大学生のあゆみ(20)には秘密があります。
「身体」を売っているのです。
しかし彼女はその仕事を苦にも思っていないし楽しさすら感じています。
世の中が決めた幸せや愛などとは少し違う幸せや愛はそこには溢れていて何よりも人間らしいのです。
あゆみと出会う人々の人生を見てあゆみも考えながら自分なりの幸せを見つけていきます。
そんな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 21:57:26
2225文字
会話率:32%
人魚姫のエスティーナ(転生者)には深刻な悩みがあった。
「肉が食べたい。野菜が食べたい。魚が食べたーい!!」
転生人魚姫はごはんが食べたかったのである。そんな想いを拗らせること十七年、エスティーナは海の平和を守るため人間相手に取引を迫る。と
ころが交渉相手のラージェスにはいきなり抱きしめられて大混乱。昔助けた人間らしいのだが、よくあることなので覚えてはおらず……。王子でもあるラージェスは取引の見届け人としてエスティーナに妻にならないかと提案。仲間たちは大反対するが、元人間のエスティーナは大喜びで即答するのだった。
「美味しい物、たくさん食べさせて下さいね。旦那様」
ごはんが食べたい人魚姫、初恋相手に忘れられてもめげない王子様。優しいお城での暮らし、美味しい物を食べる日々、そして二人の恋と事件のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 23:12:01
115155文字
会話率:53%
何でも屋、そういった方が早い。生きるためなんだってしてみせる。そうやってずっと、生きてきた。今日だって、危険を冒しながらも人間のゴミを屠り金を稼いできた。仕事をして飯を食べて寝る、つまらない当たり前の毎日。
そんな毎日は、そこで終わりを告
げた。
拠点に戻ると、知らない女が家で寝ていたのだ。
この慈悲のない世界には似つかわしくない、馬鹿で間抜けそうな女。なんでもこいつ、どこかの違う世界から来たらしい。よく理解はできなかったが、何も知らないそいつは、昔の自分に似ている気がした。
自分はそのサヤと言う女にここで生きるための知識を教えるため、一時的に生活を共にすることにした。
ここからだ。全てが変わっていったのは。
最初はどうでもよかったんだ。軽くこの国のことを教えて、どこかに仕事に就かせ適当に放り出せばよかった。
気付けばこいつは、知らない間に自分の奥深くまで、入り込んでいた。
※異世界視点での転移系を思いついて、自分が好きな物を詰め込んだ作品です。ローファンで銘打ってますが、どっちかというとヒューマンドラマ色の方が濃いです。
なおしばらくは1章の設定のみ投下し、各章が完成するまで書き溜めます。1章完成後は2章プロローグまで毎日投稿しますが、その間期間ががっぱり開きます。筆が遅いのでかなり長くなると思いますがご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 18:11:10
2193文字
会話率:3%
”いじめ”
自分より弱い立場の人間を一方的に苦しめること。
原始から今日まで人類が栄えてきた歴史の中で唯一変わらぬ悪習。
集団で個を蹂躙する最も人間らしい行為。
「オンリーワン」も「ナンバーワン」も集団の中では恰好の材料にすぎず、
「ふくよか」は「デブ」に、「明るい」は「調子乗ってる」に、「個性的」は「和を乱している」に。
社会にも神にも見放された彼らは、自身の力で復讐を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 17:00:00
2665文字
会話率:6%
僕らの生命は造られている。
一度滅んだ私たち人類は、機械生命体によって再生を試みられていた。
人間と機械の立場が逆転した世界の話。
私は、初めて人間らしい感情と記憶を持った存在として再生する。
<<現在大幅に変更中です>>
最終更新:2018-12-18 23:33:59
2569文字
会話率:31%
擬人化された「色」達のお話。それぞれ悩みを抱えながら悩みを解決していく。主人公は1人ではなく、「全員」が主人公。それぞれ人間らしい悩みを抱えているらしい…。舞台は色達だけの空想世界。
沢山の色が混ざった「彩」とはいったいどんな存在なのだろう
…。色達の悩みをなぜ知っているのだろう…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-20 10:14:28
1613文字
会話率:9%
日本の田舎町に住んでいた高校生、川崎珠希は猫を助け際にトラックに轢かれて死んでしまった。
そして天国の様な場所で地球の神を名乗る者と出会う。すると彼は神にあるお願いをされた。
それは異世界に連れ去られた高校生達を再び地球へと取り戻す事だ
った
神の願いを聞き受け、異世界へ旅立った彼なのだが……なぜか某男爵風の猫型の魔物となっていたのだった。
二足歩行の軍人風猫になった彼は能力【語る者】と【森の王】を巧みに操り、連れ去られた同郷の者を救い、異世界の神を打ち倒さんとする。
「さぁ、かかってこい。吾輩は……それなりに強いぞ?」
これは、勇ましくも人間らしい1匹の黒猫の物語である。
※この物語は作者の趣味が満載されております。ご了承下さい。更にかなり早い段階で人型の肉体を得ます。猫成分は希薄かもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 13:45:57
150313文字
会話率:38%
あらゆる死を回避したら異世界に転生することになった。
どうやら死の運命を覆し過ぎてバグったらしく、異世界へ強制連行ってやつだ。
しかも転生先は強力な部族の人間らしい。
と、思ったら違った。
え? 魔族? いやいや、聞いてないんですけど
!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 23:59:17
230718文字
会話率:29%
孤児院にて育てられた少年【来(ライ)】は、まだ大人の膝丈にしかならぬ幼い頃に起きたかつてないほどの災害によって両親はおろか親類縁者に友人知人のすべてを失い、記憶も心も奪われた過去を持つ。
誰が何の目的でそうしたのかは定かではないが、恐らく何
らかの呪術にて、本来持つべきモノの多くを失った代わりとでもいうように、気味が悪いほど頑丈で、制御の利かない異常な膂力を持つ者となってしまったライは、しかして、そのために、同じ境遇であるはずの孤児院の仲間たちと通じ合う機会を失い、誰からも距離を置かれてしまっていた。
そんな孤独な少年ライは、自身を拾って来た仮の父である流浪の僧【武鵬(ブホウ)】に武人となることを勧められ、武の頂点を目指すべく、生きるに必要な知識とともに、簡単な技を教わることとなり、苦労はしながらも、少しずつ人間らしい生活に慣れ、仲間たちとの関係も近づいていった。
そんなある日、下の子供たちに誘われて街へと出かけたライは、街のゴロツキに絡まれてしまった子供たちを【保護者】として守るため、彼らをめちゃくちゃに叩きのめしてしまう。
だが、それが間違いだった。叩きのめしたうちの一人が、街の有力者の息子だったのだ。
この件に腹を立てたドラ息子に孤児院の土地と財産を治療費として抑えられたうえ、残る借金の形として子供たちを連れ去られてしまった。
これを取り返すには、この街で四年ぶりに開催される武術大会にて優勝し、それで得られる特別な権利を行使して【なかったこと】にするしかない。
なんとか逃げ延びたライは、子供たちとともに参加費を稼ぎ出し、すべてをその拳ひとつに賭けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 02:12:53
5627文字
会話率:29%
およそ人間らしいとは言い切れない、家庭用ヒューマノイドのマキ。
傷ついた高校生の麻美と、言葉を交わす時間。
短編 完結済
最終更新:2018-09-06 17:23:21
28923文字
会話率:37%
およそ人間らしいとは言い切れない、家庭用ヒューマノイドのマキ。
傷ついた高校生の麻美と、言葉を交わす2週間。
短編 完結済 (39枚)
最終更新:2015-04-30 12:05:53
15580文字
会話率:30%
世界最強とも噂される種族、オーガ。
そんなオーガに転生した俺は……人間らしい暮らしにあこがれていた。
確かに強い種族さ! だけど寝ても覚めても獣を狩ってはそのまま食べ、
服や家なんてのもあってないような野生生活はもう嫌だ!
「人間のいる
街で楽しく暮らしてやる!」
家出のように飛び出したのはいいけれど、俺はオーガ、なかなか上手く行かない。
流れ流れて暮らすうち、気が付けばおっさんオーガになっていた。
ちょこっと疲れた気持ちと体。
それでも夢はあきらめず、今日も頑張ろうと出かけたところで……獣人の姉妹を助けることになった。
1人は無防備なところのあるお嬢様っぽい子に、方や人懐っこい幼女。
別の意味でオーガと一緒にいてはいけなさそうな姉妹と出会うことで、俺の灰色の生活が色を取り戻していく。
おっさんだけどもう一度、立ち上がってもいいだろうか?
いいに決まっている! 俺の人生は俺が決めるのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-04 18:56:18
92441文字
会話率:50%
社会の歯車として延々と働き続けることに疲れた企業戦士、七峰士郎(ななみね しろう)三十五歳は脱サラしてニートになる。
やっと人間らしいゆったりとした生活を送れる安心感と幸福感に浸っていた士郎だったが、ふと気づいたら見たこともない浴室に座
っていた。
これは、おっさんのおっさんによるおっさんのための物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 17:26:43
607文字
会話率:15%
戦国の世に純愛を貫いた上杉謙信! 伊勢姫との恋を時代を超えて描く歴史純愛物語。
恋を忘れかけたあなたの胸を"きゅん"とさせるちょっと大人のストーリー!
「松隣夜話(しょうりんやわ)」という古書は、謙信について詳しく書か
れた軍記。 宇佐美勝興が書いたとされ、捏造の書物として扱われていますが、宇佐美勝興=松隣とした確証はなく、現在この古書の作者が謙信の側近だった可能性があるとして再び注目されています。この古書「松隣夜話(しょうりんやわ)」には、伊勢への愛に苦悩する一人の男・毘沙門天の化身と呼ばれた謙信の生身の人間らしい姿が描かれています。
謙信は、降将の娘で無双(絶世)の女房(美女)・伊勢に恋をし、永遠の愛を誓います。明日の命すらわからない戦国時代。恋も命懸けで激しく燃え・生きているという証だったのかもしれません。謙信は生涯独身を貫きますがその背景には、彼の誠実な性格と秘められた純愛があったのです。一人の女性を愛し続ける事など皆無の戦国武将たちの時代において、謙信は、一人の女性を愛し続けます。
時代を超えて、今・初めて謙信の心の内を解き明かす!!
謙信と伊勢。松隣夜話(しょうりんやわ)からヒントを経て、二人の純愛を描く壮大な愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 06:28:52
113486文字
会話率:57%
「私に感情を教えてほしい」
「白ウサギ」の異名で知られる情報屋、高峰 雪兎は4月某日の夜、桜並木の下である女性に出会う。彼女の名前は工藤 朔夜。彼女は人間らしい感情が欠落しており、自分に感情を思い出させてほしいと雪兎に頼んだ。日々を孤独に
無機質に過ごしていた雪兎は朔夜の願いを受け入れ、彼女が感情を思い出させるまで側を離れない事を約束した。
その2年後、2人は平凡に毎日を過ごしていた。しかし、朔夜は2年前よりマシにはなったものの、一部の感情が欠落したままだった。そんな中、雪兎と朔夜はある人物たちに監視されるようになる。そして、この出来事が2人の関係を大きく変える。
これは、夜桜の下で約束を交わした白ウサギと機械のような女性の不器用で複雑な愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 23:45:39
23907文字
会話率:64%
そこにあるのは迷いに迷う人間らしい足跡
この作品は「詩花の花畑」2012年04月04日にも掲載しています。
https://ameblo.jp/mayoeru-apostle/entry-11213217272.html
最終更新:2018-04-09 23:26:46
239文字
会話率:0%
失恋の辛さから逃れるため、己れの『影』に代わってもらった『私』。心の痛みを忘れて楽になったものの、人間らしい感情も同時に忘れてしまった。
ホラーに分類しましたが、怖さは柔らかめでしょう。
webコバルト第183回短編小説新人賞 もう一歩
の作品を加筆修正。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 19:53:02
10070文字
会話率:1%
安土の城主に一人の忍びが贈られた。甲賀の里で伊賀の忍術を収めた彼女は、四人の忍びを従えて主君に忠誠を誓う。
数年の時を過ごした甲賀の忍びは城主の小姓と同様に、主君の宝とされる。忍びと小姓は静かに同じ想いを胸に抱く同志。忍びの心には人間らしい
火が灯る。しかしその直後、主君の臣下が謀反を決起。京の本能寺で忍びの道標が消えてしまう。
本能寺の後の彼女が選ぶ道は、忍びらしく、忠臣らしく、女らしく。複雑な想いを張り巡らせて、忍びは二藍の懐刀を引き抜く。
──争乱の世で、二人の『らん』が二藍の懐刀を主君から賜り、生死を別つ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 13:12:26
27985文字
会話率:39%
二一二八年、第二〇〇回アカデミー賞主演女優賞を受賞したのは、ヒューマノイド役者ルルカ・ニルだった。
ルルカは人間達が席巻する役者の世界で、ヒューマノイドである自身が世界最高の栄誉を手に出来たことについて「人間達が提供する記憶データから、
人間らしさをラーニングしたから」と語った。しかし、ルルカが役者として成功出来た真の理由は他に存在していた。それは、ある特定の人間「ヒミカ」の記憶のラーニングだった。ルルカはヒミカの人間としての記憶をラーニングしていく中である事実に目覚める。それはやがて、この地球生命の主役の座に着くべき種とは、ホモ・サピエンス或いは人工知能なのかという命題を浮きぼらせていく。最後にルルカが下した選択は……
■ぽいんと
人工知能はいずれ人間よりあらゆる面で優秀になると言われています。しかし、最後まで人工知能が人間に敵い得ない点は『人間らしい』表現力であろうとも言われています。それは例えば、役者の世界などに顕著であるはずです。
しかし、そもそも『人間らしい』とは何なのか? 人工知能が本当に『人間らしさ』を追求し始めた時、人類には何が残り得るのか。また、人工知能にとってはそれは何の価値を有するのか。そんなテーマについて書いた短編SFです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 23:32:24
9847文字
会話率:24%
ある日下駄箱の靴の上にまっさらな手紙が置かれていた。一見何も書いてないように見えるその手紙は主人公と、さらにはヒロインにまで人間らしい葛藤をもたらす。
最終更新:2018-03-05 09:54:50
7938文字
会話率:22%
星野悠斗は中堅企業に努めている三十二歳のお兄さんである。
けっしておっさんではない……はずだ。
彼はSEとして三年に亘り難航したプロジェクトを完了させたばかりだった。
プロジェクトの実行中は人間らしい生活ができるはずもなく、女性とお
付き合いさえできない状態が続いている。
そう、彼は真性の社畜なのだ――。
その社畜が……その彼がミストガルという異世界に突然召喚され、大賢者の体に憑依転生することなってしまった。
だが、悪い話ばかりではない。
社畜は大賢者の能力である《幻想魔法》と超人的な身体能力を引き継いだ。
案内役は、彼が日本にいる時には絶対出会えるはずもない超絶美少女、光の妖精のクリスタだ。
そして魔法に関しては、謎の魔法人工頭脳であるパメラドールがサポートをしてくれる。
これって………地球に還って社畜に戻るより、ここで人生を謳歌したほうがいいのではないだろうか?
ちょっとエッチなパメラドールと、献身的に尽くしてくれるクリスタを引き連れて、元社畜の冒険の日々が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-13 12:00:00
396489文字
会話率:59%