大好きな彼は私を助けようとして車に魅かれてしまった。
後追いしようと考え続けて。
でも、死にきれない。
それから悪魔にであったり、その悪魔と仲良くなったりして。
だけど私は相変わらず彼を愛してる。
死んだら、とびっきり笑えるように。
最終更新:2013-02-12 22:11:43
4181文字
会話率:37%
「あたしは赤眼のセンリ。芸を売って生計(たつき)に変える芸人さ。まったくこの前は差配屋のサジの野郎に一杯食わされて柄にもない功徳を積んじまったが、はてさて思いがけないことにそれでちょいとした面倒なもんが引っ付いてきやがった……」
女芸人『
赤眼のセンリ』が“こちら”と“あちら”の境目で妖しく魅せる、幻想活劇第二弾!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 00:24:53
8201文字
会話率:53%
愛し合っていた勝と留美だが、結婚式の前日、勝は女性を助けようとして殺されてしまう。勝に会いたい留美は、勝の死の一年後、後追い自殺をしてしまう。ところが、勝は殺されて天国に、留美は自分を殺したために地獄に行ってしまった。七夕の日に天国と地獄の
再会パーティーが催されることになった。天国の勝はそのままだが、地獄の留美の顔はゾンビの様に醜くなり、腐敗臭を発していた。そんな姿の留美は勝に会って嫌われるのが怖く勝に会えずに三年間、勝の前に顔を出さなかった。一方、勝はパーティーに顔を見せない留美に自分を愛してないと思い、気持が留美から離れていった。すれ違う二人、七度目の七夕の日、二人の愛は結ばれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-30 19:15:20
75198文字
会話率:39%