冬、老婆が子ども相手に童話を語っている。雲の上にある家にまつわる話を。
読んでくださり、ありがとうございます!
最終更新:2022-02-04 03:49:39
1476文字
会話率:7%
夕野朝日は中学生最後の夏休みの家族旅行で両親と妹を事故で亡くしてしまう。
自身も左腕を失い、精神的なショックから言葉を発せなくなり長い間塞ぎ込んでいたものの、どうにか立ち直る。
しかし、退院したその日に火事になった家から助けを請う少
女の声に応えて少女とその家族を助けたのだが、自身は崩壊した家の下敷きとなり死亡――したはずが、目を覚ますと火傷すらなく雲の上のような空間で姉妹である二人の女神に謝罪される。
最初は少し混乱した朝日だったが、自分の家族の事故死と先の火事は妹の女神による八つ当たりによるものであったことを謝罪するため、死んだ自分の魂を呼び寄せたのだと説明され納得し、謝罪を受け入れる。
そして妹のしでかしたことによる謝罪の意を込めて、死んだ家族も転生している姉の女神が管理する世界へと最大級の加護を与えられ、更生のためにただの黒猫へと変えられた妹の女神と共に転生することとなった――のだが、いざ転生! というところで妹の女神改め御猫様によって朝日が呪いを受けていたことが発覚。
転生は既に始まっているせいで止めることができず、急いで解呪をしようとする姉の女神だったが、結果は御猫様が人語を喋れるようになって、呪いによって封じられていた加護が少しだけ使用可能になっただけにとどまり、召喚先も当初の目的地だった家族のいる王都ではなく野営していた盗賊団のド真ん中に召喚されてしまう。
――という三秒程度の回想をしたあたりから、朝日と御猫様の異世界の旅は始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 17:01:44
248873文字
会話率:44%
魔法使い。
それはこの世界の支配者。
そんな魔法使いの頂点に君臨する皇帝に、なんと俺の妹が即位することになってしまった。
妹とはいっても血の繋がりはなく、義理の兄妹。だがこれで身分の上でも圧倒的に壁ができ、住む世界が変わってしまった。雲の
上の存在になってこれから二度と会うこともないだろうけど、どうか元気でね。
なんて思ってたら、次の瞬間妹がとんでもないことを叫ぶ。
「兄さんも一緒に連れてってくれないなら、私も行きません!」
この一言で、俺の生活は全て変わる。
下民から皇帝の兄へ。
住まいは貧民街から天空の城・帝城へ。
地べたに這いつくばる生活から地上を見下ろす生活へ。
何もかも、変わってしまった。
なにせ昨日まで俺をゴミのような目で見ていた人々が媚びへつらってくるのだ。
親の七光りならぬ妹の七光。
正直、怖いぞ。
これはただの平凡な少年な物語。
ただ彼の妹が、皇帝であっただけである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 15:01:45
429052文字
会話率:23%
タナカの住むマンションは、絶対晴天都市と呼ばれる『ハレルヤ』の中にある。
なぜここが絶対晴天都市と呼ばれているのか、それは標高にある。標高十五キロメートル。この高さになると完全に雲の上なので太陽を遮るものは何もない。曇りも雨も、雷も存在しな
い。いかなることがあっても晴れ続ける都市。未踏の地を失った人類は、自らその場所を創り出した。
とはいえ、そに住む人々は、何か特別なことをしている訳ではなく、特別な地でありふれた生活を営んでいるに過ぎなかった。
タナカもその一人。タナカはその夜も暖かい屋内で趣味のオンライン将棋を指していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 07:41:37
5121文字
会話率:40%
いつかまた会えますか?
最終更新:2022-01-06 22:26:27
447文字
会話率:0%
一.一瞬 二.螺旋 三.暗闇
の3部構成で描く悲恋。
めいとゆうが、雲の上を歩くような日常から、パラシュートで落ちていく様子を描く。
最終更新:2021-12-30 15:12:50
1945文字
会話率:43%
お空に住んでいる天使さんたちは新しい遊びを考える天才。広い雲の上で今流行りの遊びはお星さまを積むゲーム。誰が一番高く崩さずに上手に詰めるかな?
最終更新:2021-12-27 20:21:59
785文字
会話率:4%
「ふわふわと飛んでいる、ピンクの象が雲の上を飛んでいる。
見慣れたイコン。どうでもいい幻想。くだらなくて手垢のついたそれに頼らなければならないほど俺は劣化してしまった」
狂気の純文。
この作品はカクヨム・ノベプラ・自サイトにも掲載し
ています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 17:22:40
1388文字
会話率:0%
バカな俺が恋したのは頭が良くて、俺にとって雲の上の存在の矢部さん。俺とは正反対だから、この恋は実らない。俺の恋の結末とは
キーワード:
最終更新:2021-12-06 07:12:28
4137文字
会話率:53%
雲の上を目指した男がいた。されどそれは後悔となってしまった。
キーワード:
最終更新:2021-09-29 01:21:15
1314文字
会話率:4%
世界は偽物にしか目を向けていない、いや向けられない。
この世界に生まれ落ちた命一つ一つが受け持つ、神からの最初にして最後の賜物である「天命」
大多数の者と同じように天命を受けた少年ライアは唯一、不明瞭な神と世界を憎んだ。
天命:「
虚言癖」
自身の思いとは相反する言動がまるで本心の様に人に伝わってしまう天命であった。
その故に、人から忌み嫌われ蔑まれ、挙句の果てには、天命が無い神の離反者として扱われてしまう。
死のうにも天命という雲の上からの鎖に縛られたライアには到底無理な行動であった。
そんな彼は、運命の戯れによって、こんな世界で真実を垣間見ることとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 20:05:12
837文字
会話率:27%
シェイラは幼い頃、王太子サイラスの妃候補として城に集められた経験を持つ伯爵令嬢。けれどシェイラはある日、サイラスが『シェイラじゃダメだ』と口にしているのを耳にし、城に通うのを止めてしまう。
それから六年後。十六歳のシェイラは学園への初
登校日を迎えていた。壇上から皆に向かって挨拶をするサイラス。シェイラはそんな彼を、雲の上の人物のように見上げていた。
けれど、そんなシェイラの元にサイラスが現れた。
これ以上傷つきたくないとサイラスを遠ざけるシェイラに、シェイラの父親がアルヴィンという男性を紹介する。シェイラの婚約者候補だった。
そんな中、シェイラは幼い頃、共に妃教育を受けたミンディと再会する。宰相の孫娘であるミンディは当時から、サイラスの婚約者候補筆頭だった。きっとミンディがサイラスの妃になるのだろう。そう思い、ダメな自分と比べて思い悩むシェイラ。けれど、そんな二人の元にサイラスが現れて――――?
※全10話。二万文字程度の短いお話です。R3.9.5中に完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 18:33:07
21302文字
会話率:47%
昔、中学のクラスメイトだった委員長が訪ねてきてハンドガンを突き付けられる。
[以下のキーワードを元に作成]
ほろ酔い
危うい
雲の上
カメラ
ミカヅキモ
最終更新:2021-08-28 16:46:03
3429文字
会話率:24%
雲の上に住む巨人カイル。
突然現れたスモル、カイルは、人間と、小人のトラブルを解決出来るのか…。
最終更新:2021-08-21 07:00:00
2540文字
会話率:52%
この世界にはいたるところに武器が落ちている。
海の底、山の頂き、雲の上。
それらを探すため、今日も冒険する奴らが居る。
人は彼らを【武器商人】と呼んだ!
これは、武器商人フォン=インヴィア(15)の神器を見つける物語である。
最終更新:2021-07-24 20:54:53
479文字
会話率:7%
幼い頃、雲の上にたつ美しい城を見た。
夕焼け色と金色を合わせたような神々しい輝きを放つそこを見て、幼い私は、そこを天国だと思った。
二度と見ることは叶わなかったけれど、案外そこへは簡単に行けるのかもしれないと、今は思う。
でも行こうとは思わ
ない。私は雲の下で、何物にも代えがたい、愛しい私の天国を見つけたのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 10:42:13
1745文字
会話率:16%
いろいろなものをパクったと思われるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします
最終更新:2021-06-13 00:16:33
320250文字
会話率:47%
『雲の上学園生徒会!!!』のスピンオフ作品ではないですが、その世界での物語です。
同じ雲の上学園を舞台に彼は彼の、彼女は彼女の波乱に満ちた生活を書きます。
主人公は上条雄介
ヒロインは下尾比雌
気分的には恋愛をずいずい入れたいと思ってま
す。
本作は本編とは違い、バトルメインではありませんのであしからず…
雲の上学園生徒会のメンバーもゲスト出演します。
ぶっちゃけ不安です。
恋愛物書いたこと無いんで…
何はどうあれスタート!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-13 01:04:08
4695文字
会話率:40%
《推しから口説かれているのに全部ファンサービスだと勘違いしてそれはそれで喜んでいる女の子と、自分を応援してくれているはずの好きな子へのアプローチが全然通用しなくて困惑する不器用で粗野な青年のすれ違いラブコメ》
主人公のドリーはある日、闘技
場のトップランカーである彼に窮地を救われ一目惚れしてしまう。
雲の上の存在を好きになってしまった主人公に友人が教えてくれたのは”推し”の概念だった。
「推しがいる生活って最高! あ、今! 目が合った気がする!」
内気だった主人公は、推しである彼を応援することで充実した日々を送り始める。
一方、主人公に推されている彼も彼で、粗野で不器用な自分を応援してくれる主人公のことが気になる存在になっていた。
しかし彼が主人公にするアプローチはどこか上滑り。
そのうち、勘違いから主人公が好きなのは他の戦士なのだと思い込んだ彼は──。
ステイホームなゴールデンウイーク中に完結まで走り抜けたいと思っています。全2〜30話ほどになる予定。初日は5話まで更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 19:10:39
80436文字
会話率:27%
小学1年生のあっちゃんはディズニーランドに行くために飛行機にのりました。気がついたら、いつの間にか雲の上にたっていました。
最終更新:2021-05-05 19:03:28
1712文字
会話率:31%
賭博が合法化した現代に、一人の少年の存在が界隈で有名になった。
歳は15、東洋出身で特有の黒髪をした少年。その才覚は界隈を驚かせ、数多くのカジノでその才能を見せびらかしたという。
そんな少年————海原夜月(うなばら よつき)には子供の頃
にちっぽけな約束を交わしていた。
『俺は、必ず大きくなって————お前と結婚してみせる』
『はい……待っています、夜月』
相手は同い年の女の子。
小さな頃に知り合い、互いに惹かれ合って交わした約束。
だが、その約束は現実を見れば叶わぬものであった。
少女は『世界八大貴族』と呼ばれる、貴族の娘。
世界に影響を及ぼすほどの発言力、財力を持ち、雲の上の存在であり文字通りの『格』が違う存在。
そんな存在の娘と結ばれるなど、一般人には不可能。
だけど、夜月は諦めない————金を集め、少女と並び立つ存在になる為に。
その為に、少年は賭博をしていた。
そして気づけば、一企業を買い占めれる程の資金を集めていたのだが、残念ながらそれでも並び立つには全く足りない。
そんな時、保護者の男にある提案をされる————
「なぁ……都市学園に通う気はないか?」
都市学園————そこは、世界各国の御曹司や令嬢が集められ、優秀な若者として世に排出する為の機関。
そこではクラスごとに与えられた『アルカナ』を奪い合う事によって才覚を伸ばしていく教育システムが導入されている。
『アルカナ』の存在は大きい。
それを所持しているだけで、将来は約束される。
そして、『アルカナ』を集めると、あの『八大貴族』と同じ格にまでなれるという。
更に、その学園にはかつて約束を交わした少女も在籍していて————
少年は、学園に入学し過去の約束を叶える為に全てのアルカナを集める。
————本格派頭脳戦ラブコメディ、ここに開幕。
「さぁ、賭博を始めよう———テーブルに賭けるのは、そのアルカナただ一つだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 18:00:00
24827文字
会話率:38%