目を覚ましたら知らない天井。
「嘘っ!?これってまさか転生?」
どうやら転生したらしい。
それも悪役令嬢と思われる人物に。
「目を覚ましたかリオナ。ルリカを突き飛ばそうとして自分が階段から落ちたそうだな!」
バンッ!と大きな音を立
てながら入ってくる男性。
その傍らには泣いている女の子。
泣いているはずの女の子の口元は笑っていた。
……あぁ。そう言うことね。
「……それが目を覚ました人に対する第一声ですか?」
というか、名前知らないんですけど貴方誰です?
その言葉を飲み込み笑顔で答える。
きっとこれは正解の答えではないだろう。
フラグ回収?
死亡回避?
眠りから覚めた娘に対しての第一声がその時点で好感度得ようとかそんなの心底どうでもいい。
そう思い冷たく接し続けた結果
「今まで本当に悪かった……。父親であり血の繫がりのある私だけはお前の味方でいなければなかったのに。お前のやりたいことは何でもやればいい、力を貸そう」
「今までの無礼をお許し下さい、義姉さん。僕が未熟なばかりに義姉さんを傷つけたことを」
公爵閣下や攻略対象である義弟
「幼い頃に公爵令嬢には酷いことを言ってしまった。皇族としてあるまじき行為だ……許してくれ、そして私にチャンスをくれないか?」
「貴方は……とても聡明な方だ。それを見抜けなかった私は愚か者だ」
「貴方を守るつもりはないと昔言ったことを撤回させてくれ。騎士に誓って死ぬまでずっと貴方を守ると誓おう」
同じく攻略対象である皇太子殿下、宰相、第1騎士団団長が許しを請い近づいてくる。
いや今更なのもあるけど、個人的には関わらないんで欲しいんですが?
私はヒロインでもないし、悪役令嬢の可憐な逆転劇をしたい訳でもないし、最早興味もなければ好感度も上げるつもりはないので、ほっといてくれませんか?
私は私のやりたい事をして自由に生きたいので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 22:44:17
3921文字
会話率:18%
【この世界の何もかもが嫌になったなら、ガソリンでも被って、私は自らに火を点けることができる。私は私の魔法で、私を殺してあげることができる。】
小指を立てるとほんのわずかな時間だけ火が灯る、それだけの魔法を使える一人の女性の話です。
最終更新:2024-03-28 18:29:03
794文字
会話率:29%
私は私の好きな男性がいる目の前で、他の男性に告白される!
キーワード:
最終更新:2024-03-22 03:00:00
1129文字
会話率:57%
私は私の好きな男性が好きな“女性”になる為に彼好みの女になる!
最終更新:2023-02-21 03:00:00
1859文字
会話率:52%
周りの目を一切気にしない私。
私は私の道を行く。
最終更新:2021-09-17 03:00:00
1455文字
会話率:24%
~聖女見習いの妹姫は辺境王子の求婚からお姉さまを守ります~
聖女だとか王族だとか、そんなことが誰かに愛される理由になんてならない。私は私だ。
最終更新:2024-03-16 13:25:35
102070文字
会話率:43%
そうして私は私を許したのだった。
キーワード:
最終更新:2024-02-22 00:49:17
322文字
会話率:0%
国を上げた救世の聖女探しが始まった。
王宮で薬師をしているアニエスは、懸命に聖女を探している教会の者たちをげんなりと眺めた。
「聖女様も大変だね」
一緒にいた花の精が困惑顔で言った。
「アニエスが聖女なんだけど」
「へ?」
まさか、自分が聖
女だなんて。
迫りくる聖職者の聖女探しの群れ。聖女の報酬は大金にドレスに宝石、更には王子との結婚!?そんなのいらない!私は私らしく生きたいんだから。
――この国の聖女は、大聖堂から出られない。そんなの、絶対に嫌だ。
崖っぷちのアニエスは腐れ縁の幼馴染みに泣きついた。
「じゃあ俺が貰ってやるよ。結婚するぞ、今」
婚約をすっ飛ばし、突然始まった偽装結婚。嘘で固められた新婚生活。
騎士団でも凄腕の幼馴染みとの結婚は、とても羨ましがられたのだけど。
近くなった距離も、少し甘い笑顔も、全部ウソ。
……そのはずだった。
これは鈍感聖女アニエスと、そんなアニエスを愛してやまない口の悪い幼馴染みの、偽装結婚から始まる愛の物語。
「さては私に惚れた?」
「っはぁ!?ふざけんな!」
二人のすれ違いは続く。
完結まで全36話執筆済み!完結まで毎日連投予定です!
ぜひ最後まで安心してご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 08:27:28
158955文字
会話率:53%
「私は私の顔が嫌い」
大学生の佐奈は、朝起きるたびにため息を吐いていた。大学構内でいやに目につくカップルに羨ましさを感じながらも、こんな容姿では恋なんかできないと、どこか諦めていた。ある日の講義。隣に座った美男子、悠木(ゆうき)と何故か話
すようになる。また、その日の帰り、ひょんなきっかけから悠木の友達の美女、花梨とも出会う。
自分の容姿に悩みながら、不器用な恋模様は交錯していく。自分の容姿に囚われずに恋がしたい。ただ、それだけを願って。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 18:17:24
5278文字
会話率:66%
私は気高き猫である。父も母もとても素敵な猫で、私の憧れである。そんな私を養う人間はどれほどのものだろう。私の両親のように立派な人間なのだろう、そうだ、そうに違いない。
私は私を養う人間のことを思い、期待した。
――まあ、そんな時
もありましたね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 22:26:54
4251文字
会話率:45%
昨今の不適切保育のニュースに、なんだかなぁとモヤモヤし、頑張る保育士さん達を応援したい!と思い書き始めました。
***
私は、藤澤月。職業、保育士。
不適切保育のニュースが世間を賑わせる中、理不尽な思いをしながらも毎日子ども達と向き合ってき
た。
けれど保護者とのトラブルで心が疲れてしまっていた、その時。
不良の事故により命を落としてしまう。
そんな私を不憫に思った女神様が、異世界への転生を勧めてくれたのだが、目が覚めるとまさかの我儘放題お嬢様に!?
まあとりあえず我儘放題は封印、私は私らしく今世を生きていこうと決意。
持ち前の保育スキルで子ども達と仲良くなって、家族の仲も良好に。
そうして楽しく暮らしてはいたものの、ただひとつ、婚約者のアルフォンスとの関係だけは頭を悩ませていた。
そんなある日、卒業生を祝うパーティーでアルフォンスが私に放ったのは、「貴様との婚約は破棄する!」というひと言。
そしてその傍らには、かわいらしい令嬢がひとり。
え、ひょっとして私、悪役令嬢ですか!?
遅れて気付く事態に内心慌てる私の前に現れたのは――――?
「君に決めた」
そしてその後告げられたのは、え、我儘お姫様の教育係ですか!?
***
現状を憂う元・保育士の侯爵令嬢が、ちびっこ達に慕われたり、悪役令嬢になったり、我儘お姫様の教育係になったりするお話です。
王子様にも気に入られちゃう恋愛要素も入れていきたいと思います。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 09:06:19
238673文字
会話率:33%
私はある日前世の記憶を思い出した。
朧げにありつつある前世の記憶を抱えながらも、このセックステットでそれなりに生きてきた。
リオン・マグダリセ、それが今の私。
前世の私とも神子様と出会う前の私とも違う。
今の私に作り変えて私を生かしてくれ
た方は、ラクナリューディ国の神子様だ。
だから私は許されない事を分かっていても、貴方を神子を誘拐する。
テオドラン・フォン・オルトロス様、世界を敵に回してでも私は私の為に貴方を。
貴方が望まない事でも、貴方に恨まれたとしても。
そうして私はこの世で最も尊い神の一族であり、神子である人を連れ去った誘拐犯になった。
誘拐犯である私と被害者である神子様と、あり得てはならない二人旅が始まる。
様々な出会い、様々な別れ、様々な体験、様々な事を知っていく。
そうして、知らされる筈のなかった事。
神子様に課せられる様々な選択。
選ぶ事の許されない事を私は選ぶ。それを知っている神子様は何を思い、何を選ぶのか。
ーー君は何処にだって行けるし何にだってなれるーー
それが私に与えられた神子様からの予言。
ならば私は貴方を生かすその為に、全ての敵にも全ての味方にもなって見せよう。
その先でただ貴方が幸せになってくれるのが、私への報酬なのだから。
さあ、この世で最も罪深き者へと至ろう。
誰よりも偉大な犯罪者と呼ばれた女の話。
そして何よりも神子様に信頼された、神子様の誘拐犯の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 21:00:00
8688文字
会話率:13%
九歳の時、両親を失った薄幸の公爵令嬢・シャーロット・ランスリーは思い出した。ここが、前世で読んでいた小説『明日世界が終わるなら』、通称『明日セカ』の世界であると――。その物語の中でシャーロットの役割は、『主人公』の当て馬。しかも幸薄い感じの
虐め役。そしてさんざん主人公を虐めていたくせに、最終的には主人公に心酔してしまう残念な子。ツンデレか。その上なんだかわかんないけど転生する時、自称神に訳の分からない命令をされていた。まあ聞こえなかったけど。
そして私がその命令に従う必要なんてひとかけらもない。断言しよう。『物語』も命令も知ったことじゃない。私は私の想うがままにしか私の人生は使いません。そんなの当然ですよね文句は受け付けませんよ、礼儀を勉強してから出直してはいかがだろうか自称神。
――というような主人公が繰り広げるあれこれ。完全見切り発車。更新は不定期になると思います……。
※※※2018/11/9より大幅加筆修正はじめています。大筋は変わっていませんが大分他者視点が増えています。今までブックマークしてくださっていた方は二年越しの変更で申し訳ありません(-_-;)※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 13:00:00
1560409文字
会話率:30%
いわゆる「中の上」の顔にうまれた美春の、まっすぐで、嘘偽りのない人生。私は私のために生きるをモットーに人生を歩む。しかし、社会人になり、思わぬ病に冒される。
生きることの力強さを実直に書いたヒューマンドラマ。
最終更新:2023-12-21 13:37:05
672文字
会話率:0%
特別な人は身近にいるかもしれない。
最終更新:2023-12-09 11:21:48
297文字
会話率:0%
親愛なる読者の皆様、こんにちは。どうぞ温かく見守っていただけますようお願いいたします。
私はこれらの物語を書くために長く遠くまで旅してきました
そして休むまでにはまだまだ旅の道のりは長い。
私は私が知っているすべての神と私の知らないすべての
神にお願いしました。
私の悲惨な仕事を終わらせるために助けを求めています、
「魔法が苦手なのに、なぜ私が半神なのか?」という物語
私は魔法を使って私の日記をあなたの言語に翻訳しました。
ですから、私がここに書いたことの一部を理解していただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 18:59:28
9102文字
会話率:4%
私の婚約者は、私の愛が足りなかったみたいだ。
平民の格好をして花屋で見つめ合う1組の男女。
プレゼントされた花束を抱えて笑う女性の相手の男性は、私の婚約者だった。
だから私は決心した。私は私の好きなようにやると。
彼が後悔しても、今
更もう遅い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 00:13:44
5502文字
会話率:32%
愛猫のクロと遊んでいた昼下がり、突然床が光ったと思ったら召喚された?!
沢山の知らない人に囲まれて怖くない訳ないじゃない!と威嚇したら、聖女のはずが魔女と呼ばれて攻撃を受けて…っ
そんな時現れたのは金髪碧眼のまるで物語の王子様な、自称魔王!
この自称魔王様に拐われて……?
仕方ないわね、私は私のために貴方の結婚をサポートしてあげるわ!
※こちらはR18版短編が同タイトルでムーンライトノベルズ様にもございます。
前半部分のみ同じで、後半は全然別物となっております。
※残酷描写は後半のある部分のみに対しての念のためになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 18:00:00
63742文字
会話率:43%
アルフェルミエ家直系嫡子の内の一人、シャルル・アルフェルミエにはある秘密がある。それは、「彼女は何度も何度も転生を繰り返している」と言うもの。
彼女は義妹と彼女の婚約者によって18の卒業パーティーの日に婚約破棄、無実の罪を着せられて投獄、そ
れから人目につかぬ場所で首をはねられて生命を落とすと言う残酷な人生を何度も何度も繰り返していた。
嫌気が差したシャルルは18の卒業パーティーの前に円満婚約破棄をし、義妹の本性を暴こうと大奮闘。
今回は恋愛なんてものは必要無い、私は私らしく生きていこうと決意したけど、何故かそれは上手くいかなくて……?
悪役令嬢×ざまぁ系のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 06:36:11
6478文字
会話率:25%
私は私と生きていく。
※実話要素として、素人が自殺志願者にアドバイスする描写があります。推奨するものではありません。現実では専門機関へ誘導してください。
※最終的に「生きる」に繋がる話ですが、自殺に関する物語です。何かしらの影響を受け
る可能性のある方は閲覧をお控えください。
あり得ないとは思うのですが万が一何かのお心当たりがある方、その節はお世話になりました。具体的な言葉などは全て創作としております。エッセイジャンルではありません。ご了承ください。あと見て見ぬふりしてください。
(この辺は活動報告で補足しています。)
※この小説は投稿サイト「カクヨム」「エブリスタ」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 11:14:59
7997文字
会話率:31%
生きることが苦しくて諦めた筈なのに目を覚ましたら異世界で三つ子の長女でした!?しかも女神達からの祝福で不老不死になったらしい…
前世の反動でイケメンは無理だけど恋愛は諦めきれない超恋愛体質次女と前世から引き続き痛いの大好きで研究者気質のド
M三女と娘たちにだけイエスマン過ぎるイケメン父との生活に早くも今世を諦めたいのに祝福で叶わないなんて…
とりあえず私も好きに生きてみようと思います。
他人は知らない。私は私の大事な人だけ大事に出来ればそれでいい。
好きなだけ図書室に籠って好きなだけお菓子を食べて…なかなか悪くないんじゃない?
なんて人生甘くない!?
母の最期の言葉の謎と転生した三つ子の共通点とは・・・?
これはせめて普通の人生が歩みたかった三つ子の長女のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 16:54:33
37122文字
会話率:65%
私、樹神御影《こだまみかげ》は現在地元の高校に通う17歳の女子高生だ。
……いや、だったという方が正しいかな。
ある日、見知らぬ家の見知らぬ部屋で目覚め、見覚えのない女性が母だと名乗り、王宮に行き王様にあって来いと言われ……って、私が
勇者!?何の冗談よ!!
見知らぬ街、見知らぬ人々、訳の分からない自分設定……ここは、私は……一体どうなってるの?
混乱する私の前に女神を名乗る妖精が現れて、私に勇者としてこの世界を救えといいだす。
ここは異世界で、魔王の所為で人類が滅びの危機にあり、それを救えるのは勇者のみ……混乱しながらも理解する自分の状況だけど……何で私が勇者なのよ?
世界を救う?冗談じゃないわ。
私は私よ、元の世界に帰れないのなら、この世界で自由を謳歌することに決めたわ。
もしそれを邪魔するというなら、神でも悪魔でも魔王でも相手になるわよ!……でも怖いから来ないでね。
これは勇者として異世界に召喚された女子高生の物語。
少女は世界を救う事が出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 08:00:00
540010文字
会話率:43%