なんとなく、で生まれ故郷での生活に平成最後の夏を捧げることにした笹野燈也は、そこで自分の事を幼なじみだと言う記憶にない少女と出会う。
彼女と触れ合いながら、戸惑いと退屈は次第に別の感情へと移って行くのだった。
初投稿作品です。まだ勝手がわ
かってもいませんが、どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 19:09:30
1571文字
会話率:32%
潮の匂いがする。
数年ぶりの海。
太陽は眩しく、海を照らす。
鳥は、鳴きながら向こうを飛んでいた。
これは、私が私を殺すために、自分の人生を立ち止まって振り返る、ただの、どこにでもあるような日記。
壮絶だった、なんて自惚れない。
悲惨だ
った、悲痛だった、そんなの、あまり興味はない。
ただ、心残りがあるとすれば、誰かに、そう、言って欲しかった。
拾った貝殻は、太陽に透けて、波のように見えた。
私はそれを、綺麗だと、そう思ったんだ。
拝啓、平成最後の夏に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 03:45:21
327文字
会話率:0%
この年、内閣支持率は相次ぐ不祥事、女性スキャンダルで30パーセントを下回っていた。
一方、野党もこれと言った政策を出せず週刊誌の記事をネタにもっぱら与党の粗探しに終始するばかりであった。
そして訪れた平成最後の終戦記念日。
陸上自衛隊市ヶ谷
駐屯地から、一台の黒塗りのワゴン車が、ゲートから出て行った・・・
226事件と交錯する平成最後の年の反乱とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 17:40:29
22762文字
会話率:29%
くら寿司
8年に一度のドラマが生まれる…
最終更新:2015-08-10 15:30:41
1424文字
会話率:17%