華する事になるが…
最終更新:2023-03-25 22:12:43
1458文字
会話率:39%
東の国ニホンからきた侍・ヨシマサは、記憶を失った少年・ミドリと旅をしている。
旅の目的は、ミドリの身元探しと、もう一つ。ある騎士への恩返しだ。
大陸のどこかにある忍者の里を見つけ出し、騎士の国との協力関係を築くこと。
何の手がかりもない、
雲を掴むような話である。と思っていた二人の前に、
エルフの少女マリカが現れ、自分も旅の仲間に加えて欲しいと申し出た。
本人は何も言わないが、マリカはどう見ても忍者であったので、ヨシマサは承諾。
マリカの仲間、レティアナも加えて4人での旅となった。
怪しまれないよう、逃げられないよう、しっかり注意しながら、
里の情報を引き出していこうと考えるヨシマサ。
だが、ヨシマサは知らなかった。このエルフ少女二人組はBLが
大好きであり、レティアナはBL小説家として多くの女性ファンを
抱えていたこと。しかも既に、ヨシマサとミドリを実名で扱った作品が
大好評を得ていたこと。
それやこれやの騒ぎを経て、
やがてミドリの出生の秘密から、世界の命運を左右する陰謀へと繋がり、
そしてそれを凌駕する規模の、マリカとレティアナの企みが……
そんな作品です。
(この作品は、「アルファポリス」にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 13:42:12
132360文字
会話率:49%
※主人公がヒドい目に遭うのは2話まで。
※主人公が自分の本当の力に気付くのは9話から。
簡単なあらすじ
5歳の誕生日、属性鑑定の儀を受けた主人公のソウ・ダクヴェルム。結果は属性無し。その日を境に10年の虐待を受けて育ったソウは15歳の誕生日
に追放されてしまう。追放後、ソウはヴェルムの森でサバイバルを送り、そこで自分の魔法属性が虚無だと知る。ソウは復讐を果たし、自分と似た境遇の子を救う施設を作るため、冒険者となり、世界最強の大魔術師を目指す。
長いあらすじ
この世界では5歳になると魔法に属性が出現する。二人の兄は光属性と影属性を獲得したが、主人公のソウ・ダクヴェルムの魔法には属性が無かった。その日から虐待の日々が始まる。父は闇属性の使い手。モノの出し入れが可能。毎日のように父が引き出した【痛み】を受け、兄の修行相手と称しては魔法攻撃を受ける続ける日々。挙句、15歳の誕生日に追放を言い渡されてしまう。ダクヴェルム家を追放されたソウは生き延びるため近くにあるヴェルムの森でサバイバル。木の実や川の水で飢えを凌ぎ、岩の窪みを寝床に生活していた。そんなある日、やっとのことで手に入れた【火】に手を当て暖を取っていると、火が消えてしまった。ショックのあまり放心状態に陥るソウだったがあることに思い至る。窪みを出て、焼けカスに手を添え精神を集中。するとソウの手からは火が出現。「ははは、すげえ!」ソウは自分の才能に気付き、家族への復讐、そして自分と似た人々を助ける為の施設作りを決意する。一方、森のヌシ・サティエルは恐怖のドン底にいた。信じられないほどの魔力出力により森の結界がパリィンッ!と砕け散ったのだ。好敵手のダルヴェンディ辺境伯が一年寝込むほどの力で作った結界。それが一瞬で壊れた。サティエルは身を隠せそうな場所へと移動を試み、その途中で出会ってしまった。『異常なまでの魔力の持ち主』――つまりはソウに。地獄で四天王と恐れられたサティエルだが、秒で命乞い。以後、ソウの従魔になることを誓う。こうして最強の従魔を得たソウは目的を達成させるため、森を抜けた先の『ハルメッタの街』を目指す。そこでとある事件を解決したソウはハルメッタの英雄と呼ばれ冒険者に。家族へのざまぁを果たしつつ大躍進し名前を轟かせていく。これは虐待の末追放されたソウが『万象虚無の大魔術師』と呼ばれ、英雄に至るまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 12:01:10
95509文字
会話率:26%
黒川澄は、片想いしている進藤一騎に告白しようとする。進藤一騎は、お気に入りの女友達の黒川澄からの告白から逃げ続ける。澄がブチギレるまでの何年間かと、キレてからの何ヶ月かの話。
最終更新:2023-02-08 18:54:20
64123文字
会話率:48%
私は、有史以来の最愚最弱者(さいそこびと)、甘の弱愚(あまのじゃぐ)です。
おそらく、史上最も甘ちゃん(理想論者(ロマンチスト))にして、かつ弱者で愚か者、それが私です。
あまのじゃぐとは、あまのじゃく気質のことで「この橋、渡るべからず
」とあれば「端を通らず、橋の真ん中を通って、橋を渡る」といった、よく言えば「一筋縄ではいかない」ひねくれ者を指します。
また、私は褒めて伸びるというか、温かく接してもらう事により己の良さを引き出して貰っています。本当にありがとうございます。
ですから、冷たくあしらわないで下さい。未熟な私は、それをそのまま返してしまいます。
おそらく、私のようなタイプには、私の至らない処をフォローして貰って、なおかつ「上手くいったのは貴方のおかげね」とするのが、最大の効果を生みます。そうされると、私などはとても恐縮してしまいます。「ほめて、その非をさとらせよ」です。
以上、長くなりましたが前置きはこれ位にして、本題に移りたいと思います。
※堅苦しくなりすぎるのもあれなので、出来るだけぶっちゃけて行きたいと思います。おそらく、それが私の本質です。
また途中、暴走する事もあるかも知れませんが、生温かい目(笑)で見守ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 18:18:00
1416文字
会話率:0%
ただただ惰性で仕事をやっている三十五歳を迎える中年サラリーマン独身の陰は、この日も日付が変わる時間に帰宅した。いつものようにスーツをハンガーにかけると、無意識に趣味である音楽のものを詰め込んでいた引き出しを開く。すると急に意識がぼんやりと
してきて、そのまま眠りについてしまった。
目を覚ますとそこはとても明るい世界だった。周りを見渡すと、そこはとても奇妙な空間だった。アイドルに声援を送るおっさんや鉄道の写真を取りまくる集団、そう、俗に言う「オタク」がたくさんいたのだ。
ーー何だ、この不可解な空間は…
困惑とした陰に一人の人物がやってきた。遠野陽という。彼も陰と同じ音楽が趣味の人間だった。陽は陰の「プロフィールカード」に記載されている趣味が自分と同じ音楽だったため、やってきたらしい。二人は同じ趣味を持っていることもあり、すぐに打ち解けあった。陽によると、この異空間は趣味の世界であるらしく、誰もが自分の趣味を周りの目を気にせず楽しむそうだ。元の世界には好きなタイミングで入った時間に戻れるそうだ。陰は初めこそ困惑したが、徐々にこの世界での生活にも慣れていった。
現実世界とは隔離されたこの愉快な世界での陰の生活はあっという間に流れていった。
しかし、この世界を脅かす影が、すぐそこにまで迫っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 22:08:38
633文字
会話率:0%
社畜OLとして働く彼氏いない歴二十年の桜子は、現実逃避をするかの如く、数年前から不動の人気No. 1を誇っている電脳ゲーム『ユーワールド』に足を踏み入れる。
このゲームはプレイヤーの潜在能力を最大限引き出してくれるが、一度アバターを作成する
とやり直しがきかない。
彼女の願いとは裏腹にイケメンになったが、思いがけないことに『勇者のように振る舞う』ことで、恵まれた能力を得られる。
この能力を活かし、仮想通貨がやり取りされているユーワールドでお金を稼ぐことにした桜子。社畜生活脱却のため、やむなく男の勇者を演じていく。
そんな中、第一印象が最悪だった彼女と行動をしていくことに……。
いつしか一緒にいるのが当たり前になってきて――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 19:36:48
49381文字
会話率:23%
すぐ読み終わります
妄想を文にしただけ
最終更新:2023-01-24 06:43:34
474文字
会話率:88%
こちらは、「アンノウンマザーグース」の短編版となっています。連載版の「アンノウンマザーグース」を見ていらっしゃる方は、内容はほとんど同じですので、ご了承ください。
高校二年生の沢城和樹は、ある日、引き出しの中を開くと、見知らぬ誰かからの
手紙が入っていた。
不思議なことに、家の中に侵入しなければ、この引き出しに手紙を置くことは不可能だった。この不思議な出来事を友達の義男と一緒に解決していこうとするが……
手紙の差出人は、いったい誰なのか?手紙から始まる恋愛ミステリー小説。
この手紙の差出人、実は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 12:27:29
20070文字
会話率:44%
主人公の沢城和樹は、高校二年生。ある日、自分の家の机の引き出しを開けると、見知らぬ人物からの手紙が入っていた。
その手紙を読んでみると、この引き出しを使って、文通をしないかと言う誘いだった。
和樹は、その状況に戸惑いながらも、誰か
も分からない人物と文通を始める。
得体のしれない手紙の差出人が気になった和樹はどうにか差出人を探そうとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 11:20:24
20575文字
会話率:43%
誤って会社の応募ボタンをクリックしてしまったニート主人公高下彰。
その数秒後、机の引き出しから筋肉隆々パンイチ乳首浮きポロシャツ変態おじさんが現れ、すでにダンジョンで魔石を集めるという会社との雇用契約が結ばれたと一言。
そのまま引
き出しの先に続くダンジョンに連れていかれるが、保有するスキルがあまりにハズレだったせいで恐ろしい速さで見切られる。
しかし、そのスキル《はぐれもの》はダンジョンのルールに縛られないという最強のスキルで、ドロップ率の変動、階段不要の階層移動、レベル上限なし、必要経験値の低減等々やりたい放題。
これはありえない成績を叩き出し、会社だけでなく現実世界でも成り上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 07:02:25
33158文字
会話率:60%
高校1年生の夏休みが開けた日、私のクラスはとある話題で賑わっていた。
クラスで一番モテる男子、祇園寺壮馬(ぎおんじ そうま)と、その恋人の佐藤亜美(さとう あみ)が破局した。
おまけに、祇園寺は既に新しい彼女を作っている。
自分の席
でその話を聞いていた私―――大心池須美(おごろち すみ)は、全然興味が無かったから、そのままお手洗いに向かった。
その帰り、教室の扉の横に座り込んでいる佐藤を見つけた私は、同時に違和感を覚えた。
なんで、彼女は裁ちバサミを持ってるんだろう?
湧き上がる嫌な予感に突き動かされるように、佐藤さんに声を掛けようとした私は、直後、教室の中に飛び込んでいく佐藤さんを止めることができなかった。
響き渡る悲鳴。これは本当にまずい。
背後から現れた先生に促され、すぐに教室の中を見た私は、しかし、その様子に茫然としてしまう。
勝手に想像していた響き渡る悲鳴も、飛び散る鮮血も、何もない。
そこにあったのは、いつもと変わり映えのしない教室の光景。
そんな様子にホッとしながら、自分の席に戻った私は、信じられないものを目にしてしまう。
隣の席の引き出しに、さっき見たはずの裁ちバサミが……。
一瞬、そう思った私は、それが自分の見間違えだと気が付いた。
それと同時に、隣の席の主が、私に問いかけてくる。
「須美ちゃん、どうかした?」
そう言った彼女、黒光花楓(くろみつ かえで)さんは、まるで教室の様子なんてどうでも良いと言うように、満面の笑みを浮かべているのだった。
事件をきっかけに花楓の能力を知った須美は、立て続けに巻き起こる事件を、花楓と協力して解決していく。
これは、ちょっと不思議な青春の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 20:12:57
168641文字
会話率:33%
逆行転生者「鷹司耀子」により、日本が主にプラスチック材料の力で史実を大きく超える国力を得た世界線。チベットはイギリスと日本の支援によって辛亥革命中の清から独立し、史実より大きな領土を手に入れる。その中には現代で「宝の盆地」と呼ばれ、石油を
はじめとする様々な資源が算出するツァイダム盆地が含まれていた。
ツァイダム盆地の資源を元手に、日英の支援も引き出しつつ急速に近代化を進めていくチベット。中国とインドの水源を握る重要な立地も手伝って、史実を遥かに凌ぐ国力を身に着けていくが、人口が不足していて生産力に見合った軍事力が持てないでいた。困った政府は一部の兵科で女性を士官に任官することを認める。
カヤバ・ミカ・サカダワも、そんなチベットで戦車兵を目指す士官候補生である。学校で教官として活躍する日本人の父の背中を追いながら、やがて立派な戦車兵になることを夢見ていた。
しかし、1928年7月7日、突如としてウイグルの軍閥である新疆軍がチベットに侵攻、首都ラサが陥落の危機にさらされ、まだ士官候補生である彼女も突然戦場に引っ張り出される。
これは、歴史が歪みに歪んだ世界で奮戦し、やがて一流の戦車兵へと昇り詰める女戦車兵の物語。
この作品は「鷹は瑞穂の空を飛ぶ(N1453GS)」のスピンオフです。そちらをお読みいただくと、より深く作品の内容を理解できるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 18:00:00
82324文字
会話率:54%
引きこもり少女かなえの前に突然引き出し屋の男が現れる。かなえはその男を部屋に上げるが・・
最終更新:2023-01-06 12:16:29
46575文字
会話率:100%