オンラインゲーム殺人事件の4人組の1人、ユートの姉の遥は女子大生。
家では暴君だが外では優しく素敵なお嬢さん。
異性に非常にモテる彼女だが、同じサークルの同じく裏表のある女子大生舞とは同族嫌悪なのか気が合わない。
合わないだけではなく、とう
とう戦争勃発。
『人材を集めて3種目の勝負をさせて、勝った方が上!!!』
ということで、共通の友人の大金持ちの娘藤を巻き込んで、彼女の家の箱根の別荘で勝負する事になった。
そこで戦力として目をつけられたのが、前回の殺人事件で見事犯人を取り押さえみんなの命を救った文武両道のユートの親友、コウ。
「彼も連れて来てね♪」
「連れてくってどこへ?何させようっていうんだよ?!」
「女の決戦場へよっ!戦力としてねっ!」
拳を握りしめて不吉な事を叫ぶ姉に恐怖するユートだが、出来たての彼女アオイとのお泊まり旅行を餌にされて、ついついコウに依頼してしまう。
こうして女子大生の見栄のために勃発した熾烈な戦いの中へ飛び込む事になった3人。
足を運んだ会場となった箱根の別荘で、突然起こる殺人事件に巻き込まれていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 18:32:42
57251文字
会話率:33%
異世界へのゲートが乱立する世界。ゲートの先にあるのは凶悪な魔物が徘徊する未知の世界だった。人類は特殊技能を備えた人材を育成し、異世界の調査を行っていた。
新入生のエース、天道雨音。魔物に襲われ、窮地に立たされた彼女を救ったのは、対魔技能
レベル最低ランクの無能力者、横賀健吾だった。
雨音は健吾が特殊な能力の持ち主ではないかと疑うが、彼には能力と呼べるものなどなく、生まれ付き備えている『力』しかなかった。だが、その力は最強だった――。
何の能力も持たない最強の破壊戦士が、異世界から送り込まれてくる強大な敵を迎え撃つ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-10 08:00:00
82909文字
会話率:49%
20XX年に施行された人型機械参画社会基本法、通称、ヒューマノイド法は、当初、ヒューマノイドを機械化の追いついていない職場、かつ、人材不足が深刻な業界に投入することを可能にするための法律であったが、2100年代になってくるとそれらヒューマ
ノイドはやはり人と同じように仕事をするには難しい存在であったということが明るみに出始める。
そんな折、発案されたのがヒューマノイドも人間と同じようにして学校に数年間通うことでコミュニケーション能力を身につければよいのではないか、という案であった。
その実験が全国的に行われ始めて数十年。今、また、一人、女子高生として高校に転入してきた生徒がいた。そんなヒューマノイド国守醒と、理想の女子高生を追い求める主人公拓海、二人とその周りの人たちが忙しい学生生活を送る。
醒は果たして彼女が思い描く理想の女子高生とやらになることが出来るのであろうか? そして、拓海はそのサポートを見事成し遂げることができるのだろうか?
ロボット女子高生と変態チックな思考を持つ男子高校生による、近未来SF学園モノ。
※週3回更新を目標に、二か月くらいで書き終えたいと思います。
※↑の予定でしたが、他作品執筆のため、非常に不定期or一時更新停止となります。いつか完結はさせたいと思っています。(2017.4.3記)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 22:13:19
25474文字
会話率:56%
ツバキ。魔力を持たない魔法使い。
ルカ。魔力を持つが魔法を使えないエージェント。
そんな人材がいたらどうするか?
それはもう、ルカの魔力をツバキに運用させる、これ一択であろう。
方法は至ってシンプル。
魔力の含まれる体液を、空気に触れて魔力
が散る前に摂取する。
具体的には、キスをするのが合理的。
男同士だ何だと我儘は言っていられない。
人類は希少な才能である魔法を用いて、悪魔と戦わなくてはならないのだから。
※この作品は同人誌として発行されたものの転載になります。同人誌の発行が常に先行しているので、続きが気になる方はそちらを御覧ください。
※サークル情報
コミティア119 東6せ11a ねこずきん にて一巻から三巻までを販売いたします。
また、無料配布の外伝もありますので、よろしければお立ち寄りください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-05 19:22:11
78109文字
会話率:42%
聖ルグニカ帝国。
周辺国との戦争が相次ぎ、優秀な人材が求められる中。
剣士と魔術士の育成を目的としたアルマティ学園に、
1人の『新人剣士《イニシエイト》』が降臨する。
(長編用の物語を短編にしたので、完結していません。
反響次第では長
編にしたいと思います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-04 21:17:06
3789文字
会話率:36%
魔法少女は人材不足!そら現代日本で命がけの仕事なんて誰もやりたがらないよね。
願い叶わないし。普通にお金が報酬だし。
そんな中マスコットのぬいぐるみが目を付けたのは賢央(けんおう)大学2年/TOIEC/留学/アントプレナーシップ/インターン
/公認会計士目指す/イノベーション/グローバル な石 北界(いし きたかい)だった!目が腐っているのでは?
石 北界の勉強時間の行方は?世界は救われるのか?ほかの魔法少女も混じってもう収拾がつかないよこれ!
そんなどたばたコメディになるはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-20 00:41:48
1866文字
会話率:68%
◎とある地方の「ゆるキャラ」選手権を舞台に、ゆるキャラに青春をかける高校生達のユルイ戦いを描い たコメディ。
実際にこんなこともありえなくはなさそう……かも?
全国のご当地キャラや各種アニメ作品のパロディネタも満載♪
20××年、と
ある一地方都市・濡良市(ぬらし)において〝ぢつはこの地にも遷都される予定があった〟と云う胡散臭い伝説の年から数えて一三〇〇年となるのを記念し、市公認のご当地キャラが作られることとなる。市はそのアイデアを公募で市民に広く募るが、応募者は自分の考えたキャラの着ぐるみを自作し、選手権大会において他の応募者達と覇を競わねばならないという……。
これを知った条坊高校ゆるキャラ同好会の会長・乃木茉莉栖(のぎまりす)はすぐさま行動に移る。先ずは弱小同好会強化のために生徒会を言葉巧みに言い包め、莫大な部費と新しい部室、そして、どの部からでも人材を引き抜ける許可書を発行させる。それに基づきナンパな副会長の東郷平七郎(とうごうへいしちろう)は、技術屋として手芸部の尾藤瑠衣(びとうるい)、ロボコン部の西村真太(にしむらまた)、そして、着ぐるみの適合者に水泳部の荒波舞(あらなみまい)と陸上部の安室鈴(やすむろすず)をスカウト。人数も増えたことで同好会から部へも昇格し、ゆるキャラ部は大会へ向け、着々と作戦(オペレーション)「ユルいものには巻かれろ」の体制を整えていった。
一方、ロリな記録係・高村ひかりは懊悩の末、この地のユルい気質をモチーフに濡良市と妖怪ぬらりひょんをかけた〝ぬらりん〟をデザイン。
銭湯組合の〝せんとーくん〟、寺院連合会の〝なむなむくん〟、中国人会の〝マントウくん〟と並み居る強豪の中、ゆるキャラ部員達は熱く、しかしユルく激戦を繰り広げてゆく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-04 07:33:27
113408文字
会話率:50%
魔族との戦役は開戦から10年以上が経過しても継続している。
始まりとなった魔族の大侵攻に生まれ育った村ごと襲われたアランは両親、親戚、友人、知人を失い、将来結ばれることになっただろう幼馴染も生死不明となり、故郷の村とともに平凡だが幸せになる
はずの将来を失った。
それから10年以上が経った今、アランは命知らずの何でも屋である冒険者となり、熟練冒険者として仲間たちと冒険の日々を送っている。
長引く魔族との戦いに人類側は勝利への希望を失いつつあった。
その打開策として、異世界から才能ある若者を召還するという禁忌にまで手を出してしまい、現代日本の高校生の竜崎英勝が召喚される。
生来の才能に、召喚時に付与された能力、異世界最高の人材によるマンツーマンの教育を受け、もともと英雄願望のあった英勝は勇者として魔族との戦いに参加する。
そんなアランと英勝の本来なら接点の生まれない二人は周囲を巻き込みつつも、魔族との戦いに変化をもたらす。
そして最後に待ち構えている超展開は?
別の作品とは違って、今回は終わりと何が書きたいか、を決めていますから、あらすじ詐欺にはならない予定です。
設定は書きながら考えていきますが、終わりと途中途中の大筋は決まっています。
更新はゆっくりですが、気長にお付き合いください。
あと、どっかで見た展開や設定があってもパクってはいません。オマージュです。
最後に待っている超展開をやりたいというのが発端になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 18:00:00
27939文字
会話率:29%
全世界は未曾有のヒーロー不足。そこでヒーローを補充すべく、異世界からスコップという名の人材発掘を行った。
集められたのはヒーロー大好き。燃える正義の心が仲間のせいで痛んでいくナロウレッド。
悪役令嬢として金とイケメンに溺れていたナロウブルー
。
女モンスターとして転生して生物ならばなんでも食べる食欲旺盛ナロウグリーン。
VRMMO廃人として姫プレイを満喫していたナロウピンク。
やれやれうるさいハイパーチート野郎でハーレム持ちのナロウブラック。
彼らに与えられた使命、それは暗黒神が呼び寄せ怪人に改造された、クラスまるごとクズしかいない死立冥界学園4年4組の生徒と戦うことである。
負けるなナロウジャー。頑張れナロウジャー。世界の平和はそこそこ君達にもかかっているぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 19:14:58
5652文字
会話率:59%
世界を代表する勇者派閥に入ることができた僕なんだけど、いざモンスターを目の前にすると、戦闘不能になるという迷惑な体質――「「モンスターアレルギー」」だった!!!
当然、モンスターを殺せない僕は即刻クビ。
だけど、どうしても諦められなくて未だ
に勇者を名乗っている。
不能な人材を雇ってくれる派閥がそう簡単に見つかるわけもなく、僕は叔父の酒場を手伝いながら勇者活動に勤しむ日々を送っていたんだけど……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-23 22:22:19
1842文字
会話率:16%
山賊であるロックには強い野望があった。
それは、自らを山賊に陥れた頭領への復讐だった。
子供の頃にロックは故郷を滅ぼされ、父を、母を、妹を、大事な家族を根絶やしにされたのだ。
そして頭領の拷問によって、山賊へなることを強要されたロッ
ク。
それから八年。いつか頭領を殺そうと牙を研ぎ続けるロックだったが、事態はある日急変する。
山賊の頭領が、怪しげな女と部下によって討伐されたのだ。
女はロックに「迎えに来た」と言い、英雄の影武者を依頼する。
「どうか聖龍王の影武者になっていただけませんか。そのための富や人材も、全て用意致します」
ロックは、じつは英雄に生き写しの姿だったのだ。
病に倒れた英雄の代わりに、影武者になることを受諾するロック。
そして『隠蔽』という、自分の気配や音も何もかも隠せる力を使い、覇道を突き進む。
失われた幸せを取り戻すかのように。
※タイトル変更致しました。(2016.10.30)
旧タイトル『俺は山賊のままでは終わらない ~英雄の影武者になって好き放題する~』
※序盤は会話中心、中盤以降からバトルが多くなっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-21 17:04:18
191926文字
会話率:47%
15年前から続く人材不足を解消するため、反クーデター連合軍は若年の頃より軍務に必要な専門技能を身につけることの出来る機関を立ち上げる。その機関のひとつ、"橋本学園"は、空軍所属。航空機、特に戦闘機のパイロットを輩出する
目的で設立された。パイロット候補生たちが正規のパイロットを目指して励む中、一人の新任教官が橋本学園へ赴任する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-04 19:32:35
159289文字
会話率:53%
ある時、突然大爆発事件が起こった。
液体型ウイルスが撒き散らされ、空へと消えた。
そして数年後。
人類は、その液体型ウイルスに攻撃される危険に晒された。
ウイルスは様々な形に自由自在に姿を変えることが出来るとても厄介なもの。
あるときは動物
に。あるときは建物に。あるときは人に…。そして、人間を襲う。そこで政府は、対抗手段を用意した。
その名も、『若人隊』
全国各地から優秀な若者を集め、ウイルスについて学んだ後に晴れて戦闘員となり、ウイルスを殲滅させる。
主人公:霧ヶ峰 青砥もその選ばれた人材の1人。青砥はそこで、共に戦う仲間。思いがけない再会などと様々な人と出会い、戦い成長していく。そして時には、苦悩する。守りたいもののために…。
これは、少年少女の成長物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-19 23:40:58
18972文字
会話率:29%
はるか古の時代。
かつて、アースガルド大陸は魔道師が治める単一の王政国家であった。
現在よりも遥かに進んだ魔法文明は、魔法を扱う者とそうでない者とを大きく隔てた。
端的にいえば、魔道師とそれ以外の奴隷しかいない国であった。
悠久の時が
流れ、魔法に関する知識の秘伝が徹底された結果、魔道師は自身の一族に伝わる魔法の知識しか持たなくなっていき、個々の魔道師の弱体化が進んでいった。
魔法の絶対的な力をもって民に圧政を布いていた古代魔法王国は、徐々に広まった反乱を力で治めることができず、滅び去った。
奴隷として悠久の時間、冷遇されてきた各種族の怒りはすさまじく、古代魔法王国の為政者たちは文字通り、一人残らず殺されたのであった。
こうして自由を手に入れた各種族だったが、平和を手に入れたわけではなかった。
古代魔法王国を滅ぼすという点では共闘していたが、決して一枚岩だったわけではなかったのだ。
古代魔法王国没後、種族間で対立し争い、それと同時に種族内でも実権をめぐって争うという長い混乱の時代を経て、大陸は4つの国を形成し、現在に至る。
エルフのみで形成し、大陸西部の森林地帯に樹立した『風の国 シルフ』
ドワーフを中心とした妖精たちが、大陸北部の山岳地帯に樹立した『鉄の国 アイロニア』
人間のみで形成し、大陸東部の高原地帯に樹立した『帝国 エンフィニア』
人間と亜人が手を結び、大陸南部の平原地帯に樹立した『王国 コンコード』
この4カ国の1つであるコンコード王国では、仕官を目指すならば王立学院を卒業しなければならない。
学院を卒業した仕官候補生の面接は、一般職員と異なる。
魔法の水晶球を使用し、学生時代に伸ばしたステイタスにより発生する属性(職種)が判定され、配属先が決まるのだ。
かつて誰も聞いたことのない『策士』という属性判定をされてしまった仕官候補生のハルファス。
この物語は、その独自の才能を活かし王国に不可欠な人材となっていく彼の冒険譚である。
+++++
ネット小説大賞様の一次選考を通過することができました!
応募総数が7,165作品もある中から、一次通過作498作品に入ることができました。
第1回HJネット小説大賞様の一次選考を通過することができました!
応募総数1,900作品を超える中から、一次通過作288作品に入ることができました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-19 07:00:00
200074文字
会話率:25%
女の癒しはやはり猫!
王立人材斡旋所の職場。チサは猫の妖精ケット・シーを机の中でこっそり飼っている。チサの敵は王都から左遷されてきた、借りパクの常習犯・元勇者のフリッツだ。
チサの机の上のものばかりを借りパクしていくフリッツにいつもキレて
は、ケット・シーのミミィに癒してもらう日々。
しかし最近、なくなるものが多すぎて……ちょっとこれってひどすぎない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 21:01:56
166612文字
会話率:31%
雅太郎(みやび・たろう)エリート学院中等部1年(12歳)
タロウが生まれ育つ時代は、高度な文明が発達した時代でありながら、
戦争の影響で異常進化した生物との生存競争があり、そんな時代でも人間達は、いまだお互いの利権の為にこの世の覇者となるべ
く争いを行っている。
エリート学院も、優秀な人材育成を国が行うべくして存在する学院であり、有用な特異能力や実力を認められた者が集められた学院である。
そんな時代に、タロウは、雅家の三男で5人兄弟の末っ子として生まれた。
雅家の女性は、母を筆頭にずば抜けた戦闘能力を有し、男達は、父を筆頭に物理・科学・生体といったあらゆる知識を使い新たな物を開発する研究者達である。
末っ子のタロウは、戦闘・開発どちらも雅家では、ずば抜けたセンスを有した。
そんな、タロウが、人類文明が未発達な異世界に引き込まれ体験する話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 22:15:08
30518文字
会話率:35%
魔王軍によって各地へ激しい侵攻が行われる異世界。
争いに巻き込まれ友を失った妖精の少女が召還したのは、世界を救う勇者さま……ではなく、アラサーの経営コンサルタント。
剣も魔法も使えなければ、特殊な能力もない!?
元の世界での経験を活かし
て商売を初めて、一山当てて……ってそんな話でもない!?
見知らぬ土地、戦火の只中、襲い来る魔物たち。
経営コンサルタントは王国を救うことができるのか!?
***
GA文庫大賞一次選考通過
講談社ラノベチャレンジカップ一次選考通過
書いた側のメインターゲットは大学生~社会人ですが、
中高生の方々もファンタジー活劇を通じて、社会や人的資源の動きに触れて頂けるかと思います。宜しくお願い致します。
リアルで感想をくれる友人がいないため、皆さまの感想で勉強させて頂きたく思います。是非ともご感想も頂けますよう合わせて宜しくお願い致します。
いわゆる『1巻完』の状態で一区切りとして読んで頂けますが、続きについては最新話の『今後について』をご参照ください。
***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-21 19:29:24
127880文字
会話率:29%
10年前に神は死んだらしい。全能神はその力を人間へと分け与えた。
神の能力が発現した者は覚醒者と呼ばれ、様々な分野において希少な人材として重宝される世界となっていた。
だが、7年前の事件をきっかけに家族を失ってしまった高校1年の榎田洋平
は心に闇を抱えながらも、残された祖父とともに平穏な日々を過ごしていた。
だが、その平穏も覚醒者として現れた転校生とともに崩れ去り、7年前の事件の真実を知らされるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-21 18:41:21
1915文字
会話率:46%
全世界崩壊大戦。
後にそう呼ばれるようになったその大戦は、地球に甚大な傷跡を残し、多くの命を奪い、大量の絶望を世にばらまいた。
それではいけないと考えた世界各国の首脳たちは、一年に一度全世界で大会を開き、優勝者を出した国が一年間全ての国
の頂点になるということで終止符を打った。 その大会で問われるのは戦技。
各国では優れた選手を育てることに金を費やすようになり、それによって存在の意味を失った軍は徐々に衰退していった。
日本もそれは例外ではなく、日本は各地方一つずつに戦技学校を作り優秀な人材を育てることに全てを費やすことにした。
戦技学校には空手科・弓道科・射撃科など色々な学科が存在する。
だが関東にある戦技学校。日本で一番優秀とされるその学校には日本だけでなく世界にすら存在しない一つの学科が存在した。
──お菓子科
戦闘を連想させないその学科は、秋谷廉を筆頭とした6人の生徒しかいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 20:12:57
4295文字
会話率:48%
僕――百坂冬花は、高校三年の九月中旬、幼いころからの夢であり目標にしていた会社である<家族構成促進機構>通称FSFOに入社が決まった。
縛られていた縄から解き放たれ、残りの学校生活を有意義に過ごそうと心に誓った矢先、一件の着信と共に明日
からの仕事導入が伝えられる。
学業に支障はきたさないと保障され了承はしたものの、心の準備ができておらず、自分に自信が持てなかった。
翌日、目標であるスタート地点に足を運ばせているにも関わらず、その足は重く、終始鼓動は足早に鳴り続けた。
職場に着き、配属される部署に案内される。
道中受けた説明によると、配属先は派遣専門の部署で、神埼かんなという班長が指揮をとる神埼班である。
派遣部署とは、お客様からの要望に応じた人材を、依頼された家庭に家族として派遣させる――FSFOの主な役割を担っている――部署となっている。
その依頼の内容はさまざまで、親族間での行事代行をはじめ、孫や娘を持てなかった方からの派遣依頼、家族を失った方の心の穴の埋め合わせ。家族からの愛情を受けることができなかった方への愛情提供、思い出作り諸々である。
一通り説明を終えた案内役の女性は一つの扉の前で足を止めた。
扉の傍らには、派遣部署神埼班と書かれた看板が添えられており、目的の場所なのだと一目で理解した。
ここから僕と家族の新たな思い出が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-10 22:01:40
1392文字
会話率:22%