会社でいじめにあう夏子。無視、嘲笑、陰口に耐えられず、自殺する。
夏子の死後も悪口が絶えず、あるとき、夏子の霊が出るという噂が広まる⋯
最終更新:2024-08-24 11:03:15
1859文字
会話率:45%
児童養護施設から市街地の高校に通う雪也は、三年生に進学した際、同じクラスとなった同じ苗字の若葉と靴箱が隣同士になる。美術部に所属する若葉と帰宅部の雪也は時折声をかけあう仲となり、孤児であることに劣等感を抱き他人と深く関わることを避けてきた雪
也は、同じく孤児でありながらも画家を目指し明るく生きる若葉と同じ時間を過ごすことで少しずつ人生に対する前向きさを取り戻していく。
そんな中、ふたりに残酷な運命が牙を剥き――
***
――目を閉じれば、心は繋がる
命が煌めく、色褪せない半年間の奇跡
***
※全34話
※アルファポリスにて同タイトル・同名義にて掲載
※エブリスタにて同タイトル・別名義にて掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 09:57:54
120190文字
会話率:44%
万引き常習犯の加奈子。ある日、万引きした帰り、白黒のホラー風の変な看板を見た。思わずバカにして蹴ってしまったが、妙な噂を聞き……。夏のホラー2024参加作品。
最終更新:2024-08-23 18:41:41
1086文字
会話率:54%
横瀧七於(よこたきなお)は12歳の夏、異世界へと飛ばされた。それから約三年後、15歳の秋に彼は元の世界に帰ってくる。異世界から帰って来た彼は諸々の事情で入院していたが、暫くして退院することとなる。そんな中、彼は人同士が殺しあう『ATTRA
:GAME』に参加することに……。人々がスキルと言う不思議な力で戦う中、七於は異世界で得た戦闘経験をもとに一目置かれる存在へとなっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 18:10:00
21769文字
会話率:16%
chocolate timeの続編です。
はれてつきあうことになった尾崎君と水野さん。
でも、尾崎君には悩みがあって…
最終更新:2024-08-22 14:59:53
8687文字
会話率:33%
侯爵令嬢リュシヴィエールはここが乙女ゲームの世界だと思い出した!
――と思ったら母が父ではない男性との間に産んだという赤ん坊を連れて帰ってきた。彼こそが攻略対象の一人、エクトルで、リュシヴィエールは義弟をいじめて最後には返り討ちにあうモブ
だった。
最悪の死を回避するため、リュシヴィエールはエクトルをかわいがることを誓うが…
※火傷描写があります
※残酷な描写があります
※モブがけっこうサクサク死にます
2023年に投稿したものの改訂版です。
ストーリーは未改定版とほぼ変わりありませんが、細かい設定や心情が変わっています。
2024年8月末をもって未改定版の方は非公開にさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 06:00:00
105162文字
会話率:37%
行き場を失った者が最後に行きつく場所、ヴィクトリア。
そこに集められた者たちが織りなす、命を賭けたゲームが始まろうとしていた。
全ての願いが叶うという財宝を求め殺しあう、9人の男女の戦いが今始まる…。
最終更新:2024-08-20 20:21:23
38928文字
会話率:46%
気が付くと廃校舎に集められていた男女十五名の集団の前に、ゲームマスターを名乗るロボットが現れる。それが言うには、黒幕側の参加者を殺せば生きて脱出することが可能である。生き残るためにお互いを騙しあい蹴落としあうデスゲームが今始まる。
最終更新:2024-08-16 15:30:00
3800文字
会話率:0%
記憶を失った男が、夢の中の現実のように感じられる奇妙な世界で、自分の忘れ去られた過去の秘密を解き明かさなければならない。謎のノートに導かれ、問いに追われながら、彼は非現実的な風景を進み、謎めいた存在と出会う。自分の存在のパズルを組み立てる中
で、彼は自分自身とその周りの奇妙な世界についての真実に直面しなければならない。彼は求める答えを見つけることができるのか、それとも未知のものに飲み込まれてしまうのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 02:56:07
19394文字
会話率:47%
日本人の父とフランス人の母との間に生まれたエミール。
日本名は青井 Emile 瞬。
彼の両親はフランスで日本食のレストランを営んでいた。
ところが両親のお店は突然の大火災にあう。裏手の山火事による貰い火だったようだ。
エミールは
その後、日本で同じくレストラン業を営む叔父の家に引き取られる。
子供のいない叔父はエミールを可愛がり、日本語や料理を教えていた。
そんなある日、叔父が女性を連れてきた。
片山という女性。
その女性には芹香という名の、エミールと同い年の女の子がいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 21:00:00
41836文字
会話率:58%
彼女の名は、シルキー。
青白い肌をした、白いドレス姿の女性の姿をしている。彼女は人間達が暮らす、フィリオルフローネという国で、召喚契約の儀式に応じて現れた召喚獣と呼ばれる類のモンスターだった。彼女はもともと、他者を傷つける術や能力には秀
でていない、回復と支援の魔法的な能力を得意とする類の、召喚獣だった。
だが、彼女はその契約の儀式に応えたことで、想像もしなかった運命を辿ることになった。
シルキーの運命の歯車の狂いは、彼女と契約し、召喚師となった者に、既に他に約束した召喚獣がいたことから始まった。召喚師が一度に召喚できる召喚獣は一体のみで、それは即ち、シルキーはあて馬のごとく、ずっと召喚されることのない契約だけに縛られる存在になることを意味していたのだ。
故に、シルキーは、それならば、と、召喚師に契約の解除を求めた。それは当然の思いで、だが、召喚師は、シルキーとの契約の解除がフィリオルフローネでの召喚師認定の取り消しに繋がらないかと、受け入れなかった。
そのひどい扱いにシルキーは当然腹を立て、結局召喚契約の解除には応じられたものの、同時に、まだ実戦経験のないシルキーには危険すぎる、険しい山脈の奥の、広く危険な谷間に棄てられるという憂き目にあうことになった。
ここにきて、シルキーの未来が、明らかに召喚獣としてのそれではない、捻じれた、まったく別の道へと逸れたことが確定したのだ。
深い谷間に棄てられたシルキーは、それでも、何とか生き延びるだけの幸運を得た。しかしその間の経験は、心身共に健常なままでいられるものだったとは、とても言い難いことも確かだった。
シルキーの歩く捩じれた道。それは、彼女を、別の何かに、変貌させてゆくのだった。それでもシルキーは進む。怪物への、道を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 20:00:00
140381文字
会話率:37%
生物多様性について、いろいろな問題が噴出している昨今。
しかし生き物との付き合い方は、人それぞれ。ネット上でもあちこちで議論されている。
どこにも『これが正しい』って基準がない上に、ちょっと前の知見が逆転したりするのだから難しい。
でも、絶
対はずしてはならない部分もあるはずで、何か基準が必要だ、などと思っていたら、けっこう生物に造詣の深そうな人が、俺にとってはちょっと容認できない活動をしていた。
SNS上でことだし、めんどくさくて議論する気は起きないが、せっかくだしこの機会に「生き物とのつきあい方」について、書いてみようと思った次第。
連載にしたけど、二話目以降があるかはわからん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 11:19:12
45514文字
会話率:2%
前代未聞!!主人公、ヒロイン、ナレーターの三角関係!
主人公、貝木優はよく絡んでくる陽キャ女子、神谷恋に恋をする。そんな中、貝木は交通事故にあう。目覚めた貝木はナレーターの声を聴けるようになっていて、ナレーターにこんな提案をされる。「俺と一
緒にヒロイン落としてみねぇか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 14:14:32
3797文字
会話率:61%
魔界の長、主人公の魔王はハーデルは
3界と言われる、神界・天界・人間界との戦争中にクーデターにあう。
逃亡に成功したハーデルは魔界を含めた各世界からお尋ね者となり、容姿を変え人間界で密かに暮らしていた。
それから100年。神界から、ハーデル
を抹殺すべく組まれた小隊と接触することになる。その小隊長を任されていたのは戦時中にハーデルと交戦経験もある、リリスという少女だった。再戦するもあっけなく敗北してしまうハーデルに違和感覚えたリリス。クーデターの影響で傷心し力を失ったハーデルを殺めることはせず、見張りという形で、一緒に生活することになる。神と魔王、決して交わることのない種族がお互いの生活を送り、信頼が芽生える中、世界では歴史が大きく変わろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 17:53:43
4397文字
会話率:35%
かつて龐涓と孫臏はともに鬼谷子のもとで学んだ。そのふたりは成長後、龐涓は魏の将軍、孫臏は斉の軍師として戦いあう。魏は覇権を有する国であり、それを維持するために戦う。斉は勃興しようとしている国であり、覇権を奪うために戦う。龐涓の婚約者にしてよ
き理解者の如公主娟は、戦いばかりの日々を過ごす龐涓に苦言を呈するが、彼はこれに答えて言った。「覇権があるからこそ、人々は平和を享受できるのだ」と。
一方孫臏は軍聖孫武の末裔であり、先祖を越える実績と理論を打ち立てようと策略を積み重ねる。彼は上役の将軍である田忌に対してこう言った。「もつれた糸をほどく際には、むやみに引っ張って巻くものではない」と。奇想天外な彼の策略は、次第に龐涓を、魏国を追いつめる。果たして魏国は覇権国としての栄華を極めることができるのか。そしてふたりの戦いのあと……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 14:40:57
266404文字
会話率:54%
倭田家の跡継ぎ倭田半次郎は敵対する小杁家の者を殺す「小杁狩り」の儀式で小杁ヘレーネと出会う。
憎みあい殺しあう両家と激しく愛し合う二人。
二人に安息の日は来るのだろうか。
最終更新:2024-08-10 07:16:24
94899文字
会話率:41%
時は数百年後、世界は突如現れたカニバリズム思想を唱えるカルト教団、『天虎』(てんこ)によって支配されていた。長きにわたる戦いの末、人類の大半が文明を忘れ、天虎という捕食者側と、それ以外の被食者側という関係を受け入れるようになってしまった。と
ある集落で暮らす名無しの被食者の少女、通称『まくら』は、ある日起こった捕食者の襲撃によって集落から脱出し放浪していたとき、捕食者でありながら天虎の根絶を目的に活動している少年、『エレグラ』と出会う。最初こそ互いに警戒していた二人だったが、行動を共にすると同時に次第に打ち解けあうようになる。この物語は、決して交わることのないはずの二人の異色同盟による、鎮魂の歌の一幕である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 18:03:58
94829文字
会話率:68%
中学校の卒業式の日、電車に跳ねられそうな同級生を助けて死んでしまった|「不可三 正一」《ふかみ しょういち》は死を悟った瞬間、朧気な光に包まれ薄れゆく意識の中何者かの声を聞いた。
わけも分からず目を覚ますとそこは様々な種族と|「悪鬼獣
」《ガルダー》と呼ばれる謎の生物が存在し、共生し、対立しあう混沌とした世界、「カンバス」だった。
正一は「バイオレット」と名乗る少女から|解振心器《レゾン・ギア》を受け取り、この不思議な世界とは何か、自分とは何なのか、仲間と『約束』のため戦いに身を投じていく━━━━━━━━━折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 10:21:00
17547文字
会話率:52%
エルシア・グライドという裕福な侯爵家に生まれた少女は、その身に生を宿したその時から、運命が決まっていた。
否、運命を『知っていた』。
前世の記憶をもっていた―—――この世界がいわゆる『乙女ゲーム』といわれるものであり、そして自身が『悪役令
嬢』だと知っていた彼女は婚約者であった王太子を好きにならないようにしたが、だんだん彼に惹かれていく。
けれどどんなに頑張っても結局はシナリオ通りにヒロインと結ばれた元婚約者を見て。
想い人と幸せに笑いあう自身の想い人を見て、胸の奥の悲しみを吐き出した後、ふと言葉が口をついて出た。
「「ずっと、お慕いしておりました」」
一つだったはずの声が、二つ重なった時。
決められたシナリオの中で、『当て馬』であった彼と目が合った時。
止まったはずの歯車が、もう一度動き出す。
――――これは、物語が終わったその後で、かつて『悪役令嬢』だった彼女が幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:13:52
2454文字
会話率:13%
高校二年生・椎名瑠奈には夏休みまで彼女がいた。しかし、彼女の恋人はもういない。彼女の恋人は瑠奈を無理心中に誘った挙句、一人で勝手に死んでしまったから。
そんな瑠奈はある日の昼休み、死んでしまった彼女に酷似した少女・和泉すばるに出会う。す
ばるもまた、彼氏との心中に失敗して一人逝き損なってしまった少女だった。
「中途半端に終わってしまった恋を上塗りするために付き合わない?」
そう言うすばるに無理やり「恋人ごっこ」に瑠奈はひょんなことから付き合わされることになる。
同性愛者の瑠奈と異性愛者のすばる。根本的な恋愛観がかみ合わない二人だったけれど一緒の時を重ねて、お互いに傷を舐めあう中で、二人の関係は変化していく。
これは、中途半端に囚われた少女二人の、一週間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 16:09:33
32583文字
会話率:40%