イギリス旅行の楽しみの一つに、マーケット巡りがある。その中でも、古いものを大切にするイギリスでは、アンティークマーケットが楽しい。
プロのディーラーでもなければ、ものすごくアンティークに詳しいわけでもない筆者が綴る、英語の話せない素人が、イ
ギリスのアンティークマーケットを満喫して、自分好みのアンティークアクセサリー(ジュエリー)をゲットする旅のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 07:11:49
80527文字
会話率:31%
イギリスの飯は本当にまずいのか?
本作は小説家になろうとカクヨムとアルファポリスと
ノベルアップ+で投稿しています
最終更新:2024-08-03 17:06:10
1341文字
会話率:75%
「悪魔を滅ぼせ、エミリー」
無事アメリカの大学に合格し、ホッと一息ついたのも束の間、エミリーは謎の猫と懐中時計によって1800年代のイギリスへとタイムスリップしてしまう。
そこで告げられる、悪魔を滅ぼすという自身の使命。突如として出会う
、当時の英雄。そして告げられた、世界の危機。
エミリーは時を超えられる懐中時計を握りしめ、過去と現在を行き交い、未来を救うべく奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 19:14:57
399715文字
会話率:40%
スペインとイギリスのクォーターであるリオは、ロンドンで女優の仕事をしている。祖父のパウロとチャップリンを敬愛する彼女は、恋愛に対して淡白で冷めた価値観を持っているために恋人との関係が長続きしない。また、女優には致命的な無表情であるという問題
も抱えていた。だがそれには実は大きな理由があった。
リオはある日、次世代アイコンと称される大人気シンガーソングライターのUmiと出会う。人生や人に失望し、恋愛に対して淡白という部分で意気投合した2人は、名前のない関係性の中で通じ合っていく。
そんな時リオは祖父の友人のチャドから、自分が監督をする自主制作の映画に出ないかと誘いを受ける。出演を決めた彼女は共演者やスタッフたちと充実した日々を送っていたが、周りで人種問題を想起させる事件が頻繁に起こるようになり、社会や自分自身と向き合っていく。
世の中の理不尽さや人間の汚さに翻弄されながらも、リオは周りの個性豊かな人間たちとの触れ合いの中で救われ、同時に変化・成長していく。
生きることに不器用ながらも、ユーモアと静かな優しさを持って前を向こうとする1人の少女の物語。
※ この作品はフィクションです。暴力行為、犯罪行為を助長する意図は一切ありません。
※人種差別、LGBT、いじめ、銃に関する描写が出てきますが、いじめや差別、犯罪行為を助長する目的でなく、問題提起をする意図の表現となりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
百合要素ありますが、エロなしのため、百合が苦手な人でも読んでいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 22:10:59
132345文字
会話率:43%
火の輪をくぐるライオンのように、強く勇敢であれたらーー。
アヴリルは、どこにでもいる普通の女の子だった。少し違うところがあるとしたら、ボーイフレンドが絶えないこと。好きでもない相手と付き合ってばかりで、心から愛する人には出会えない。
シドニーで暮らしていた彼女は両親の離婚により、南米アルゼンチンのブエノスアイレスに引っ越す。だがそこで待っていたのは、一人の女からの嫉妬による陰湿ないじめだった。
そんなある日、彼女はある理由からネロという青年に化けて、引きこもりの伯父ケニーとともにアルゼンチン最大のスラムであるバラックエリアに足を踏み入れ、銃撃戦に巻き込まれる。
命からがら逃げた二人が乗り込んだのは、イギリスから来たサーカス団『ミルキーウェイ・トレインサーカス』が移動に使うためのサーカス列車だった。
サーカスの最終公演地が大切な友人であるオーロラが引っ越したロンドンと聞き、アヴリルはネロの姿のままで旅に同行することに決める。
動物の世話や雑用をするという条件でロンドンまで乗せてもらうことになるものの、クラウンを演じることになり、冷酷で非道な団長の下練習が始まる。
喜びや痛みを分かち合える仲間たちと出会い友情を育む中で、アヴリルの中にこれまでとは違う感情が生まれ始める。
※作中に出てくるパフォーマンスは宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』プリシオン海岸のクルミ発掘の場面をモチーフにしていますが、実際の内容とはかけ離れた寸劇になっていることをご了承ください。
※参考文献は最終ページに記載しています。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体などとは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 22:00:00
354640文字
会話率:35%
18世紀のロンドン、無数にあるコーヒー・ハウスの一つ、ブルー・ローズツリー・コーヒー・ハウスで木戸番を務めるアンナは仏頂面で有名だった。
ただ、その仏頂面が崩れニマニマする時がある。それは香りだ。
シティ・オブ・ロンドンで治安判事を務める一
人、サー・アーチボルド・フェアファクスが店に入った時、アンナの仏頂面はいつになくニマニマした。
香りを偏愛するアンナが、その鼻を活かして難事件を解決へ導く。
参考にさせていただいた資料を示します。これらの文献や史実に反して意図的に改変している箇所がありますが、時代劇の醍醐味と捉えてご承知いただければ幸いです。
参考文献
小林章夫, コーヒー・ハウス: 18世紀ロンドン、都市の生活史
君塚直隆, 貴族とは何か―ノブレス・オブリージュの光と影―
君塚直隆, 教養としてのイギリス貴族入門折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 06:00:00
14434文字
会話率:52%
イギリスに隣接する、小さな世界ブラックスフィア。そこはゲームをしなければ滅びゆく世界。ゲームが全てを支配し、王様――性別はメスの魔天種――がゲームを司り、王様の息子たち――性別はオスの魔種――がゲームを行う。そのゲームの名は「新戦争(ニュ
ーゲーム)」。
魔天種が魔種を力によって生み出し、魔種が魔天種を力によって生み出す。繁殖するので、生殖機能はない。魔種は皆、悲しい運命を背負う。役目が終われば必ず消滅するという運命を。
紫水電蔵(しすいでんぞう)は王様の側近であり、息子である。カードに封じられた力を解放し、さまざまな力を操る。そんな電蔵が、王様の命により日本に行くことになった。日本で「ショタ」を探してこいとのことだ。庄時(しょうじ)の力を借りて、日本に転送することに成功し、そこで、春川友青(はるかわゆうせい)という少年と出会う。
ファンタジー×転生 日常×恋愛の物語。
舞台は異世界ブラックスフィアとパラレルワールドの地球。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 20:06:03
88342文字
会話率:62%
天津聡太(あまつそうた)が所属している文芸部には、四人の美少女がいる。
三条あやめ。黒髪黒目の大和撫子で、聡太の幼馴染。
鷹見麗央(たかみれお)。ウルフカットにインナーカラーのイケメン王子様系。
桜田アリス。イギリス人と日本人のハーフで金
髪碧眼。容姿端麗文武両道の完璧超人。
天津音々。聡太の実の妹であり、小悪魔でよく聡太をからかっている。
四人は文芸部の部室に集まっては、聡太を取り合う修羅場を繰り広げていた。
学校中の男子たちが羨望の眼差しを向けるような、そんな部に所属していると言えるだろう。
──しかし、彼女たちには大きな欠点があった。
これは、色々とヤバいヒロインしかいないラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 19:13:24
12187文字
会話率:41%
【19世紀イギリスをベースにした、戦う鈍感ヒロイン×純情不憫ヒーローのスチームパンク風ファンタジーラブコメです】
変わり者の男爵家令嬢であるイザベラ・クレイブンには、絶対に人に知られてはいけないある秘密があった。
それは、亡き母親から魔女の
血を引き継ぎ、人知れず魔物退治に勤しむ『ハンター』としての裏の顔を持っていること。
侍女のエミリーを秘密の共有者として、闇に潜む人ならざる者たちを狩り、両親の命を奪った仇を探していた。
そんな中、イザベラに縁談が持ち上がる。
相手は美丈夫と評判の若き伯爵、ルーファス・ブラッドワースだった。
仮面夫婦として当たり障りない関係を望んだイザベラだったが、ルーファスもまた重大な秘密を抱えていることを知り、思わぬ形で協力関係を結ぶことになる。
復讐と使命のための魔物退治のかたわら、イザベラは次第にルーファスに惹かれていくが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 21:52:26
113896文字
会話率:31%
俺、守部智弘のクラスにイギリスからレイン・ニーナ・月川という転校生がやってきた。所謂帰国子女である。隣の席になった彼女はよく昔話をする。
「あのね。昔、ヒーローっていう名前の日本人の男の子とよく遊んだことがあるの」
変わった名前の男の子
がいたものだ。そう思いたかった。
だが実はそのヒーローくんは俺だったりする。
「智弘、トゥーモヒーロゥ、ヒーロー……」
やべっ、ばれそう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 07:00:00
4027文字
会話率:40%
—「私、ライブに来るの、これで最後にしようと思ってるんです」
駆け出しアイドルの俺―空木理人は熱狂俺オタクの花ちゃんに突如別れを告げられる。
ファンをやめるのかと思いきや、イギリスに留学に行くらしい。3年後、人気になって待ってると約束した俺
だったが……
帰国した花ちゃんは、俺より人気の世界的スターになっていた!?
どれだけ大手になってもまっすぐにラブな花ちゃんに振り回されっぱなしだけど、これは絶対にぜーったいに、恋じゃない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 12:29:03
5697文字
会話率:41%
19世紀のイギリス、静かな田舎町が舞台。貴族の家族であるエリザベスは、幼いころに両親を亡くし、家族の中で孤独を感じている。ある晩、彼女は庭で星空を見上げていると、傷を負った青年アレックスと出会う。アレックスは軍から帰還したばかりで、心に深い
傷を負っていた。二人は互いの痛みを理解し合う中で、次第に深い絆を結んでいく。しかし、アレックスの過去が二人の愛を試すことになり、彼はエリザベスに隠された真実を打ち明けなければならなくなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:03:39
15704文字
会話率:53%
ノーバティ・ストレンジ博士が再びその最新作を発表し、イギリスの信じがたい過去に目を向けました。本作では、ストレンジ博士が一貫して持ち続ける「厳密な」態度で、イギリス史の真実を明らかにしています。
博士は、ローマ人がブリテンから追い出された
のは、豆を好む巨大なウサギの群れによるものだと主張しています。また、ストーンヘンジは、そのウサギたちが集めた巨大なニンジンを保管するための倉庫であったとしています。
シェイクスピアの劇は彼自身が書いたものではなく、「バーナビー・ブラウン」という名前の話す木によって創作されたと博士は言います。
もちろん、ストレンジ博士の結論は完全に根拠のないものではありません。彼は、古い伝説や民間故事、自らの「深い研究」など、さまざまな「信頼できる」史料を引用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 01:31:58
4424文字
会話率:0%
イギリスのスパイが殺害される事件が発生。
現場からは被害者の所持していた大英帝国の命運を左右する国家機密も持ち去られていたが、奇妙なことに消えた荷物は2週間後に再び同じ場所に戻っていた。
ロンドンの警察官であるレナードは優れた推理力を持つ
友人のアラン神父に協力を要請するが………。
はたして二人は事件の真相を解き明かし犯人を捕まえることが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 17:24:50
4530文字
会話率:62%
明治19年、青山宙子(ひろこ)は侯爵嵯峨野家の若き当主忠臣(ただおみ)に、突然求婚される。
イギリスに留学して外務省に出仕し、将来は公使(大使)にもなろうかという前途洋々とした忠臣。
宙子は面識のない忠臣からの求婚に戸惑うばかり。
青山家
は没落士族で、お金もない名誉もないという家柄。宙子自身も美人でもなく赤い縮れ毛の容姿。
いったい忠臣はどういう思惑で自分に求婚したのか戸惑う宙子だったが、ある理由から忠臣の求婚を受け入れたのだが……。
イギリス仕込みの紳士的な忠臣が、新婚初夜から怪しい行動をとるようになる。
この侯爵家にはいわくつきの伝説があった。江戸の昔、化け猫が奥方を食い殺してなりすましていた。
その伝説は歌舞伎の演目になるほど、有名な話だったが。しょせん、おとぎ話。しかし、忠臣の姉は突然なくなりその遺体には獣に食われたような跡があったのだ。
侯爵の奥方となった宙子は、伝説の奥方のように化け猫に食い殺されるのか?
名前を奪われ、自分を押し殺して生きてきたヒロインが、本当の自分を取り戻すものがたり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 12:28:17
122352文字
会話率:41%
日本がイギリスの位置にある、そんな架空戦記的な小説です。
1941年5月、欧州大陸は風前の灯火だった。
遣欧軍はブレストに追い詰められ、もはや撤退するしかない。
そんな中でも綺羅様は派手なことをかましたかった。
「アルファポリス」と同時公
開。
第五巻全14話
(前説入れて15話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 19:05:31
43261文字
会話率:37%
日本がイギリスの位置にある、そんな架空戦記的な小説です。
1940年10月、帝都空襲の報復に、連合艦隊はアイスランド攻略を目指す。
霧深き北海で戦艦や空母が激突する!
「寒いのは苦手だよ」
「アルファポリス」と同時公開。
第四巻全23話
最終更新:2023-03-03 19:03:30
60323文字
会話率:43%
日本がイギリスの位置にある、そんな架空戦記的な小説です。
一九四〇年九月、新米飛行士丹羽洋一は久しぶりの休暇で実家に帰る。戦争中とは思えない銃後の平和を堪能しているところに、上司が家庭訪問にやってくる!
ついでに帝都に危機が迫る!
アルフ
ァポリスと同時公開。
第三巻全16話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 19:15:04
55557文字
会話率:42%
この物語は、小説【シャーロック・ホームズ シリーズ】を元にした【IF物語】です。
ある意味で、作品に秘められた【裏】を読む邪推小説。
原作の【シャーロック・ホームズシリーズ】は1887年~1927年にかけてイギリスで発表された小説で
す。
可能な限り原作に忠実に作っておりますが、|愛好者《シャーロキアン》の皆様には不快かも知れません。御勘弁下さい。
原作を読んでいない方には、不明瞭な部分があります。
ネタバレを含みますので、原作未読の方が、本作の後から原作を読むのはおすすめしません。
原作既読の方が、本作を見て原作を見返す事が増えれば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 22:28:12
41897文字
会話率:31%
吸血鬼文学の祖として名高い本作を含む新訳が、東京創元社から発売される事となり慶賀至極。と思いきや、題名を見て嫌な予感がするので、とっとと自分の訳を進める事にした。出来れば発売日までに間に合わせ、答え合わせができるようにしたい。
本作は当初
、Henry Colburn の雑誌 New Monthly Magazine No.63 April 1, 1819. に、ORIGINAL COMMUNICATIONS と題して掲載された。「ジュネーブから編集部に届いた無記名の手紙に、小説『吸血鬼』が入っていた」という体裁を取ったものゆえ『文通』と掲げたようだ。雑誌では、[]書きでその旨の説明が入っている。結果、この経緯が解らないと理解できない構成なので、できるだけ初出時に近い形で訳出する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:51:40
185798文字
会話率:3%
ブローニングの詩集 Dramatic Romances and Lyrics は1845年、「鈴と柘榴」Bells and Pomegranates 第7巻として発表された。本書の前半は Dramatic Lyrics(1842)全部をそっ
くり再録しており、そちらは別に訳しているので飛ばした。だから内容としては Dramatic Romances とするべきかもしれない。とはいえ内容形式に於て Lyrics と何が違うか聞かれると、ちょっと答えられない。抒情詩といってもバラッド(物語詩)に近いものが大半であり、『劇的』と題しつつオペラチックな描写は前作と同様で、詩人の豊かな趣味が窺える。
Robert Browning(1812-1889)は、シャルル・ボードレール(1821-1867)と同時代のイギリス詩人で、上田敏『海潮音』(1905)以来「ピパの歌」一つで知られる有様だが。「アンドレア・デル・サルト」(『男と女』所収)を漱石がネタにし、大作『指輪と本』を龍之介が翻案し、ラフカディオ・ハーンが厨川白村はじめ後進に教えるなど、小説家には崇められた。反面、日本の詩人には必ずしも人気がなく、特に戦後日本現代詩人の態度は冷淡といってよい。それ故にか未だ全訳がなく、この翻訳は訳者自身が読みたかった、原典からの完訳を目指すものである。
訳出に際しJohn Woolfoad と Daniel Karlin の註釈、及び最近に入手した野口米二郎『ブラウニング詩集』(第一書房)を参照した。ヨネ野口の翻訳は詩と呼べるもので、全集ではないこと、絶版して久しいことが残念でならない。
固有名詞のカナ書きは既存の表記及び原産国の呼び方を優先したが、不明のものは辞書の発音を聞き書きした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 23:45:06
126718文字
会話率:2%
レイモンド・チャンドラーの探偵小説に於て、主人公フィリップ・マーロウ曰く。
「詩人のブローニングだ、君は拳銃の方が好きそうだが」
銃器設計の天才 John Browning とビクトリア朝を代表する英国詩人 Robert Brownin
g(1812-89)の何れも知られていない我が国では、残念ながらこのネタも顧みられることがない。そこで、この詩人が編んだ詩集を訳出する。
詩集 Dramatic Lyrics は1842年、「鈴と柘榴」Bells and Pomegranates 第3巻として発表された。同シリーズは詩人から出版者への手紙によると、以前より大衆向けに廉価で親しみ易い小冊子として企画され、本書も民衆に関心の高い題材を選び収録数を14篇に絞った。Dramatic Romances and Lyrics(1845)に再録の際、若干の改変がある。翻訳には、この改訂版を用いた。
Lyrics は元来、リラに合わせて歌う曲であり、朗吟される Epics(叙事詩)に対比される。「ドラマ的な叙事詩」についてはアリストテレースが言及しているので、その向こうを張った題名になる。
詩人はイギリス人のくせにフランスやイタリアが大好きらしく、しげしげと旅に行った。イタリア・オペラを堪能し、フレスコ画を見て回ったのか、作品の至る所にそのネタが仕込んである。In a Gondola ではついていけず、Woolford と Karlin の注釈(LONGMAN 1991)に頼ったことをお断りしておく。
本書の原文は、作者の死後100年以上経過した public domain である。
Copyright(C)2020,Gaku Hagiwara. 本書の訳文は、GNU FDL に拠る Free Document とする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 22:56:36
72871文字
会話率:2%
アメリカ人の若き生物学者ハミッシュ・マクリーンは、彼らの研究に出資したいという資産家の女性メアリ・レノックスを応接室に迎え、彼女と同姓同名の主人公が登場する『秘密の花園』を話題にした。すると二十代に見える女性は不思議な笑みを浮かべて、その
メアリは、まさしく自分だと語る。バーネットとは1908年にイギリスで出会い、自分が語った身の上話を元にバーネットが書いた小説が『秘密の花園』だとーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 15:34:43
18962文字
会話率:45%
安部野高等学校に在学中の骨茱灯命は目立つのが嫌いだ。
普段から波風立てずに穏便に学校生活を送っていたが、イギリスからの転校生アルカードとの出会いによって平穏は終わりを告げる。
怪異? 怪物? 怪人? 怪しい何かも出てくるが、これは骨茱灯命と
アルカードの恋愛コメディーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 18:00:00
71742文字
会話率:51%
物語の舞台は暑さが増す4月末の時期。主人公に一通の手紙が届き、親友のBritainからの招待状であることが明らかになります。手紙はバカンスの計画を伝え、8月にパラオへの旅行を提案します。
主人公ドイツはイギリスと昔からの友人であり、お互い
に嫌悪感は泣く、承諾、出発するのであった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 17:27:55
1149文字
会話率:55%