「堕落した聖女なんて我が家には必要ない!!」
聖女のクラスを与えられたにもかかわらず、神聖スキルが使えない“堕聖女”になってしまったアリシアは、父によって実家から追放される。
だが、彼女に与えられたユニークスキル<省力化(セイ
ビング)>は、
あらゆるスキルを「無詠唱、かつ魔力をほぼ消費せず」に使用できるチートスキルだった。
その力を得た彼女はモンスターを簡単に倒せることに気が付き、
「のんびりモンスターを倒して、ダラダラ生きていくッ!」
と、そう決意する。
だが、“惰聖女さん”の願いが届くことはなく――――
なぜか皇太子様を救ってしまい、ドラゴンから街も救ってしまい、
気が付いたら英雄に祭り上げられていた。
「わたしは、ただラクして生きたいだけなのに!」
これは――無自覚に人々を救い、無自覚にざまぁしてしまう惰聖女さんの勘違い冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 12:16:32
25867文字
会話率:28%
伯爵家の家の長男であるルークは、適性の儀で<耐える者>という外れクラスを授かり、実家から追放される。
さらに腹違いの弟で<聖騎士>のルードによって、森の奥に置き去りにされたり、修行と称してメッタ斬りにされたりする
が――
ルークは、ダメージを受けるほど経験値を得られる<身体学習>、
受けた攻撃スキルを自分の者として獲得する<危機学習>といったスキルを持っていたため、ルードにイジメられるたび強くなってしまうのであった――――
「父上も弟も、僕が強くなるために協力してくれてありがとう!」
ドM全開で、自ら進んで攻撃を受け、悦(よろこ)びながら強くなる。
そんなルークは<勇者>として
アル中の王女様と、ギャンブル中毒の惰聖女(だせいじょ)と共に、
異世界から侵略してくる<魔王>たちとの戦いに身を投じることになる。
この男、ドMにつき、最強。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 15:52:55
36167文字
会話率:26%
「ヴィルシーナ・サンチャリオット。君との婚約を破棄する」
──そう言われてウォーリック公爵家から追放された伯爵家令嬢のヴィルシーナは、気がつくと海へと来ていた。
そこで親が宿屋を経営するバーラムと出会う。家に帰るのが怖かった彼女は、彼の
宿屋に住み込みで働くようになるのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 22:07:13
4378文字
会話率:46%
登場魔術師、全・員・変・態!
(注.一部変態でない魔術師も登場します。ご了承ください)
落ちこぼれ魔法使い【ネク】は、実家から追放され【ライプニッツ魔法高等学院】に追いやられることとなる。一か月も持たないと思われていたネクだが、追放の
タイミングで【『痴』の魔王グレゴール】の魂と共に強大な魔量を手に入れる。
「魔術師たるもの変態たるべし」と言ってのける校長を擁する魔法学院で、ネクは様々な【性癖】を持つ【美少女】達と共に魔術を学び、『魔術』と『性癖』の深淵へと足を突っ込んでいくこととなる。
変態という概念の【コペルニクス的転換】が起きるかもしれない学園魔法ファンタジーが、今始まる!
注.R15部分は、(R15)とついています。それ以外は全く問題ありません。(R15部分を飛ばしても、問題なく読めるようにしますので、15歳未満の方も安心してお読みください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 08:08:15
314626文字
会話率:38%
男爵令嬢リューズ・グランジェは髪の色が他と違うというだけで不気味だと蔑まれてきた。婚約者にも黒髪は気色が悪いと婚約破棄され、父には災いを招く女だと家から除名されてしまった。
これからどうしようかと迷っていたリューズの元に、かつての学友
で隣国の王太子であるクラウスが追いかけてきた。
クラウスは唯一、リューズの黒髪を美しいと言ってくれた男性だった。そしてリューズも、王族で留学生のリューズに分け隔てなく接する優しい女性だった。
婚約者がいなくなり、家から追放されたリューズにクラウスは求婚し、リューズもこの国から連れ出して欲しいと求婚を受ける。
その後二人は国王と王妃になり、末永く幸せに暮らした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 17:33:19
4836文字
会話率:57%
【短いあらすじ】
魔術が全てであり他の武術はゴミとされる世界で、魔術が使えないからと実家を追放された主人公が剣豪の師匠に拾われて剣術を極め、恩人である師匠の剣術が魔術に劣るはずがないと、あえて魔術学園に乗り込んで無双するお話。
【ちゃんと
したあらすじ】
「このマナなしがッ! 二度と顔を見せるな痴れ者めッ!」
魔術が全てであり、その他の武術は児戯と評されるのが常識の世界。
魔術を使うためのマナを持たない少年ハイドは、十一歳の誕生日に魔術師一家であるオベロン家から追放された。
行く当てもなくさまよっていたところ、モンスターに襲われていた少女を発見。少女を助けたはいいものの、モンスターに殺されかけたところを、六十代の剣豪アルディナクに救われる。
アルディナクに世話になり続けるわけにもいかないと考えたハイドは、魔術が使えない体で生きていくためにも、アルディナクに剣術を学びたいと志願した。
そうして四年の月日が流れ──
「師匠! 古代都市で暴れていた巨大ゴーレムを斬りました! これもすべて師匠のおかげです!」
「いやいやゴーレムはワシも斬れないから」
「この世界はおかしい、剣術よりも魔術が劣っているなんて間違っています!」
(おかしいのはオヌシの剣術なんじゃが……)
──ハイドは剣の天才だった。
アルディナクの元で剣術をマスターしたハイドは、依然「ワシの剣術は大したことない」と謙遜するアルディナクに「俺を救ってくれた師匠の剣術が魔術に劣るはずがない。それを証明してきます!」と、剣術しか使えない身でありながら、あえて魔術の名門校、王立アトランティア魔術学園への入学を決意する。
そうしてハイドは、かつて自分がモンスターから救った、水の乙女と呼ばれる水属性魔術の使い手エルシー。そしてハイドの実力を認めた雷属性魔術を使う雷姫クラウディアとともに、剣術を広め成り上がっていく。
「師匠の剣術に、斬れないものなどない!」
(もはやワシの剣術じゃないんだよなぁ……)
ゴーレム、ドラゴン、そして魔術。
魔術以外は児戯とされる常識のなか、すべてをぶった斬るハイドの規格外な剣術は、名門魔術学園に、世界に、平穏だったはずのアルディナクの余生に、大きな影響を与えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 18:02:36
103353文字
会話率:53%
妹の噓に陥れられたアイシャは家から追放され森の中を何日も彷徨った。やがて力尽きて倒れたアイシャだが、次に目を覚ますと大きなベッドの上だった。
アイシャを救ったのは白髪紅眼の青年、フィル。広い屋敷に一人で住み、たった一人の給仕から「大馬
鹿野郎」と呼ばれている。
「一目見て貴女に心を奪われた! どうか僕の妻になって欲しい!」
フィルは求婚した。アイシャが命を救われた恩を返すため首を縦に振ると、彼は急に慌て始める。
「待て待て待て、良いのかい? そんな風に頷いてしまって? だってほら、見てくれ、白髪だ。こんな男を愛せるのかい?」
フィルは軽薄そうな口調とは裏腹に、奥手だった。
結局、二人はお友達から始めることになる。その記念としてフィルがアイシャに願いを聞くと、彼女は仕事が欲しいと答えた。こうして、アイシャは花屋を営むことになった。
それからアイシャの新しい日々が始まる。
実はヘタレな主人に溺愛されながら、大好きな花を売る日々は、気弱な彼女の心に変化をもたらした。
その一方で、姉を陥れ、その婚約者を奪い取った妹は、思い通りに進まない日々に鬱憤を抱えていた。それを解消する手段を探していた彼女が耳にしたのは花屋の噂。その店主が自らの姉と知った彼女は嬉々として足を運ぶのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 20:14:26
25037文字
会話率:39%
この世界では人生で一度だけスキルを授かることができる。
優秀な領主である父アルフォンスの息子として、カイトも素晴らしいスキルを授かることが期待されていた。
しかし、カイトは《目覚まし》という外れスキルを獲得してしまう。
その日からカイトに対
しての風当たりは強くなり、領地も僅かなものしか与えられなかった。
その後、弟が領主として素晴らしいスキルを獲得したことによってカイトは実家から追放。
家族の縁すら切られてしまった。
見捨てられたカイトの領地は荒れ果てボロボロになっていたが、ある日久しぶりに《目覚まし》のスキルを使ったことで、隠されていた能力が明らかになる。
「私を起こしたのは……誰?」
なんと、カイトの領地に封印されていた大天使が復活したのだ。
朝スッキリ起きれるだけのスキルだと思っていたが、眠っているものなら何だって目覚めさせることができる。
たとえそれが封印されている神々であったとしても。
この出来事をきっかけに、カイトは眠っている神々を起こし、最強の領地を作っていくのだった。
一方、カイトを追放したアルフォンスたちは、何とか神々と共に連れ戻そうとするが……当然カイトが応じるはずもなく、破滅の道を辿っていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 12:00:00
138835文字
会話率:43%
「戦うことができない雑魚は出て行け!」
この世界では人生で一度だけ神からスキルを授かることができる。
優秀な冒険者を輩出しているファシード家の末っ子として、ルークも素晴らしいスキルを授かることが期待されていた。
しかし、ルークが授かったス
キルは《翻訳者》。
冒険者とはかけ離れたスキルを授かってしまったルークは、魔法も剣術も使えない雑魚として実家から追放されてしまう。
その後、翻訳者として細々と生活をしていたルークだが、ある日Sランクパーティー【紅龍】からいにしえの秘伝書の翻訳を依頼されたことによって、ルークの人生は大きく変わることになった。
歴戦の勇者が残した必殺技から、伝説の魔女が残した禁術まで。全てを解読して身につけたルークは、あっという間に世界最強の存在になる。
いにしえの秘伝書を解読できるのは、自分のスキルだけだったのだ。
自分のことを馬鹿にしていた兄たちも、ルークに秘伝書を伝授してもらうように泣きつくが、ルークが応じることはない。
冒険者として【紅龍】の一員になり、ドンドン成り上がっていくルーク。
仲間と協力して秘伝書を集めていく中で、名を国外にまで轟かせていった。
それに対して、ファシード家は素晴らしい活躍をするルークと比較されることで面白いように落ちぶれていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 12:22:51
56910文字
会話率:42%
十六歳の少年貴族テオドールは、ある日、ブラックで暗愚な主家から追放される。
三人の妻とも別れ、全てを捨てて自由に生きるのだ!
と冒険者の道を志すのだが、別れた妻はテオドールの後を追ってくる。
「テオ様、もうこうなったら冒険者となって天下
を取りましょう」
「待ってくれ。俺は穏やかに自由に暮らしたいだけなんだ……」
最強すぎる元貴族冒険者の快進撃がはじまる。
※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 16:04:31
149887文字
会話率:44%
とある王国の王子、ライル・レイルフォードは、自らの恋愛感情を優先させてしまい、元々取り決められていた婚約を勝手に破棄。婚約相手とその家に多大な迷惑をかけたうえ、婚約相手がとても王国に対し有益なスキルを保有していたことも相まって、王家からの
追放を言い渡されてしまう。
ライルはその時、思い出した。
あ、これ前世で妹が夢中になってやってた乙女ゲームってやつの世界だ、と。
追放時に、持てる限りの私物の持ち出しを許可されたライルは、とりあえず自身が持つスキルを最大限に生かすべく、どこぞの寒村や廃村などを盛り立てて、スローライフを送る計画を考えて辺境を目指した。
同じく実家から追放されたゲームのヒロイン・アリサを伴って。
――なお、ライルが元々の婚約者と同じく、とんでもないスキルを持っていたことは、同じくライルが保有している別のスキルが原因となって、王国サイドには全く認知されていなかった。
これが、後に大番狂わせになろうとは、誰も気付く由もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 21:02:08
28628文字
会話率:31%
男爵令嬢のローザは17歳の誕生日を前にして、男爵家から追放される。ローザは父である男爵が遠征中に生まれた不義の子とされていた。そしてローザが17歳になり舞踏会にデビューして異国の王子に求婚されると、男爵は自分が笑いものになると思い、ローザ
を、絶縁の上追放した。だが、ローザは不倫から生まれた子ではなかった。精霊神により母が身ごもった特別な子だった。追放されたローザは精霊神の力が覚醒し、王子に溺愛されることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 12:35:51
39317文字
会話率:51%
貴族の家から追放された訳ではなく、自分から独立した男。
使える魔法は少ないが、圧倒的な魔力量を使った得意の空間魔法と剣術で、敵対する者をおちょくりつつ、貴族からは金をぶん取り適当にそして自由に生きていきたかったが、男の行動と時代はそれを許し
てはくれなかった。
いや、時代ではなく彼女の存在かもしれない。
それなりに無双、それなりに強い、そんな男の物語。
ハーレムではありません。
ご都合主義もあるかと思います。
魔法があって魔物が闊歩し神が存在する世界での話となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 07:00:00
84364文字
会話率:50%
◆HJ小説大賞2021後期二次選考通過作品◆
高貴なる公爵令嬢ロージア・アークレイは神国ペテラスの紅薔薇と讃えられていた。 ある日ロージアは異母妹リリーエの企みで公爵家から追放される。
「驚かないで聞いてくださいましね」「お姉様の亡き母
君の不貞が発覚したのです。そして調査の末、ロージア・アークレイはお父様の実子でないのが確定したというわけですわ」
罠にかけられ、爵位ばかりか王太子の婚約者の座も失ってしまったロージア。彼女を襲った悲劇はそれだけにとどまらなかった。
押し込められた城下の家でロージアはリリーエの騎士に殺される。 だが次に気がついたとき、ロージアは自我を保ったまま幽体として浮かんでいて──!? 聖女の力を授かった悪(役)霊(嬢)ロージアの華麗なる逆襲が始まる!!
虐待・暴力・性表現を含むエピソードがあります。
またこのお話には一部ボーイズラブ要素があります。
既に完結しておりますのであまり間を空けずに投稿していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 07:00:00
205656文字
会話率:30%
錬金術師の一族として知られるレイベッカ伯爵家。その次女であるサーシャ・レイベッカは妾の子であったが故に、疎まれて育った。
けれども、それでもいつかは自分の存在を認めて貰えると信じ、サーシャはレイベッカの人間として錬金術を学んだ。
幸い、サー
シャには天性とも言える錬金術の才能が備わっていたのだが、しかし、その手柄は全て己を嫌う姉に横取りされていた。
そんな日々は続き、
それからサーシャが15歳を迎えた日。
父から、「出来損ないはレイベッカ伯爵家に必要ない」と告げられ、家から勘当されてしまう。
行くあてもなく、途方に暮れるサーシャであったが、そんな彼女の下に、実家の役に立つ為にと、王立の図書館に篭り、ひたすら錬金術の勉強をしていた際に知り合った少年、ナガレと再会する事になる。
「そういう事なら、錬金術師として王城で働いてみる気は無いか?」
ナガレの正体は、実はお忍びでやって来ていた隣国の王子殿下であり、そんな彼からの申し出をサーシャは受ける事にする。
かくして、己の才を正当に評価してくれる者達と共に、サーシャは第二の人生を歩む事になる。
これは、虐げられていた錬金術師サーシャが新天地で多くの人間に認められ、本当の幸せを掴む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:11:20
246871文字
会話率:34%
大学まで通わせた息子は就職もしない引きこもり。
……のはずが……
最終更新:2022-08-07 13:52:51
972文字
会話率:53%
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』とい
う役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 07:16:18
196249文字
会話率:32%
剣一つで国を興した剣聖一家スクアロス家。
三男ロード・スクアロスは幼少期から「殺してもいい打ち込まれ役」として、
剣聖と弟子達の剣を受け続け、守る剣に関しては世界最強の腕を持っていた。
だが、金属アレルギーで剣を握れず、甘い性格のロードは
出来損ない扱い。
連れてこられた罪人を殺すことが出来ず。家から追放される。
失意の中、出会ったのはスクアロス家を倒して名を上げようとする女剣豪、レイナ・バーンズ。
ロードの首を手土産にスクアロス家に乗り込む、と息巻く彼女に木剣で圧勝。
「私の師匠になる権利をやろうっ」
と一番弟子に押しかけられ、レイナと共に用心棒の依頼や悪代官を成敗しつつ、
自信と実力を高めていく。
一方のスクアロス家はロードを失ったことで、稽古中に怪我人が続出。
長男の片目が潰れ、王家との婚約が破棄される事態となり、
スクアロス家の栄光に陰りが見え始める。
「眼が潰れる原因を作ったのはロード」と逆恨みされ、
追手が差し向けられたロード達。
次男を返り討ちにし、エルフの国に逃げ込むもスクアロス家の大軍が迫る。
ロードは世界樹の木で作られた、最強の木剣「ミストルティン」で立ち向かい勇戦力闘。
長男を討ち取り一度は大軍を退けるも、後がない状態。
そんな時、レイナは自らの身分を明かし、自分が王国家を出奔した姫であると話す。
戦いを止める条件として、「レイナの身柄をスクアロス家に引き渡し、父と結婚させる。」
という話が持ち上がり、レイナは話を受け入れる。
「レイナを守れない剣に何の意味が有る」とミストルティンを折り、
泣き叫ぶロードだが、彼の元に集った仲間たちと共に戦う決意をする。
その時、ミストルティンは再生し、更に強靭な木剣となっていた。
嫁入り道中で、ロードはレイナを奪還。
仲間たちと小さな砦に立て籠り、最後の決戦に挑む。
スクアロス家の軍勢が波の如く押し寄せるが、
迷いを断ち切り、愛の為に戦うロードは鬼神の如く屍の山を築き、軍勢を寄せ付けない。
父の憎しみが頂点に達する中、王国軍とエルフ軍が救援に駆けつけ戦況は逆転
ロードは父を倒し、因縁を決着させる。
全てにケリをつけたロードはレイナと結婚。
王家を継いだロードの治世は、スクアロス家を遥かに超える繁栄を見せ。
剣を持たずとも生きられる時代を築き、「最強にして、最後の剣聖」として歴史に名を残すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 12:03:01
37130文字
会話率:32%
国家権力の中枢におり、絶大な影響力を持つ名家がある。だが、その名家から追放された令嬢は、その事をまったく気にしてなかった。なぜなら、彼女にとってそれは自由を意味していたからだ。どこまでもワガママに、自分らしく生き、そして成り上がってみせたロ
ーラの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 01:00:00
24873文字
会話率:25%
【タコ化】スキル持ちである平民のクトーは、大事な妹サナの不治の病を治すために必死で勉学に励み、先生とも仲良くしていた。
しかし、クトーは次期公爵のグレーデンによって、Aランクダンジョンの底に突き落とされてしまう。
その理由も「タコ
野郎」とバカにするスキルを持つ平民のクトーの成績が、上位な事が許せないという理不尽なものだった。
死ぬしかない、そんな状況でクトーは思い出す。グレーデンがクトーの妹サナをおもちゃにするという一言を。
それによってクトーの【タコ化】スキルは神をも殺す獣、神獣と呼ばれるクラーケンの力が覚醒した。
最初はスキルに振り回され、中々上手く扱うことが出来ない。
だが、妹のサナを守るためにはクラーケンの力が必要で、クトーはその力を使いこなして行く。
やがてクトーは人々に感謝され、妹のサナの治療の糸口も見え始める一方で、クトーを突き落としたグレーデンは公爵家から追放され、地獄の様な目に遭う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 22:08:57
301631文字
会話率:46%
「今日からお前は息子ではない。出て行け」”最強”を目指す貴族の一族に生まれたイグニは12歳の誕生日に行われた『適正の儀』にてファイヤボールしか使えないことが明らかになった。初級魔法しか使えないイグニはその日に家から捨てられる。
行くあても
なく大した魔法も使えないままその日暮らしをするイグニ。だが、ある日奇跡の再会を果たす。「なんじゃ?そこにいるのはイグニか?」「じ、爺ちゃん!?」かつて”極点”と呼ばれた最強の一角、しかし女遊びが激しすぎて貴族から追放された祖父との再会だった……!「爺ちゃん!強い男がモテるって言ったけど、俺、強くなれねぇよっ!!」「イグニ、よく聞け。強い男はモテる。だが、努力する男はもっとモテる……ッ!!」「じ、爺ちゃん!俺、頑張るよ!!!」イグニを追放した実家は知らなかった……。イグニの”モテたい”という執念を……ッ!”極点”と呼ばれる最強の魔術師の指導を……ッ!
「イグニ、そ、その魔法はっ!」「これ?ファイヤボール」「お前なら極点を目指せる!戻ってこい!!」「...貴族って、モテないじゃん」「お前は何を言ってるんだ?」これは”モテたい”一心で己の技を磨き続け、最強に至ってしまった若き魔術師がズレズレのまま無双する物語。
【日間総合1位いただきました!】
【ハイファン週間ランキング1位いただきました!】
【書籍化とコミカライズが決定しました!!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 08:50:03
817630文字
会話率:50%
僕はホーク・アラン。
今日はついに『鑑定の祝福』なんだよ!!
英雄願望の僕だからなぁ~……マジでお願いしますよ。
よぉ~し!さぁ結果は?いかに!?
…………っえ!?マジでか。
鑑定結果が予想していたよりボロクソ悪いんだけど…いやマジでさ。
うわぁ…自分は貴族の中でも毎年強い者が出るって言うのに……
えっ父上?この『鑑定の祝福』での志は何かって?
う~ん……って痛!?何で父上が頬を叩いてくるんだよ。
えっ。何にも考えないでこの場に来たのかって?
愚息!?一族の無能!?しかも許嫁のセーヌまで顔も見たくもない!?この家から追放!?
目の前が真っ暗になって気絶していました。
何処だここ森か?んっ?なんだこの声は?ステータス見れるぞ?あぁ!何かスキルが増えてるぞ!?
早速どんなスキルだろう?あぁこれ強すぎない?チートスキル決定。
何故かトラブルに巻き込まれるけど頑張ろう!
主人公ホーク・アランが英雄目指して行きます見守っててね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 18:00:00
4607文字
会話率:46%