とある伯爵が小さな小屋の中で亡くなった。魔法の使用痕なし、外傷なし、毒を用いられた様子もない。はたして彼は病死か、それとも誰かに殺されたのか?
好奇心旺盛な少年が、又従兄から聞いた話を祖母に語る―――。
最終更新:2024-10-31 17:16:52
9246文字
会話率:31%
「僕と君との距離」は、少年・夏輝と精霊の少女・マリーの心温まる物語です。
物語の主人公夏輝は、自然に興味を持ち、森の中を探検する日々を送っていました。ある日、彼は不思議な出会いを果たします。それは、森に住む精霊の少女・マリーでした。彼女
は人間との接触を避けていたため、最初は夏輝との接触に戸惑いを見せます。
森に足しげく通いますが、マリーに会うことができないという試練が夏輝に訪れます。諦めきれない夏輝は、必死に聞き込みをしたり、調べ物をしたりしながら、彼女の痕跡を探していきます。
夏輝の純粋な心に触れることで徐々に心を開いていきます。再会を果たし、自らの思いを伝える夏輝。二人は次第に親しくなり、互いの夢や希望を語り合うようになります。夏輝は環境保護に関心を持ち、マリーは人間世界について学びたいと思っています。彼らはそれぞれの目標に向かって努力しながら、愛情を深めていきます。
二人は互いに支え合いながら困難を乗り越え、成長していきます。
物語が進むにつれて、夏輝とマリーは自分たちの愛や夢がどれほど大切であるかを再確認し、それを実現するために共に歩む決意を固めます。最終的には、彼らの絆が森全体や村人たちとの調和を生み出し、新しい未来へとつながっていく姿が描かれます。
「僕と君との距離」は、愛や成長といったテーマを通じて、人間と自然の調和について考えていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 21:27:30
31046文字
会話率:43%
北條家領は騒乱に陥っていた。自警団を襲った先の事件が遠因だ。一夜にして突如現れた破壊の痕跡は、市民に動揺をもたらしていた。漠然とした脅威への不安が、予てより燃え続ける非市民への憎悪の炎を一層猛々しく躍らせ、抑圧と絶望が非市民を復讐へと駆
り立てる。
かつて、保安三課によって潰滅させられた非市民の犯罪組織「丙」の残党が北條家領に逃れ、今しも復活したとの噂が聞かれる。
――――――――
〈Chapter1.砂時計の殺人〉
富裕層を顧客にする弁護士団体「富貴人保護協会」に所属する美馬鹿之助が殺害された。美馬は能弁家として名声を勝ち得た人物で、非市民の排撃を訴える急先鋒だった。被疑者は都市の有力者の一人、吉田金吾。元々、二人は思想の近さも手伝って親しい中だった。ところが、吉田は最近になって心変わりが噂されており、意見の相違と吉田の娘、珠を巡る軋轢が犯行の動機と目された。
吉田は若い時分には按察官も務めており、その頃から築き上げてきた人脈は貴族と経済人に根のように張り巡らされている。開道家の混乱の後に新たに市長となった北條にとって、吉田の存在とその処遇がもたらす周囲への影響は相当な威力を有していた。他方で、非市民の対応に追われる按察官や配下の役人の中には美馬の主張を熱烈に歓迎する者もおり、専ら被疑者と見做されている吉田を何の根拠も無く放免することもまた不可能な情勢だ。
北條から解決を依頼された叶子は、背後にコアが関与している可能性もあると、炯とルーチェに話を持ち掛ける。吉田の変節、消えた娘、コアの気配――。真相を二人が追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 21:00:00
23222文字
会話率:55%
二章以降、一話目に前章のあらすじを載せています。
百年前、戦争があった。
後に「大陸戦争」と呼ばれるそれは、様々な種族の立場を変えた。
大陸全土を巻き込んだ戦争は、百年経っても様々な所に爪痕を残している。
上野 勇一は異世
界転生者だ。しかし彼は何故転生することになったのかを知らない。自分は向こうで死んだことは漠然と覚えているのだが、その死因すらも思い出せなかった。
保護された村に受け入れられた彼は、自分に隠されているという「強大な力」の正体を知るために旅に出ようとする。旅先で出会う者たちとの関わりを通じて、自分は何者でありたいかを見つめ、そうであり続けようと足掻くのだった。
ヴィヴァルニアと黄金同盟、戦争と陰謀、やがて勇一は大きな歴史のうねりに飲み込まれて行く。
全ての者が魔法を使えるこの世界で、上野勇一はどう生き、何を成し遂げたのだろうか。
五章執筆中です
作者Twitterにて時々、世界観の補強を投稿しています。
朝久のページ https://twitter.com/ASAHISA_narou に飛ぶか
#世界観を補強する で検索して頂くと、ちょっとしたお話を見ることが出来ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 20:03:10
686148文字
会話率:48%
スキル「神経侵犯」を得て、異世界に召喚されたサブカル探偵:天野川遊理。
召喚師の父を持ち、魔術の痕跡が視える令嬢:カトリーヌ・フロスト。
運命の悪戯で巡り合った2人の少女は、探偵と助手の契約を交わす。
遊理は自分が殺された惨劇の真相を暴く
ため。
カトリーヌは父にかけられた呪いを解くため。
旅に出た2人の行く手を阻む、超自然的(ファンタジー)な事件の数々。王族暗殺を狙う革命連合、暗躍する魔王軍残党。賢者率いる執行機関に、散り散りとなった伝説の勇者一行。それぞれの思惑が重なり合い、事態は王国を揺るがす陰謀へと繫がってゆく……。
謎を解いても死んだら終わり。智略を巡らせ場を制し、剣と魔法の脅威に立ち向かえ!
少女たちの「命懸けの探偵活動」を描く、異世界バトルミステリ、ここに開幕!!
★本作品は、章単位での公開を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 19:06:29
104598文字
会話率:40%
この世界は異世界に侵攻されている。数百年前から突如として出現したダンジョンと呼ばれるようになるこの世界と異世界との繋がりに付随して現れるようになった、不思議なエネルギーに能力を持つ者達。
その力を持つようになった者達が異世界からの侵攻者
達を退けるようになり、今現在は拮抗した戦いを繰り広げている。
そしてその混沌とした現代に生まれ落ちた俺は、異世界からの侵攻を防ぐ英雄達の一人、ダンジョンブレイカーの一人として、使命を果たすために戦い続けている。
俺は与えられた使命を果たすために、ダンジョンを破壊し続ける。そう、託された意思を俺が代行するため、俺が満足いく生き様を遂げるために………。
この作品はカクヨム、アルファポリスでも重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 19:00:00
14346文字
会話率:21%
「暗闇姉妹」
人でなしに堕ちた魔法少女を始末する者を、人はそう呼んだ。
いかなる相手であろうとも、どこに隠れていようとも、一切の痕跡を残さず、仕掛けて追い詰め天罰を下す……のだが、そんな彼女たちも戦いが無い時はそれぞれの日常を過ごしています
。時にはシュールで、時には笑いを誘う彼女たちの日常を、一緒に覗いてみませんか?
※本作は『天罰必中暗闇姉妹』のネタバレが含まれます。
簡単なキャラクター解説
村雨ツグミ:身長145cmの小柄なお姉さん18歳。とある理由により、壊れた物を治す能力を持っている。
鷲田アカネ:身長170cmのでかつよイケメン少女16歳。炎の魔法少女グレンバーンに変身して戦う。
和泉オトハ:ショタに見せかけてアカネと同級生の少女。暗闇姉妹の頭脳戦担当。
中村サナエ:どんな人物にも変身できる、変な女の子。
西ジュンコ:人でなしに堕ちた魔法少女を始末する魔法少女、暗闇姉妹の元締め。未成年を殺し屋にしている悪魔のような女だが、実際悪魔である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 08:30:00
5839文字
会話率:67%
舞台は、太平洋に面する比較的温暖な気候の浜通り。24年8月、医学部2年の神咲彩人は実家のあるいわき市へ約1年ぶりに帰郷する。
昨年春先に同市を襲った3月の隕石雨・通称MM災による傷跡もすっかり落ち着いたように見える中、帰省したばかりの彩人家
を警官が訪れる。
限界集落も同然なれど、盆準備に追われる片田舎に突然降って湧いた猟奇殺人事件。見た目には失せたように思う事故の爪痕が、不穏なタネを引き連れ今芽吹く!
果たして、彩人はジコの因縁を断ち切り真相に辿り着くことができるのか!?
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*この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件等とは一切関係ありません。
なお、本作は他サイトにも掲載しています。お好みのサイトからどうぞ!
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817330654412823062
エブリスタ→ https://estar.jp/novels/26082351折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 21:00:15
107724文字
会話率:29%
夏休みを利用して近くの島々を巡ってみようと、カヌーで友人達と海に乗り出して3日目の事。夕食のおかずを取りに海に潜ったのだが、獲物を取って浮かんだ場所は、見たことも無い場所だった。
近くに島も見えるんだが俺の知っている海ではない事は植物を
見ただけで直ぐに分かる。思わず海中を見ると、さっきまでは岩礁に海草が付いてたんだが、今はサンゴが一面に繁茂している。
ひょっとして、友人が話していたワープとかいうやつなのか?
早くに人を探して、日本に帰る手立てを考えなくちゃな。結構きれいな風景だから、カヌーでうろついてれば、観光船が見つけてくれるかも知れない。
次の日の昼下がり、とうとう他の船を見付けた。何と外輪船だぞ。
だけど、観光船とはちょっと違うような気がする。それでもカヌーを近づけていくと……。こんな感じで始まる物語です。
海人がニライカナイで亡くなって20年ほど経った時、再び千の島の海域に2人の男女がやってきました。
海人の助けを借りて平和なネコ族の国を作っていたネコ族ですが、それなりに課題はあるようです。
それに、近頃海に色々と異変が起きているようです。
アオイ達が亡くなって数十年後、1人の少年がニライカナイに迷い込みました。
ネコ族の平和な暮らしが続く中での新たな来訪者の出現は、どのような変化をニライカナイにもたらすのでしょうか。
追伸
夏が来ると、書きたくなるんですよね。生温かな目で見守ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 21:15:26
2687801文字
会話率:31%
在日米軍の横田基地の友好際で盛り上がる中、カリバー中将が遠征から戻って来る。焼け焦げ、無数の銃痕が目立つジープが門前に展示されているのに気づき、カリバー中将が確認する。運転席と助手席には大人と子供の形をした焼け焦げた跡と溶けた玩具の指輪と手
袋があった。カリバーが兵士に問い詰めると、兵士は戦争の悲劇を訴えている為にマキナ大佐が展示を提案したと答えた。カリバー中将は娘が何を考えているのか分からないと呟いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 18:59:06
2279文字
会話率:47%
ある夏の早朝。警察からの電話で白河由弦が告げられたのは妹・六花の死亡だった。
友人との二泊三日旅行を楽しんでいるはずの彼女に何があったのか……混乱する由弦に追いうちをかけるのは、遺体に残された明らかな他殺の痕跡、刑事の「事件と自殺、両方の視
点から捜査している」という返答、そして後日の偏向報道……絶望の中、由弦は自らの手で妹の死の真相を掴み取る決意をした。
追い求めるのはただひとつ――なぜ白河六花は殺されたのか?
******
文学フリマ福岡10にて新生ミステリ研究会のブースに置いています!
お時間ありましたらぜひ足を運んでください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 00:00:00
101300文字
会話率:63%
めらめら燃えるきめらが燃える京の町できめらが燃える
読み方:れきしさるくらいりす
EDENシリーズ 京都編
1週間に一人ずつ発見される遺体は、猿と虎と蛇に傷つけられた痕があった。出向いた京都で猟奇殺人事件に巻き込まれる伝説の名探偵こと陣内
千色(ちーろ)。噂を聞きつけた京都府警に捜査協力を求められるが、そこには任意で引っ張られた岡田真三(しんぞう)の姿が。京の町を跋扈する”鵺”を捕まえるべく、臨時の相棒を組む二人。
陣内探偵2番目の事件。鬼立(キリュウ)が左遷された曰くつきの事件とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 11:40:00
41942文字
会話率:38%
就職氷河期がリカバリーしていく物語である
主人公は、就職氷河期の影響で一度も働いたことのないニートとして長い年月を過ごしていた。彼は日々の生活に絶望し、未来に対する希望を見いだせず、ただ虚無感に支配されていた。朝起きることさえ辛く、何の
ために生きているのか分からない日々が続いていた。
ある日、主人公の運命は突如として変わる。予期せぬ死因で、彼は命を落としてしまう。しかし、次に目を覚ましたとき、そこは見知らぬ異世界だった。初めて見る光景と異質な空気に驚きながらも、主人公は自分が新たな世界に転生したことを悟る。
主人公は、この新しい世界で過去の自分を乗り越え、何かを成し遂げることを決意する。かつての無力感や失望を振り払い、彼は新しい挑戦に立ち向かう覚悟を固めた。しかし、この異世界もまた、平穏とは程遠い状況にあった。
その世界は天変地異に見舞われ、大地震の爪痕が至る所に残り、異常気象による冷夏が続いていた。農作物は不作に次ぐ不作で、村は荒廃し、住民たちは希望を失っていた。主人公は、この絶望的な状況の中で、自分に何ができるのかを模索し始める。
かつての生活で得られなかった意味や価値を、この異世界で見つけ出すことができるのか。主人公の新たな冒険が、ここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 00:00:00
245531文字
会話率:36%
かつて創造神は言った。「光あれ」と。
そして光が生まれた。と同時に影ができた。創造神の失態である。
光は善神に影は悪神へと変化していった。両者は互いに憎み合うようになり宇宙は混沌に陥った。
創造神は言った。「なんか思てたんと違うな。せや
!君らが仲良くするための場所作ったる」と。
そのようになった。これが後に地球と呼ばれるガイアである。
しかし、生まれたばかりのガイアは赤く燃え上がるだけの死の星だった。
創造神がふんっ、と力を込めると火は大地に潜り地上では緑が生い茂り生命溢れる青の楽園となった。
創造神は言った。「ここは楽園やさかいケンカは絶対に御法度や。んじゃ、ワシ疲れたからしばらく寝るわ」と。
創造神はお休みになられた。
それから暫くの間は平穏が保たれていた。
ある時、悪神が言った。「なんか最近つまんねぇな、よし蛇使って人間たぶらかしたる」と。
そのようになった。
堕落した人間は楽園から追放され、善と悪の戦争の火蓋が切って落とされたのだ。
結果、楽園は失われた。
時が経ち創造神は目覚められた。
創造神は唸った。「なんなんこれ、何してるんや君ら……え、悪神が先に手出したん?しゃあない、悪神懲らしめたろか」と。
そのようになった。
結果、物質世界で一方的な不利を強いられていた善神サイドが持ち返し悪神サイドが追い詰められていった。
………
………………そして、世界に平和は訪れなかった。
人の世はいつだって激動の時代を迎えてはその都度、力ある者によって切り拓かれてきた。
時に英雄が、覇王が、賢者が生まれては歴史に爪痕を残し時代を、天を動かし消えていった。
そして飢餓、疫病、戦争を克服しつつある現代。
ある少女がいた。
その身に大いなる天命を宿しこの世に生を受けた者である。
幼い頃から母と二人で暮らし決して裕福ではなくとも幸せに暮らしていた。しかし母は他界し少女は一人取り残されてしまった。
なぜ人は生きるのか、幸せとはなんなのか、死とは救いたりえるのか。
これはある少女が出会いと別れを通じ世界の理を暴く断章を紡いでいく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 22:51:43
2206文字
会話率:22%
終焉戦争を終え幾千年。
今だその戦争の爪痕を残しながらも、天界の住人たちは現界に呼び出される悪魔達と戦い続けていた。
そんな中、老勢の天使たちが下す命令に従わず、己が主神の復活だけを夢見る天使がいた。
終焉戦争前からいるその天使は、『
現天使長』から「秩序を守るため」と新たに編成された部隊『現界守衛第八隊・隊長』に任命され、現界守衛隊第一隊が守護する『日ノ本』での活動を余儀なくされた。
しばらくして、悪魔に憑かれた人間がその土地の『土地神』へと牙を剥き、襲いかからんとするのを防ぎ、見事に悪魔を撃退した天使はその土地神にいたく気に入られる。
土地神はその天使と共に日ノ本に蔓延る悪魔を根絶しようと無茶を言い出すが、己が主神を復活させる為と自分に言い聞かせてしぶしぶながらもそれを承認してから早百年。
徐々に活発になりゆく『悪魔の軍勢』への対策議会が行われることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 23:38:24
858484文字
会話率:44%
聖なる山がそびえる国、聖コーランド王国の第一王女は妹から虐げられていた。この国では聖痕をもつ者が稀にいて、聖痕をもつ者の周りでは幸福が訪れると言われていた。そして、王家に聖痕をもつ者がいれば、国が繁栄すると言われており、妹は聖痕をもって生
まれた。その為妹ばかりが両親からも弟からも、更には使用人たちからも可愛がられ、第一王女アリーチェは放置されていた。そんなアリーチェをことあるごとに妹は虐げてきた。アリーチェを聖痕なしと言ってバカにし、またアリーチェの物を無断で奪っていく。それを見ている誰もがとめはしない。それでもめげずに明るく育ったアリーチェの側には愛猫がいた。愛猫がいたから真っ直ぐ成長できたとアリーチェは思っている。
そんな中、隣国、フランディー王国から王太子の結婚相手として、婚約の申し込みがあった。その手紙は王女のうちどちらか、という曖昧なものだったが、聖痕ありの妹が候補になることはない。妹は入り婿をもらい、国に繁栄をもたらす存在なのだから。家族からも国民からも愛される自分は選び放題だし好きな男性を選ぶからと、アリーチェに政略結婚として隣国へ嫁ぐようにいう。そして顔合わせは、コーランド王国の建国祭の舞踏会で行われた。次の日無事に王都の大聖堂で婚約式を行い、一年後に結婚式を行うことが決まる。だが、美しく気品に溢れた王太子に一目ぼれした妹が婚約を譲れと言ってくるようになった。しかし、両親も国を繁栄へと導く妹を手放したくはないと思い、結果やはりアリーチェが嫁ぐことになったのだが、そんなアリーチェが許せず妹の行為はエスカレートしていく。流石に身の危険を感じたアリーチェは、わずかな荷物とお金を持ち、そして愛猫を連れて王城を脱出し、婚約者のいるフランディー王国を一路目指す。様々な人と触れ合いながら、唯一自分を選んでくれたフェリクスの元へと向かうのだった。
やっとの思いで辿り着いたフランディー王国では歓迎され、結婚式までこのまま住めば良いと言われる。好待遇で受け入れられ、また王妃に可愛がられ幸せを感じながら過ごしていたが、フランディー王国にいることを知った妹が、自分ができないことをアリーチェがするのは許さないと言って一緒に帰るように勝手に婚約解消の書類を作り乗り込んでくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 09:36:48
67871文字
会話率:38%
先に出した『聖痕』の対です。
ちょっと皮肉だけど、結果はポジティブです。
これも物語『魔物資源活用機構』の補足用です。
キーワード:
最終更新:2024-10-03 19:29:57
615文字
会話率:0%
思いを違う視点で見ると違うという、そうした内容です。
ネガティブですので、苦手な方はご注意ください。
物語『魔物資源活用機構』の補足用です。
キーワード:
最終更新:2024-10-03 18:34:43
500文字
会話率:0%
――――思い出して。
【ざっくりあらすじ】
朽ち果てる筈だった金属の塊が剣と魔法とロストテクノロジー香る世界を旅する話。ロボ娘はいいぞ。
【じっくりあらすじ】
遥か昔、とある戦争。高度な人工知能を備えた機械人形と呼ばれるβ-3型
改"ライン"は、命令によって敵地に潜り込む。そこで出会った人物に拾われ、その人物の家に住むようになったラインであったが、ある日、目の前の人物を殺すよう命令を受けてしまう。しかし、プログラム通りに命令を実行しようとした寸前、自我を確立してしまい、家族と自分を呼んでくれたその人物を殺すことができなかった。
裏切りによる逃亡の果てに、他の機械人形による攻撃によって甚大な損傷を受け、機能を停止したラインは長い年月を経て再起動する。しかし、目覚めた世界からはかつての科学文明は消え去り、僅かに遺物としてその痕跡が残るのみ。戦争を知っている人間は、誰も残っていないのだった。
ロボ娘はめっちゃいいぞ。
*出来次第公開するうえ、内容が基本無いよう(?)なのでちょこちょこ後付けしまくります。見てください最初の方の文章レベルを……。さらに、恐ろしいほどのガバ設定見直しのために大幅改定を行うことも辞さない構えです。訴訟は受けない。
次話(35話)進行度……100% 2/18時点
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 14:20:00
269977文字
会話率:53%
主人公、『無納恭二(むのうきょうじ)』は、仕事であまりに無能すぎるため、毎日のように職場で怒鳴りつけられていた。
つらい。苦しい。自分の無能さに苦しめられる日々を送る恭二は、仕事帰りにうっかり赤信号を渡ってしまい、車に轢かれて死んでしま
う。
そして気づいた時には、彼はロリなエルフの姿で異世界に転生していた。
転生した先は奴隷商人の檻の中。服も体もボロボロで、なんと背中には大きな火傷まである有様。
見栄えの良さがウリのはずのエルフに大きな火傷痕ということもあり、転生した先ですら『無価値の愚図』扱いされていた彼女を買い取ったのは、新しいメイドを求めてやってきた錬金術師の青年だった。
青年の屋敷でメイドとして働くことになった主人公は、少し変わりものだけど優しく賑やかな主人やメイド仲間に囲まれて、次第に幸せになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 15:23:08
2382文字
会話率:21%
それぞれの話どうしにつながりはない。
もしかしたら似ているだけで世界すら違うのかもしれない。
最終更新:2024-10-01 01:00:00
15036文字
会話率:45%