強い思いは、誰かを守る“剣”となる。
しかし、それは時に、誰かを傷付ける“凶器”にもなり得る。
そう、思いとはつまり、“諸刃の剣”なのである。
唯一の肉親である母親が、謎の病「眠り姫病」を患う少年、直親。
彼は或る日、夜道で気味の悪い
子供に襲われかける。
そんな彼を助けた少女は、直親に向かってこう断言した。
このままだと、一週間以内に大切なモノすべてを失うだろう、と。
その出来事を境に、直親の身に次々と“不幸”が降りかかってくるようになり……
悲しい過去や痛みを抱えた人々の“思い”を解き明かし、少しずつ成長し前に進んでいく少年少女の物語―――。
※話によっては、やや残酷な描写が含まれることがあります。(その場合はサブタイトル又は前書き等に記載します)
※現在非公開ではありますが、他サイト(エブリスタ)にも投稿されている、もとい投稿を考えている作品です。ある程度の区切りがついた時は非公開を解除し重複投稿を行う予定です。pixivでも投稿中ですが、こちらの方がやや更新は早いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-23 15:45:47
50459文字
会話率:23%
町の特殊治安維持部隊『白狐』の一員である片斬諸刃は、ある日『白狐』に恨みを持つ少年に出会う。
その少年は、諸刃の通う高校へ移ってきたばかりの転校生で―――。
甘くないラブコメです。
最終更新:2015-04-01 22:30:45
3918文字
会話率:24%
第四回小説祭り参加作品
最終更新:2015-01-25 00:00:00
5859文字
会話率:18%
その身に宿すのは、美しい二振りの長剣――
身の内に剣を宿す「剣士」。
剣士の中でも稀有な二刀を有するレオアリスは、
17歳という異例の若さでアレウス王国近衛師団第一大隊大将となる。
年若き近衛師団大将と、彼を支える部下達を
描いた成長譚。
剣士とは、諸刃の剣か。
絶対の信頼か。
【第1話「夜行の列」】
収穫祭に沸く王都の街を、異形の列が歩く。夜行に引かれて行く少女達。事件の現場に漂う法術の気配に気付いた近衛師団大将レオアリスは、少女達の捜索に関わる。
※本シリーズの序章として「竜の宝玉とはじまりの森」がございます。そちらから(或いは本編を3話くらい進めていただいてから)読んでいただくと、より物語を楽しんでいただけます、おそらく!。長編、王道ファンタジーです。お好きな方はぜひ
(個人サイトで掲載している作品ですhttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/musa/fakestar/novels/novels-index.html)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-24 16:55:10
109557文字
会話率:36%
怪人・カニラーとの戦いでピンチに追い込まれた俺。攻撃はことごとく弾かれ、ダメージを与えることができない。そこで、相手を必ず死に至らしめることができる代わりに社会的に死んでしまうという諸刃の剣「ブラジャービーム」を打つかどうか苦悩する。
最終更新:2014-11-07 08:00:00
2725文字
会話率:39%
「諸刃の剣をその身に秘めて」続編。
「夢魔」と呼ばれる姿無き魔物の退治を生業とする腕利きの魔術師サルクと、その武器にされる恋人「ベール」の甘くてしょっぱい恋愛話。
最終更新:2013-05-22 01:44:02
5238文字
会話率:41%
魔術師サルクは、「夢魔」と呼ばれる姿無き魔物の退治を生業とする腕利きの魔術師だった。悪夢を用い、人の心を喰らう魔物「夢魔」。そんな悪しき存在から人々を守るため、サルクは今日もその身に秘めた諸刃の剣を打ち振るう。(※あらすじのノリと本編のノリ
に激しいギャップがございます。何卒ご了承下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-25 16:01:23
12412文字
会話率:46%
近未来の日本を舞台にした、訳ありの少女ととあるカフェで暮らす人々の残酷な出会いのはなし。
最終更新:2013-03-27 00:04:27
17744文字
会話率:54%
世界はいつしか並行世界から来訪した天使と悪魔に侵攻を受けていた。1985年以降多くの地域で天魔両軍の戦闘に巻き込まれ、両軍の戦略兵器ゲートにより無人の大地と化していた。
しかしゲートは同時に人類に新たな能力、「アウル」に目覚めさせる諸刃
の剣でもあった。アウルに目覚めた人間は天魔のアドバンテージである物質の透過能力を阻害する事が可能だからである。
戦闘が激化する中、人類はアウルに目覚めた人間を撃退士と命名し撃退士による組織「撃退庁」を設立。組織的に天魔に対抗する手段を確立する。だが足りないものがあった。武器である。
撃退士は己の肉体ならば天魔の透過能力を阻害できた。しかし別の物質を通じて天魔に攻撃する事は不可能だった。各国は企業と提携し撃退士用の武器開発に着手する。レミエル=ネフィリム=ヴァイサリスもその一人だった。
2001年夏、フランスに拾われたレミエルは地元繊維企業と提携し武器開発を行っていた。しかし望む十分な結果を得られず時間だけが過ぎる。そんな折に日本の撃退庁から一通の手紙が届く。伝説の金属ヒヒイロカネを発見、研究してみないかという誘いの手紙だった。
本物のヒヒイロカネなのか疑惑を持ちながらもレミエルは来日、手紙の主であり日本の撃退士養成学校校長である宝井正博によりヒヒイロカネを内包する蛇を紹介される。ヒヒイロカネの研究を条件にレミエルは養成学校に着任することを決断した。
(エリュシオンを知っている方は私なりのヴェサリウムウェポン開発秘話だと考えてください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-13 18:40:47
6493文字
会話率:69%
かつて、ある医者が偶然発見した精霊と呼ばれる存在。それを利用した精霊術。発見当時、世界を沸かせたそれも、それ以降、科学の陰に隠れ、日の目を見ることはなかった。だが、近代以降徐々に台頭し、2032年現在、その地位は科学以上の確固たるものとな
った。その影響で、科学の進歩は二十年ほど遅れていると言われている。
そんな精霊術、その名門の一族である桐生家。その桐生家に生まれた少年――桐生修二はとある理由から、不当な扱いを受けていた。ある日、十歳になった修二は次期当主である兄を襲撃、半死半生の状態にしてしまう。名門である桐生家は世間体を気にし、これを隠蔽、修二を分家に養子として送り出すことで、偽りの解決とした。それから六年余り、修二はこの春、高校二年生になる。新たなる生活、人間関係。様々な思惑が交差し、さらなる波乱の日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-16 00:00:00
26228文字
会話率:34%
人類が≪妖魔≫と呼ばれる謎の存在に襲撃された≪漆黒の氾濫≫から3年。
ある日、妖魔に襲われた高校生の阿倍野晴也は窮地に陥るも神村梓と名乗る少女に救われた。
成り行きで共に妖魔と戦うこととなった晴也と梓は、戦いの内に≪魔能≫と呼ばれる力に目覚
める。
その力は人類の妖魔に対する希望であり、同時に人類にとっては最大の脅威となりうる諸刃の剣とも云えるものだった。
晴也と梓の魔能への覚醒、その裏で暗躍する謎の組織の影。
彼らの目的を知るため、全ての真実を知るために2人は更なる戦いへと身を投じるのだった。
魔能者同士による異能バトル、妖魔との命懸けの戦いが幕開ける!
ちょっぴりダークな現代ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-19 21:41:56
64610文字
会話率:22%
桶狭間の合戦に至るまでの経緯から始まり、物語は、桶狭間に突入する所へと進行していきます。
第一章で述べた、信長の人望作りと人脈作りがここに出てきます。
それは少年期の信長の腕っ節の強さで、つまりは町の同類の不良どもを片っ端から喧嘩でのして、
そいつらを子分にして、更に勢力拡大を目指して、方々に、自慢の拳を振るい人脈を経て、自らの背中を手本とさせて人望を得た。そうして作り上げた信長勢は少数ではあったが精鋭でもあった。
一方、今川勢は三万とも四万とも言われる多勢であった。当時はまだ松平元康と名乗っていた徳川家康が今川勢にはいた。しかし、その松平元康は始めの打撃以外には、これと言って大きな動きを見せなかった。それ以外に今川勢の強力な攻撃はなく、それは諸刃の剣で弱いものであった。
とはいえ、信長は最終的に戦いに挑むまで、恐怖を抱いていた。その恐怖を抱いている所を、味方である家臣に見抜かれない事も信長の中では戦いの一つであった。
家臣らはみな、「籠城だ」「開城だ」と戦う前から、怯えていた。なかでも佐久間信盛は熱心に戦に反対をしていた。が、信長だけは、余裕ぶって見せていた。
そして、ついに信長は決戦を覚悟し、桶狭間へと向かった。
元々少数の信長勢の、中でも若い者だけが信長について、戦場へと向かった。信長は、途中、「人間五十年…」と敦盛を念じた。
桶狭間に突入する寸前に、それまで晴れ渡っていた空が、急に曇天になり、たちまち大粒の雨が降った。これは、通常であれば休戦、という状況であるが、信長の場合、通常は通常ではない。常識をぶち破ってこそ信長である。大雨の中、信長は桶狭間に突入をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 07:19:35
28487文字
会話率:22%
自己責任この言葉は諸刃の剣ですうまく使わないと大変な言葉になります
最終更新:2007-04-06 23:39:18
2055文字
会話率:47%
主人公「羽炎」は父の無念をはらすため、兵を引き連れ、敵地に向かう。しかしそこには残酷な真実が待っていた・・・。
最終更新:2005-03-19 14:30:03
4489文字
会話率:30%