四季のある国、リュフェスタ。
世界の宝石と謳われる国は危機に瀕していた。
長過ぎる冬が、人々から生きる力を奪っていくのを目の当たりにして、王は勅命を発した。
--冬が終わらない理由を解明し、季節を春へと巡らせよ。--
その勅命に、ある女
性たちが応えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-16 01:05:16
11183文字
会話率:44%
冬から春へと季節がめぐらなくなった国。
そこには人々の心から生まれた闇(やみ)があったのです。
2人の兄妹が女王のもとをおとずれ、そして、季節めぐる塔へ。
小さな紡(つむ)ぎ手のつづる言葉が、みなさんにもとどきますように。
冬の童話祭2
017出品作品です。
※文字数が約1万9000文字とあるのは、多めにルビをふったからです。
※「うさぎの森」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-18 12:15:26
16303文字
会話率:29%
冬の童話祭という、サイト内企画で用意されたあらすじに添ったお話です。
『四季を司る四人の女王サマ。
春の女王サマ、夏の女王サマ、秋の女王サマ、冬の女王サマ。
女王サマが塔にこもる間が、女王サマの冠する季節となるのです。
春の女王
サマが塔にこもると、その間は季節は春。
夏の女王サマが塔にこもると、その間は季節は夏。
というふうに。
しかし、あるとき、冬の女王サマが塔にこもったきりになる自体が起こり、"冬"が長引き人々は困り果てました。
そこで、困った王様は御触れを出しました。
冬の女王サマを塔から連れ出し、この長い冬を見事終わらせ、春へと繋げたものには褒美をやろう、と。
正し、冬の女王サマが、二度と塔にやって来ないような自体は避けるべしーー』
そんなあらすじが用意されていて、その上で自由に物語を書いてくださいとのことです。
詳しくはトップページの帯知らせからご覧ください。童話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 15:27:14
2504文字
会話率:21%
群雄割拠する三国志の時代の中で自らの王朝を築いたという超レアな存在でありながら、無能・無知・人望なしとまったく評価されていない【袁術】にスポットを当てたお話です。
袁術活躍の期間の細かい歴史は闇の中です。なので自称「三国志マニア」な私が
、マニアックなわき役たちにも活躍の場を与え、勝手な解釈のもとにお話は進んでいきます。
(それでも、なるべく実在のお話に近い形にしています)
仮想的な場面も多く、他の英雄ファンの皆様には納得できないシーンも出てくると思いますがご勘弁を。(あの武将はあの武将が倒したはずだ!とか。あの武将はこの軍にはいなかったはずだ!とか)
寛容なお気持ちで読んでいただければと思います。
第1章 反董卓連合は・・・「汜水関の戦い」孫堅や周瑜、関羽や張飛、趙雲に呂布が大活躍。
第2章 そして寿春へ・・・「連環の計」「潁川の戦い」董卓旗下の李傕や李儒、牛輔のほかに荀彧や公孫越、呂蒙や太史慈などが登場します。
第3章 蠱毒・・・ 「徐州大虐殺」「呂布の旗上げ」いよいよ曹操や劉備も本格的に登場です。
第4章 帝位・・・ついに袁術が皇帝に!?新国建国の背景や語られることのなかった建国の秘密が明らかに。果たして袁術は本当に吐血して病死したのか・・・最終章になります。
2018年7月よりAmazon Kindleにて「三国志 黎明期 袁術・異聞伝」として、完全版を発売中!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 20:57:43
418109文字
会話率:32%
青鹿 黎一には、幼い頃から永遠への憧れがあった。
それは小さな日常の不変から、不老不死まで、高校生活三年目を迎えても変わらない、一種の宿願だった。
この春休みまで恋人であった佐藤 葵とも、それを原因として別れたが、佐藤に友人関係のまま隣に
いると宣言されてしまう。だが、宿願と相反するが故に、別れを選択した青鹿にとっては予想外の事であった。
新学期を迎えて、唯一の友人である澤村 丹波に相談するも、現状維持以上は望めそうにない。そんな時、転校生である早乙女 玲杏が、永遠という言葉に異常な反応を見せたのを目撃する。
その源泉を知りたいと願う青鹿は、親交を深めるために早乙女と接触するが、図らずも佐藤との一件に協力してくれるという約束を取り付ける。どこか彼女も歪であり、何時しか二人は協力関係を結んでいた。
そんな日々が続いたある日、青鹿の靴中に『汝は人狼なりや?』と書かれたメッセージカードが入れられる。実在するゲームをなぞる様に、佐藤、澤村、早乙女と悪戯が続いたが、青鹿には心当たりがあった。
佐藤を溺愛する後輩、犬迫 優女子である。
犬迫には人狼を体現する力があり、その力を以て青鹿に制裁するのが目的だったらしい。その制裁が正当なものだと、青鹿は命を手放そうとするが、それを助けたのが吸血鬼であるという早乙女だった。
早乙女は、永遠続く命に飽いた吸血鬼らしい。
永遠が確かにそこにあると知った青鹿は、佐藤と早乙女、二人と約束を交わす。佐藤には一年をかけての決着を、早乙女には一年をかけた青春の謳歌を──奇しくも、その約束は一年の青春を約束するものだった。
一部譲渡という形で吸血鬼の力を得た青鹿は、再び犬迫と対峙し、早乙女の協力の元、和解に遭ぎつける。
青春への一歩を歩み出した二人は、自身の気持ちに気付いてしまう。
青鹿はこの慌ただしかった非日常に。早乙女は非日常の中にあった出逢いに。
私は恋をして──俺も恋をしたのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 09:09:04
75739文字
会話率:69%
今にも脱糞しそうな肛門を懸命に堪えながら、彼は多摩川沿いの遊歩道を歩いていた。覚束ない足取りで道を右往左往し、頭のなかで近隣の公衆トイレの場所を懸命に探っていた彼だが、その行為に集中し過ぎていたからか、道端に落ちていた犬の糞を気付かずに踏ん
でしまう。そしてさらに偶然が重なり、彼の頭に鳥の糞が落下する。上下を糞で挟まれたことで微弱ながらも身体が圧迫され、そのささやかな圧力によって固く閉ざしていた彼の門が厳かに解放され、彼は道端で豪快に脱糞する。虚脱して昇天せんばかりの心地を味わい、春へと向かう景色のなかで着々と糞に塗れていく。しかし思い起こせば、彼は出生のその瞬間から力み過ぎた母親の糞に塗れていた。そのように糞を排出するほど蘇ってくる記憶を遡上する彼は、その意識を様々な形に変貌させ、自らの人生の再構築を始めたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-12 16:00:00
10033文字
会話率:10%
とある田舎の郵便局員。
大都会東京での運命的な出会い。
季節はゆっくりゆっくり春へと向かう。
最終更新:2015-02-07 09:38:43
18567文字
会話率:34%
西野頼宣は就職活動に苦戦していた。
そんなある時頼宣は大学であるメガネの似合う女の子に出会った。
その子に連れられて謎のサークルに連れて行かれてしまう。
この出会いが頼宣の青春劇を開幕させる。
最終更新:2014-05-31 00:01:57
3587文字
会話率:40%
寒い冬は次第に暖かい春へと変わっていく…
春雪異変から一年がたち、また幻想郷に春がやって来た。
最終更新:2014-03-24 14:04:53
3589文字
会話率:67%
『英雄探偵の約束』http://ncode.syosetu.com/n5862bk/ 第二弾。
朧凛名を巡る三つ巴の戦いから二か月。
父親を見つけるカギたる彼女を手に入れた時雨だったが、待つことが性分ではない少年は裏切りの傷心の中両親
と大切な仲間たちの手掛かりを探していた。
しかし容易ではない捜索は難航。ふりだしに戻っている事実に苛立つ日々が続いていた。
そんな折、現れた一人の男。
幽鬼のごとく長く濡れた黒髪と、闇夜の猫を思わせる〔黄金の瞳〕の少年。
クロアと名乗ったそれは、時雨の目の前で桜夜と飛鳥を奪い去る。
彼の異名は、〔死神怪盗〕。
熊切や波崎ですら相手をしたくないと言わしめた稀代の奇人が不和を呼び、時雨を窮地に追いつめる。
デフォルト窮地の英雄探偵、お料理担当竜神少女、怒ると怖いぞ正義超人、奇人にモテる桜色の女、謹慎中ですロボット二重人格、なんでもいいからとりま戦わせろ侍少女、崇めよトイレの神様すら盲信者・死神怪盗。
トドメのスパイで笑いと恋と痛みのある青春へ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-02 21:15:52
3734文字
会話率:41%
房総半島沖から南東に約百キロメートル地点に創設された海洋メガフロート、隔離都市「アルカディア・プレーン」に存在する学生たちの青春への謳歌。高等学校と大学校が併合された学び舎を、二十歳になった五年生の新堂圭護は静かなる怒りをもって蹂躙する。
立てば災厄座れば暴動歩く姿は毒の華と揶揄される(からかわれてる)彼がもたらす結末は常に割と最悪。だがそんな彼よりも酷い人間が跋扈しているのがここの日常。彼は最愛の家族と自分の居場所を守るために、渋々重い腰を上げることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-06 06:00:00
8825文字
会話率:44%
冬から春へ。巡る季節の喜びを歌った詩。
最終更新:2013-03-06 19:19:02
271文字
会話率:0%
高校1年生の木内仁は入学式の日、隣の席に座っていた子に目を奪われる。そこから始まる悲劇と喜劇。色んな意味での変態達に囲まれて過ごす毎日は、青春の日々と呼べるのだろうか。青春ドタバタ変態ラブコメディ。
最終更新:2012-09-26 00:59:38
48273文字
会話率:52%
ストイッパー
英語で(剥ぎ取る)を意味するストリップ
に由来する言葉である。
ようは、ストリップショーに出演する
女の子のこと。
小さなランプだけで照らされた室内。
曲に合わせ、自分の身体を
誰かも分からない人にさらけだす
たださら
けだすのではない。
身体のライン
一枚脱ぐタイミング
表情の一つ一つ
すべてに気を配り、己の身体を
売りにする。
それが、私が選んだ道。
"ストイッパー"
18歳になったばかりの春
その単語さえ知らない平凡な女子高生
"あゆ"が様々な出会いを経て"もも"となる
までの記録と、現実にある汚い世界のお話。
ストイッパーをきっかけに
売春へと足を踏み入れるあゆ。
あゆという名の私はもういない。
私は"もも"
お金への欲望にまみれたももの
行く先とは...
最愛の彼氏、はるとの関係はいかに...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-08 22:59:58
932文字
会話率:17%
春に出会って、春に終わった
過ぎた時間は取り戻せないけれど
わたし達には未来がある
ねぇ、笑顔で別れよう?
きっとこれからは、笑ってばかりじゃいられないから
最終更新:2010-04-30 22:34:19
216文字
会話率:34%
雨の日の夕暮れ、尾道の街で二人は出逢った。穏やかな暮らしの中で、誰にも言えない片親の寂しさを抱えた萌子は、同じような寂しさを漂わせる臨時教師・久志に惹かれてゆく。ぎこちなく、不器用に、その距離を縮める二人……。そんな二人のあいだに立ちはだか
るものとは。秋から春へと、移ろいゆく尾道の風景の中で繰り広げられる、切ない恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-27 09:59:03
271438文字
会話率:45%
由美のマサヒロは一体ダレ?由美から受けた報告に焦る「俺」。大学生活最後の冬から春へ。就職活動中に起こった一騒動。
最終更新:2008-10-02 14:56:54
9304文字
会話率:66%
園田葵は幼なじみの椎元沙也夏に恋をしていた。ところが大学3年の春、突然沙也夏は失踪してしまう。閉ざされた密室の中から。残されたのは沙也夏の恋人、池田俊英の死体。鍵を握る沙也夏は、事件に巻き込まれたのか、それとも犯人なのか。葵は沙也夏を探す決
心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-04-08 17:02:59
1887文字
会話率:9%